すみれ史上もっとも売れた味!? セブンプレミアム15周年記念で「味噌キムチ」復活!! しかし——

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セブンプレミアム

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2022年10月31日(月)新発売、セブンプレミアムのカップ麺「すみれ 味噌キムチ味」の実食レビューです。

セブンプレミアム15周年の感謝を込めて “歴代最も売れた” すみれの味「味噌キムチ」が約7年ぶりに蘇る!! しかし、当時の仕様とは大きな違いが‥‥。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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すみれ 味噌キムチ味

すみれとは、北海道札幌市豊平区中の島を拠点とする老舗の味噌らーめん専門店で、創業は1964年(昭和39年)8月2日。当初の屋号は「純連」と書いて「すみれ」と読み、現在は純連(すみれ)を創業した村中明子(むらなか あけこ)さんの実子に当たる長男・教愛(のりよし)氏が純連の流れを汲む「さっぽろ純連(じゅんれん)」を、三男・伸宜(のぶよし)氏が「すみれ」を経営しています。

歴代最も売れた「すみれ」の味ついに復活!!

今回の新商品「セブンプレミアム すみれ 味噌キムチ味」は、札幌らーめん界の重鎮「すみれ」監修によるカップラーメンで、2015年(平成27年)11月30日に発売された「すみれ 味噌キムチ」の復刻版。パッケージには “復活” の文字に加え “歴代最も売れた すみれの味” との訴求があり、その上にはセブンプレミアムと15周年のロゴを印刷しているため、すこしブランドの歴史を遡ってみましょう。

セブンプレミアム(SEVEN&i PREMIUM – 7P)とは、株式会社セブン&アイHLDGS.が展開しているPB(プライベートブランド)で、初めて発売されたのは現在を遡ること15年以上、2007年(平成19年)5月23日の話。日々の暮らしを「より豊かに・楽しく・便利に」を目標に、49のアイテム(加工食品32項目、デイリー商品17項目)からスタートしました。

競合他社のPBと比較して顧客満足度が高いイメージが強く、現在は5つのブランド(セブンプレミアム、セブンプレミアムゴールド、セブンプレミアムフレッシュ、セブンプレミアムライフスタイル、セブンカフェ)から約3,500アイテムを展開し、累計販売金額も13兆円を突破する規模に成長するなど、数あるPBの中でも揺るぎない地位を築き上げています。

※タテ型スポット品の中で ← ここ重要

そんなセブンプレミアムのタテ型スポット品(縦型カップで販売されていた数量限定のカップ麺)における歴代商品の中で最も売れたのが2015年11月発売の「すみれ 味噌キムチ」で、製造者は即席めん業界最大手の日清食品。それは “日清名店仕込み15周年記念に、名店仕込みファンに贈る感謝の逸品” として開発された一杯で、製品スタイルは復刻版と同じ縦型ビッグでした。

念のため「日清名店仕込み」とは、2000年(平成12年)4月18日に発売された「札幌すみれ みそ」に端を発するシリーズで、現「すみれ 札幌濃厚みそ」の原点。その歴史はセブンプレミアムよりも古く、同時発売品の「博多一風堂 赤丸新味」と共に登場から2ヶ月で計500万食の売り上げを記録し、名店再現系の即席カップめんにおける高級路線の金字塔を打ち立て、現在に至ります。

というわけで、偶然か必然か「日清名店仕込み15周年記念」のカップラーメンが「セブンプレミアム15周年記念」で復活するという、なかなか興味深いシチュエーションとなっているのですが、注目すべきは初代「味噌キムチ」の発売から7年も経過していること。

濃厚味噌スープとキムチの辛みを訴求

2015年11月発売の「すみれ 味噌キムチ」は当時に食べていて、別の媒体で “仕上がりは上々” と評価しているのですが、それと完全に同じ仕様で復活したのではなく、当時のパッケージデザインや味を再現した商品とのこと。7年の歳月に伴う進化を感じることになるか、それとも7年前の品質レベルまで再現しているのか、そういった部分にも注目しながらレビューします。

開封

小袋のデザインは完全再現

今回のカップ麺に別添されている小袋は、フタの上に貼り付けてある「特製香味油」1袋のみで、食べる直前に加える仕様。しかも、金色を基調にしたパッケージに、赤い枠や「特製香味油」のフォント、さらにマジックカットの表示位置に至るまで、小袋は2015年11月発売品と完全に同じデザインです。さすがに天面のイメージ画像(調理後の写真)は変わってますけどねw

かやくの構成は大きく変わった

かやくは‥‥おっと、ここは7年前と違いますね。初代「味噌キムチ」には白菜キムチ、味付豚肉、ねぎ、赤唐辛子を搭載していましたが、復刻版「味噌キムチ味」には味付肉そぼろ、キャベツ、味付豚肉、ねぎ、赤唐辛子の組み合わせで、メインの白菜キムチを省き、味付肉そぼろとキャベツを追加しています。白菜キムチは満足度の高い具材だったので、ちょっと残念なポイント。

念のため日清食品に販売ルートを問い合わせてみたところ、位置付けとしては “セブン&アイグループの専売品” となっているため、コンビニのセブンイレブン店舗を中心に、イトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマート、西武そごう、ゆめタウンなど、セブンプレミアムを取り扱っている店舗であれば販売される可能性がある、との回答でした。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:セブンプレミアム すみれ 味噌キムチ味
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(静岡県焼津市相川17-2)
内容量:102g(めん70g)
商品コード:4902105273654(JAN)
発売日:2022年10月31日(月)
実食日:2022年10月05日(土)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:228円(税別)
購入価格:246.24円(税込)
麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(特製香味油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、食塩、チキンエキス、植物油脂、大豆食物繊維)、スープ(豚脂、ポーク調味料、糖類、食塩、小麦粉、植物油脂、香辛料、でん粉、粉末みそ、魚醤、いか粉末、キムチパウダー、酵母エキス)、かやく(味付肉そぼろ、キャベツ、味付豚肉、ねぎ、赤唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、増粘多糖類、香料、炭酸Ca、カラメル色素、カロチノイド色素、酸味料、セルロース、グリセリン、香辛料抽出物、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ベニコウジ色素、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

もはや別物じゃねぇかwww

麺は油で揚げずに乾燥させたノンフライ麺で、湯戻し時間は熱湯5分‥‥っていうかノンフライ麺なの!?w というのも初代「味噌キムチ」にはスナック的なタイプの “油揚げ麺” を搭載していたので、7年前には確立されていなかった技術を感じるところ。もちろんノンフライ麺そのものは存在していましたが、それを日清食品が縦型カップ麺に使い始めたのは比較的に最近の話。

具材が沈むブロガー泣かせの仕様

別添の小袋は後入れなので、お湯を内側の線まで注ぎ、フタの上で小袋を温めながら待つこと5分。時間になったら「特製香味油」を加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり。前述のように白菜キムチが省かれ、味付肉そぼろとキャベツを追加し、まさかのノンフライ麺を合わせるなど、時代の移り変わりに伴う劇的な変化が生じていました。

というわけで、もはや7年前の「味噌キムチ」とは別物とさえ感じてしまうのですが、それだけに本格的な仕上がりに期待できる二代目。ちなみに辛さレベルの表示はないんですけど、Twitterでは辛さに関する感想も目に入ったので、念のため辛味の強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(102g)あたり
カロリー:395kcal
たん白質:10.7g
脂  質:10.6g
炭水化物:66.5g
(糖  質:61.8g)
(食物繊維:4.7g)
食塩相当量:7.0g
(めん・かやく:2.9g)
   (スープ:4.1g)
ビタミンB1:0.30mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:193mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:395kcal(めん・かやく:284kcal)(スープ:111kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

すみれ 黒胡麻味噌」と同じかな

6.0

2015年11月発売の「味噌キムチ」には、適度に縮れた平打ちの油揚げ麺を搭載し、なおかつ揚げ油の風味も遠慮なく、それがマイナスに作用することはなかったものの、本格さとは真逆の印象を受けました。しかし、今回の「味噌キムチ味」に搭載されているノンフライ麺は、7年前の油揚げ麺とは大きく異なる仕上がりで、ジャンクな印象は皆無に等しい洗練された面持ち。

黄色い見た目で雰囲気もアップ

従来の油揚げ麺よりも幅が狭くなり、見た目も「すみれ」の店舗で提供されている麺(西山製麺の特製33丸麺)をイメージして黄色みが強く、食べ始めは強靭なコシの強さが楽しめる仕様となっているのですが、オススメの食べ方は調理後(特製香味油を加え、しっかりスープを溶かした後)に “2、3分ほど放置する” こと。

その頃合いになるとノンフライめん特有のゴムっぽい質感が和らぎ、なおかつ小麦の風味が格段に強くなるので、ここからが本番。そう簡単に伸びるような構造ではないですし、ちょっと伸びてきたかな? くらいのタイミングで小麦の風味がピークを迎えるため、実食の際は追加ケアも意識してみてください。

スープ

ここは大幅に様変わりしていない

5.5

豚骨と味噌にセブンプレミアムゴールド版ほどの厚みはないけれど、動物系はポークを中心に、粉末みそで味を調え、糖類の甘さでジャンクさをプラスしているのは初代「味噌キムチ」に通じる骨組み。

さらに、魚醤・いかパウダー・キムチパウダーのジェットストリームアタックが強烈で、いかパウダーの存在感については調理前に “ぶっちゃけ臭い” と感じるレベル。ただ、熱湯を注いだ後に生臭さは気にならないため、魚醤のクセとイカの旨みがネガティブでなければ素直に楽しめると思います。

香味油でキムチ感UP

そこに「特製香味油」を加えると、キムチの風味がブーストして、なるほど “味噌キムチ味” が成立する仕組み。味の方向性としては、魚醤を効かせたスンドゥブチゲのベクトルに近いかもしれません。でもって辛さも強くなるのですが、日清食品の辛さレベル(5段階基準)でいうところの3(ピリ辛以上〜辛口未満)くらいだったので、よほど辛い食べ物が苦手でなければ大丈夫。

そういえばセブン‐イレブン・ジャパンの公式Twitterがツイートしていた「すみれ 味噌キムチ味」の画像に “唐辛子の絵文字は何個隠れてる?” と書いてあり、答えは3個だったので、しれっとカップ麺の辛さレベルを匂わせていたのかもしれません。

かやく

肉そぼろのジャンクさがプラスに

4.0

日清食品の縦型カップにノンフライ麺が搭載されていた場合、高確率で具材が沈んでしまうため、ここだけ切り取ると参考にならない画像になってしまうのですが、そこそこキャベツの量は多く、チップ状の味付豚肉は少なめ。肉具材でいえば肉そぼろのほうが強めの存在感を放ち、特有のジャンクさも今回のスープに対してプラスに作用しています。

全体的に具沢山とはいえないけれど、7年前と同じようにネギが熱風乾燥(エアドライ)ではなく凍結乾燥(フリーズドライ)なのも好印象なポイントで、麺とスープの高い満足感が功を奏し、そこまで貧弱ではありませんでした。

総評

5.5

2015年11月発売の「すみれ 味噌キムチ」と比較して、油揚げ麺がノンフライ麺に変わり、白菜キムチが肉そぼろとキャベツに変更されるなど、それらについては別物に近い商品に仕上がっていたのですが、けっしてネガティブな変更ではありません。むしろ7年の間に培ってきたノウハウを注ぎ込んだからこその結果というか、正当なブラッシュアップといっても過言ではないランディング。

逆に7年前の品質を忠実に再現していた場合、現在の水準には達しない仕上がりから、このブログでの総評は及第点が関の山だったかもしれません。調理前の香りは人を選ぶ要因になりますが、ノンフライ麺を使った商品なのに、背徳感を覚える中毒性を兼ね備えた良品だったので、気になっている方は早めにチェックしてください(無くなり次第販売終了の数量限定商品です)【author・taka :a(大石敬之)】

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