日清食品「スパイスキッチン トムヤムチキンフォースープ ココナッツマイルド」ナムコン風とは‥

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年9月10日(月)新発売のカップスープヌードル、日清食品「スパイスキッチン トムヤムチキンフォースープ ココナッツマイルド」の実食レビューです。

同時発売品として「スパイスキッチン トムヤムクンフォースープ パクチーワイルド」も発売されているのですが、トムヤムクンは “ナムサイ風” で、トムヤムチキンは “ナムコン風” がテーマ。そもそもナムコン風ってなに‥?ですよね。大丈夫、ちゃんと調べましたよ。

スパイスキッチン “ナムコン風”

2007年から販売されている「スパイスキッチン」シリーズは、エスニック料理好きの女性を中心にスパイスとハーブにこだわったフォースープとして人気が高く、軒並み本格的で以前から好きなシリーズなんですけど、たぶんブログで取り上げるのは今回が初めてかもしれません。

「トムヤムクン」といえばフランスのブイヤベース、中国のフカヒレスープと肩を並べる “世界三大スープ” の一角で、日本でもブームを巻き起こし、高い人気を維持し続けているタイの伝統的なスープですが、トムは「煮る」、ヤムは「混ぜる」、クンは「海老」を意味しており、今回はトムヤム “チキン” なので、正式には「トムヤムガイ」(ガイ=鶏肉)となります。酸っぱ辛いトムヤムは大好きなテイストなのですが、「ナムコン風」なんて聞いたことがなかったので(「バンダイナムコ」なら分かるんですけど‥)、いろいろ調べてみたのですが‥

クリーミーな甘さ広がるナムコン風

「ナムコン」というのはトムヤムクンのテイストを分類する言葉だそうで、「トムヤムクンフォースープ パクチーワイルド」の「ナムサイ」は鮮烈な辛さと酸味の強さが特徴となっているクリアなスープ、そして今回の「ナムコン」はココナッツミルクやエバミルク、牛乳などが入っているクリーミータイプのマイルドなスープなんだそうです。なので、それぞれのサブタイトルが「パクチーワイルド(ナムサイ風)」と「ココナッツマイルド(ナムコン風)」なんですね。

もともと「ナムサイ」がオリジナルで、食通として知られるラマ5世が欧州視察に行った際、現地で食べたシチューに感動してタイのスープにもミルクを入れてみたことから生まれたのが「ナムコン」という説があったり、華僑(中国本土から海外に移住した中国人および子孫)のアレンジが起源という説もあったり、諸説あるようです。

「フォースープ」とあるように、使用されているのは米粉で作られた「フォー」という麺類です。製品の名称は「スープヌードル」となっているのですが、私taka :aは日清食品のココナッツ系に射止められることが多いので、ちょっと気を付けなければいけません。

ちなみに日清食品グループ オンラインストアでは、「スパイスキッチン トムヤムクンフォースープ パクチーワイルド」「スパイスキッチン トムヤムチキンフォースープ ココナッツマイルド」各3食とSNS映えを狙った「フォトスポット型ランチョンシート」3種をセットにした数量限定品を販売しており、そのオシャレなフォトスポット型ランチョンシートを使ってブログにアップしてやろうと発売前から予約注文していたのですが、手違いがあって届きませんでした。なので、いつものバーバリー柄です(笑)

開封

「・・・・・。」

めっちゃ調べたのに日清食品さんによる分かりやすくて簡潔な説明がフタの裏にございました‥w とりあえず辛味と酸味が強いシャープなトムヤムが「ナムサイ」、それと比較してクリーミーなトムヤムが「ナムコン」です。

小袋は先入れ「かやく入り粉末スープ」、後入れ「本格ペースト」の計2袋。調理方法にも書かれているのですが、フタを半分まで剥がし、かやく入り粉末スープを入れ、熱湯を内側の線まで注いだ後、フタを閉める前に “軽く混ぜる” のを忘れないでください。それから本格ペーストをフタの上にのせて温めて、3分経ったら本格ペーストを投入し、よく混ぜて出来上がり。

それでは、クリーミーな甘さとココナッツのマイルド感に注目しつつ、実際に食べてみた感想をもとにレビューします。

製品情報・購入価格

製品名:スパイスキッチン トムヤムチキンフォースープ ココナッツマイルド
製造者:日清食品
内容量:32g
発売日:2018年9月10日(月)
JANコード:4902105064702
希望小売価格:170円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:183円(税込)
取得店舗:ヨドバシカメラ

麺の種類:フォー(米粉麺)
容器材質:紙
必要湯量:220ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ・本格ペースト)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
米麺(米粉、でん粉、食塩、デキストリン)、かやく入りスープ(乳糖、食塩、味付鶏肉、砂糖、クリーミングパウダー、乳化油脂、チキン調味料、乳等を主要原料とする食品、赤唐辛子、パクチー、魚醤、ねぎ、ココナッツミルクパウダー)、ペースト(トムヤムペースト、唐辛子調味油)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、酸味料、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Na、(一部にえび・小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆

実食開始

1食(32g)当たり

カロリー:129kcal
たん白質:2.7g
脂  質:4.0g
炭水化物:20.5g
食塩相当量:2.2g

めん

米粉から作られたフォー。つるっとしたなめらかな食感と程よい歯応えが特長です。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

つるつるもちもち! だ・け・ど‥

透き通った見た目が美しく、表面は滑らかで摩擦抵抗のない喉越しのよさ。しかし、スパイスキッチンの場合かなりコシが強いので、現地のフォーとは違う日本特有の食感なんですよね。というのも現地のフォーは、それはそれは頼りない、もはや唇で切れるくらいコシなんぞ皆無な食感なんです。もちろん、それを忠実に再現している日本のベトナム料理店も多いのですが‥

今回のフォーにも「でん粉」が練り込まれているように、現地の食感とは違う日本人の好みにあわせた “タピオカ澱粉入りのフォー” に近い食感です。個人的にフォーは頼りない食べ物という認識なので、同じくコシの強い食感にギャップを覚える方は多いかもしれませんが、とりあえずタピオカ澱粉入りのフォーをイメージしてください。

スープ

ココナッツミルクのまろやかさとスパイシーな酸味がクセになるトムヤムスープ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

しっかり本格派!

激辛クラスではありませんが、なかなかシャープなテイストでココナッツのクリ~ミ〜で甘~い完全なるマイルド路線の味わいに期待して食べると、一口目から「‥‥!?」←こうなりますよ。もちろん本格的なトムヤムを知っている方にとっては素直に頷ける硬派なテイストになるのですが(もちろん “カップスープとして” が前提で)、唐辛子の辛さはピリ辛以上、加えてレモングラスを思わせる酸味も強く、しっかりメリハリのあるトムヤムスープです。

しかし、これは比較的にマイルドなナムコン風ということを忘れてはいけません。最初は「トムヤムクンヌードル」のペーストと似ている「トムヤムペースト(本格ペースト)」によってピリッとした刺激と強めの酸味にインパクトを感じるのですが、きちんとベースはクリーミー。砂糖やクリーミングパウダー、乳化油脂、乳等を主要原料とする食品などによる演出ありきのマイルドさではあるものの、ココナッツミルクパウダーも使用されており、単なる “それっぽいだけのスープ” ではなく、ちゃんとココナッツの個性も存在します。

さらに適度な魚醤の癖とパクチー(コリアンダー)の香りがエスニック感を演出し、それでいて両者は人を選ぶほど強いわけではありません。つまりパクチーの鮮烈なインパクトに期待してはいけませんが、それについては同時発売品「パクチーワイルド」の土俵ですし、今回のテーマは “ナムコン(マイルド)” ですからね。しかしながら一筋縄ではいかない、本場の雰囲気とルーツとされる “ナムサイ” の面影が感じられました。

本格ペーストは出しにくいので、ズバッと真横に切って箸を突っ込みましょう。

かやく

新製法によるフレッシュな香りと色合いのパクチー、蒸し鶏、赤唐辛子、ネギ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

まぁ、スープなので‥

現行の「カップヌードル エスニックシリーズ」のパクチーも “新製法” にリニューアルされましたが、スープの項目でも触れたように、そこまで香りが強いわけではありません。しかし、あらためて意識してみると、食感がフレッシュなんですよね。パクチーの茎にあたる細長い部分は明らかにネギとは違うシャキッとした歯触りで、けっこうリアルでした。逆にネギあんまり目立ってなかったですw ただ、目立つとエスニック感が損なわれる恐れがあるので、適切。

刺激についてはトムヤムペーストが主だったので、薄い赤唐辛子は飾り。蒸し鶏は「チキンラーメン」の変わり種なんかにも入っているソフトな食感ではなく、明星食品の蒸し鶏に近い、ちょっと硬めの‥伝わりますかね。えっと、適度に歯応えのある蒸し鶏です。あまり量は多くありませんでしたが、本格的なスープや内容量を加味するとバランスは悪くありませんでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5+)
(標準は★3です)

具材の量は少なめでしたが、カップ麺とは違いますし、なんと言ってもスープの完成度が高く、ちょっと★6を付けようか悩みました。そんなスープが本格的なのにフォーがジャパニーズ仕様というのも如何なものかと思うのですが、米粉だろうと何だろうと日本人はコシのない麺類を容赦しない人種ですからね‥

ただ、コシの強さは少なからず食べ応えに寄与してくれていたし、きちんとコクがあってマイルドなのに硬派な酸味とスパイシーな刺激でスープはトムヤムらしく、スパイスキッチンらしい本格的な一杯でした。ココナッツの甘〜い誘惑に期待していると小悪魔どころの話でありませんが、エスニック好きであれば試して損のないフォーを使用したカップスープヌードルです。

日清食品
プロフィール

カップ麺ブロガーなのに塩気の強い食べ物が苦手で、激辛好きなのに猫舌。実際のラーメンでは専ら豚骨派で、豚骨臭フルスロットルが好み。

ジャンルを問わず食のストライクゾーンは広いが、基本的に揚げ物は苦手。アボカドと馬肉、きのこ、セロリが好き。

趣味はブログ・執筆、ワードプレス、食べること、料理、ギター。

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本日の一杯 -Cupmen review blog-

  1. かーと より:

    takaさん、こんにちは!

    >「トヤムペースト(本格ペースト)」

    トヤム・・・?

    ではでは!(゚x/)

  2. 風のましゅー。 より:

    このシリーズの”グリーンカレー”が大好きなので、
    コレは買う。そして、食う。(((uдu*)ゥンゥン