「サンポー 汁なし激辛まぜそば」ジャリジャリ感の原因は‥

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サンポー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、サンポー食品の湯切りなしカップ麺、「サンポー 汁なし激辛まぜそば」の実食レビューリベンジです。

前回の製品は不良品‥? いったいどういうことなのか、もう一度このカップ麺と向き合うことにしました。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を再度判定しようと思います。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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サンポー「汁なし激辛まぜそば」リベンジ

今回のカップ麺「サンポー 汁なし激辛まぜそば」の実食は2回目になるのですが、以前に食べた製品が “もしかすると「不良品」かもしれない” という疑いが浮上したんです。それは、私のレビューを読んでくださった “とある関係者” から頂いたコメントで発覚しました。

おそらく原因は原材料の「山椒」と思われるのですが、常に砂を噛んでいるようなジャリジャリとした歯触りが並行し、完食するのに苦戦するほどの状態だったんです(※後半は噛まずに麺を丸呑みするという荒業で対処)。なので、かなり厳しく評価してしまったのですが‥

初めまして。いつもレビューを楽しませていただいております。わたくしは該当のカップめん(サンポー 汁なし激辛まぜそば)の専売元関係者ですので、コメント公開についてはご判断におまかせいたします。実はわたくし、このカップめんは何度も食べておりますが、辛味とキャベツの甘味のバランスが癖になる味と感じておりました。

「サンポー 汁なし激辛まぜそば」専売元関係者の方から、過去記事にコメントを頂きました。ちょっとビビったんですけどw 私が撮影したスープの写真について、コメントは続きます‥(※おそらく本名と思われる名前でコメントを投稿されていたので、コメントは「非公開」のまま内部に保存しています)

貴ブログの写真で存在している「スープ」は湯量を失敗したときを除き、混ぜるうちにほとんどなくなる(麺に絡みつく)のが常でありました。スープの状態、並びに食感の異常さを読むにつけ、個体差、というよりも、不良品であったのではないかと推察いたします。(ブログを読ませていただいた後、不安に感じて改めて実食し直しましたが、やはりスープはきれいに絡みつき、ジャリ感は感じませんでした)

私のレビューを読んだ後に実食し、確かめた後にコメントをしていただいたようで、スープが残るのはおかしい、ジャリ感も異常‥ええ、私もオカシイと思っていたんです。いや、ほんとですよ。我らがサンポー食品なのに‥って(筆者は心の底からサンポー食品が大好きなのです)。

ちなみに今回のカップ麺を以前に食べているブログ仲間からも私信で連絡があり、 “ジャリジャリは気にならなかった” と言われました。ここまで感想が重なるとなれば、やはり不良品をレビューしてしまったとしか思えません。あの違和感はなんだったのだろう‥と個人的に魚の骨が喉に刺さったような気分が続いていたことと、コメントの末尾を読み‥

関係者として不良品(と思われる)を出してしまったことに申し訳なさを感じるとともに、残念でなりません。今後とも厳しく楽しいレビューを楽しみにさせていただきます。(もしかなうなら、再食の機会があれば、と身勝手な思いも持っております)長文大変失礼いたしました。

こちらこそ申し訳ありません‥というわけで再食の機会を作り、真相を確かめるべく(これでジャリッとしてたらどうしよう‥という強い不安を覚えつつ)もう一度記事にすることにしました。

関係ないかもしれないけど、念の為に賞味期限を確認。カップ麺の賞味期限は2019年4月1日、私の実食日は2018年12月21日だったので、ぜんぜん大丈夫です。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

内容物は「かやく」と「粉末スープ」の2袋構成で、フタは全部ひっぺがしてますけれども、このカップ麺はフタが要らないんです。ちょっと珍しいでしょ。今回の製品は湯切りなしで食べる餡掛け風のカップ麺なので、おそらくスープの温度や蒸発する湯気などを計算し、麺の仕上がりや最終的な水分量を調節しているものと思われます。

で、ちょっと焦げ茶色の物体が気になるんですけどw たぶん単純に油揚げ麺の焦げでしょうね。フタの上にも焦げ茶色の粉末が付着しており、ところどころ麺の隙間にも飛び散っていたんですけど、今回は辛いスープですし、この程度なら問題ないでしょう。

このカップ麺はイトーヨーカドーの専売品として発売されているので、以前にレビューした時はオムニ7(イトーヨーカドーのネット通販サイト)から取り寄せたのですが、九州ではイトーヨーカドーではないスーパー(ゆめタウン)でも販売されているそうです。

どういうこっちゃ? と思って調べてみたら、2018年4月5日にセブン&アイ・ホールディングスとイズミが業務提携していたらしく、その関係でイズミ系列の「ゆめタウン」にも置いてあることがわかりました。今回はネット通販サイト経由ではなく、九州特派員(待て)友人の「もりりんパパ」が送ってくれたので、それを食べます。ありがとう、もりりん。では‥リベンジ開始!

製品情報・購入価格

製品名:サンポー 汁なし激辛まぜそば
販売者:サンポー食品
内容量:112g(めん80g)
JANコード:4901773012145
本体価格:108円(税抜)

発売地域:イトーヨーカドー・ゆめタウン
購入価格:税込117円(かろうじて写真から判断w)
取得店舗:スーパー(ゆめタウン)

麺の種類:油揚げ麺
容器の型:どんぶり型レギュラーサイズ
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:300ml
調理時間:熱湯分
小袋構成:2袋(かやく・粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、食塩、植物たん白)、スープ(赤唐辛子、食塩、味噌、糖類、醤油、粉末ラー油、粉末ポテト、粉末にんにく、でん粉、粉末たまねぎ、ポークエキス、ホエイパウダー(乳製品)、山椒、黒こしょう、粉末しょうが、植物油脂、酵母エキス、白こしょう)、かやく(キャベツ、大豆たん白)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタン)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、酸味料、トウガラシ色素、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、乳化剤、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、pH調整剤、(原材料の一部に鶏肉、ゼラチン、ごまを含む)
【アレルギー表示】小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン・ごま

実食開始

別添の小袋は2つとも先入れになるのですが、スープをよく溶かすために「かやく」が先、その上から「粉末スープ」を投入します。サンポー食品のカップ麺は基本的に「かやく」「粉末スープ」の順が定番なので、これもメーカーの個性ですよね。

粉末スープは大量、中には大きめの輪切り唐辛子が入っていて、けっこう辛いスープでした。とにもかくにも前回はジャリジャリ感のネガティブな印象が先行していたので、かなり印象は違ってくるかもしれません。かやく・粉末スープを満遍なく麺の上に広げたら、しっかり熱湯を注いで溶かしてください。あとは4分間、そのまま放置します。

4分後、調理方法には「とろみがつくまで」と書いてあるのですが、前回は1分、今回は2分くらい混ぜ続けてみました。容器の底に餡掛け風のスープがキャベツに絡まって少し残りますが、とにかく強烈なトロミなので、あんかけ焼そば的な雰囲気です。それでは、実際に食べてみましょう。

1食(112g)当たり

カロリー:511kcal
たん白質:10.8g
脂質:20.9g
炭水化物:69.8g
ナトリウム:2.0g
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.44mg
カルシウム:199mg

食塩相当量:5.1g

めん

プリッとした歯切れのいい麺

丸刃でカットされた中細の縮れ麺で、熱湯4分・かき混ぜ2分でも中心部に少し芯が残ります。麺の食感や耐久力については前回の印象から特に大きく変わっていませんし、2015年の初代「湯切りなし!」シリーズ、「まぜてとろ~り やわらか皿うどん」と「まぜてとろ~り カレーまぜそば」の流れを汲む油揚げ麺ですね。

それと比較して耐久性が増したようにも思えたのですが、「まぜてとろ~り」はエリア限定販売品だったので、たぶん引き合いに出しても伝わる方のほうが少ないですよねスミマセン‥w 味の奥からラードの芳ばしさがフッと上がってくるところがサンポー食品らしく、レトロな魅力がファンのハートをイーグルキャッチです。

前回に食べた時はスープに対して可も無く不可も無しのバランスに思えたのですが、吸水率がアップしているような印象で、タイプとしては柔らかめの食感ではあるものの、食べ終わるまで中心のプリッと感をキープしていたのが好印象でした。このラード臭がいいんですよねー、ラード臭。って文字にしたらネガティブに見えるけど、ぜんぜん嫌な風味ではないですし、なくさないでほしい魅力。

スープ

辣(花椒+唐辛子+ラー油)を利かせた刺激ある辛さ。4種類の唐辛子を使用した激辛商品です。

(出典:オムニ7「新着情報」)

やっぱジャリッとする‥

うーん、これ気になってるの私だけですかね; いや、前回レビューした時とは比べものにならないくらいマシだったんですけど(ほんとに噛めないレベルだったので)、調理前のコゲは関係なさそうですし、山椒のジャリッとも少し違う‥でもスープの味はおいしいです。(※写真ではスープなみなみですが、よく混ぜる前に撮影しています)

前回は辛さレベルを辛い食べ物が苦手なら激辛、そこそこ得意なら普通に辛口と判定しているのですが、今回はカップ麺の鮮度が高かったからなのか(あとで比較写真を出します)唐辛子の刺激がシャープに伝わってきて、本体価格108円でこの辛さであれば激辛でも差し支えないと感じました。

あいかわらず私のバカ舌では4種類の唐辛子を選別することはできなかったんですけど(でもブート・ジョロキアやトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーなどの非常識な激辛唐辛子は未使用と思われます)、唐辛子の辛さだけでなく芳ばしさがいいですね。製品説明では花椒とありますが、実際は山椒。特有の麻味(痺れ)は得られませんし、ラー油も粉末なんですけど、あんかけ高粘度スープに激辛のタッグは攻撃力が高いです。あんかけって優しいイメージですけどw

かやく

キャベツの色が違う(きれい)

挽肉のような具材は大豆たん白なので、いわゆる偽肉(フェイクミート)なんですけど、特においしいわけでもなければ邪魔になるわけでもなく、あんまり気になりません。それはさておきキャベツが要となっていて、スープの水分量を調整すると同時に量が多くて食べ応えに寄与しています。

専売元関係者様の「辛味とキャベツの甘味のバランスが癖になる味」というコメントは実に正鵠を得ていて、前回はジャリ感が酷くて土が落とし切れていないキャベツ‥みたいな印象が先行してしまったんですけど、今回は麺を食べている時にジャリッ、キャベツを食べている時にはマシだったので、キャベツの甘味と刺激的なスープの対比が楽しめました。

上記の画像は前回レビュー時に撮影したキャベツの写真なんですけど、今回のキャベツ(調理前)と色が違いすぎます。賞味期限ギリギリ! とかではなかったので、品質管理上の問題かもしれません。(ネット通販サイトから届いてすぐにレビューしたのですが‥)

総評

Unmeasurable(測定不能)

うーん‥やっぱり今回もジャリ感が気になりました。でも以前よりはマシだったし、おそらく私は一般の方よりも咀嚼回数が多いと思うので、サラサラッと食べたら気にならないかもしれません。(※実際、最初の10口くらいは気にならなかったです)

上記の写真はカップ麺の容器に残っていた餡掛けスープを指先で摩擦し、ジャリ感の原因と思われる硬い物質を選別して洗ったものになるのですが(大きさは1〜2mm前後)、この件についてサンポー食品に問い合わせてみたところ、「原料に使用している山椒の粒が原因です」とスムーズに即答だったので、おそらくジャリ感を訴える問い合わせが他にもあったのかもしれません。

個体差によってジャリ感が酷い、または気にならないなどの度合いは変化するようですが、この歯触りが製品の特徴(仕様)との回答でした。私はジャリッとした食感が苦手なので、正当な評価はできないと思い、今回の総評は測定不能としています。申し訳ありません。個人的に味は好みだったし、刺激も安売りカップ麺にしては激辛クラスだったので、山椒の粒感さえ大丈夫そうなら、ぜひお試しいただければと存じます。

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