リンガーハットのまぜ辛めん@エースコック(2018)

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年8月6日(月)新発売のカップ麺、エースコックリンガーハットのまぜ辛めん」の実食レビューです。

エースコックとリンガーハットは仲良しで、定期的にタイアップですよね。実は2016年6月20日にも同タイトルのカップ麺がエースコックからリリースされていたのですが、当時は希望小売価格230円(めん115g・熱湯5分)で、こんなに大きなバケツ型の容器ではなく、通常の四角いカップ焼そばと同じ容器でした。

しかしながら今回は同じ希望小売価格で麺の重量120g、調理時間も熱湯4分と違いが見られ、容器のスタイルも大きく異なります。2016年発売品では★3と評価しているのですが、今年は‥

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リンガーハットのまぜ辛めん

かなりデカいバケツ型の容器ですが、「俺たちのガッツ飯 爆汗 四川風麻婆油そば」に使われていた汁なしバケツ型カップ麺用の容器と同じだと思います。

俺たちのガッツ飯 爆汗 四川風麻婆油そば@エースコック
滝汗必至のカップ麺!?本日の一杯は、2018年6月18日(月)新発売、エースコック「俺たちのガッツ飯 爆汗(ばっかん) 四川風麻婆油そば」の実食レビューです。ウマいものを心ゆくまでガッツり食べたい‥欲張りな男性に向けた汁なしカップめん新シリーズ第1弾!

「リンガーハット」は、北海道から沖縄まで全国を股にかける長崎ちゃんぽんの大手チェーン店ですが、どうやら調べてみると福井県には店舗がないようですね。安心してください、このカップ麺は全国発売です。

「まぜ辛めん」は実際の店舗にもあるメニューで、2016年3月より新定番として誕生。花椒(ホァジャオ)を少し効かせたピリ辛の肉みそと太麺で構成されており、残ったタレに白ご飯や “温度卵”(温泉卵)をトッピングする “混ぜご飯” も推奨しています。もちろん、すべての野菜具材は国産というのも有名なこだわりですよね。

スペック

こだわりの国産野菜はカップ麺の具材にも継承されており、これまで数あるコラボ商品がリリースされてきましたが、いつも具材には国産野菜が採用されていました。

内容物は、「調味たれ」と「かやく」の2袋。麺は “カドメン” を思わせるガッシリとした面持ちで、かやくの中には国産野菜(キャベツ・にんじん)と‥あ、これスポンジ野郎ですね。(※本文「かやく」の項目で詳細に触れます)

必要なお湯の目安量は650mlなので、多めに用意しておきましょう。コンビニで入れたら怒られそう‥w ところでイートインコーナーのあるコンビニでは、「カップ麺のお湯を捨ててください(残ったスープも同様)」と店員さんに頼めば捨ててくれる店舗もあったりしますよね。

1食(148g)当たり

エネルギー:612kcal
たん白質:10.5g
脂質:22.2g
炭水化物:92.5g
食塩相当量:6.5g
ビタミンB1:0.78mg
ビタミンB2:0.57mg
カルシウム:423mg

実食開始


名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、たれ(しょうゆ、植物油脂、香味調味料、砂糖、発酵調味料、香味油、チキンエキス、しょうゆ加工品、動物油脂、食塩、カツオ風味調味料、みそ、香辛料)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、人参)/ 加工でん粉、炭酸カルシウム、調味料(アミノ酸等)、ソルビット、酒精、香料、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、カラメル色素、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

大好評の「リンガーハット」監修シリーズから店舗の定番メニュー「まぜ辛めん」登場!
豆板醤とラー油を利かせた、ピリッとした辛さの醤油ダレがクセになる一杯。

(エースコック「商品情報」より引用)




めん

しっかりとした弾力と滑らかさを併せ持つ角刃の太めんです。口の中で存在感のある、食べごたえ抜群のめんに仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

もっちもち!

やはり多加水系のカドメンタイプでしたが、麺の四角に鋭利なカドはなく、大容量の容器に多めの熱湯を使うので、しっとり口当たりよく仕上がります。ちょっと噛み応え(硬さ)が落ちて、粘り気が増すような印象でしょうか。もし同じ麺でも、「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」の容器で調理したら、かなり仕上がりが変わるような気がします。←想像です‥

とはいえモチモチ食感は食べ応えがあり、加えて麺量120gの太麺なので、がっつり空腹時には嬉しいタイプです。逆に軽い気持ちで手に取ったら、思わぬボリュームに驚いてしまうかも‥いや、容器がバカでかいので、これ軽い気持ちで取れませんよね。大丈夫、食べ応えバッチリです。

2016年発売品の原材料は小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖でしたが、今年は小麦粉、植物油脂、食塩と実に簡素な構成。以前はエースコックといえば味付け麺というイメージもありましたが、最近はシンプルな原材料の構成が多いように思います。特に今回のような「カドメン」系の油揚げ麺は、原材料がシンプルかもしれません。

たれ

豆板醤やチキンエキス、ガーリックなどを加えた辛みのある醤油ダレです。ラー油と花椒の風味がめんに絡む、食欲をそそるピリ辛な味わいに仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

がっつり濃い味

2016年発売品と原材料を比較してみると‥

2016年:しょうゆ、植物油脂、砂糖、発酵調味料、鶏・豚エキス、香味調味料、醤油調味料、香味油、豚脂、食塩、カツオエキス、みそ、香辛料

2018年:しょうゆ、植物油脂、香味調味料、砂糖、発酵調味料、香味油、チキンエキス、しょうゆ加工品、動物油脂、食塩、カツオ風味調味料、みそ、香辛料

微調整はされていますが、ガラリと方向性が変わったわけではないようです。

思っていたよりも瞬発力のある味の濃さに驚いてしまったのですが、過去記事を読み返すと2016年も塩カドが強いと書いていましたw しかし、大盛りカップ麺を好まれるユーザーの方は麺の食べ応えだけでなくガツンとした味わいも同時に求めていると思うので、体力勝負の仕事に就かれている方で夏場の昼ご飯などには特に嬉しい力強さと言えるでしょう。

製品説明には「豆板醤」と書かれていますが、原材料には使用されていません。しかし、味噌大さじ1に対して醤油を小さじ1/2、そこに一味唐辛子を加えると代用品になるので、おそらく「しょうゆ」とは別の「しょうゆ加工品」が豆板醤の演出に関与しているのかもしれません。

それはさておき、けっこう隠し味的な要素まで味のパーツがハッキリとしていますね。ベースは醤油と味噌を中心に辣油が加わるのですが、刺激はピリ辛レベル。ただ、以前よりも花椒(山椒がパワーアップしたヤツだと思ってください)が印象に残り、辣味とは違う麻味(痺れ)のアクセントが心地よく、花椒独特の清涼感が鼻を抜けます。あまり前回は印象に残らなかったようですが、今回は下地にあるカツオも強めに感じられました。

かやく

シャキシャキとした食感の良いキャベツ、程良く味付けした肉そぼろ、色調の良い人参を加えて仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

人参がハイライトかも?

キャベツはフリーズドライかな?とにもかくにも一般的なカップ焼そばに放り込んであるような “よくある” キャベツとは一線を画していて、みずみずしく、キャベツの風味もリアル。やたらカップ麺のキャベツって甘かったりするのですが、あれって味付けしてあるんじゃ‥なんて疑いたくなってしまうくらい、こちらのキャベツは風味が自然なんです。

味の濃いタレに絡まれたらキャベツの存在感が‥などと心配することなかれ。むしろ逆に濃いタレと対比を描くように、みずみずしいキャベツの緩和効果が光ります。もう少し量が多いと嬉しいところですが、国産のコストに目を瞑りましょう。

人参は多めに入っていて、不自然でない程度に、それでいて火が通り過ぎていないナチュラルなコリコリ感。で、今まではキャベツの印象ばかり残っていたんですけど、この人参やばいですね‥土臭いと表現したら聞こえが悪いかもしれませんが、自然な野菜の甘味に加えて人参特有の風味が感じられる、これまで食べてきたカップ麺に入っていた人参を思い返してみても、これほどナチュラルに感じたのは初めてかもしれません。ちっちゃいんですけどねw

さて、実食前に触れた「スポンジ野郎」ですが、エースコックの肉そぼろにはハズレがあって、まさに今回それです。程良くも何も味付けはタレでなんとか誤魔化しているような状態で、下味は有って無いようなもの。食感もスポンジみたいにスカスカと最悪で、何の価値も見出せません。ただ、今回は意識しないと目立っていなかったので、あまり気になりませんでした。お世辞にも印象がいいとは言えませんが、邪魔になっていなかっただけマシです。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3+)
(標準は★3です)

味付けが濃くて食べ応えのある汁なしカップ麺が食べたい気分の時には、しっかり食べ応えがあっていいと思います。ただ、これ何味なんだと言われたら醤油に味噌に辣油に花椒にカツオに‥って、少し困惑されるかもしれません。

デスクワーカーや味の濃い食べ物に魅力を感じられない方は、安全のためにスルーされたほうが賢明です。そもそも容器のサイズを見て尻込みしたわ‥という場合は、そのまま本能に従ってスルーでOK。逆に大容量の容器を見てテンションが上がった方は、濃いめの味さえ大丈夫ならアリでしょう。

私は実際の「まぜ辛めん」未体験なので、再現度については評価できませんし、リンガーハットらしさは感じられなかったんですけど、定番の長崎ちゃんぽんを実直に汁なし化したようなカップ麺も食べてみたいですね。かなり味が濃かったので、温泉卵とかトッピングすると程よくマイルドになって食べやすいと思います。評価は★3と迷いましたが、国産野菜とタレの個性を加味してプラスマークを付けました。麺量を減らして野菜どっさり!みたいな新作にも期待しています。

製品名:リンガーハットのまぜ辛めん
製造者:エースコック
内容量:148g(めん120g)
発売日:2018年8月6日(月)
発売地区:全国(スーパー / コンビニ等)
取得店舗:ローソン
取得価格:248円(税込)
希望小売価格:230円(税抜)
JANコード:4901071207564

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:650ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(調味たれ / かやく)

エースコック株式会社:〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-12-40紙谷新御堂ビル
お客様窓口:大阪 06-6338-2745 / 東京 03-3982-9518

  1. ちょうど長崎に行ったこともあって、これは興味かあるわー。
    ちゃんぽんなら、ある程度の及第点は得られそうだけどね。

  2. これ、昨日スーパーで見つけたんだけど、リンガーハット自体に良い印象がないから、taka :aさんの評価待ちでしたww

    味が濃いんだ〜…買わなくてよかったです( ̄▽ ̄;)

    あ、そうそう。
    今日、母が「新発売の!」と言って、赤いきつねの焼うどんのカップ麺を買ってきました。
    いつまで「新発売」と言えるのかな?ww

  3. これは知らんかったわ。実際のお店にもあるメニューというのがね・・・いつもは皿うどんかちゃんぽん
    しか目に入らないからなあ。でも味が濃い目でデカカップじゃ手が出ないww

  4. てっきり、チャンポンの汁無し系かと思っていたんですが、違うんですね、リンガーハットここは、チャンポン系で勝負して欲しい気持ちでもあります!

  5. まぜ辛めん、好きだよ~実店舗でたまに食べる♪
    野菜たっぷりだし、付属ラー油だっけな?かけてイイ感じ!

    カップ麺でも出たんだね~興味あり^^♪
    しかしながら、味が濃いのが・・やっぱりアレかな(;^_^A

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