バッチリ辛い!?【FamilyMart×日清ラ王】第3弾は “辛さレベル4” の「赤タンタン」と「おむすび」を展開!!

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日清食品

どうも、taka :a です。

本日の一杯は、2020年11月24日(火)新発売のカップ麺、ファミリーマート「日清ラ王 赤タンタン」の実食レビューです。

花椒練りこみ麺を搭載した “ファミマ限定ラ王” コラボレーション第3弾の新作は「赤タンタン」がテーマ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。同時発売品の「ラ王 赤タンタン風おむすび」も食べ比べて再現度を評価しているので、よろしければ最後までお付き合いください。

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ラ王 赤タンタン

日清ラ王(にっしんラおう)とは、1992年(平成4年)9月21日に “まったく新しい生タイプのインスタントラーメン” として発売された本格ブランドで、名前の由来は「ラーメンの王様」に因んだもの。

当時の日清食品が誇っていた革新技術「スーパーネットワーク製法」と「三層めん製法」で実現した生タイプめんを搭載し、元プロボクサーで俳優の赤井英和(あかい ひでかず)氏と俳優でミュージシャンの金山一彦(かなやま かずひこ)氏を起用した鳴り物入りのCM効果も相俟って、発売当初から爆発的な人気を呼びました。

コラボ第3弾は「バッチリ辛い」

今回の新商品「日清ラ王 赤タンタン」は、日清食品株式会社と株式会社ファミリーマートの共同開発商品で、全国のファミリーマート約16,700店舗(2020年11月現在)を対象に、コンビニの中でもファミリーマートでしか買えない数量限定のPBカップ麺として企画されたもの。2018年11月13日にリリースされた「ラ王 黒タンタン」の流れを汲む続編で、FamilyMart×日清ラ王コラボ第3弾の新作です。

2018年11月13日に発売されたファミリーマート限定・数量限定の初代「ラ王 黒タンタン」は、すりごま&ねりごまの強烈なコクが印象的な粉末スープに、現在もトレンド味覚として注目されている花椒(かしょう)を練り込んだ “まるで、生めん。” 食感の花椒練りこみ麺(ノンフライ麺)と別添 “黒ラー油” を合わせた変わり種で、2019年7月9日に二代目を展開。

その後、2020年3月31日に三代目・黒タンタンを発売するや否や、同年4月7日に “白ごまとナッツの芳醇な味わい” を特徴とするFamilyMart×日清ラ王コラボ第2弾「白タンタン」をリリースし、既存の「黒タンタン」とは違ったアプローチを見せ、どちらも完成度の高い一杯に仕上がっていました。

関連ページ:ファミマ限定ラ王「黒タンタン」「白タンタン」高濃度ごま系タッグ爆誕!! 花椒練りこみ麺×黒マー油vs.赤ラー油

辛さレベル4・シビレレベル3

そして今回の新商品「ラ王 赤タンタン」は、赤唐辛子と花椒の華やかな刺激を特徴とする “辛さ” がテーマの新作で、パッケージの正面には「バッチリ辛い」と辛さをアピール。その右側には5段階基準で「辛さレベル(4)」と「シビレレベル(3)」が記載されており、痺れの強さは真ん中ですが、辛味の強さはMAXひとつ手前の4となっています。

日清食品の辛さレベルは、1=ピリ辛に毛も生えない程度の辛さ、2=ふつうにピリ辛、3=まぁまぁ中辛、4=そこそこ大辛、5=大辛以上〜激辛に片足を突っ込んだレベル(いずれも筆者の体感ですが)なので、今回のバッチリ辛い(レベル4)は大辛クラスと何気に硬派な辛さに仕上がっているのかもしれません。

FamilyMart×日清ラ王コラボといえば、2020年10月20日に “日清ラ王史上初” となるファミリーマート限定のコンビニおにぎり「ラ王 黒タンタン風おむすび」も発売しており、今回も新作の「ラ王 赤タンタン」をコンビニおにぎりに落とし込んだファミリーマート限定商品「ラ王 赤タンタン風おむすび(税込140円)」も同時に発売。

セットで買うと50円引き ※2020年12月7日迄

しかも、対象商品のラ王「黒タンタン(税込228円)」「赤タンタン(税込228円)」「背脂醤油(税込248円)いずれか1個とセットで購入すると、合計金額から税込50円引きになるキャンペーンを実施中ということで、このページで評価するのはカップ麺の「ラ王 赤タンタン」ですが、最後に「ラ王 赤タンタン風おむすび」の感想と再現度もレビューします。

開封

小袋の「赤ラー油」はフタの上に別添

FamilyMart×日清ラ王コラボ第1弾・黒タンタンには「黒ラー油」を、コラボ第2弾・白タンタンには「赤ラー油」を別添しており、コラボ第3弾・赤タンタンの小袋も「赤ラー油」となっているのですが、黒タンタン(黒ラー油)の辛さレベルは2、白タンタン(赤ラー油)の辛さレベルは1だったので、間違いなく白タンタンの赤ラー油とは別物。

具材は黒・白と同じトッピング

具材は2種類のミンチ肉(味付肉そぼろ、味付豚肉)に、チンゲン菜とシンプルな構成で、これについては「黒タンタン」及び「白タンタン」から変わっていません。調理前の香りは花椒の清涼感が強く、唐辛子の芳ばしさは目立っていないのですが、芳醇な胡麻の香りが印象的。このシリーズは “ねりごまの風味が突出している” ため、今回も期待できそうです。

ちなみにファミリーマート通常価格は212円(税込228円)ということで、黒タンタン・白タンタンと同じ値段。同時発売品の「ラ王 赤タンタン風おむすび」を一緒に買うと、税込368円から50円引きの “税込318円” になりますが、2020年11月24日(火)〜12月7日(月)まで実施の期間限定キャンペーンなので、購入の際は注意してください。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清ラ王 赤タンタン
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(静岡県焼津市相川17-2)
内容量:110g(めん75g)
商品コード:4902105266120(JAN)
発売日:2020年11月24日(火)
実食日:2020年11月24日(火)
発売地域:全国(数量限定)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
商品購入価格:228円(税込)
希望小売価格:212円(税別)
麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(赤ラー油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス、香辛料(花椒))、スープ(豚脂、糖類、小麦粉、ごま、食塩、ポーク調味料、でん粉、ねりごま、粉末みそ、香辛料、クリーミングパウダー、植物油脂、酵母エキス)、かやく(チンゲン菜、味付肉そぼろ、ごま、味付豚肉、赤唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、かんすい、炭酸Ca、増粘多糖類、カラメル色素、ベニコウジ色素、カロチノイド色素、香辛料抽出物、セルロース、酸味料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部の小麦・卵・乳成分・落花生・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

今回も花椒練りこみ麺を搭載

麺は熱湯5分のノンフライ麺で、既存の「黒タンタン」や「白タンタン」と同じ “花椒練りこみ麺” を採用。調理前の麺重量(75g)や原材料名[小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス、香辛料(花椒)]も変わっていないので、もしかすると共通のノンフライ麺を使用しているのかもしれません。

今回も具沢山!!

あとは熱湯を注いで5分間、別添の小袋は後入れなので、お湯を注いでから待っている間にフタの上で小袋を温めたあと、食べる直前に加えて混ぜたら出来上がり。油揚げ麺よりもヘルシーなノンフライ麺を使っているのですが、全体のカロリー(熱量)は444kcalと地味に高く、スープだけのカロリーも114kcalと高めの値。

とはいえ黒タンタン(492kcal)や白タンタン(476kcal)よりも低めの値となっているのですが、漂ってくる練り胡麻の香りは申し分ない実食前。そのコクと風味もさることながら “バッチリ辛い” 辛さレベル4の刺激と痺れの強さにも注目しつつ「めん」「スープ・赤ラー油」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(110g)あたり
カロリー:444kcal
たん白質:10.6g
脂  質:12.7g
炭水化物:71.8g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:2.2g)
   (スープ:3.9g)
ビタミンB1:0.24mg
ビタミンB2:0.38mg
カルシウム:228mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:444kcal(めん・かやく:330kcal)(スープ:114kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

麺は黒タンタンや白タンタンと同じ

5.5

今回の「赤タンタン」に使われている麺は、鋭い角刃で切り出された断面の四角いノンフライ麺で、やはり体感的にも既存の「黒タンタン」や「白タンタン」に使われていた加水率の高い “花椒練りこみ麺” と同じもの。形状は縮れの少ない三層製法のストレート麺で、密度の高い滑らかな口当たりでありながら、麺に練り込まれたチキンエキスと香辛料(花椒)の効果により、スープとの一体感は悪くありません。

ハイクオリティ

かなり穏やかだった前回の「白タンタン」と違い、スープの唐辛子や花椒が強いので、麺に練り込まれた花椒の主張は前回ほど分かりやすくないのですが、じっくり味わっていると奥からフワッと鼻を抜ける独特の清涼感が魅力。加えてインパクトの強いスープに負けないくらい、芳醇に香る小麦の風味もさることながら、スープと対比を描く小麦の優しい甘さも注目のポイント。

2、3年前の日清食品が製造していた高級志向(「行列のできる店のラーメン」等)のノンフライ麺は、致命的な戻りムラが気になることも多かったのに対し、今回の花椒練りこみ麺に目立った不具合は見られません。ただし、熱湯5分ジャストで切り上げた場合、ノンフライめん特有のゴムっぽさが残っているので、よりナチュラルに仕上げるために、粉末スープを完全に溶かしてから2分ちょっと休ませるのがオススメの食べ方です。

スープ・赤ラー油

けっこう辛いw

6.0

「黒タンタン」や「白タンタン」と同じように、土台のスープは大量の擂り胡麻(すりごま)と練り胡麻のコクを軸に据えた粘度の高い濃厚ごま系タンタンで、若干ながら「黒タンタン」や「白タンタン」に劣るのですが、それでも濃度の指標に迷いはありません。

別添の「赤ラー油」を加える前は、粉末みそを使用した日本人好みの味付けで、花椒の風味は明白ですが、そこまで痺れは目立っておらず、唐辛子の辛さもピリ辛程度。しかし、別添の「赤ラー油」を加えた後は、スープの刺激が大幅にブースト。

辛さレベルは辛口以上

主に強化されるのは唐辛子の辛さ(辣味)なのですが、同時に花椒の痺れ(麻味)も強くなり、加えて野菜を炒めたような風味も強く、臨場感を表現。赤ラー油を入れたあとの痺れは常識の範囲内だったので、現在の水準を思えば騒ぐほどではないものの、唐辛子の辛味については “ふつうに辛口以上の大辛” と侮れない辛さ。

2020年11月10日発売の「味仙 台湾ラーメン(9代目)」に匹敵する——いや、体感それ以上だったので、辛い食べ物が苦手な方は “赤ラー油” の投入量に注意してください。

具材

具材のボリューム感も申し分なし

6.0

上記画像の向かって左にある焦茶っぽいミンチ肉(味付肉そぼろ)は、食感・風味ともにジャンクな肉具材で、辛味の強いタンタンスープに違和感なくフィット。対する白っぽい右側のミンチ肉(味付豚肉)は、同社の「カップヌードル」などに入っているミンチポークと同じような肉具材で、比較的に少ないのですが、風味のワイルドさでいえば味付肉そぼろよりも上。

ちんげん菜も大量にイン

チンゲン菜の量は2種類のミンチ肉以上に多く、シャキシャキとした歯応えのある食感に、刺激の強いスープと対比を描く独特の甘さが魅力。これに関しては「黒タンタン」と「白タンタン」の流れを汲む特徴であり、そのボリューム感は歴代タテ型ラ王の中でも特筆すべきレベルだと思います。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

ガチの激辛カップ麺ほどではないものの、パッケージに “バッチリ辛い” とあるように、けっこう侮れない辛さ。さらに土台の高粘度ごま系スープも濃厚さの指標を履き違えておらず、麺もクオリティの高い花椒練りこみ麺(75g)を採用ということで、今回もコストパフォーマンスが高く、文句なしの出来栄えでした。

で、それを再現した「ラ王 赤タンタン風おむすび」も食べてみたところ——

原材料名:山椒入りごま風味ご飯、豚そぼろ(豚ミンチ、植物油、ごま油、醤油加工品、食塩、花椒)、チンゲン菜炒め、担担風たれ(たれ、とうがらし、ねりごま、ラー油、花椒、ゼラチン)/ pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、酒精、HPMC、着色料(カラメル、カロチノイド)、リゾチーム、乳化剤、酸化防止剤(V.E)、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

加熱目安はファミリーマートの業務用電子レンジ(1600W)で10秒、家庭用の電子レンジ(500W)で30秒となっており、栄養成分表示は熱量221kcal、蛋白質5.8g、脂質7.3g、炭水化物34.2g(糖質31.9g、食物繊維2.3g)、食塩相当量1.5gとコンビニおにぎりの中では高めの値。

おいしいけど再現度は——

お米の感じは「おむすび」というよりも「チャーハン」系で、日清ラ王(カップ麺)をイメージした麺などは入っておらず、パッケージには “辛みの苦手な方は注意してお召し上がりください” とありますが、正直ぜんぜん辛くない‥‥w ひき肉はカップ麺よりもリアルな質感で、具材の味は申し分ないのですが、ねりごまの風味も辛さもカップ麺に劣るので、正直そこまで再現度は高くありません。

オススメの食べ方はスープにドボン

けれども単純に味としては悪くないですし、麺を食べ終えた後の “〆の一杯” として「ラ王 赤タンタン」の残ったスープに「赤タンタン風おむすび」を入れて食べたら美味しかったので、よかったらアレンジも試してみてください(author・taka :a)

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