サッポロ一番 らーめんバリ男 旨辛濃厚豚骨醤油@サンヨー食品

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サンヨー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年8月6日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品サッポロ一番 らーめんバリ男 旨辛濃厚豚骨醤油」の実食レビューです。

東京・新橋に本店を構える「ラーメン バリ男 BARIO」監修のカップ麺で、製造はサンヨー食品。

一般的な知名度は「サッポロ一番」という響きが圧倒的かと思いますが、正式な会社の名前は「サンヨー食品」で、サッポロ一番はブランド名です。東洋水産のマルちゃん、ヤマダイのニュータッチ、まるか食品のペヤングみたいなものですね。

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らーめんバリ男のカップラーメン!!

「らーめん バリ男 BARIO」は、ハワイにも支店があるらしく、もやしを大量に持った二郎インスパイア系のメニューを提供しているラーメン店で、スープは背脂がっつり豚骨醤油。「男の男による男のためのラーメン」らしいのですが、女性も歓迎だそうで、吉祥寺店のみ「気合い」という無料トッピングが注文できるそうです。どうなるんだろう‥w

私は実際の店舗に行ったことがないので、お店のホームページを実食前に(というか今)チェックしているのですが、豚骨好きにはたまらない一杯というキャッチフレーズに思わず釘付け。(←ラーメンの中では豚骨ラーメンがイチバン好きなんです)

開店当初より継ぎ足しながら守り続けている久留米の「呼び戻し」という手法を採用した豚骨スープ、麺は三河屋製麺の特注麺、これまたスープと同じく開店当初より継ぎ足している特製ダレに漬け込んだ自家製チャーシュー‥まぁ私の胃袋はヘタレなので、 “バリ男” じゃなくて “バリ娘ちゃん”(麺少なめ玉子付)または “バリ娘”(麺少なめ赤いやつトッピング)くらいがちょうどいいんだろうなー、などと思いつつ「呼び戻し」の文字に胸が踊りました。

とはいえサンヨー食品のタテ型カップ麺なので(豚骨の指標と麺の仕上がりに不安を覚えるので)、そこそこの期待値に抑えています。想像ですが、おそらくモデルはニンニクに唐辛子を練り込んだ「赤いやつ(辛味)」(100円)をトッピングしたメニューなのではないかと思われます。

では、開封してみましょう。

スペック

別添は「仕上げの小袋」のみで、麺は熱湯5分の太い油揚げ麺。お店は二郎インスパイア系らしいのですが、そのイメージからすると現段階ではカップ麺とはいえ具材に頼りない印象を受けます。

油揚げ麺を使用した製品ですが、調理直後に分別した値でスープの熱量が100kcalを超えているので、仕上げの小袋が火を(アブラを?)吹く予定なのかもしれません。

1食(100g)当たり

熱量:449kcal
たんぱく質:9.2g
脂質:17.7g
炭水化物:63.3g
食塩相当量:6.1g
(めん・かやく:1.8g)
(スープ:4.3g)
カルシウム:218mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:449kcal(めん・かやく:345kcal)(スープ:104kcal)

実食開始

はやり二郎インスパイア系がコンセプトにしては具材が頼りなく、お店のメニュー写真ではドドーンと盛ってあった、もやしも入っていません。

しかし、仕上げの小袋を入れた時の香りには特徴があります。

では、各項目に分けて詳細に触れていきましょう。


名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、野菜エキス、しょうゆ)、スープ(ポークエキス、糖類、食塩、植物油脂、香辛料、豚脂、しょうゆ、油脂加工品、ポークコラーゲン、ごま、発酵調味料、香味食用油)、かやく(キャベツ、鶏・豚味付肉そぼろ、唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、炭酸カルシウム、カラメル色素、増粘剤(キサンタン)、かんすい、クチナシ色素、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、パプリカ色素、乳化剤、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

人気ラーメン店「らーめんバリ男」監修のコラボ商品です。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)




めん

しっかりとした食べごたえのある太麺で「らーめんバリ男」の味わいを再現しました。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)

熱湯5分じゃ無理w

なかなか麺が太かったので、撮影時間を考慮せずにキチッと5分待ち、およそ一般の方が食べ始めるであろう6分前後で食感を確かめてみましたが‥‥ぜんぜん戻ってないですw

サクサクというかパキパキというか、ほぼ中心部が乾麺のままでした。これはイカンと余分に待ちましたが、カウントアップのタイマーが8分になっても(フタを開けてから3分経過)まだダメで、けっきょく10分くらい経ったところで食べ頃かな?という状態。

かなりゴワゴワとした食感で、麺一本いっぽんが独立しているような自己主張を放っている、とんでもなく無骨な油揚げ麺です。平打ちながらも幅と厚みがあり、縮れも強く、上品さのカケラもない油揚げ麺ですが、結果的に二郎インスパイア系のイメージとしては悪くありません。

しかしながらスープとの一体感は特別よいわけでも悪いわけでもなく、およそ及第点のラインでしたが、印象に残るのは間違いないでしょう。でも、やっぱりカップ麺として、きちんと指定の待機時間5分でケアが完了している状態にしておくべきです。

スープ

豚骨のうまみに、ガーリックのコクを合わせ、唐辛子のスパイシーな辛みをきかせた旨辛濃厚豚骨醤油スープ

(サンヨー食品「製品情報」より引用)

調理感と引き換えに‥

仕上げの小袋を入れた時の香りに特徴があると書きましたが、野菜を炒めたような調理感が漂うんです。これは同社が製造した二郎インスパイア系のカップ麺、「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」でも感じた香りでした。

サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン@サンヨー食品
お待たせしました豚野郎!w 本日の一杯は、2018年5月14日(月)発売の新作カップ麺、サンヨー食品の「サッポロ一番 野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」です。東京・渋谷に本店を構える人気ラーメン店、「野郎ラーメン」の定番メニューがカップ麺に!

しかし、「野郎ラーメン」は “炒め野菜” のトッピングがあるからこそ再現性に一役買っていると感じたのですが、「らーめん バリ男」は “茹でもやし” らしいので、少しイメージは違うのかもしれません。とはいえ漠然と野菜が感じられることと、この香りは臨場感の演出に効果的なので、それは素直に印象がよかったです。

ベースのスープは少しトロミがあり、味も濃いめではあるものの、豚骨好きが満足できる豚骨感かどうかは食べ手の期待値に大きく左右されるかもしれません。仕上げの小袋を入れる前は粉末スープが主体ながらも豚骨っぽい香りが好印象だったんですけれども、野菜を炒めたような調理感と引き換えに鳴り潜めてしました。とりあえず、「呼び戻し」に期待している方は希望を投げ捨ててください。

ガーリックは常識の範囲内で、無骨な麺を前にして対等に渡り合える味の濃さではありましたが、後味のキレは醤油よりも食塩。 仕上げの小袋は植物油脂の含有量が多く、背脂の厚みは感じられません。しかしながら唐辛子の刺激はピリ辛以上だったので、辛い食べ物が極端に苦手でなければ苦戦を強いられることはないと思います。でも、ピリ辛くらいでいいよー、だったら普通に辛口のラインで2度目の再食はないかもしれません‥w

かやく

キャベツのシャキシャキとした歯ごたえと肉そぼろのうまみが食欲をそそり、唐辛子の辛みがスープのおいしさをいっそう引き立てます。

(サンヨー食品「製品情報」より引用)

可も無く不可も無し

いや、むしろ二郎インスパイア系としてはショボいです。多めの粗びき唐辛子は辣味の後押しに軽く寄与していると感じましたが、キャベツのサイズは小さく、量も多いとは言えません。あいかわらず肉そぼろは美味しい肉具材でしたが、こちらも量が多いとはいえず、もやしも入っていませんし、具材でコストを調整しているように感じました。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)

とんでもない存在感を誇っていた超絶無骨な油揚げ麺は強く印象に残ると思いますが、それは手放しに好印象とは言えないでしょう。もちろん適切にケアしてやれば(最短でもプラス3分w)その無骨さが二郎インスパイア系のイメージに通じていたし、スープも食べ応えがあって悪くありませんでしたが、どうもパッとしませんでした。

とはいえイマイチと酷評できないラインを保っていたのでw とりあえず総評は及第点としておきます。ただ、お店の再現カップ麺というよりも、 “サンヨー食品は二郎にインスパイアされた系のカップ麺” というイメージが残りました。←というのはマニア的な残像になっちゃうんですけどね。

とりあえず夏に嬉しいピリ辛以上の刺激には食欲増進効果が得られるので、麺さえ適切に戻せば楽しめるかと思います。それにしてもゴッツい油揚げ麺だったなぁ‥ファミリーマートの「首里そば」でも感じましたが、サンヨー食品のタテ型カップ麺に使われているって、ゴツイかショボイか極端ですよねw とりあえず今回は、気持ち長めに待ちましょう。

製品名:サッポロ一番 らーめんバリ男 旨辛濃厚豚骨醤油
販売者:サンヨー食品
製造所:太平食品工業
内容量:100g(めん70g)
発売日:2018年8月6日(月)
発売地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:ローソン
取得価格:216円(税込)
希望小売価格:205円(税別)
JANコード:4901734035138

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:400ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(仕上げの小袋)

サンヨー食品株式会社:〒371-0811 群馬県前橋市朝倉町555
お客様相談室:027-265-6633

  1. takaさん、こんばんは!

    うーん、なんだか「野郎ラーメン」に全体的に近いのですかね;

    麺が5分で戻らないのは前回の「野郎ラーメン」でも同様でしたし、
    野菜の風味が強めというのもまさにその流れにありますしね!

    この商品は「野郎ラーメン」が全体的に優しすぎるので、
    もう少しヘヴィ路線に振った二郎系を指向してるのかと思ってましたが、
    どうもいつもの「最近のサンヨー食品の二郎系」っぽいですね!(=゚ω゚)

    ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

  2. 最初は尾!ウマそうじゃん!と思ったけど、あの麺はだめかもww基本太麺系が好きなんだけどね。
    10分でもゴワついているなんて・・・・でもスープはよさげね。

  3. 別添が1袋だけっていうのは好感度高い♪( 4袋以上になると戦意消失するw)上品さのカケラもない油揚げ麺にって・・・「ないわぁ」と苦笑しながら・・楽しく読んだよ〜!!文章と文章の間に成分表があるのはいいね!ちょっとインターバルになって読みやすくなったね〜(*゚▽゚)ノ

  4. 食卓にやさしい「もやし」もカップ麺の具材にするとコストかかるのかな?(乾燥とかフリーズドライには向かない??)
    塩分がね~~~、ピリ辛具合は結構嬉しいねんけど、きっと塩辛さが気になりそうな気がする^^;
    あと吉祥寺というマダムがイメージの町での「気合い」って、、、と想像つかなかった(笑)

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