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一度は食べたい豚骨魚介の名店【狼煙】が挑む新境地の味わい「カレーまぜそば」をカップ麺で再現!!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年7月19日(月)新発売、エースコックのカップ麺「一度は食べたい名店の味 狼煙 豚骨魚介カレーまぜそば」の実食レビューです。

埼玉・大宮の有名店「狼煙」の隠れた人気メニュー「カレーまぜそば」を湯切りタイプの汁なしカップ麺で再現!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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狼煙 豚骨魚介カレーまぜそば

狼煙 〜NOROSHI〜 とは、埼玉県さいたま市北区東大成町に本店を構える自家製つけめん・らーめん専門店で、創業は2007年(平成19年)12月10日。与野市(現さいたま市中央区)出身の店主・中村幸司(なかむら こうじ)氏は、かつて一世を風靡した高田馬場の名店「俺の空」で5年間の修行を積んだ後、地元に “狼煙(のろし)を上げる” という思いを込めて「狼煙」を開業しました。

カップ麺のパッケージには本店の外観を掲載

今回の新商品「一度は食べたい名店の味 狼煙 豚骨魚介カレーまぜそば」は、大阪府吹田市に本社を置くエースコック株式会社と「狼煙」の共同開発商品で、以前にテレビ朝日の人気番組『SmaSTATION!!(スマステーション)』で紹介されて話題になった「カレーまぜそば」の味わいをカップ麺で再現。

エースコックと「狼煙」のコラボレーションは、2017年(平成29年)10月9日発売の第1弾「一度は食べたい名店の味 狼煙 行列必至の豚骨魚介ラーメン」を皮切りに、翌年は目立った動きを見せず、2019年(平成31年)2月4日に第2弾「一度は食べたい名店の味 狼煙 魚粉盛り濃厚豚骨魚介ラーメン」を市場に投下。

第1弾と第2弾の容器はコンビニエンスストア向けの縦型ビッグ、なおかつ油揚げ麺を採用していましたが、2020年(令和2年)3月23日発売の第3弾「一度は食べたい名店の味PREMIUM(プレミアム)狼煙 魚粉盛り濃厚魚介豚骨」にて、満を持す大判どんぶり型の容器とノンフライ麺の採用を実現し、今回の「一度は食べたい名店の味 狼煙 豚骨魚介カレーまぜそば」で第4弾。

「豚骨魚介」の名店が挑む「新境地」の味わい!!

いずれもエースコックが力を入れている「一度は食べたい名店の味」シリーズからのリリースで、そのコラボ第4弾にして初の湯切りタイプ。豚骨魚介味の自家製つけめんが看板商品でありながら、その特徴を活かした「カレーまぜそば」をピックアップということで、パッケージには “豚骨魚介の名店が挑む新境地の味わい!!” と力強くアピールしています。

現在を遡ること2015年(平成27年)4月21日、人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが紹介して話題になった「狼煙監修 カレーまぜそば」というローソン限定のレンジ麺(電子レンジ加熱専用のホット麺)を発売しているため、前代未聞の商品化ではないけれど、即席カップ麺での再現は「狼煙」監修シリーズ史上初の試み。

お店で提供している「カレーまぜそば」は、全粒粉を使用した自家製の極太麺と濃厚な豚骨魚介スープに定評のある「まぜそば」をベースに、独自ブレンドのカレー粉とニンニクをガツンと効かせた一杯で、前述の『SmaSTATION!!』2017年4月8日(土)放送分『通が選んだ!B級グルメの宝庫!2017年最新埼玉混雑グルメスポット』で取り上げられたことをキッカケに大ブレイク。

豚骨魚介×カレーの相性とは‥‥

本物の「カレーまぜそば」には、チャーシュー、ほぐし肉、メンマ、白葱、刻み玉葱、海苔、フライドオニオン、魚粉、辛味、卵黄など、多種多様なトッピングを使い、ジャンクな味わいを打ち出しているため、即席カップ麺での再現には限界を感じそうな予感——。しかし、エースコックといえば “業界で初めてカレー味のカップ麺を発売した” パイオニア、お手並み拝見と参りましょう。

開封

別添の小袋は2種類

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」に、後入れの「調味たれ」とシンプルに合計2袋。お店の「カレーまぜそば」には、たとえば魚粉や辛味(唐辛子)など、カップ麺でも再現できそうな素材をトッピングしているため、せめて魚粉は別添してほしかったところでしょうか。

麺は油で揚げたフライ麺を採用

麺は角刃で切り出された油揚げ麺で、湯戻し時間は熱湯5分。サイズは実店舗の自家製麺(極太)と比較して足元にも及びませんが、汁なしカップ麺としては太めの部類。この時点でエースコック特有の油揚げ麺臭が目立つので、すこし不安を覚えた反面、カレー系のソースと油揚げ麺の相性って意外と悪くないですからね。

ちなみに地元のスーパーでは198円(税込213円)で販売されていたのですが、メーカー希望小売価格は240円(税別)ということで、たとえばコンビニで購入した場合の税込価格は258円と若干ながら高めの商品。これは余談なんですけど、コンビニで買った後にスーパーで見つけたので、ちょっと悲しかったですw

製品詳細情報・購入価格等

製品名:一度は食べたい名店の味 狼煙 豚骨魚介カレーまぜそば
製造者:エースコック株式会社
製造所:兵庫工場(兵庫県たつの市神岡町東觜崎308)
内容量:163g(めん130g)
商品コード:4901071207915(JAN)
発売日:2021年07月19日(月)
実食日:2021年07月21日(水)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ミニストップ)
商品購入価格:258円(税込)
希望小売価格:240円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:角型ビッグ・湯切りタイプ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:600ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(調味たれ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、砂糖)、たれ(糖類、ポークエキス、植物油脂、たん白加水分解物、しょうゆ、食塩、カレー粉、豚脂、酵母エキス、カツオブシパウダー、唐辛子)、かやく(玉ねぎ、大豆加工品、メンマ、ねぎ、唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、香辛料抽出物、カラメル色素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(キサンタンガム)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)

実食開始

ちょっと具材の量は少ないか‥‥

別添の小袋は「かやく」のみ先入れで、中身は玉ねぎ、大豆加工品、メンマ、ねぎ、唐辛子と5種類の素材を使っているのですが、いずれも細切れなのが寂しいところ。大きめのチャーシューなどは入っておらず、せめてメンマが大きめだったら‥‥という具材に対しての寂しさは、エースコックの「スーパーカップ」でも馴染みの光景。

お店の「カレーまぜそば」とは別物のビジュアルw

あとは熱湯を注いで5分間、後入れの「調味たれ」には “フタの上にのせよく温め、お召し上がりの直前に入れてください” と記載されていたので、指示通りに待機。あとは時間になったら湯切りを行い、調味たれを加えて混ぜたら完成です。ええ、かなり具材が細切れで寂しいところではあるものの、和風仕立てのカレーの香りが食欲を刺激してくる実食前。

なお実際に立ち寄ったコンビニ大手4社の中では “ミニストップでの取り扱いを確認” しているので、販売店の参考にしてください。それでは、メーカー希望小売価格との兼ね合い(コストパフォーマンス的なところ)にも注目しつつ「めん」「たれ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(163g)あたり
カロリー:657kcal
たん白質:12.9g
脂  質:21.0g
炭水化物:104.0g
食塩相当量:7.2g
ビタミンB1:0.69mg
ビタミンB2:0.84mg
カルシウム:481mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ブチンッと弾ける食感に注目

5.0

実店舗の「カレーまぜそば」に使われている自家製麺は、希少価値の高い「ゆめちから」を種原料に、北海道産小麦を独自にブレンドした専用の小麦粉を使っているのが特徴で、さらに石臼で挽いた北海道産全粒粉を配合しているのもポイント。芳醇な小麦の香りをはじめ、ある程度の粘りを打ち出しながら、歯切れの良さも両立し、マニアからも高く評価されています。

エースコックならではの弾力と噛み応え

それを再現した今回の麺は、扁平の縮れた平打ち麺なので、形状の再現度が高いとはいえず、全粒粉も練り込まれていません。ただ、けっこうコシは強く、しっかりと粘りも持たせながら、それでいてグッと噛み締めた瞬間にブチンッと弾ける躍動感が印象的。

それなりに油揚げ麺の風味も並行するので、ベクトルは本物の生麺と異なりますし、ノンフライ麺ほどの繊細さはないけれど、ふんわり上がってくる油揚げ麺の甘みは心地よく、それをネガティブに思わせません。麺の重量も調理前の状態で大盛り(130g)なので、がっつり食べ応えがありました。

たれ

ちょっとココイチ感あるけどw おいしい

5.0

カレーのタイプはエースコックと仲睦まじい「CoCo壱番屋」監修のソースに近いところがあり、さまざまな香辛料をブレンドした(そのため人を選ぶことも珍しくない)スパイスカレーの対極にある、レトルトカレーや “家庭用のルー” に通じる膨よかな味わい。

また原材料には鰹節パウダー(魚粉)を使用しているようですが、体感的に魚介の要素は出汁(だし)と形容したくなる浸透力と一体感があり、しょうゆで味を整えているのもポイント。豚骨は土台を支えることに徹していますが、動物系の旨みは重心が低く、適度にニンニクと唐辛子のアクセントも効いているので、大盛りでも最後まで食べ飽きません。

辛さレベルは一般的に見ても辛口未満のラインに落としているのですが、けっこう硬派にピリ辛で、暑い夏にも食べたくなる味でした。なんというかアレですね、無条件に美味しいヤツ。

かやく

割り切ってください

2.0

前述のように具材は細切れで、なおかつ少量という‥‥そこまで具材にコストを回す余裕がなかったの? みたいな。ちょっとショボすぎる内容ではあるものの、なかでも好印象だったのは細切りの玉ねぎで、シャキシャキとした歯触りとフレッシュな香味がアクセントに効果的。

使い回しの青葱と食べている間には気がつかなった赤唐辛子についてはさておき、メンマは少量ながらに風味を感じたので、これがトッピングのナンバーツー。それと最近のエースコックが頻繁に使ってくる大豆加工品は、クニッとした独特の弾力ではあるものの、当たり外れの激しい “程よく味付けした肉そぼろ” よりも安定しているので、悪くないと思っています。

総評

4.0

果たして再現度が高いのかどうかと聞かれたら‥‥ですし、具材のボリュームも240円(税別)のカップ麺とは思えないショボさですが、大盛りの麺量でも食べ飽きない濃厚なカレー味は素直に美味しく、スーパーやドラッグストアで税込213円前後であれば、余裕で購入の候補に加えてもいいレベル。

出汁を効かせた和風ベースのカレーが苦手な方にはオススメできないけれど、そうでなければ嫌いな人のほうが少ないんじゃないですかね。もし胃袋の空きに余裕があれば、鉄板の温泉たまごや生の卵黄はもちろん、焼豚やシーチキンなどをトッピングして、自分流にアレンジしながら食べるのもアリだと思います【author・taka :a(大石敬之)】

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