どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2024年2月18日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
日清の最強どん兵衛 カレーうどん / 280円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
大島 味噌ラーメン / 271円(全国)N
麺づくり ごま油香る牛だしわかめ醤油 / 236円(全国)N
麺づくり キムチチゲ味噌味 / 236円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
富士郎 豚骨醤油ラーメン / 271円(全国)N
▼エースコック
スーパーカップ1.5倍 たらこクリーム味うどん / 240円(全国)N
スーパーカップ1.5倍 蟹チゲ風ラーメン / 240円(全国)N
▼寿がきや食品
麺や絶豚監修 デス煮干しラーメン / 316円(沖縄除く)N
▼まるか食品
ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば / 236円(全国)N
▼ファミリーマート
鹿児島ラーメンくろいわ 揚げネギ豚骨ラーメン / 297円(全国)N
▼セブンプレミアム
ワンタンラーメン しょうゆ味 / 178円(全国)N
ワンタンラーメン とんこつ味 / 178円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「日清の最強どん兵衛 カレーうどん」新発売
すべてが主役「最強どん兵衛」に待望の “カレー” 登場!! 最強どん兵衛(さいきょうどんべえ)とは、1976年(昭和51年)8月9日の発売以来、現在は即席カップめん市場の丼型うどん・そばカテゴリーで “売上No.1” の座に君臨する「日清のどん兵衛」の上位シリーズで、2022年3月28日に突如として現れた「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」及び「同 かき揚げそば」を皮切りに発足。
今回の新商品「日清の最強どん兵衛 カレーうどん」は、前述の「きつねうどん」及び「かき揚げそば」並びに2023年12月4日発売の「鴨だしそば」に続く “第4の最強どん兵衛” で、どんっと存在感のある一枚お揚げに、熱湯8分で驚きの食感を実現した極太うどん、さらに現行「どん兵衛」シリーズでは最多となる30種のスパイスを駆使した自信作。
通常の「カレーうどん」は、紆余曲折の末に “東日本と西日本で味を統一” し、北海道を除く全国版は牛の旨みを、北海道限定「北のどん兵衛」では豚の旨みをベースにしているのですが、最強どん兵衛のカレーつゆには “動物系のエキス不使用” で、魚介とスパイスに特化している様子。カレー×きつねは珍しい組み合わせになりますが、2022年9月26日に「特盛スパイシーきつねカレーうどん」を発売していたので、その延長でしょうか。
東洋水産「麺づくり ごま油香る牛だしわかめ醤油」「同 キムチチゲ味噌味」新発売
麺づくりも韓国ブームに便乗? ありそうでなかった新作を市場に投下!! 麺づくり(めんづくり)とは、1992年(平成4年)6月の発売以来、東洋水産が力を入れているノンフライめんブランドで、家族みんなに愛されるスタンダードな味わいがコンセプト。同じカテゴリーに位置する「日清麺職人」とはライバル関係にありますが、麺職人は女性を強く意識しているのに対し、麺づくりはより幅広い層をターゲットにしています。
今回の新商品「麺づくり ごま油香る牛だしわかめ醤油」は、即席カップめん業界にも大きな波紋を呼んでいる韓国風の新フレーバーで、ごま油が香る牛だしベースの醤油スープに “なめらかな口当たりとしなやかなコシをあわせ持ったノンフライ細麺” と、わかめを具材に採用した一杯。
さらに “なめらかな口当たりと粘りのあるノンフライ太麺” に、魚介やコチュジャンを効かせたチゲ風スープの組み合わせを特徴とする「キムチチゲ味噌味」を同時に展開し、ラインナップを強化した東洋水産。同社はキムチチゲ系のフレーバーに強いので、こちらの仕上がりは想像に難くないけれど、牛だし+わかめの「ごま油香る牛だしわかめ醤油」には目新しさを感じます。
サンヨー食品「サッポロ一番 富士郎 豚骨醤油ラーメン」新発売
逆さカップで度肝を抜いた「富士郎」まさかの “富士山世界文化遺産登録10周年記念” で奇跡の大復活!! 富士郎(ふじろう)とは、2014年(平成26年)2月17日発売の「サッポロ一番 富士郎 豚骨醤油ラーメン」にルーツを持つ二郎インスパイア系のカップラーメンで、販売者はサンヨー食品。富士山に見立てたパッケージは、あえて逆さまに陳列することを前提にしたデザインで、その衝撃は今でも色濃く残っているのですが‥‥
今回の新商品「サッポロ一番 富士郎 豚骨醤油ラーメン」は、富士山の世界文化遺産登録10周年を記念したカップラーメンで、パッケージに小さく「富士急ハイランド」のロゴと “絶叫戦隊ハイランダー” がデザインされているように、富士急ハイランド関連のコラボ商品でもであるのですが、あの「富士郎」がこのような形で復活することを誰が予想できたでしょう。
ちなみに初代「富士郎」の発売から4ヶ月後、今度は “赤富士” に見立てた「サッポロ一番 富士郎 辛豚骨醤油ラーメン」をリリースしていましたが、それ以降はパッタリと姿を消してしまったので、およそ9年半ぶりの復活。即席カップめん業界における二郎インスパイア系といえば、すっかり飽和状態に突入しちゃってる印象でしたけど、このジャンルでは久々に強烈な衝撃を受けました。
エースコック「スーパーカップ1.5倍 たらこクリーム味うどん」「同 蟹チゲ風ラーメン」新発売
Z世代向けの “映え” カップめん!? ピンクまみれのシン・スーパーカップ爆誕!! スーパーカップとは、1988年(昭和63年)7月25日の発売以来、大型カップめんのパイオニアとして知られる存在で、製造者は言わずと知れたエースコック。そのボリュームと濃いめの味わいが人を選ぶ要因にもなっているのですが、このカテゴリーを切り開いた先駆者です。
今回の新商品「スーパーカップ1.5倍 たらこクリーム味うどん」及び「同 蟹チゲ風ラーメン」は、運動部の学生やガテン系のユーザーを中心に支持されている「スーパーカップ」の新作とは思えない、全身どピンクフラミンゴなパッケージを特徴とする “Z世代向けの映えカップめん” で、前者の「たらこクリーム味」については分からなくもないですけど、さすがに「蟹チゲ風」は強引すぎませんかね。
などと思いながらニュースリリースを読み進めてみると “韓国ブームで注目を集める「蟹チゲ」を味わえる一杯” との記載があったので、これも韓国ブームに便乗した商品になりますが、この奇抜な色合いはイジメ減少・防止・啓発を目的とした「ピンクシャツデー運動」に賛同したデザインとのこと。なんというか食い物にしてる感じで私は気持ち悪くなったんですが、こういうカジュアルさが若い世代にウケるんですかね、知らんけど。
寿がきや食品「麺や絶豚監修 デス煮干しラーメン」新発売
青森の煮干しラーメン専門店「麺や ゼットン」監修、お店の看板メニュー「デス煮干し」をカップラーメンで再現!! 麺や絶豚(めんやぜっとん)とは、青森ブッダ(日の丸水産)内でラーメンを提供していた「麺や 沁皇(しんおう)」にルーツを持ち、2010年(平成22年)7月12日に満を持して独立オープンした青森の人気ラーメン店で、数あるメニューの中でも煮干しカプチーノこと「ドロ煮干し」と「デス煮干し」が印象的。
今回の新商品「麺や絶豚監修 デス煮干しラーメン」は、熱狂的なファンが多いことでも知られる青森の名店「麺やゼットン」監修のもと、5種類の煮干し(平舘産焼き干し・平子・片口イワシ・白いりこ・さんま)をブレンドした、濃厚煮干し系と称される「デス煮干し」の味わいを再現したカップラーメンで、とにもかくにも商品名のインパクトたるや。
パッケージに小さく「全国麺めぐり」のロゴを配しているように、寿がきや食品が通年販売している「富山ブラックラーメン」や「奈良天理ラーメン」「銀座香味徳監修 鳥取ゴールド牛骨ラーメン」などと同じブランドになりますが、どう考えても(いい意味で)通年販売するのは厳しそうなオーラを漂わせているため、一度食べたら忘れられない強烈な煮干し感に期待したくなる一杯です。
まるか食品「ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば」新発売
あの名作がバージョンアップして復活!? ペヤングの「豚骨やきそば」約2年ぶりに登場!! ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっている即席カップめんブランドで、1973年(昭和48年)7月発売の「ペヤングヌードル」を皮切りに発足。現在は湯切りタイプの「やきそば」を中心に、一部の地域では「らーめん」も販売しているのですが‥‥
今回の新商品「ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば」は、本格的なバリカタ豚骨ラーメンを「やきそば」にアレンジした新作で、より本格的な豚骨ラーメンの味わいを再現するために、いつもとは違う “熱湯60秒” の細麺を開発して採用とのこと。ペヤングにおける「豚骨やきそば」といえば、2022年3月14日に「九州豚骨やきそば」を発売しているため、これが初の試みではありません。
しかし、約2年前の「九州豚骨やきそば」には “熱湯1分” の細麺を搭載していましたが、今回の「カタ極 細麺豚骨やきそば」には “熱湯60秒” の細麺を‥‥!! どっちもどっちですね。ただ、もしかすると仕様を変えているのかもしれないのと、前回の「九州豚骨やきそば」が素直に美味しかったので、いずれにせよ楽しみです。
ファミリーマート「鹿児島ラーメンくろいわ 揚げネギ豚骨ラーメン」新発売
鹿児島県民の郷愁を誘う魅惑の味「くろいわ」監修のカップラーメンが帰ってきた!! くろいわラーメン(味のくろいわ)とは、1968年(昭和43年)の創業以来、鹿児島きってのラーメン激戦区 “天文館通” に本店を置き、不動の地位を築き上げた鹿児島ラーメン界のレジェンドで、数ある名店が犇(ひし)めく中、鹿児島ラーメンのスタンダートといえば「くろいわ」の名が真っ先に挙がるほど。
今回の新商品「鹿児島ラーメンくろいわ 揚げネギ豚骨ラーメン」は、コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってない、ファミマルからのカップラーメンで、製造者は即席めん業界最大手の日清食品。豚骨と鶏ガラの旨みを凝縮したコクのあるスープに、くろいわの特徴でもある芳ばしい揚げネギをトッピングした、再現度重視の本格的なカップラーメンです。
「くろいわ」のカップ麺が初めて発売されたのは、現在を遡ること17年以上、2006年(平成18年)11月7日の話。その当初から製造は一貫して日清食品の担当で、2022年1月発売品は “東北・関東・東海・北陸・九州・沖縄” 限定となっていましたが、2023年1月10日発売品から販売エリアを全国に拡大。今回も販売エリアは全国ですが、昨年とJANコードが違うため、まったく調整なしの再販ではないのかも——。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、まさかの復活を果たした伝説の二郎インスパイア商品「富士郎 豚骨醤油ラーメン」に、30種のスパイスを駆使した「日清の最強どん兵衛 カレーうどん」の仕上がりも興味深く、興味深いといえば「ペヤング カタ極 細麺豚骨やきそば」と「麺や絶豚監修 デス煮干しラーメン」も見逃せません。
品数としては少なめですが、けっこう濃いめの顔触れですし、いくつか先週の取り零し分もあるので、そちらのレビューとノーアナウンスの新商品にも目を光らせながらブログを更新します。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2024.02.26
日清ラ王 うにクリ カップラーメン
まねきのえきそば きつね
まねきのえきそば 天ぷら
カップヌードル シーフードヌードル ぶっこみ飯
明星 ばり嗎監修 豚骨醤油らーめん
明星 一平ちゃん夜店の焼そば やみつき塩だれ味
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 醤油バター明太子味
バミー ヌアトゥン
サッポロ一番 旅麺 会津喜多方醤油ラーメン
サッポロ一番 旅麺 札幌味噌ラーメン
サッポロ一番 旅麺 博多高菜豚骨ラーメン
サッポロ一番 旅麺 横浜家系豚骨醤油ラーメン
サッポロ一番 旅麺 浅草ソース焼そば
わかめ油そば ごま・しょうゆ仕立て
吉祥寺武蔵家 家系ブラック - 2024.03.04
明星 ロカボNOODLESおいしさプラス こってり醤油
明星 ロカボNOODLESおいしさプラス 濃厚鶏白湯
明星 ロカボNOODLESおいしさプラス 豚旨カレー
明星 ロカボNOODLESおいしさプラス コク旨ソース焼そば
スーパーカップ1.5倍 醤油の神 絶品鶏だし中華そば
タテ型 飲み干す一杯 担担麺
タテ型 飲み干す一杯 味噌バター味ラーメン
タテ型 飲み干す一杯 豚辛タンメン - 2024.03.11
明星 至極の一杯 醤油ラーメン
明星 至極の一杯 味噌ラーメン
明星 至極の一杯 塩ラーメン
MARUCHAN QTTA 豚キムチ味 - 2024.03.25
明星 ぶぶか油そば
明星 チャルメラ ちいかわラーメン しょうゆ味
大黒 冷し中華醤油だれ
大黒 冷しうどん
大黒 冷し担々麺 - 2024.04.01
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