最新カップ麺【今週の新商品】閉店した「人類みな麺類RED」の味わいを再現!? 中本の新作もサイレント先行発売!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年11月14日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清のどん兵衛 赤ワイン仕立ての欧風ビーフカレーうどん / 214円（全国）N
日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば / 214円（全国）N

▼明星食品
明星 麺神カップ 濃香鶏白湯 / 255円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
麺づくり にんにく香る旨辛醤油 / 214円（全国）N
麺づくり ゆず＆胡椒香る鶏白湯 / 214円（全国）N
でかまる じゃが入りコーン塩バター味ラーメン / 245円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
サッポロ一番 みそラーメン 菰田欣也監修 四川火鍋風 タテビッグ / 245円（全国）N
サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば 復刻版ソース味 / 214円（全国）N

▼エースコック
スーパーカップ1.5倍×EXIT 明太バター醤油味ラーメン / 245円（全国）N
スーパーカップ1.5倍×EXIT ジンジャー豚味噌味ラーメン / 245円（全国）N

▼ヤマダイ（ニュータッチ）
凄麺 冬の塩らーめん / 242円（全国）N

▼まるか食品
ペヤング 超大盛からしマヨネーズ黒胡椒やきそば魔王 / 300円（ファミリーマート先行）N

▼イオングループ
麺魚 濃厚鯛だしごまらーめん / 239円（全国）N

▼トップバリュベストプライス
コクのある海鮮ちゃんぽん / 98円（全国）N
辛さ際立つ旨辛ヌードル / 98円（全国）N
野菜を味わう塩タンメン / 98円（全国）N

▼ローソン
人類みな麺類RED めっちゃうまから！旨だしトマトらーめん / 239円（全国）N

▼ファミリーマート
なりたけ監修 みそラーメン / 269円（全国）N
味仙 台湾ラーメン / 221円（全国）N

▼セブン＆アイ（セブンプレミアム）
蒙古タンメン中本 トマト＆チーズ味* / 208円（全国）N
野菜たくさんタンメン / 98円（全国）R

▼セイコーマート
Secoma ピリッと辛い ネギ塩ラーメン / 110円（北海道・茨城・埼玉）N

▼丸美屋
ちいかわ かぼちゃのポタージュ / 190円（CVS先行）N
ちいかわ じゃがいものポタージュ / 190円（CVS先行）N

* 2022年11月12日より順次発売

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清のどん兵衛 赤ワイン仕立ての欧風ビーフカレーうどん」「日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば」新発売

即席カップめん業界も “ボージョレ・ヌーヴォの解禁日” を意識!? 赤ワインを使用した「日清のどん兵衛」と「日清焼そばU.F.O.」爆誕!! ボージョレ・ヌーヴォ（Beaujolais Nouveau）とは、フランス南部・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区にて、その年に収穫された「ガメイ種」の葡萄（ぶどう）から醸造されるワインの新酒を指し、2022年の解禁日は11月17日となっているのですが‥‥

出典：「日清のどん兵衛 赤ワイン仕立ての欧風ビーフカレーうどん」「日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば」（11月14日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清のどん兵衛 赤ワイン仕立ての欧風ビーフカレーうどん」及び「日清焼そばU.F.O. 赤ワイン仕立てのデミグラスソース焼そば」は、ボージョレ・ヌーヴォの解禁に合わせて “洋風リッチ” をコンセプトに開発された「日清のどん兵衛」と「日清焼そばU.F.O.」で、どちらのブランドでも初となるフランス産の赤ワインを使用とのこと。

使用している赤ワインはボージョレ・ヌーヴォ（ボジョレーヌーヴォー）ではないため、個人が銘柄まで特定するのは至難の業になりますけど、それはさておき試みとしては面白い展開。2016年（平成28年）11月7日にワインとのマリアージュを図った「日清焼そばU.F.O. チーズソース ローストガーリック仕立て」を発売していましたが、商品にワインは使用していなかったので、仕上がりが楽しみです。

明星食品「明星 麺神カップ 濃香鶏白湯」新発売

カップ麺の概念を覆す圧倒的かみ応え「麺神」の “鶏白湯” が再登場!! 麺神（めがみ）とは、空前の極太麺ブームを背景に、従来の即席麺にはない “真のお店品質” を目指して生まれた本格ブランドで、2020年9月21日に発売された袋麺「明星 麺神 神太麺×旨 醤油」及び「同 神太麺×旨 味噌」を皮切りに発足。その2週間後に「麺神カップ」が現れ、どちらも自慢の極太麺を特徴としています。

出典：2022年11月発売商品のご案内 – 明星食品

今回の新商品「明星 麺神カップ 濃香鶏白湯（のうこうとりぱいたん）」は、濃厚な鶏の旨みをベースに、香味野菜（にんにく、しょうが）のアクセントを効かせたスープを特徴する一杯で、もちろん麺は極太サイズのノンフライ麺を搭載。2022年1月10日にも同じ商品名の「明星 麺神カップ 濃香鶏白湯」を発売しているため、ブランド初の試みではないけれど、まったく同じ仕様ではありません。

明星食品のニュースリリースは簡易版ですが、よく見ると “塩麹とにんにくを練り込み、麺の旨みを強化” という文面があるため、そこがリニューアルポイント。ただ、前回発売品のスープは鶏と豚のハイブリッドで、別添のオイルが唇に付着するとワックスよろしく固まり、具材の背脂加工品も鶏白湯から遠ざかる要因になるなど、そこが改善されているのかどうかで評価の伸び率が変わりそうです。

東洋水産「麺づくり にんにく香る旨辛醤油」「同 ゆず＆胡椒香る鶏白湯」新発売

発売30周年を迎えた「麺づくり」最新作は “スタミナ系” と “上品系” を同時に展開!! 麺づくり（めんづくり）とは、マルちゃんで知られる東洋水産のノンフライ即席カップめんブランドで、家族みんなに愛されるスタンダードな味わいがコンセプト。1992年（平成4年）6月の発売以来、現在は生麺食感を追求した『つるっと食感 温水（おんすい）なめらか製法』の麺を特徴としています。

出典：「麺づくり にんにく香る旨辛醤油」「同 ゆず＆胡椒香る鶏白湯」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「麺づくり にんにく香る旨辛醤油」及び「同 ゆず＆胡椒香る鶏白湯」は、今年9月に全面リニューアルした『つるっと食感 温水なめらか製法』のノンフライ麺に、食欲そそる香りを付与した『新・香り立ちスープ』を組み合わせた一杯で、前者の「にんにく香る旨辛醤油」は宮崎の辛麺（からめん）を彷彿とさせるスタミナ系。

片や同時発売品の「ゆず＆胡椒香る鶏白湯」は、濃厚な鶏の旨みをベースに、柚子の香りと胡椒で風味を付けた鶏白湯を特徴とする一杯で、にんにく香る旨辛醤油とは対極に位置する繊細な香りモノ。スーパーやドラッグストアなど、場合によっては税込100円前後で入手可能なブランドなので、コストパフォーマンスの高さにも期待できそうですよ。

東洋水産「でかまる じゃが入りコーン塩バター味ラーメン」新発売

でかまる発売当初から存在する最古参のフレーバー「コーン塩バター味」2022年の冬は “じゃが入り” で登場!! でかまるとは、東洋水産が『うまい大盛』をコンセプトに展開している大盛りカップめんブランドで、1989年（平成元年）7月に発売された「もやし味噌ラーメン」及び「コーン塩バター味ラーメン」が最初の商品。味とボリュームの両方を実現し、確固たる地位を築き上げました。

出典：「でかまる じゃが入りコーン塩バター味ラーメン」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「でかまる じゃが入りコーン塩バター味ラーメン」は、現在も通年販売されている「バリシャキ！もやし味噌ラーメン」に対し、冬の定番商品に位置付けられている「コーン塩バター味ラーメン」の最新作で、2022年は皮付きポテトをトッピングした “じゃが入り” バージョン。‥‥ええ、2021年11月8日発売品と同じですw

イメージ画像の麺リフトだったり、後入れのバター風キューブを別添していたり、おそらく昨年と大差ない仕上がりが予想されますが、東洋水産のニュースリリースにある「具材」の項目で “コーンと皮つきポテトの記載順が変わっている” のが気になるところ。原材料名のルールに則っていた場合、皮つきポテトの使用重量が増えていることを意味しているため、そこがリニューアルポイントかもしれません。

サンヨー食品「サッポロ一番みそラーメン 菰田欣也監修 四川火鍋風 タテビッグ」新発売

サッポロ一番の中でも不動の人気を誇る「みそラーメン」を “あの有名シェフ” がアレンジ!? 痺れる火鍋の辛さを表現!! サッポロ一番の「みそラーメン」とは、1968年（昭和43年）9月1日の発売以来、現在も販売を続けているサンヨー食品のロングセラーで、同社の「塩らーめん」と接戦しつつ、常に即席袋めん市場ので売り上げランキングで第1位に君臨する絶対王者。

出典：ホーム > 製品情報 > サッポロ一番 みそラーメン 菰田欣也監修 四川火鍋風 タテビッグ

今回の新商品「サッポロ一番 みそラーメン 菰田欣也監修 四川火鍋風 タテビッグ」は、料理の鉄人として知られる陳建一（ちん けんいち）その人に師事し、現在は数々のテレビ番組にも出演している火鍋伝道師・菰田欣也（こもだ きんや）シェフ監修のもと、サンヨー食品のロングセラー「サッポロ一番 みそラーメン」を火鍋風にアレンジした一杯で、製品スタイルはコンビニ向けの縦型ビッグ。

ノンフライ麺を搭載した湯切りタイプのカップ麺「サッポロ一番 ファイヤーホール4000 四川汁なし担担麺」（2018年12月10日発売品）を皮切りに、セブン＆アイ限定のカップラーメン「ファイヤーホール4000 四川火鍋風ラーメン」（2019年9月23日発売品）など、以前にもコラボ歴があるサンヨー食品×菰田欣也シェフですが、サッポロ一番みそラーメンのアレンジは初めてなので、話題性は充分です。

サンヨー食品「サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば 復刻版ソース味」新発売

昭和30年代の「オタフクお好みソース」を再現!? あの “甘やさしい味わい” を現代に復刻!! オタフクソースとは、広島県広島市西区に本社を置く調味料メーカーの社名であり、同社を代表するソースの商品名で、当初は西日本を中心に販売されていましたが、現在は日本国内のみならず、アジアや欧米でも好評を博すなど、世界的な知名度を誇るブランドに成長しました。

出典：ホーム > 製品情報 > サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば 復刻版ソース味

今回の新商品「サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば 復刻版ソース味」は、1999年（平成11年）5月の発売以来、現在もサンヨー食品が販売を続けている「サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば」の姉妹品で、1955年（昭和30年）代に愛された “甘やさしい” オタフク「お好みソース」の味わいをイメージしたエモい一杯。

しかし、麺はサンヨー食品の独自製法で作られた、もっちりとした食感で、なおかつ縮れの少ない生めん風のストレート中太麺を使用と最新の技術を織り交ぜているのがポイント。麺の原材料名は既存の「サッポロ一番 オタフクお好みソース味焼そば」と共通で、実はソースの原材料名も変わっていないのですが、それだけに通年販売品との違いが気になるところ。

エースコック「スーパーカップ1.5倍×EXIT 明太バター醤油味ラーメン」「同 ジンジャー豚味噌味ラーメン」新発売

即席カップめん史上もっともチャラい “バイブスいと上がりけり〜” な新商品!? 実は真面目で真摯なネオチャラ芸人コンビ・EXIT（イグジット）ついに「スーパーカップ1.5倍」をプロデュース!! スーパーカップとは、1988年（昭和63年）7月25日の発売以来、大型カップ麺の牽引役として重要な位置を占める “大盛りカップ麺のパイオニア” で、大阪府吹田市のエースコックが誇る主力商品の一つです。

出典：スーパーカップ1.5倍×EXIT 明太バター醤油味ラーメン / ジンジャー豚味噌味ラーメン 2022/11/14 新発売 – エースコック

今回の新商品「スーパーカップ1.5倍×EXIT 明太バター醤油味ラーメン」及び「同 ジンジャー豚味噌味ラーメン」は、スーパーカップのCMキャラクターを担当しているEXIT（兼近大樹さん、りんたろー。さん）の御二方がプロデュースした意欲作で、前者の「明太バター醤油味ラーメン」は兼近大樹さんの “明太×バター×醤油の組み合わせ、それすなわち神！” というアイディアから実現。

片や同時発売品の「ジンジャー豚味噌味ラーメン」は、りんたろー。さんからの “野菜たっぷりのラーメンマジテンション上がる” というアイディアから完成した『マジテンションの上がるヤバいスーパーカップ』で、一見すると若者の悪ノリに思えますが、EXITといえばチャラいファッションに反して実は真摯な姿勢に定評のある芸人。というわけで、コンセプト以上に硬派な仕上がりが予想されます。

ヤマダイ「凄麺 冬の塩らーめん」新発売

心も体も温まる「凄麺」の冬季限定商品 “塩らーめん” が2年ぶりに登場!! 凄麺（すごめん）とは、ニュータッチで知られるヤマダイの即席ノンフライめんブランドで、2001年（平成13年）10月29日に発売された「これが煮玉子らーめん」を皮切りに発足。現在は「ご当地シリーズ」を筆頭に、めん・スープ・具材を極めた「逸品シリーズ」ほか、通年品とは異なる「期間限定」にも力を入れています。

出典：冬限定！心も体も温まる塩らーめんが2年ぶりに登場！「凄麺 冬の塩らーめん」2022年11月14日（月）新発売！- ヤマダイ

今回の新商品「凄麺 冬の塩ラーメン」は、これから来る “寒い季節の冬に食べたい心も体も温まる美味しい塩らーめん” がコンセプトの一杯で、凄麺における冬の風物詩的な存在。昨年はリリースされなかったので、けっこう寂しく思っていたのですが、2022年の冬はファン待望の復活となり、しかも今作で17回目とのこと。

冬が旬の美味しい白菜を大切りカットで具材に使い、背脂入りの濃厚なスープを訴求するなど、一昨年からの共通点を感じるフレームワークとなっているのですが、2年前はピリッと辛い特製スパイス入りの小袋を別添していたのに対し、今年は豆板醤ベースに粗挽き唐辛子を加えた特製辛ダレ「旨辛醤（うまからじゃん）」を別添ということで、さらなる “じんわり” としたコクに期待できそうです。

ローソン「人類みな麺類RED めっちゃうまから！旨だしトマトらーめん」新発売

ローソン名店シリーズ「人類みな麺類」監修のカップラーメンに初の変わり種が登場!! 人類みな麺類（じんるいみなめんるい / Human beings everybody noodles）とは、2012年（平成24年）4月12日の創業以来、関西屈指の醤油らーめん専門店として知られる行列店で、以前にもローソン限定のカップ麺「人類みな麺類 めちゃうま貝だし醤油らーめん」を監修しているのですが‥‥

出典：Home > 商品・おトク情報 > オリジナル商品 > 日清食品 人類みな麺類RED めっちゃうまから！旨だしトマトらーめん – ローソン

今回の新商品「人類みな麺類RED めっちゃうまから！旨だしトマトらーめん」は、大阪府大阪市淀川区に本店を置く「人類みな麺類」の流れを汲み、東京は赤坂で2020年10月25日にオープンした「人類みな麺類Red」の味わいをカップ麺で限定復活させた一杯で、メーカーは前述した「人類みな麺類」監修のカップラーメンを製造していた即席めん業界最大手の日清食品。

すでに「人類みな麺類Red」は閉店し、2021年10月1日から関西発の二郎インスパイア店「夢を語れ」とコラボした「人類みな夢を乗せて 赤坂店」にリニューアルしているため、残念ながら現存しません。ただ、おそらく再現元のメニューは “Red” 時代の「らーめんmacro（イタリアントマトの担担麺）」だと思うので、それをイメージしながらレビューします。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、人類みな麺類 “Red時代” のメニューを再現したローソン限定商品「めっちゃうまから！旨だしトマトらーめん」に、赤ワイン仕立ての「どん兵衛」及び「日清焼そばU.F.O.」ほか、ついに実現した「スーパーカップ1.5倍×EXIT」も興味深い展開。

さらに菰田欣也シェフ監修の四川火鍋風「サッポロ一番 みそラーメン」や「凄麺 冬の塩らーめん」も注目度が高く、12日（土）から全国のセブン-イレブン店舗で「蒙古タンメン中本」監修の最新作（トマト＆チーズ味）が先行販売されているようなので、そちらも睨みながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】