【最新】カップ麺 新商品一覧 2019年11月第3週は “超激辛” 二郎系に前代未麺のヤバそば!?

どうも、taka :aです。

この記事では、2019年11月18日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・日清のどん兵衛 味噌キムチチゲうどん / 193円（全国）
・日清のどん兵衛 ねぎ油風味がおいしい豚だしそば / 193円（全国）

▼明星食品
・明星 千里眼監修 辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン / 245円（全国）

▼東洋水産（マルちゃん）
・でかまる じゃがバター風味コーン塩ラーメン / 220円（全国）
・でかまる バリシャキ! もやし味噌ラーメン / 220円（全国）R

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
・元祖ニュータンタンメン本舗監修 スタミナタンタンメン / 220円

▼エースコック
・（コンビニ限定）超スーパーカップ1.5倍 黄金鶏油ワンタン麺 / 220円（全国）
・たらっと とろりたまご風 すき焼き味うどん / 193円（全国）
・たらっと とろりたまご風 カレー南蛮そば / 193円（全国）

▼ヤマダイ
・ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば / 240円（全国）

▼ローソン
・麺屋武蔵×かんだやぶそば 前代未麺! ヤバそば / 230円（全国）
※2019年11月19日（火）発売予定

▼ファミリーマート
・けやき 札幌味噌ラーメン / 258円（全国）
・国産野菜具材100％使用 じゃがバター味塩ラーメン / 210円（全国）
※2019年11月19日（火）発売予定（数量限定）

▼セブンイレブン・IYグループ
・セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 チーズの一撃 / 198円（全国）
・セブンプレミアム 銘店紀行 森田屋總本店 / 198円（北関東）
・セブンプレミアム 一風堂 博多ちゃんぽん! / 358円（全国）
※「一風堂 博多ちゃんぽん!」2019年11月19日（火）発売予定（冷凍食品）

日清食品

「日清のどん兵衛 味噌キムチチゲうどん / ねぎ油風味がおいしい豚だしそば」新発売

“どんぎつね” が考えたオリジナルどん兵衛に「ちょい足し」で2度おいしい新作登場!「日清のどん兵衛」テレビCMシリーズにも出演中の “どんぎつね” こと吉岡里帆（よしおか りほ）さん考案・どん兵衛アレンジレシピシリーズ第4弾として、ちょい足しアレンジを想定した変わり種の新商品が開発されました。

出典：日清食品「日清のどん兵衛 味噌キムチチゲうどん」「日清のどん兵衛 ねぎ油風味がおいしい豚だしそば」（11月18日発売）

「日清のどん兵衛 味噌キムチチゲうどん」は、キムチの旨味と酸味を効かせた味噌仕立てのチゲ風で、すこし甘い味わいが特徴とのこと。こちらには「納豆」ちょい足しトッピングが想定されており、パッケージにも “オススメアレンジはコレ” とイラスト付きで訴求しています。味噌も納豆も同じ大豆由来の発酵食品ですし、加えてキムチとの相乗効果にも期待できる組み合わせ。

「日清のどん兵衛 ねぎ油風味がおいしい豚だしそば」は、アゴ（トビウオ）とサバの混合出汁（だし）に豚脂の甘味を加え、ほんのり葱油の隠し味を効かせているらしく、なんとオススメアレンジは「紅生姜」とのこと。味噌キムチチゲうどん×納豆の組み合わせは想定の範囲内ですけど、紅生姜の酸味で葱油が吹っ飛ばないかどうかが気になるところ——もちろん、両方とも試してみますね。

明星食品

「千里眼監修 辛辛辛（カラカラカラ）にんにく豚骨醤油ラーメン」新発売

激辛揚玉と激辛スープがつくる究極の辛さ!? 二郎インスパイア系ラーメン店「千里眼」コラボ第5弾は新タイプの超激辛カップ麺!! 東京・駒場に本店を構える二郎系の名店「ラーメン千里眼（せんりがん）」とのタイアップ商品で、今回の新作は2018年12月に発売された「辛辛辛辛辛（カラカラカラカラカラ）」の “辛さ約2倍バージョン” なのだとか——

出典：明星食品「明星 千里眼監修 辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」（11月18日発売）

2018年12月17日に発売された「千里眼監修 辛辛辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン（辛5）」は、その時点で “超激辛” をアピールしており、食べられないほどの辛さではなかったけれど、市販品として激辛カップ麺を名乗るに相応しい辛さでした。その前に「千里眼監修 辛辛辛まぜそば（辛3）」を発売していたので、次は辛7が来るかと思いきや、商品名は「辛辛辛」と辛3つ。

しかし、今度の「辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」は、唐辛子を強烈に効かせて前回の約2倍、つまり辛10クラスの新商品とのこと。あくまで官能評価（ヒト判断）による倍率での話らしいのですが、これは期待せざるを得ません。ちなみに前回の「辛辛辛辛辛」は、コンビニだと “ファミリーマートとセブンイレブンには売ってなかった” ので、レビューまでに詳しい販路も調べておきます。

サンヨー食品（サッポロ一番）

「元祖ニュータンタンメン本舗監修 スタミナタンタンメン」新発売

神奈川県川崎市のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗」の味わいをカップ麺で再現! サッポロ一番ことサンヨー食品からの新作で、この記事を執筆中の現在、まだ公式ウェブサイトは更新されていませんが、川崎の人気ラーメン店「元祖ニュータンタンメン本舗」のカップラーメンが今週の新商品として全国のスーパーやコンビニで発売されます。

コンビニでしか売ってないわけではないのですが、コンビニ向けの縦型ビッグ・大盛りサイズなので、11月19日（火）から各コンビニで見かけるようになるでしょう。今回の監修店「元祖ニュータンタンメン本舗」とは、五十嵐 源吉（いがらし げんきち）という方が開業したタンタンメンの専門店で、創業は55年前の1964年（昭和39年）。

従来の担担麺をアレンジした “川崎溶き卵系” と呼ばれるニュースタイルのタンタンメンは、豚ガラしお味ベースのスープに挽肉、ニンニク、玉子を絡ませ、粗挽き唐辛子を効かせた一般的な担担麺とは一線を画すスタイル。現在は川崎市を中心に30を超える店舗を展開しているものの、川崎溶き卵系のカップ麺は珍しく、また辛さレベルも気になるところ。

エースコック

「（コンビニ限定）超スーパーカップ1.5倍 黄金鶏油ワンタン麺」新発売

コンビニだけのリッチなウマさ! 王道と品質にこだわった「スーパーカップ」姉妹ブランド「コンビニ限定 超スーパーカップ1.5倍」より、黄金色の鶏油（チーユ）を “たっぷり効かせた” 新作が開発されました。同シリーズにおける前回の新商品は、2019年3月18日発売の「鴨だし香るワンタン塩ラーメン」なので、ちょうど8ヶ月ぶりの新作です。

出典：エースコック「（コンビニ限定）超スーパーカップ1.5倍 黄金鶏油ワンタン麺」2019/11/18 新発売PDF

前回は鴨と鰹をベースにした和風仕立ての塩ラーメンでしたが、今回は「黄金鶏油ワンタン麺」ということで、同じワンタン麺でもタイプは別物。ふと思い返してみれば、前々回のコンビニ限定・超スーパーカップ1.5倍は「ワンタン味噌ラーメン」（2019年1月7日）だったので、味噌ワンタン、塩ワンタン、醤油ワンタンという流れ。

次は担担ワンタン麺か‥? と、それはさておきイメージとしては、鶏油を効かせたワンタン入りの鶏しょうゆ清湯（ちんたん）。麺は丸刃でカットされた熱湯3分の麺を使用しているらしいので、おそらく脱・カドメン後の麺。スープは間違いなさそうですが、鶏油の量とワンタンの戻り具合（部分的にパキッとしていないか）が気になるところです。

「たらっと とろりたまご風 すき焼き味うどん / カレー南蛮そば」新発売

卵黄風ソースのパイオニア「きみまろぺースト」で仕上げる新シリーズ第1弾 “たらっと” 始動! 今週から始まる「たらっと」とは、素材の旨みを閉じ込めたエースコックの独自ペーストで仕上げる新しいブランド。その第1弾として、 “卵黄風きみまろぺースト” で仕上げる和風カップ麺「すき焼き味うどん」と「カレー南蛮そば」が2品同時にリリースされました。

出典：エースコック「たらっと とろりたまご風 すき焼き味うどん / カレー南蛮そば」2019/11/18 新発売PDF

「卵黄風きみまろペースト」とは、2017年4月24日に発売された “ときたまご風” のカップ麺「ときたまご風 チキン醤油味ラーメン」及び「同 チキンカレー味ラーメン」から採用されている、カップめん業界初の卵黄風ソース。今でこそ日清食品やヤマダイ（ニュータッチ）も卵黄風ソースを使用していますが、この道ではエースコックがパイオニアで、今回その和風バージョンといったところ。

すき焼きの割り下をイメージした「すき焼き風うどん」、スパイスを効かせた和風カレーつゆの「カレー南蛮そば」、いずれもスーパー向けの縦型レギュラーサイズですが、けっこう期待できそうな新商品です。エースコックのニュースリリースを見ると “第一弾は「卵黄風きみまろぺースト」を——” とあるので、もしかしたら今後「きみまろペースト」以外の独自ペーストも出てくるかもしれません。

ヤマダイ（ニュータッチ）

「名代富士そば 紅生姜天そば」新発売

首都圏の駅前や繁華街を中心に100店舗以上展開している立ち食い蕎麦の大御所「名代富士そば（なだいふじそば）」初の再現カップ麺ついに解禁!「名代富士そば」とは、ダイタングループが運営する立ち食いそば・うどんのチェーン店で、2013年7月には日本国内で100店舗を達成。東京に行けば一度は目にするといっても過言ではない、関東きっての蕎麦チェーン店です。

出典：ヤマダイ「人気店の味を再現『名代（なだい）富士そば 紅生姜天そば』11月新発売！」

今回の新商品「ニュータッチ 名代富士そば 紅生姜天そば」は、お店の人気メニュー「紅生姜天そば」を大判どんぶり型カップ麺で再現したもので、「凄麺（すごめん）」とも「手緒里庵（ておりあん）」とも書いてありませんが、ニュータッチことヤマダイが誇る天下の “ノンフライ蕎麦” を搭載した超本格派。

値段は税別240円と高めの設定ではあるものの、こと蕎麦に関しては既存品での実績があるので、まず間違いありません。さらに最近のカップ麺では珍しい紅生姜かき揚げなんかも入っているのですが、残念なことに “首都圏のコンビニ・スーパー限定販売” とのこと。ヤマダイの公式サイトからも購入できますが、1箱12食入り税込3,110円（送料・手数料別）からと初見で買うにはハードルが高めですね。

※2019年11月24日追記：当初は首都圏限定とされていましたが、「埼玉県エリアのセブンイレブン、首都圏エリアのファミリーマート、首都圏エリアのニューデイズ、全国のスーパーマーケット・ドラッグストアなどのお取り扱い店、オンラインストアで販売」との追加情報がありました。

ローソン

「麺屋武蔵×かんだやぶそば 前代未麺! ヤバそば」新発売

「麺屋武蔵」と「かんだやぶそば」が “前代未麺” のコラボ!?「麺屋武蔵（めんやむさし）」とは、東京都新宿区に総本店を構える人気ラーメンチェーン店で、創業は1996年5月14日。各店舗のオリジナルメニューはもちろん、まったく別業種の企業や大学とも意欲的にコラボするなど、つねに新しい企画に取り組んでいることでも有名です。

出典：ローソン「Home > 商品・お得情報 > オリジナル商品 > エースコック 麺屋武蔵×かんだやぶそば 前代未麺！ヤバそば」

「かんだやぶそば」とは、東京都千代田区神田にある老舗そば店で、創業は1880年（明治13年）。創業当時から変わらない “美味しいおそばを気持ちよく” という理念のもと、現在は4代目・堀田康彦氏が139年続く暖簾を守り続けているのですが、一見すると同じ麺類というジャンルでも別業態に近く、その斬新さに「麺屋武蔵」らしさが見える今回の新製品。

しかもスープは黒マー油×ごまラー油を合わせた豚骨ベースで、極細ストレート低加水麺を合わせてきそうな土台に泳ぐは中華麺ではなく和蕎麦。さらに別添で柚子七味がつくという、まったく新しい縦型カップ蕎麦が開発されました。果たして流行りのラー油蕎麦に続く波が起こせるのか、前代未聞（麺）の次世代系そばジャンルにローソン×エースコックが挑みます。

ファミリーマート

「けやき 札幌味噌ラーメン」再販売

札幌で人気の味噌拉麺専門店「にとりのけやき」とファミリーマート×日清食品の定番コラボカップラーメンが再び登場!「にとりのけやき（欅）」とは、ラーメン激戦区の札幌・すすきのにある行列の絶えないラーメン店で、創業は1999年11月。すすきの本店はカウンター席のみ、1杯いっぱい中華鍋を煽って創るラーメンが多くの客を唸らせています。

出典：ファミリーマート「HOME > 商品情報 > 加工食品 > けやき 札幌味噌ラーメン」

今年1月29日に大判どんぶり型・ノンフライ麺の再現カップ麺「けやき 札幌味噌」をファミリーマート限定商品として発売しているため、2019年に同じスタイルで2度目の発売となる今回。ファミリーマートの公式ウェブサイトに表示されている商品名が「けやき 札幌味噌」から「けやき 札幌味噌ラーメン」に変わっているのですが、それだけではありません。

ファミリーマートの商品情報ページに掲載されているイメージ写真は、まだ企画段階のプロトタイプが採用されていることも多いので、もしかすると現物は仕様が変わっているかもしれませんが、麺の湯戻し時間を熱湯4分から熱湯5分に変更。さらに必要なお湯の目安量が440mlから430mlに減少するなど、麺を筆頭にスープも変わっているようなので、前回との変化に注目です。

セブンイレブン・IYグループ

「セブンプレミアム 一風堂 博多ちゃんぽん!」新発売（冷凍麺）

言わずと知れた博多の名店「一風堂（いっぷうどう）」の実店舗では味わえない “幻の賄い” を冷凍食品で再現! というわけで解説ラストの新製品は即席カップめん（常温保存）ではないのですが、「一風堂」創業者・河原成美氏監修のもと、創業当時に振舞っていた幻の賄い（まかない）を再現ということで、うっかり無視できませんでした。

出典：株式会社セブン＆アイHLDGS.「トップ > 企業情報 > ニュースリリース >『セブンプレミアム 一風堂 博多ちゃんぽん！』全国のセブン‐イレブンにて11月19日（火）より順次発売」

パッケージには「一風堂」の “すする喜びを世界中に伝える” プロジェクト「Zuzutto」からと思われる「レンジでズズット!」の文字があるように、電子レンジ加熱調理タイプの冷凍麺（1人前）で、とんこつ仕込みの濃厚極旨スープに “特製黒胡椒練り込み麺” を採用。製造を担当しているのは、もちろん長年の付き合いがある日清食品の冷凍食品部門です。

セブン-イレブン・ジャパンのニュースリリースでは、人気商品「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺（マーシンメン）」や「セブンプレミアムゴールド とみ田つけ麺」が関連商品として紹介されているので、それだけに同等の気合を感じる今回。1食で3分の1日分の野菜が摂取できる9種類の具材や別添の味変アイテム「赤丸辛味噌」など、かなり見所が多そうですね。

今週注目のカップ麺と展望

焼そば・油そば・まぜそば系統の需要が低迷してくる秋冬、現段階2019年11月第3週の新作に汁なしカップ麺は見当たりませんが、今週は前回の激辛カップ麺（辛辛辛辛辛）から2倍の辛さを誇るとされる超激辛の二郎インスパイア系「千里眼監修 辛辛辛にんにく豚骨醤油ラーメン」や豚骨スープ×和蕎麦の組み合わせが斬新なローソンの新作「麺屋武蔵×かんだやぶそば 前代未麺! ヤバそば」が注目したいカップ麺。

他、人気商品「蒙古タンメン中本 チーズの一撃」の再販やサンヨー食品「元祖ニュータンタンメン本舗」、エースコックの新シリーズ「たらっと」も気になるところ。あと常温保存の即席カップ麺ではないのですが、セブンの冷凍麺「一風堂 博多ちゃんぽん」の他にスタミナ系レンジ麺、またチーズの一撃ではない “蒙古タンメン中本ライクな新商品” も出そうなので、そちらのレビューも視野に入れつつ今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。

メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。