【最新】カップ麺 新商品一覧 (2019年9月第3週) 今週は年に1度の宴 “謎肉祭” 開催!!

どうも、taka :aです。

この記事では、2019年9月16日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・カップヌードル ビッグ 謎肉祭 / 220円（全国）
・日清焼そばU.F.O. 濃い濃い焼ちゃんぽん味 / 193円（全国）

▼明星食品
・明星 チャルメラカップ しょうゆ / 193円（全国）R
・明星 チャルメラカップ 塩 / 193円（全国）R
・明星 チャルメラカップ みそ / 193円（全国）R

▼東洋水産
・マルちゃん 本気盛 黒マー油濃厚みそ / 220円（全国）

▼エースコック
・ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ / 230円（全国）R
・ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ / 230円（全国）R
・うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン / 193円（新潟中心）R
・うまさぎっしり新潟 うんめぇ 妙高とん汁ラーメン / 193円（新潟中心）R
・うまさぎっしり新潟 うんめぇ 新潟麻婆麺 / 193円（新潟中心）R
・もちもちラーメン / 210円（北陸*）R
・力うどん / 210円（北陸*）R

・スーパーカップミニ 野菜ちゃんぽん / 120円（全国）R
・ハノイのおもてなし トムヤムフォー / 156円（全国）R
・ハノイのおもてなし 野菜フォー / 156円（全国）R
* 富山、石川、福井、愛知、岐阜、三重、静岡中心

▼サンヨー食品
・銀座担担麺専門店ごまる 濃ごま担担麺 / 220円（全国）

▼寿がきや食品
・岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ / 238円（沖縄除く）

▼ヤマダイ
・ニュータッチ 凄麺 カレー南ばんそば / 220円（全国）
・ニュータッチ 凄麺 鴨だしそば / 220円（全国）R

▼ローソン（日清食品コラボ）
・どん兵衛（きつね）風おにぎり / 税込120円（全国）
・チキンラーメン風おにぎり / 税込120円（全国）

新商品の解説と所感

日清食品

カップヌードル ビッグ 謎肉祭（2019）

年に1度の「謎肉祭（なぞにくまつり）」2019年版は原点回帰 “カップヌードル史上最大量の謎肉” が復活!「謎肉祭」とは、カップヌードルの発売45周年を記念して開発された商品で、初めて発売されたのは2016年9月12日。「謎肉（なぞにく）」の通称で親しまれている四角いダイスミンチ・味付豚ミンチを “基準重量対比10倍” 入れた商品として、当時かなり話題になりました。

出典：日清食品「カップヌードル ビッグ 謎肉祭」（9月16日発売）

その初版発売から3日後の2016年9月15日 “当初の販売計画を大幅に上回り、十分な供給量を確保できない状況となったため、当該商品の販売を一時休止（弊社出荷停止）させていただく” と、日清食品お得意の品薄マーケティング状態に陥って、同年10月24日に再販。翌2017年9月18日には「帰ってきた謎肉祭W（ダブル）」と題し、今後は鶏肉ベースの “白い謎肉” を追加。

そして第3弾「カップヌードル ビッグ 三代目謎肉祭」（2018年9月17発売）には、豚肉ベースの「謎肉」、鶏肉ベースの「白い謎肉」、そして最近ぜんぜん音沙汰なしの “珍種謎肉” シリーズ第1弾から「チリ謎肉」を引き抜いていましたが、2019年9月の四代目は初代「肉盛りペッパーしょうゆ味」の復刻版に近いので、思う存分「謎肉」が楽しめそうですよ。

日清焼そばU.F.O. 濃い濃い焼ちゃんぽん味

カップ焼そばカテゴリー売上No.1「日清焼そばU.F.O.」から新作 “濃厚な味わいの進化系” 焼ちゃんぽん新発売! まさに読んで字の如く、長崎ちゃんぽんを汁なしカップ麺に落とし込んだような印象を受ける新商品で、ざっくり解説されているニュースリリースの商品特長やパッケージのイメージ写真を見ても、なるほど汁なし長崎ちゃんぽん的な雰囲気。

出典：日清食品「日清焼そばU.F.O. 濃い濃い焼ちゃんぽん味」（9月16日発売）

「焼ちゃんぽん」といえば、長崎県長崎市新地中華街にある中華料理店「江山楼（こうさんろう）」の「パンメン（拌麺）」が有名で、それは長崎ちゃんぽんを「まぜそば」にアレンジしたようなもの。全国的な知名度は低いかもしれませんが、長崎新地中華街では有名で、1951年（昭和26年）長崎市岡町にて創業した「白雪食品」が商品化しています。

今回は日清食品の完全オリジナルではなく、「 “焼ちゃんぽん” の炒めた濃い旨さを再現」と、再現元のモデルがあることを意味する文面がニュースリリース内にあるので、おそらく長崎の拌麺（※バンメンではなくパンメン）を意識しているのでしょう。かなり手堅く美味しそうな今回、 “濃い濃い” の指標（海鮮の旨味）に注目ですね。

東洋水産（マルちゃん）

本気盛 黒マー油濃厚みそ

ニンニクのパンチが効いた濃厚‥‥味噌!? 黒マー油とは、いわゆる “焦がしにんにく油” の総称で、とんこつラーメンの白いスープに浮かぶ黒い油を目にしたことがある方は多いでしょう。けれども本気盛（まじもり）からリリースされる今回の新作は、とんこつラーメンではなく「濃厚みそ」ということで、味噌ラーメンが土台になっている模様。

出典：東洋水産「本気盛 黒マー油濃厚みそ」新発売のお知らせ

具材はキャベツ、味付豚肉、ネギとシンプルな内容ですが、にんにくを強めに効かせた濃厚味噌スープに黒マー油ということで、カップラーメンでも珍しく、ありそうでなかったテーマ。しかも、麺の配合から製法まで大幅に改良した、硬くてコシが強いナチュラルウェーブの「新・がっつり太麺」を新開発とのこと。

このブログでは東洋水産のタテ型ビッグ製品をレビューするたびに “マルちゃん新世代系フライ麺” と賞賛している油揚げ麺ですが、今回に新製品でさらにブラッシュアップされた模様。2018年12月から急激に進化を遂げたマルちゃん縦型ビッグの麺、味噌と黒マー油の相性はもちろん、麺の変化にも注目です（いい意味で変わってなさそうですけど）。

エースコック

「ロカボデリ」2品リニューアル! CoCo壱番屋 / リンガーハット

名古屋発祥「カレーハウスCoCo壱番屋」、長崎発祥「リンガーハット」とコラボした糖質30％オフの低糖質カップラーメン「ロカボデリ（Locabo is Delicious）」がリニューアル! 2019年2月18日にリリースされた、「ロカボ」の生みの親である山田悟医師（「食・楽・健康協会」代表）推奨の新ブランド「ロカボデリ」。

出典：エースコック「ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン 糖質オフ / ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん 糖質オフ」2019/9/16 リニューアルPDF

今回のリニューアルから美味しさはそのままに、麺を14％増量とのこと。どちらもエースコック独自の技術で作り上げた低糖質ノンフライ麺で、CoCo壱番屋の「カレーラーメン」はジンジャー練り込み麺、リンガーハットの「長崎ちゃんぽん」は実店舗と同じく国産野菜を使用。リニューアル前（50g）から57gに増えるそうですが、それでも標準タテ型サイズの平均（60g）よりも少なめです。

それから初版の「ロカボデリ CoCo壱番屋監修カレーラーメン」を取り扱っていたコンビニは “全国のローソン” 限定、「ロカボデリ リンガーハットの長崎ちゃんぽん」は “京浜地区（東京都特別区から神奈川県川崎市を経て、同横浜市にかけての地域一帯）にあるセブンイレブン限定” と、コンビニでは極端に販路が限られていたので、ちょっと今回も取扱店に注意が必要かもしれません。

「ご当地カップ麺」リニューアル! 新潟 / 北陸

新潟県産の米粉を使用した地域限定の人気シリーズ「うまさぎっしり新潟 うんめぇ 三条カレーラーメン / 妙高とん汁ラーメン / 新潟麻婆麺」と北陸を中心に愛されている “業界初の餅入り” カップ麺「もちもちラーメン」「力うどん」が一斉にリニューアル! ということで、今週リニューアルラッシュのエースコック、ご当地カップ麺にも手を加えます。

出典：エースコック「うまさぎっしり新潟」シリーズ 2019/9/16 リニューアルPDF /「もちもちラーメン」「力うどん」2019/9/16 リニューアルPDF

「うまさぎっしり新潟」は、麺に使う小麦粉使用量の10％を新潟県産米粉に置き換え、スープにも米粉を使用し、売り上げの一部は「新潟県トキ保護募金」に寄付するなど、地産地消・地域貢献を意識したカップ麺。残念ながら新潟県以外では売ってないのですが、今回のリニューアルから新潟開港150周年のロゴをパッケージに入れ、それぞれスープをマイナーチェンジするとのこと。

「もちもちラーメン」と「力うどん」は、北陸（富山、石川、福井、愛知、岐阜、三重、静岡中心）で親しまれているロングセラーシリーズで、もっちり伸びる国産餅米100％を使用した越後の杵つき餅がポイント。主な変更点はパッケージデザイン、こちらも北陸地域以外では入手困難なカップ麺ですが、日本初の餅入りカップ麺なので、もしエリア外で見かけたら即買いの価値ありですよ。

サンヨー食品

銀座担担麺専門店ごまる 濃ごま担担麺

サンヨー食品（サッポロ一番）から事前の新作アナウンスは公表されていませんが、2019年9月17日発売の新商品として、「銀座担担麺専門店ごまる」初のカップラーメンがリリースされます。「担担麺ごまる」とは、女性一人でも入りやすくいカフェ風の担担麺専門店で、2016年2月18日に銀座一丁目でオープン。

東海地方を中心に複数の店舗を構えている「らーめん専門店 ごまめ家」から独立した東京初進出店舗で、人気メニューの「担担麺」をブラッシュアップして提供。 “美味しく食べて健康に” をモットーに、「美容と健康に楽しさをプラスした」というコンセプトのもと、担担麺専門店とは思えないモダンなカフェ風の外観と店内から、都内では女性を中心に人気を博しています。

お店で担担麺を注文すると、まずゴマの入った小さい擂鉢を手渡され、女性客には限定の胡麻豆乳野菜ジュースも一緒にサーブ。メインの担担麺は清湯ベースで、濃厚なのに食べやすいスッキリとした味わいが特徴。どちらかというと特化型ではなくバランス型の担担麺、その個性をどうカップラーメンで打ち出すのかに注目ですね。

寿がきや食品

岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ

岐阜名物「岐阜タンメン」が監修した “カップ麺だけの汁なし” 限定メニュー「旨塩まぜそば」新発売!「岐阜タンメン（ぎふタンメン）」とは、愛知県と岐阜県を中心に店舗展開しているタンメンの専門店チェーン（旧「元祖タンメン屋」）で、2004年9月18日に創業した「博多ラーメン ばりばり軒」の2号店として2009年4月6日にオープン。

出典：寿がきや食品「TOP > 商品情報 > 岐阜タンメン監修まぜそば 旨塩だれ」

開業当時は「タンメン専門店 板谷」という屋台からのスタートで、立地は愛知県稲沢市。まだ東海地方にタンメンの文化が根付いておらず、経営には苦労したそうですが、岐阜に移転してから地元民の方に支えられ、今では岐阜名物の一つとして数えられるようになりました。2019年3月25日、寿がきや食品からカップラーメンが発売されているので、その続編に当たる新商品です。

麺は熱湯5分のノンフライ麺、パッケージには “ガツンとにんにく野菜もうまい!!” と、岐阜タンメンで特徴的なニンニクと野菜をアピール。2019年に入ってから、寿がきや食品の新作カップ麺はノンフライ麺を使用した汁なし商品（まぜそば）が多く、いずれも安定してヒットしているため、今回も期待してよさそうです。

ヤマダイ（ニュータッチ）

凄麺 鴨だしそば / カレー南ばんそば（NEW）

ニュータッチことヤマダイが送る “もはや卑怯なほど本格的な” 和風カップめんから満を持す新商品「凄麺 カレー南ばんそば」新発売! もともとは「手緒里庵（ておりあん）」に属していた現「凄麺（すごめん）」シリーズの和蕎麦ブランド、なにが卑怯って蕎麦粉を練り込んだノンフライ麺を使用していることで、現状カップ麺の中では最強の蕎麦と言っても過言ではありません。

出典：ヤマダイ「ジューシーな鴨の旨味『凄麺 鴨だしそば』9月リニューアル発売!」/「カレー味の蕎麦、満を持して登場!『凄麺 カレー南ばんそば』9月新発売!」

もちろん油で揚げたカップ麺ならではの蕎麦も魅力的ですけど、本格さでいえば凄麺の右に出るものなし。「鴨だしそば」は既存品のリニューアルで、鴨南蛮蕎麦の臨場感を高めるべく、2種類のネギ（白ネギ・輪切りネギ）をトッピングしたとのこと。おそらく現在の傾向から実はコスト調整が主たる目的なのではないかと思いますが、麺さえ劣化していなければ安泰。

そして「カレー南ばんそば」は、同じく油で揚げていないノンフライ蕎麦を使用した新フレーバーで、こちらにはFDねぎブロックと鶏ほぐし肉を採用。ニュースリリースには「FDねぎブロック（ねぎ、唐辛子）」と書いてあるため、おそらく「凄麺 ねぎみその逸品」と共通の具材でしょう。まず間違いない仕上がりかと思いますが、すんなり入手できるかどうかが最大の難関です。

ローソン×日清食品

どん兵衛風おにぎり / チキンラーメン風おにぎり

あの「どん兵衛」と「チキンラーメン」がコンビニ限定の “おにぎり” に!? というわけでカップ麺ではないのですが、ローソン限定の新商品として面白いコラボが登場します。実は以前、「カップヌードル おにぎり」「チキンラーメン おにぎり」「のどん兵衛 鴨だしおにぎり」「カップヌードル おにぎシーフード」などの冷凍食品もあったんですけど、コンビニおにぎりになるのは初めてかもしれません。

出典：ローソン「Home > 商品・おトク情報 > 新商品 > 9月17日（火）」

ローソンのPB商品 “おにぎり屋” からのリリースで、「どん兵衛（きつね）風おにぎり」のパッケージには “0秒どん兵衛できました? ※おにぎりです” の文字。具材には刻み揚げ、かまぼこが入っているらしく、味のテーマは “濃厚かつおだし” となっているため、東日本仕様の和風つゆを再現しているようなイメージ。

「チキンラーメン ローストしょうゆ風おにぎり」は、チキンラーメンの麺を混ぜ込んだ鶏ガラ風味で、麺は本物のチキンラーメン。どちらも発売日は9月17日、「どん兵衛（きつね）風おにぎり」のカロリーは170kcal、「チキンラーメン風おにぎり」のカロリーは187kcal、数量限定商品かつナチュラルローソンでは売ってないそうです。よし、これはカップ麺と食べ比べて再現度チェックですね。

今週注目のカップ麺と展望

だんだんと汁なしカップ麺の新商品が少なくなり、秋らしくなってきた9月第3週。今週注目の新作カップ麺は、原点回帰した「カップヌードル 謎肉祭（4代目）」です。これについては毎年の恒例行事なので、初代から実食している方にとっては新鮮味がないかもしれませんが、4年目にして久々の史上最大量フル謎肉はナイス判断。

他、「銀座担担麺専門店ごまる」初のカップラーメンや「岐阜タンメン」初の限定まぜそばも注目商品ですし、満を持すヤマダイの「凄麺 カレー南ばんそば」も間違いなく美味しそう。あとはローソン限定おにぎりも視野に入れつつ、新商品のレビューを優先しながら食べ比べも企画しているので、今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。

メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。