どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年10月22日(月)新発売の “おにぎり雑炊の素” 、セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 辛旨おにぎり雑炊」の実食レビュー【後編】です。
前回の記事に続きまして、セブンイレブンで購入できる “おにぎり9種+α” と “手巻寿司2種” 食べ比べ後半戦。さて、前回トップの変わり種を超えるベストマッチな組み合わせは現れるのでしょうか‥
前半戦にて5種類の組み合わせを紹介済みなので、後半戦は一気に7種類いきますよ。実際に食べみた感想をもとに評価し、前回の印象を踏まえた上でベスト3を選出します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。
蒙古タンメン中本 辛旨おにぎり雑炊 12選
いきなり後半戦からご覧いただいている方のために、まずはピックアップしたセブンイレブンのおにぎり(手巻寿司含む)を紹介します。
※東北・関東・東海・中国・四国・九州
●手巻おにぎり 北海道函館産昆布(110円)
※近畿
●手巻おにぎり 紀州南高梅 たたき梅(120円)
※近畿
●味付海苔おにぎり 高菜づくし(120円)
※地域限定:福岡一部・熊本・宮崎・鹿児島
●味付海苔おにぎり 北海道産焼鮭(130円)
※不明
〜ここまでが前半戦〜
●韓国風海苔手巻おにぎり 旨辛ビビンバ(140円)
※地域限定:近畿
※2018年10月23日(火)新発売
●手巻ツナマヨネーズ こだわり卵のマヨネーズ使用(115円)
※北海道・東北・関東・甲信越・北陸・東海・広島一部・島根一部・山口・九州
●手巻海老マヨネーズ こだわり卵のマヨネーズ使用(130円)
※北海道・東北・関東・新潟・北陸・九州
●手巻寿司納豆巻 鰹と昆布の合わせだし使用(140円)
※関東・山梨・長野・東海・近畿・九州
●手巻寿司 明太子マヨネーズ巻(150円)
※東北・首都圏(埼玉一部除く)・九州
●THEセブンチャーハンおむすび(130円)
※近畿
※2018年10月23日(火)新発売
ひとつ少ないぞ?と思われたかもしれませんが、後半戦では「銀しゃりむすび 塩むすび」のアレンジ込みで7選となっております。一応、分かる限りの販売地域を記載していますが、すべて近畿(京都)のセブンイレブンで購入しました。
製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨おにぎり雑炊 販売者:日清食品 製造所:東日本明星食品株式会社 内容量:14g 発売日:2018年10月22日(月) JANコード:4902105063996 希望小売価格:100円(税抜) 発売地域:全国(セブン‐イレブン・イトーヨーカドー・ヨークマート) |
麺の種類:-(別売「おにぎり」が必要) 容器材質:紙 必要湯量:140ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ・辛味オイル) |
【原材料名】 かやく入りスープ(粉末みそ、砂糖、キャベツ、食塩、卵、ポーク調味料、味付肉そぼろ、香辛料(唐辛子、胡椒、山椒)、ねぎ、酵母エキス、乳化油脂、卵粉)、オイル(植物油脂、豚脂、野菜調味油、香味油)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(キサンタンガム、加工でん粉)、香料、カロチノイド色素、香辛料抽出物、カラメル色素、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、炭酸Mg、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |
【アレルギー表示】 小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま |
実食開始
それでは、前回記事の「塩むすび」「昆布」「梅」「高菜」「焼鮭」に続きまして、後半の7選イッキに参ります。今回は定番よりも変わり種が多いので、私も仕上がりの想像がつきません。
「おにぎり(手巻寿司)」と「蒙古タンメン中本 辛旨おにぎり雑炊」を合わせた時の総カロリーと食塩相当量(小数点二桁以下切り捨て)、各おにぎりの原材料名と合計金額(税込)を表記し、お湯かけ調理の「辛旨飯」(税込257円)と比較して値段の差(コスパ)にも注目しながら10段階評価でオススメ度を記載します。(標準★3)
1食(14g)当たり
カロリー:62kcal |
※「蒙古タンメン中本 辛旨おにぎり雑炊」の栄養成分表示 |
韓国風海苔手巻おにぎり 旨辛ビビンバ
原材料名は「ごま入りコチュ醤たれ混ぜ御飯(国産米使用)、鶏肉牛肉そぼろ煮、もやし人参小松菜ナムル、味付海苔、pH調整剤、糊料(加工澱粉、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、グリシン、加工澱粉、(原材料の一部に卵・小麦・大豆を含む)」、総カロリーは243kcalで食塩相当量は約3.5g、合計金額は「辛旨飯」よりも9円安い248円。
あまりコスパに優れた組み合わせではありませんが、辛旨×旨辛で韓国風海苔を使用したビビンバということで間違いないだろうと思って買っt‥うーん。いや、美味しいのは美味しいんですけど、ちょっと味が濃すぎますね。数値的には「紀州南高梅 たたき梅」よりも食塩相当量は控えめですが、体感的には韓国風海苔の塩気が強く、チーズを入れるか玉子綴じにしたい感じでした。
これまでの和風とは違って気分転換できたし、相性も悪くなかったんですけど、コスパも考えたら優先順位は低いです。ただ、前述したようにアレンジ先の歩幅は広かったので、そういった意味ではポテンシャルの高い組み合わせと言えるかもしれません。
手巻ツナマヨネーズ こだわり卵のマヨネーズ使用
原材料名は「塩飯(国産米使用)、まぐろ油水煮マヨネーズソース和え、味海苔、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工澱粉、増粘多糖類)、pH調整剤、グリシン、甘味料(甘草、スクラロース)、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵・小麦・大豆を含む)」、総カロリーは292kcalで食塩相当量は約3.47g、合計金額は「辛旨飯」よりも34円安い223円。さて、いよいよ変わり種の王道 “マヨ部門” の登場です。
ツナの旨味にマヨのコクで何と合わせても正義を貫く勇者ツナマヨですが、えっと‥想像以上にツナマヨw どんな想像してたんだって話なんですけど、よもやここまでとは‥かなりツナマヨです。中本の味噌は完全に裏方で、海苔すら飾り立ての絨毯に過ぎず、雑炊という舞台でツナマヨが縦横無尽に踊り狂っております。いや、雑炊の概念さえも歯が立たないかもしれない‥
マヨのカプサイシン緩和効果で味わいもマイルドになり、これはこれでと思えなくはないものの、相性は可も無く不可も無しでしょうか。ツナマヨが好きならオススメですが、ぬるいツナマヨが許容できる方限定です。
手巻海老マヨネーズ こだわり卵のマヨネーズ使用
原材料名は「塩飯(国産米使用)、海老マヨ、味海苔、pH調整剤、調味料(核酸等)、糊料(加工澱粉、増粘多糖類)、グリシン、乳化剤、酒精、甘味料(甘草、スクラロース)、香辛料、(原材料の一部に卵・乳成分・小麦・えび・大豆・ゼラチンを含む)」、総カロリーは325kcalで食塩相当量は約3.84g、合計金額は「辛旨飯」よりも19円安い238円。さて、引き続き “マヨ部門” の王道エビマヨです。
パッケージには「具たっぷり!」と書いてあったんですけど、両サイドからエビマヨが溢れていました。そして写真では一尾しか海老は写っていませんが、7尾くらい入っていたんですよね。てっきり包丁で叩かれている細かい海老を想像していたので、意外なサプライズでした。もしかして最近のコンビニおにぎり界では常識なんですかね‥(コンビニおにぎりに数年のブランクあり)
さて、海老マヨの主張はツナマヨのツナほどではなかったものの、やはりマヨの緩和作用が強く、マイルドというよりもボヤケてしまっているような印象でしょうか。辛さはピリ辛程度ですし、ツナマヨでは感じなかった酸味が少し面白かったんですけど、海老マヨおにぎりはノーマルのまま食べたほうが美味しいです。
手巻寿司納豆巻 鰹と昆布の合わせだし使用
原材料名は「酢飯(国産米使用)、味付納豆、海苔、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に小麦を含む)」、総カロリーは245kcalで食塩相当量は約3.87g、合計金額は「辛旨飯」よりも9円安い248円なので、およそ値段は大差ありません。しかし‥当たりです。
以前、既存の「辛旨飯」に納豆を入れてみたことがあるんですけど、白米・味噌・納豆・海苔・辛味オイルのアクセント‥この組み合わせに間違いがあるのろうか。今回は “酢飯” ですけど、実は納豆に少しだけ酢を入れて食べるとサッパリして美味しいんですよね。辛い食べ物に納豆というのも基本的に相性のいい組み合わせですし、納豆が大丈夫ならオススメ。
ただ、酢飯のアクセントが人を選びそうなのと、既存の辛旨飯+単純計算1パック約30円未満の納豆トッピングと比較すると、あまりコスパに特化したイメージではないかもしれません。
手巻寿司系は真っ直ぐ入らないので、ぐっと押し込みますw
手巻寿司 明太子マヨネーズ巻
原材料名は「酢飯(国産米使用)、辛子明太子マヨネーズソース和え、海苔、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、グリシン、増粘剤(加工澱粉、増粘多糖類)、酸化防止剤(V.C)、酵素、ベニコウジ色素、香辛料抽出物、(原材料の一部に卵・大豆を含む)」、総カロリーは275kcalで食塩相当量は約4.41g、合計金額は「辛旨飯」よりも1円高い249円。意外や意外、これまでの中では「梅」を凌いで最もナトリウムの含有量が多いですね。
やはり「ツナマヨ」「海老マヨ」と同じくマヨネーズのカプサイシン緩和作用によって刺激が弱くなることと、強めの酸味によって明太子の存在感が奥に隠れていました。酢飯じゃない明太子や焼たらこ系おにぎりなら違和感なくハマッてくれそうな雰囲気ですが、あまりマヨ製品が合わないことと、やはり酢飯の取り扱いには納豆クラスの仲介役が必要です。
THEセブンチャーハンおむすび
原材料名は「炒飯(うるち米(国産)、卵、豚チャーシュー、その他)、pH調整剤、調味料(アミノ酸等)、糊料(加工澱粉、増粘多糖類)、グリシン、カラメル色素、クチナシ色素、ソルビット、トレハロース、くん液、発色剤(亜硝酸Na)、香料、酸味料、香辛料抽出物、乳化剤、(原材料の一部に小麦・卵・乳成分・えび・大豆・鶏肉・ごま・ゼラチンを含む)」、総カロリーは268kcalで食塩相当量は約3.8g、合計金額は「辛旨飯」よりも19円安い238円。
おにぎりの変わり種で人気も高い「チャーハンおむすび」ですが、濃い‥w これは「韓国風海苔手巻おにぎり 旨辛ビビンバ」でも感じたことなんですけど、がっつり味付けされたタイプを合わせると味が濃過ぎます。濃い味ユーザーにはオススメですし、味もイマイチではないんですけど、そのまま食べたほうが美味しいです。
塩むすび+クリーミー6Pチーズ+温泉たまご
さて、これはもうコスパ無視で行きますよw 以前、 “悪魔の食べ物” として紹介した「蒙古タンメン中本 with 温玉チーズ」というカップ麺のアレンジレシピがあるんですけど、そのイメージです。
おにぎりと一緒に6Pチーズを2つ入れて、熱湯を注いでから “5分” 待ちます。3分でも大丈夫かもしれませんが、できるだけチーズが溶けるように。チーズが冷たいので、塩むすびは店員さんに頼んで温めてもらうのがよいでしょう。
総カロリーは塩むすび192kcal、温泉たまご62kcal、チーズ54kcalで計268kcal。食塩相当量は塩むすび約1.17g、温泉たまご0.2g、チーズ0.38gで計約4.15g、合計金額は塩むすび100円、温泉たまごバラ売り51円、チーズ203円(2/6P)=約67円、辛旨おにぎり雑炊108円で「辛旨飯」よりも69円高い326円となりました。
とうぜんのように美味しいですよねw 残念ながら熱湯140mlでトロ〜リのびるチーズは叶いませんでしたが、確かなチーズと卵黄のコク、それを適度に引き締める辛味オイルのピリ辛感、さらに塩むすびの絶妙な塩気が相俟って、想像通り美味しかったです。
これに関してのオススメ度はコスパを度外視して、なおかつ塩むすびのポテンシャルも加味してつけましたが、濃厚なチーズをガツンと感じたいなら6Pチーズ、とろ〜りチーズとの一体感を楽しみたければスライスチーズをチョイスしてください。
まとめ
すべてのコンビニおにぎりを試したわけではありませんが、様々なジャンルを投入してみたところ、当ブログがオススメする「辛旨おにぎり雑炊」に合わせたいセブンイレブンおにぎりベスト3は‥
前回記事の「塩むすび」「梅」「昆布」です!
ええ、めっちゃフツーでしょ。しかしながら最も安く、それでいて限りないポテンシャルを秘めている「塩むすび」、酸辣湯とは違う新たな酸っぱ辛いを提供してくれた「梅」、そして抜群の安定感を誇っていた「昆布」が順不同でベスト3でした。
調理の注意点は、ゆっくり熱湯を注ぐこと、きっちり3分待つこと。実は「別に麺じゃないしフライングしてもいいかな‥」って1分ほど早くフタを開けてみたのですが、かやくのキャベツがパキッとしていて “なるほど‥w” 。それに3分きちんと待ったほうが適度に米のデンプン質が溶け出すので、口当たりがよろしいです。
あとは健闘してくれると思っていたマヨ系がコケたことや喧嘩すると思っていた梅が最も好印象だったこと、それから味付ご飯系は注意が必要だったので、これらの情報をもとに、おにぎり選びの参考にしていただけたら幸いです。やはり、昔からあるような定番おにぎりが危なげないチョイスなのかもしれませんね。