「蒙古タンメン中本 北極」vs「辛激タンメン 巨辛」比較 “辛さの極地×激辛究極型”

他社商品比較・激辛対決等

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、セブン限定カップ麺「蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌」とローソン限定カップ麺「東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン巨辛」の食べ比べ・実食レビューです。

セブンイレブン×辛さの極地「北極ラーメン」vs.ローソン×激辛究極型「辛激タンメン巨辛」何が違うのか徹底比較!!

どっちが辛いのか、どっちが美味しいのか、実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、辛さレベルや特徴・違いを詳しく解説します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

激辛カップ麺 北極vs.巨辛 徹底比較

「蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌」とは、蒙古タンメン中本(もうこタンメン なかもと)の実店舗でも提供されている激辛メニュー「北極ラーメン(ほっきょくラーメン)」を再現したもので、蒙古タンメン中本の二代目店主・白根誠氏と日清食品及びセブン&アイグループの三者共同開発商品。2014年7月14日の初代発売以来 “夏の風物詩” となっているのですが、2019年は姉妹品「北極ブラック 黒い激辛味噌」が初登場しています。

「東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン 巨辛(きょしん)」とは、明星食品が製造する東京タンメントナリの実店舗では販売されていなかった限定商品で、カップ麺の発売を記念して後日に実際の店舗でも期間限定でメニュー化。中本の北極はセブン&アイグループ限定、トナリの巨辛はローソン限定となっているのですが、まるで中本の北極に対抗するかの如く、2019年3月26日に初代・巨辛が現れました。



セブンの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」には “辛さの極地” というキャッチフレーズがあり、ローソンの「辛激タンメン 巨辛」には “激辛究極型” と記載されているのですが、どちらも突き抜けた辛さが特徴となっている「激辛」の名に相応しいカップラーメンです。しかし、辛いだけではない辛さと旨味を両立しているからこそ生まれる中毒性が最大の魅力。

両方ともレビューの関係で年内に何度か食べているので、麺やスープ、具材の違いは何かと聞かれたら、すぐに答えることは可能です。しかし、北極と巨辛 “どっちが辛い” か聞かれたら、辛さの感じ方にはニュアンスもありますし、まだ真横に並べてリアルタイムに食べ比べたことはなかったので、正確には即答できないなと——

それに私自身、どっちが辛いのか検証してみたかったので、今回の比較レビュー(激辛対決)を企画しました。もちろん両者には共通点もあって、まずは市販品として “ちゃんと激辛” であること。そして両者ともに販路限定商品で、基盤となる「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」と「東京タンメントナリ 辛激タンメン」という激辛じゃないカップ麺もあるのですが、「辛激タンメン」はデビュー当時から「中本」を意識していました。

「蒙古タンメン中本」シリーズ初の再現カップラーメンが発売されたのは、2019年7月現在から遡ること10年以上前の2008年11月16日。昨年、めでたく発売10周年を迎えたのですが、「東京タンメン トナリ」の再現カップ麺「トナリ監修 辛激タンメン(しんげきタンメン)」が初めて発売されたのは2017年6月13日と日が浅く、ちょうど発売3年目に突入したところ。



というわけでシリーズ的にはセブン&アイ×日清食品×蒙古タンメン中本が先輩、ローソン×明星食品×トナリが後輩になるのですが、カップ焼そばタイプの関連商品を先に発売したのは後者。2018年3月13日にシリーズ初の湯切りタイプ「辛激焼タンメン」で先手を打ち、蒙古タンメン中本から初の湯切りタイプ「辛旨焼そば」が発売されたのは2018年10月22日のことでした。

とはいえ製造者である日清食品と明星食品は2008年から親子関係、ある意味この流れは必然と言えるかもしれません。このブログでは、すでにカップ焼そば対決を実行しているので、辛さレベルや味の違いが気になる方は「『蒙古タンメン中本 辛旨焼そば』対『トナリ 辛激焼そば』徹底比較!! “辛旨×辛激” 対決」の記事をご参考ください。

開封

それでは、本題を掘り下げていきましょう。「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」に別添されている小袋は「極辛オイル」、「トナリ監修 辛激タンメン巨辛」に別添されているのは「巨辛オイル」、どちらもペーストや粉末ではなく辛い調味油となっているのですが、こいつを投入した途端に辛さレベルが一般のゾーンを突き抜けるため、取り扱いには注意が必要です。



次に写真左が「北極ラーメン」、右が「辛激タンメン巨辛」の開封写真です。具材の構成は別物で、「北極ラーメン」は「蒙古タンメン中本」(旧「ボルシチの店 中本 / 中国料理 中本」)の創業者であり先代・中本正氏の “辛さだけを純粋に味わうもの” という教えを守り、実店舗でもメインの具材は豚肉・もやしとシンプルな構成。

対する「辛激タンメン巨辛」は、商品名の “タンメン” らしくキャベツ、チャーシュー、人参、もやし、ニラ、キクラゲと具沢山。ただ、どちらも粉末スープの量が多いので、ゆっくりと熱湯を注ぐ必要があります。わりとスムーズに入る時はスムーズですが、用心するに越したことはないですからね。

販売期間・取扱店情報とカロリー等の違い

「北極ラーメン」の内容量は111g(めん80g)、「辛激タンメン巨辛」の内容量は112g(めん80g)、総重量は1gだけ巨辛のほうが多いのですが、麺の量は同じですし、量的な違いは誤差の範囲内に過ぎません。また、カロリーは巨辛が対比プラス8kcalと微妙に多く、炭水化物や脂質の量も多めなんですけど、食塩相当量は “北極のほうが2.2gも多い” 値となっていました。

そして、中本のカップ麺はセブン&グループ(セブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート)、さらにイトーヨーカドーの公式ネット通販サイト(オムニ7)と幅広く展開されているのに対し、トナリのカップ麺はローソン(コンビニ)限定商品ということで、販売店の規模も違います。さらにコンビニで購入した場合、北極は198円(税込213円)、巨辛は212円(税込228円)と実売価格に15円の差が生じているため、営業力の違いが否めません。

「北極ラーメン(2019)」の発売日は例年通り7月第2週の2019年7月8日、コンビニでは火曜日の7月9日に発売されています。毎年かなりのハイスピードで売り切れるので、即箱買いするファンも珍しくないのですが、今年は余裕をもって生産していたのか在庫のあるセブンイレブン店舗も多く、2019年7月20日現在も絶賛販売中でした。



しかし、「辛激タンメン巨辛」の発売日は2019年03月26日なので、もう売ってないローソンが多いかもしれません。というのもカップ麺の新商品は “だいたい2~3ヶ月で売り切れるように計算して製造されている” のですが、「北極」も「巨辛」も販売を開始した時点で “すでに製造終了商品” なんです。

原則、どちらも初回生産分のみで追加生産の予定なし、店頭に並んでいる商品と在庫が無くなり次第販売終了の「完全数量限定商品」なので、まだ店頭に残ってるから大丈夫——ではなく、買い置きが必要な方は余裕を持って、発見した時に今年必要な分だけ購入しておいたほうがいいかもしれません。

実食開始

さて、写真の左が「北極」、右が「巨辛」の麺。量は同じですが、「北極」は調理前から “ストレート” なのに対し、「巨辛」には “縮れ麺” を採用しています。この時点で麺が違うことは明白ですし、必要なお湯の目安量も「北極」は410mlで「巨辛」は340mlと少なめに設計されていました。

注意事項の警告レベルは同じくらいで、両方とも “辛みによる刺激が大変強いので、十分に注意してお召し上がりください” と書いてあるのですが、違いといえば「上」の文字が漢字か平仮名か——という程度。「北極」はフタの上に表示、「巨辛」は容器の側面に表示してあります。そして、下記の画像は左が「北極」、右が「巨辛」の調理後の写真なんですけど、やはり具材が賑やかなのは「巨辛」ですね。

それでは、辛さレベルや味の違いに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します(※この記事は “比較することを目的としている” ため、特徴的な部分をピックアップしながら解説しますが、より詳しい製品情報や感想・評価が気になる方は「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン(2019)」と「明星 東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン 巨辛」の記事をご参考ください)。

めん

角刃ストレート麺vs.丸刃ちぢれ麺

どちらも熱湯5分の油揚げ麺ですが、「北極ラーメン」は角刃でカットされている平打ちストレート麺で、すすり上げた時の口当たりにも輪郭があり、スパッとした歯切れの良さが特徴です。この麺は激辛じゃない定番商品の「辛旨味噌」と共通なんですけど、「北極ブラック」は明らかに耐久性が高く、同じ北極でも赤と黒では違いがありました。

対する「辛激タンメン巨辛」の麺は、丸刃でカットされた太い縮れ麺で、北極のスパッとした歯切れの良さとは真逆を行くモチモチとした多加水麺(加水率の高い麺)に仕上がっています。どちらも麺の表面は滑らかですが、丸刃でカットされている「巨辛」のほうが優しい口当たりで、タイプこそ違うものの製麺技術は両者ともにハイレベル。



食べ始めのコシは「北極」のほうが強く、油揚げ麺特有の風味も先進的な日清食品らしく上品なんですけど、麺の耐久力は圧倒的に「巨辛」が上。食べ比べは完食までに2倍以上かかるので、同時に(交互に)食べていると、かなり差が顕著に現れました。けれども普通に食べていたら両方とも食べ終わるまで食感が大幅に劣化することはないですし、どちらもスープとの相性が計算されています。

スープ

別添のオイルで形勢逆転

まず「極辛オイル」と「巨辛オイル」を入れずに食べてみたんですけど、これはもう一目瞭然‥‥圧倒的に “巨辛のほうが辛い” です。例えば通常商品の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」と「トナリ監修 辛激タンメン」も合わせて比較した場合、辛さレベルは弱い順に北極(オイル投入前)、辛激タンメン(ペースト全投入)、辛旨味噌(オイル全投入)、巨辛(オイル投入前)といったところ。

極辛オイル投入前の「北極」はピリ辛寄りの中辛なのに対し、巨辛オイル投入前の「巨辛」は粉末スープだけの状態でも “普通に辛口〜大辛” なので、辛い食べ物が苦手な方は近寄ってはいけません。北極はオイルなしだと攻略可能かもしれませんが、一般的な中辛以上がダメなら巨辛は無理、もしくは確実に苦戦します。

しかし、極辛オイルを装備した後の「北極」は生易しくありません。オイル投入後の辛さレベルは文句なしの “激辛” で、結果的に瞬発力があるのは「北極」。スープを口に含んだ時はもちろん、容赦無く麺にも絡んでくる極辛オイルは口内に侵入するや否や、即座に痛覚目指して真っ直ぐに突き刺さってくるため、口に含んでから “辛い” までのタイムラグがありません。

もちろん「巨辛」も別添のオイルを投入することで辛さレベルはアップしますし、何辛かと聞かれたら激辛と答えますが、オイル投入後は「北極のほうが辛い」です。というのも巨辛オイルにはXO醤を彷彿とさせる “乾物の旨味” なども多めに仕込んであるため、どちらかというと旨味を大幅にアップさせる効果のほうが高く、結果的に北極のほうが辛いと感じました。

具材

シンプルvs.具沢山

「北極」の固形具材で目立っているのは味付豚肉、もやし、フライドガーリックですが、実は「ごま」も重要なポジションで、カップラーメンの北極を構成する上で欠かせない素材。具材の唐辛子は完全に極辛オイルの陰に隠れてしまっているのですが、もやしは比較的に太めで量も多く、豚肉も四角いチップ状にカットされたタイプの中ではハムっぽさが控えめで、まさにシンプルイズベスト。

対する「巨辛」はキャベツ、チャーシュー、人参、もやし、ニラ、キクラゲとバリエーション豊富な具材で勝負しているのですが、具材量は体感的に北極の1.5倍くらい。チャーシューは北極の豚肉よりも軽く、もやしのサイズは同等で、ニラは風味の強い軸の部分が多いです。

キャベツも食べ応えアップに寄与していますし、人参とキクラゲのコリコリ食感がアクセントに効果的で、単純に具材の食べごたえでいえば「巨辛」に軍配。けれども豚肉・もやしとシンプルな「北極」も捨て難く、逆に具沢山な北極だったら——などと想像すると違和感を覚えるくらい現在の構成がハマッているので、優劣はつけられませんでした。

まとめ

別添のオイルを入れる前のスープは圧倒的に「東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン巨辛」が辛かったのに対し、別添のオイルを入れた後のスープは「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」ほうが体感的に辛いと感じたので、 “どっちが辛い” と聞かれたら2019年は「北極のほうが辛い」と答えます。スカッと辛いラーメンが食べたい時は「北極」、じわじわ辛い複雑なラーメンが食べたい時は「巨辛」がオススメ。

“どっちが美味しい” のかと聞かれたら甲乙付け難く、両方ともスープは味噌ベースで、共通している魅力は辛さの中にある甘みと中毒性。北極はゴマとニンニクが効いた激辛味噌、巨辛は乾物の旨味が効いた中華系の本格さが個性的で、数ある激辛カップ麺の中でも「最高峰」に位置する素晴らしい一杯だと思います。

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