「麺屋こころ 台湾まぜそば」麺屋はなび直系!!本家公認 “こころ” の台湾まぜそば再現

明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年7月8日(月)新発売のカップ麺、明星食品「麺屋こころ 台湾まぜそば」イオングループ限定商品の実食レビューです。

元祖台湾まぜそば発祥の店が認めた「麺屋こころ」の看板メニュー「台湾まぜそば」を再現!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

麺屋こころ 台湾まぜそば 2019

「麺屋こころ(めんや こころ)」とは、東京・大岡山にオープンした「台湾まぜそば(たいわん まぜそば)」と「塩らーめん」が看板メニューの専門店で、創業は2014年1月7日。当時、新名古屋名物(名古屋めし)として話題沸騰中だった “あの台湾まぜそばが東京でも食べられるお店” とオープン当初から注目されていました。

それもそのはず、元祖台湾まぜそば発祥の店「麺屋はなび 高畑本店」の店主・新山直人氏が監修した本家の血を継ぐ直属の姉妹店(暖簾分け)で、「麺屋こころ」の店主・石川琢磨氏は「麺屋はなび」出身。台湾まぜそばに魅了され、まぜそば専用の醤油ダレや味の決め手となる台湾ミンチを新山店主から学び、台湾まぜそばに命をかけ “こころ” を込めて全国・世界へと魅力を発信しています。



「台湾まぜそば」とは、唐辛子とニンニクを効かせた醤油味の辛い挽肉を極太麺に乗せた汁無し麺の一種で、他に生のニラ、ねぎ、海苔、にんにく、魚粉、卵黄と賑やかな具材が特徴。それらを “よくまぜて” 食べるのですが、麺を食べ終えた後に入れるシメの「追い飯」が定番で、お店で台湾まぜそばを注文すると “追い飯無料” のサービス付き。

それがブームになった際、「麺屋はなび」の味を再現しようと他店が真似をし始めましたが、新山氏の味を完璧に再現できた者はいません。しかし、本家本元で修行を積んだ石川氏(麺屋こころ)が提供する台湾まぜそばの再現度は極めて高く、もちろん本家公認ですが完コピに近い状態で、その味に本店を知るファンも太鼓判を押しました。

さすがに今回のカップ麺に追い飯用のライスは付いていませんが、パッケージに表示されている「辛さレベル」は5段階中「3」となっていて、 “小さなお子様や辛みが苦手な方は注意してお召し上がりください。” という辛いカップ麺で定番の注意事項を記載しています。しかし、コーション(警告)の文面は激辛カップ麺の時ほど厳重ではありません。



初めて「麺屋こころ」のカップ麺が発売されたのは2016年5月2日、今回と同じ「台湾まぜそば」を再現していたのですが、同年6月27日に大盛サイズの「台湾ラーメン」を発売。さらに7月25日「台湾まぜそば」と「台湾ラーメン」の標準サイズをセットにして再販、11月21日には「チーズ台湾まぜそば」をリリースするなど、2016年だけで5つのコラボ商品を発売しています。

そして2017年には3月13日に「チーズ味噌台湾ラーメン」、7月31日に「台湾まぜそば」(大盛サイズの再販)、9月11日に「チーズ台湾担担ラーメン」、12月11日に「チーズカレー台湾まぜそば」と変わり種にも力を入れ、2016年7月のレギュラーサイズを除き、すべて大盛サイズで展開されていたのですが、それ以降の製品情報は明星食品の公式ウェブサイト内にも残っていません。

2018年にも一度だけ「麺屋こころ 超辛台湾ラーメン」(2018年12月10日発売)という同店監修シリーズ初のタテ型カップラーメン(大盛)がリリースされていたのですが、製造は2016年から付き合いのある明星食品。けれども「イオングループ限定商品」だったので、明星食品のホームページには掲載されず、また今回の「台湾まぜそば」もイオングループ限定商品として発売されました。

開封

私はコンビニのミニストップで購入しているのですが、本体価格218円(235円)の大盛カップ焼そばタイプで、販売エリアは全国。「麺屋こころ」の公式ウェブサイトにも “麺屋こころ監修カップ麺 7月8日全国のミニストップで発売開始!” とアピールされていましたが、コンビニ限定商品ではありません。



一部店舗では売ってないところもありますが、全国のイオンリテールやマックスバリュ、それからイオン系列のウエルシア薬局でも販売されています。2018年5月22日、台湾旨辛まぜそば(レンジ麺)や冷し塩まぜそば、コンビニおにぎり、台湾まぜ飯など、麺屋こころ監修商品を10品販売していたこともあったので、それを境にイオングループが強く影響するようになったようですね。

別添の小袋は「液体ソース」と「あとのせかやく」の2袋で、今回の「麺屋こころ 台湾まぜそば」発売から1週間後の2019年7月16日、サンヨー食品がファミリーマート限定の汁なしカップ麺「麺屋はなび 台湾まぜそば」を再販しています。メーカーも販路も違いますが、わずか1週間差で師弟の監修カップ麺が店頭に並んでいる状況は偶然とは思えません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:麺屋こころ 台湾まぜそば 濃厚旨辛醤油だれ
販売者:明星食品株式会社
製造所:東日本明星株式会社 埼玉工場(R)
内容量:164g(めん130g)
商品コード:4902881480994(JANコード)
商品サイズ:縦176mm×横176mm×高さ65mm

発売日:2019年07月08日(月)
実食日:2019年07月19日(金)
発売地域:全国(イオングループ限定)
取得店舗:コンビニ(ミニストップ)
商品購入価格:235円(税込)
希望小売価格:218円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:角型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:770ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(液体ソース・あとのせかやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、でん粉、粉末油脂、卵粉、香味調味料)、ソース(チキンオイル、植物油脂、豚・鶏エキス、しょうゆ、香味油、食塩、香味調味料、糖類、魚介エキス、たん白加水分解物、醸造酢、香辛料)、かやく(豚・鶏味付肉、かつおぶし粉末、削り節粉末(かつおのふし、いわしの煮干し、さばのふし)、香辛料、ねぎ、のり、ニラ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、カラメル色素、香料、酒精、乳化剤、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、pH調整剤、酸味料、甘味料(スクラロース)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)※コンタミネーション:本品製造設備では、かにを含む製品を生産しています。原材料ののりは、えび・かにが混ざる漁法で採取しています。

実食開始

麺は油揚げ麺で熱湯5分、パッケージに「極太麺130g」と書いてありますが、2年ほど前から明星食品が得意とする極太麺を採用しています。カップ麺の製造所は東日本明星食品の埼玉工場(製造所固有記号:R / 埼玉県比企郡嵐山町川島2360)、この工場で生産されるカップまぜそばの極太麺は基本的に間違いありません。



あとは熱湯を注いで5分待機、液体ソースの量が多いので、待っている間にフタの上で温めておくとスマートです。あとのせかやくで賑やかに見えますが、最初から入っている具材は何もなく、カップ焼そばタイプの新商品にしては珍しくキャベツも入っていません。けれども実店舗の台湾まぜそばにもキャベツは入っていないので、これについてはノープロブレム。

先ほど「こころ」の師である「麺屋はなび」のファミマ限定カップ麺が再販されたと書きましたが、ちょうど発売日に実食レビューしていて、パッケージで推奨されていたアレンジも試してみました。詳しい感想や評価が気になる方は、「麺屋はなび 台湾まぜそば(2019)」の記事をご参考ください。

それでは、「麺屋はなび」と「麺屋こころ」の違いや辛さレベルに注目しつつ、「めん」「たれ」「あとのせかやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(164g)当たり

熱  量:773kcal(カロリー)
たん白質:11.1g
脂  質:39.5g
炭水化物:93.2g
食塩相当量:6.9g
ビタミンB1:0.54mg
ビタミンB2:0.39mg
カルシウム:239mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

超むっちり極太めん降臨
6

「麺屋はなび」では愛知県名古屋市の製麺所「林製麺所」に特注している平打ちの太麺(全粒粉入り)を使用しているのですが、「麺屋こころ」は本家の麺を意識した太麺を「太陽食品」に特注しています。残念ながら今回の油揚げ麺に全粒粉は練り込まれていませんし、ノンフライ麺でもありませんが、けっこう雰囲気ありますよ。

何度も何度も噛める歯切れの悪い(※全力で褒めてます)もっちりとした弾力もさることながら、表面の粘り気もポイント。お店の麺は湯切りをせず、麺棒でグリグリかきまぜて “わざと麺の表面を傷つける” ことで粘りを出しているが、そのネットリとタレが絡む様が上手く再現できていて、なかなかの臨場感。



もちろん麺の風味は油揚げ麺特有のベクトルを抜けませんが、嫌に主張してくるタイプではありません。「麺屋はなび」のカップ麺はコシの強いノンフライ麺で、なおかつ2019年から全粒粉入り麺に進化しているのですが、雰囲気の再現度は油揚げ麺でも「麺屋こころ」のほうが高いですし、大盛りサイズの極太麺ということで食べ応えもバッチリです。

たれ

独特のオイル感
4.5

かなり油脂の量は多く、それも植物油脂をプラスしつつ動物油脂メインとなっているのですが、豚脂(ポークオイル)ではなく鶏油(チキンオイル)ベースなのもポイント。そのラードとは違う芳ばしい風味に加えて明星食品特有の香味油(中華調味料の醤や海老油をミックスしたような風味)も入るため、いい意味でクセのあるオイル感です。

しかし、それに負けない醤油ベースのタレに濃いめの塩分濃度、それも醤油だけでなく食塩の後押しがあるので味は濃いめ。あとのせかやく(魚粉)を入れる前から鰹ベースの旨味があり、辛さレベルは “しっかりピリ辛”(イメージ2.5くらい)で、とりあえずピリ辛の中では硬派な部類に属しています。あと意外にタレは多いように見えますけど、実際は追い飯できるほど残りません。

さらに後入れの魚粉でパワフルな味に仕上がるのですが、実店舗でも「しょっぱい」という意見も寄せられているように、ガテン系のテイストも台湾まぜそばの特徴です。次の項目で触れますが、不安な方は卵黄または温泉卵を用意してください。

かやく(と、卵黄ちょい足しアレンジ)

ほぼ内容は “ふりかけ”
3.5

具材らしい具材といえばニラですが、今回は運が悪かったのか葉の部分ばかり入っていて、香りの強い軸の部分は見当たりません。また、「麺屋はなび」の再現カップ麺には鯖節(さばぶし)主体の魚粉が採用されていたのに対し、「麺屋こころ」は “鰹節(かつおぶし)主体の魚粉” となっていて、そこに鰯(いわし)の煮干しや鯖節の粉末をブレンド。実際、体感的にも鯖より鰹が強めです。

肉具材も「はなび」=ずっしり主役級のレトルト調理品、「こころ」=ふりかけサクサク肉そぼろw となっているのですが、実売価格に43円もの差が生じているわけですし、こちらには極小とはいえ台湾まぜそばに欠かせない刻み海苔のアクセントが嬉しいところ。プラスガーリックでニンニク感もブーストされますが、あとのせかやくのチリは辛くない唐辛子だったので、ほとんど飾りでした。

そして、先ほど「たれ」の項目で味が濃い(塩っぱい)と書きましたが、試しに定番の卵黄をトッピングしてみたところ、やはり間違いないですね。2016年の商品には、 “さらにおいしく! 卵黄をのせたご家庭でのアレンジメニュー” とパッケージでもアピールされていたのに対し、今年はパッケージでの訴求がありません。

けれども最初から卵黄アレンジにも対応してくれるような作りになっているので、さらに美味しく食べたい方は、卵黄のトッピングも試してみてください(※おすすめは卵黄2個もしくは温泉たまご)。あと、お店の卓上には昆布酢もあるので、お酢ちょい足しもサッパリ食べられて簡単なオススメのアレンジ方法です。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

タレの再現度は「麺屋はなび」のほうが上ですし、具材のボリュームも圧倒的に負けますが、コンビニでの価格差は43円で「麺屋こころ」は大盛サイズ。それに塩気の強さも気になりましたが、ある意味その塩気も台湾まぜそばの特徴ですし卵黄で解決可能、かつ麺の再現度に関してはサンヨー食品のノンフライ麺よりも明星食品の油揚げ麺が上だと感じました。

「麺屋はなび」の味を再現しているサンヨー食品のカップ麺(ファミマ限定)、「麺屋こころ」の味を再現している明星食品のカップ麺(イオングループ)、どちらも同じ「台湾まぜそば」を再現していますが、実店舗では瓜二つの “はなび×こころ” でもカップまぜそばでは別のベクトルを歩んでいます。ただ、2つ同時に購入できるチャンスなので、これを機に食べ比べてみるのも楽しいですよ。

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