「蒙古タンメン中本 北極の秋」吉祥寺店 “秋の風物詩” 限定メニューをカップ麺で再現!!

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、蒙古タンメン中本のカップ麺「北極ラーメン」のアレンジレシピ、「蒙古タンメン中本 北極の秋」の再現・実食レビューです。

蒙古タンメン中本「吉祥寺店」の季節限定メニュー “北極の秋” をセブンのカップラーメンで再現!

数ある期間限定メニューの中でも人気を博している「北極の秋」をカップ麺で再現することはできるのか——実際に試してみた感想や作り方を紹介します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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蒙古タンメン中本 〜北極の秋~

「蒙古タンメン中本」(もうこタンメンなかもと)とは、東京都板橋区常盤台に本店(上板橋本店)を構える “からうまラーメン日本一” の人気ラーメンチェーンで、創業は1968年9月12日。創業者である先代・中本正氏の「中国料理 中本」(旧「ボルシチ料理 中本」)を前身とし、2019年9月現在、その味と先代の意思を二代目店主・白根誠氏が継承しています。

2008年11月26日——まだ蒙古タンメン中本が全7店舗* だった頃、株式会社セブン-イレブン・ジャパン及び日清食品との共同開発商品として、中本初のカップ麺を関東・甲信越エリアのセブンイレブンにて先行発売。その後、順次販売エリアを拡大し、今ではセブンセブンを代表する大人気商品の一つになりました(*上板橋本店、池袋店、新宿店、目黒店、吉祥寺店、亀戸店、御徒町店)。



通常商品の「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌」は、まさに “辛さの中に旨味あり” の逸品で、辛い食べ物が苦手でも頑張ったら食べられる‥かな? くらいの絶妙な辛旨さが人気を博しているのですが、「北極」は違います。北極ラーメンが初めてカップ麺になったのは、2014年7月14日。中本きっての激辛メニューを再現したもので、辛さレベルは通常商品の「辛旨味噌」と桁違い。

その激辛カップ麺「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン」をベースにし、実店舗の「吉祥寺店」で誕生した季節限定の人気メニュー「北極の秋」を自宅で再現して楽しめないか——というのが今回の企画。あくまでも土台はカップラーメンなので、それなりに天井はありますけど、可能な限り再現してみたいと思います。

「北極の秋」(ほっきょくのあき)とは、2007年10月1日〜2018年1月10日までの期間限定商品として提供されていたメニューで、考案者は現「橋本店」店長の古川さん。「北極ラーメン」をベースに旬のキノコやゴボウ、豚肉などを炒め、白ネギとニラを絡めてトッピングしたもの(※旬のキノコは店の気まぐれで変わることも有名)。

他にも吉祥寺店では、辛さが売りの北極ラーメンに溶き卵を流し込み、貝割れ大根や白ネギをトッピングしてマイルドに仕上げた「北極の春」。北極ベースのスープにナスや挽肉、にんにくの芽、白ネギをトッピングした「北極の夏」。もやしと水菜、こだわりの特製ワンタンを入れて、さらに柚子で香り付けを施した「北極の冬」など、四季に合わせた季節感あふれる限定メニューを展開。



2019年9月1日付の人事考課にて、吉祥寺店では副店長だった2代目店主の実子・白根隆也さんがマネージャーに昇進し、店長は引き続き中井さんが務め、戸井田主任が副店長に昇格。2017年3月20日の “春” から始まった「季節の北極」は吉祥寺店の名物になり、人事異動後の2019年9月28日現在も「北極の秋」を販売しています(※販売期間は9月1日~11月30日までの3ヶ月間)。

(写真提供:@er34d11)

また、上記の写真は「上板橋本店」の中村裏店長が作った「北極の秋」(2018年11月26日撮影)で、この時期になると他の一部店舗でも販売され始めるのですが、春夏秋冬ある「北極」の中でもファンの間で一番人気の季節が「秋」。2019年「吉祥寺店」でのキノコは “月替わり” で、9月は「しいたけ」と「ぶなしめじ」からスタート。

アレンジに必要なもの

10月からはエリンギと舞茸に変わりますが、他にも丹波しめじ、マッシュルーム、なめこ、えのきと歴代キノコは様々で、旬のキノコは2種類使用するのが基本(ちなみに秋津店では “日替わり” とのこと)。中でも一番人気の組み合わせは「丹波しめじ」×「舞茸」とされているため、今回その2つを使ってアレンジすることにしました。



数年前に実店舗で食べているのですが、当時はメニューの写真を撮る習慣もなかったので、重度の中本中毒者から頂いたリアルタイムの情報も踏まえつつ、アレンジに使用する食材は「丹波しめじ」「舞茸」「豚ばら肉」「ごぼう」「油揚げ」「白ねぎ」「ニラ」、それから味変用に中本フリークおすすめの「バター」を用意。もちろん、「カップラーメン」も必要です。

2019年の発売日は7月9日、すでに2019年6月には “生産終了商品” となっているため、販売開始時すでに製造は終わっていたのですが、実は “2019年8月8日~9日の2日間だけ製造ラインが再稼働していた” ので、ほんのちょっと市場の在庫が増えました。さて、カップ麺を調理する前に具材の下拵えを済ませておきましょう。

カップ麺の詳細情報・購入価格等

製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン 激辛味噌
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(製造所固有記号 S)
内容量:111g(めん80g)
商品コード:4902105243350(JANコード)
商品サイズ:縦109mm×横109mm×高さ119mm

発売日:2019年07月08日(月)
実食日:2019年09月28日(土)
発売地域:全国(セブン&アイ限定)
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
商品購入価格:213円(税込)
希望小売価格:198円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:紙
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(極辛オイル)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、チキンエキス、香辛料)、スープ(豚脂、粉末みそ、香辛料、糖類、小麦粉、植物油脂、ポーク調味料、でん粉、食塩、野菜調味油、酵母エキス、乳化油脂、香味油)、かやく(ごま、味付豚肉、モヤシ、フライドガーリック、赤唐辛子、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、増粘多糖類、炭酸Ca、カロチノイド色素、香料、かんすい、トレハロース、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、乳酸Ca、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

「豚ばら肉」は食べやすい大きさ(ひと口大)にカット、えのきを除く「きのこ類」は味が染みやすいように手で割くのがオススメ。「ごぼう」は薄めの笹掻きにして水にさらし、「油揚げ」は大きめのカットしてから軽く下ゆですれば下拵え完了。あとは熱したフライパンに豚肉から入れて脂を抽出、次にキノコ、しんなりしてきたらゴボウと油揚げを入れて炒めてください(※火加減は強火)。



で、カップ麺の作り方なんですけど、今回は脱カップ麺します(※どんぶり使用)。まず「熱湯の量は内側の線よりも上」を狙い、待ち時間は「2分30秒」に短縮。意外と麺は抵抗なくほぐれるので、粉末スープを溶かしてから麺を丼に移し、北極スープは具材を炒め終わったフライパンに入れて、およそ2分間ほど具材を煮込みます。

カップ麺に別添されている「極辛オイル」は食べる直前に投入するので、この段階では入れません。2分ほど北極スープで具材を煮込んだら、麺の入っている丼に具材ごとスープをかけて「極辛オイル」を投入。斜め切りにした白ねぎと小さく切ったニラ、それぞれ非加熱のままトッピングすればアレンジ版「北極の秋」出来上がり。

ちなみに実店舗で人気の組み合わせ「北極の秋+野菜大盛」で注文すると、最後にトッピングされる白ネギが大盛りになるので、それに倣い白ネギは多めに(別皿にも)用意しました。それでは、実際に食べてみましょう。カップ麺をアレンジする前の感想や評価などの詳細につきましては、「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ラーメン(2019)」の記事をご参考ください。

栄養成分表示:1食(111g)当たり

熱  量:517kcal(カロリー)
たん白質:11.0g
脂  質:22.9g
炭水化物:66.7g
食塩相当量:7.4g
(めん・かやく:2.8g)
   (スープ:4.6g)
ビタミンB1:1.39mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:139mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:517kcal(めん・かやく:394kcal)(スープ:123kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。なお、上記の栄養成分表示はアレンジ前の目安です。

めん

熱湯2分30秒で問題なし

正式な待ち時間は熱湯5分ですが、2分30秒でフタを剥がし、ざっくり混ぜてから麺とスープを分別後、再び具入りスープが麺の上に戻ってくるのはジャスト5分〜5分30秒。スープから解放された分別後の麺は空気に触れた状態で待機することになるけれど、ついさっきまで沸騰していたスープを流し込むことになるので、白ネギやニラをトッピングしている間に食べごろです。

ただ、トッピングの量が多い(食べるのに時間を要する)上に熱湯5分とは比較にならないほどのアツアツスープ、その条件からカップ麺として食べた時よりも麺が柔らかくなるスピードは早いのですが、上記のようにシャッキシャキの白ネギを絡めて食べれば問題ありません。むしろ麺ちょっと柔らかくなってきたかな——くらいがネギとの一体感も高くなるので、そこからが本領発揮。



もともと太麺でも油揚げ麺特有のニオイはサイズのわりに控えめですが、白ネギの強い清涼感が作用することで、いよいよ野暮ったい風味は気になりません。それと同時に実店舗の麺よりも耐久性は劣りますし、小麦の香りも雲泥の差で負けてしまいますけど、具材やスープとの一体感はバッチリです。

スープ

ハイライトは牛蒡の旨味

先ほど作り方を解説した際、カップ麺に注ぐ熱湯の量は多めに入れるようにと書いたのは、具材を煮込む過程で思いのほか水分が蒸発するからです。写真ではスープを写すために麺や具材を奥に追いやっていますが、ギリギリ麺が浸かるかどうかの瀬戸際。さらに粘度は湯かけ調理の時よりもドロッとして自然に減っていきますし、具材の下味なしでも旨味が凝縮されるため、薄味の心配もありません。

中でも豚肉より牛蒡(ごぼう)やキノコ旨味が印象的で、特に牛蒡の芳ばしい香りが秋を演出。すりごまの効いた味噌ベースの北極スープとゴボウの相性は言うまでもありませんが、薄めの笹掻きにすると思いのほか縮むので、けっこうドッサリと入れちゃって大丈夫。元の味から大幅に変わりますが、この強烈な個性を飼い慣らせるのも土台の北極が完成しているからこそ——

辛さレベルは激辛から「大辛」くらいに落ちるので(※とはいえ「辛旨味噌」よりは辛い)、しっかり激辛で楽しみたい方は自前の唐辛子を用意する必要がありますし、バターを入れてアレンジすると「辛旨味噌」(ふつうに辛口)くらいの辛さに落ちますが、中本フリークもオススメする味変用のトッピング‥‥この組み合わせは間違いないですね。

無論、きのこ類とバターの相性は最高ですし、ゴボウの風味とも違和感なくフィット。さらに北極スープを吸い込んだ油揚げとバターが予想以上のマッチングで、ちょっと新たな扉を開いちゃった感じでした。もしバターを入れる場合、キノコの種類はバターの風味と相性のいい「舞茸」「エリンギ」「マッシュルーム」「ぶなしめじ」あたりがオススメ。

具材

ゴボウと白ネギは多めに!

「めん」の項目で白ネギの効果について触れてしまったのと、「スープ」の項目で他の具材についても触れてしまいましたが、とりあえず「ごぼう」と「白ねぎ」は多めにトッピングするのがオススメ。逆に気をつけたいのが具材の入れすぎで、豚肉や油揚げなど、あまり嵩(かさ)の減らない具材を入れすぎるとスープの味が追いつかなくなるおそれがあります。

豚肉は50〜70gほどで充分に効果を発揮しますし、嵩が減るキノコは100g強、油揚げは30gくらいが目安。逆にゴボウは薄く笹掻きにすれば60gほど入れちゃって大丈夫ですし、白ネギも白い部分を7割以上使う勢いで用意したほうがいいかもしれません。ニラは香りが強いため飾り程度に散らしましたが、あくまでも上記の量は目安、お好みにより調節してください。

総評

さすがに実店舗で食べる「北極の秋」には及びませんが、北極の秋を知っている方も知らない方も、ぜひ時間がある時に試していただきたいアレンジです。どうしても調理が面倒・時間が取れない‥‥といった場合には、耐熱容器に笹掻き状態で市販されているゴボウと好きなキノコを入れて電子レンジ加熱(500Wなら2分弱)。それをカップ麺にトッピングして、別皿に白ネギとバターを用意すれば「北極の秋・簡易版」の出来上がり。

もしスープが残ったら、白ご飯・白ねぎ・ニラ・粉チーズを入れてシメるのがオススメ。バターを入れた後のスープと粉チーズの相乗効果は高く、濃厚な味わいを程よく引き締めてくれる白ネギの清涼感がなんとも——(大きく混ぜてから食べてください)。おそらく今年も12月には「北極の冬」が始まると思うので、時期になったらカップ麺で再現したいと思います。

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