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「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」中本のカップ焼そば再販!! “辛味噌マヨの一撃” 再降臨

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セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年5月7日(火)新発売のカップ麺、セブンプレミアム「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」の実食レビューです。

「蒙古タンメン中本」初のカップ焼そば “辛味噌マヨの一撃” 再降臨!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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蒙古タンメン中本 辛旨焼そば 2019

2018年10月22日、セブンイレブンの人気商品「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本」シリーズ(蒙古タンメン中本の店主・白根誠さんとセブン&アイグループ及び日清食品の共同開発商品)の10周年を記念してリリースされた、中本史上初の汁なしカップ麺「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」。

これまでセブンプレミアムから様々な期間限定商品を開発・販売してきた蒙古タンメン中本監修シリーズですが、お店では食べられないカップ麺だけのオリジナル限定メニュー、かつ10周年特別記念商品ということもあり、ネット上でも初版の辛旨焼そばが発売された時の反響は大きく、このたび満を持しての再販となりました。



時を遡ること2008年11月16日——東京都板橋区に本店を構える “辛うまラーメン日本一” でおなじみ「蒙古タンメン中本」店主監修のもと、関東・甲信越エリア先行で初のカップラーメンを発売。その当時から好評で、中には「実店舗のラーメンよりもカップ麺の方が好き!」というマニアまで存在するほど、まさに生けるレジェンド的な商品です。

2019年5月7日現在、セブンイレブンの公式ウェブサイト及びセブンプレミアム向上委員会(公式コミュニティサイト)にも製品情報はアップされていませんが、販売前にセブンイレブン公式アカウントがツイッターで再販を告知。そして同時期にイトーヨーカドーのネット通販サイト「オムニ7」でも “Coming Soon” と商品情報が準備されていました。

オムニ7での販売価格はセブンイレブンと同じ税込235円となっているのですが、前回の2018年発売品から値段は変わっていません。さらに販売解禁から間もないのに24時間売上ランキングの小カテゴリー「めん類・パスタ:1位」、中カテゴリー「食品:1位」、大カテゴリー「食品・飲料・お酒:1位」と昨年同様ランキング総なめ状態——おそるべし中本人気です。

価格の欄に掲載されている「2019年05月06日00:00~2019年05月12日23:59限り」の文字が気になるところではあるものの(※2019年5月23日追記:経過を観察していましたが何も変化はありませんでした)、おひとり様48点までの数量限定販売。私の購入店舗(セブンイレブン)では初日ということもあって山積みでしたが、店舗の入荷状況によっては入手困難なエリアも出てくるかもしれません。



(2018年10月発売品・調理後写真)

初版の「辛旨焼そば」は、「日清焼そばU.F.O.」にルーツを感じるスパイシーなソースとカップラーメンの辛旨味噌に使用されている粉末スープをブレンドしたようなハイブリッド濃厚ソース、それに負けない食べ応えのある大盛130gの極太ストレート麺、さらに具材も豊富な内容で、特製マヨによる “辛味噌マヨの一撃” も蛇足感なく効果的で思わず唸ってしまいました。

あまりに特製マヨが鮮やかな蛍光色で最初は驚いたりもしましたが、当時との違いを意識しつつ、ちょっと作り方の手順で気を付けたいこともあったので、それも解説しながら製品の中身に触れていきます。

開封

パッケージのデザインは前回から変更なし、裏面には「※辛みが強いので注意してお召し上がりください」という激辛カップ麺の常套句ともいえる注意事項が小さく記載されているのですが、これについても変わりません。ちなみに前回の辛さレベルは定番のカップラーメン「辛旨味噌」以上、期間限定の「北極ラーメン」以下と判定しています。



別添の小袋は「液体ソース」「粉末ソース」「中本特製 辛味噌風味マヨ(特製マヨ)」の合計3袋で、各小袋の数や色なども前回と同じ数で同じデザイン。また、「液体ソース」はフタの上で “温める” 、「粉末ソース」と「辛味噌風味マヨ」はフタの上で “温めてはいけない” 仕様となっているため、調理の際は気を付けてください。

製造所は日清食品の「滋賀工場(製造所固有記号:O)」となっているのですが、これについても昨年と同じ工場で生産されています。私はコンビニのセブンイレブンで購入しましたが、イトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマート、そごう・西武など、おそらく今回も全国のセブン&グループ系列店が対象店舗になると思います。

どういうわけかAmazonでは早くも3個セットで2,280円(1個あたり760円)、12個セットで5,230円(1個あたり約435円)という法外な値段で販売中なんですが、もし身近にある店舗では売ってない、売り切れて無くなった——などの場合はオムニ7で税込235円なので、別途配送料や支払手数料はかかりますけど公式ネット通販サイトが安全ですね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:蒙古タンメン中本 辛旨焼そば
製造者:日清食品株式会社
製造所:滋賀工場・O(滋賀県栗東市下鈎140-1)
内容量:176g(めん130g)
商品コード:4902105243848(JANコード)
規格サイズ:縦176mm×横176mm×高さ65mm

発売日:2019年05月07日(火)
実食日:2019年05月07日(火)
発売地域:セブン&アイ限定・数量限定(全国)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)
商品購入価格:235円(税込)
希望小売価格:218円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:角型ビッグ・大盛カップ焼そばタイプ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:700ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体ソース・粉末ソース・特製マヨ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、大豆食物繊維、香辛料)、ソース(半個体状ドレッシング、糖類、粉末みそ、香辛料、豚脂、植物油脂、食塩、野菜調味料、玉ねぎ、粉末ソース、でん粉、ポーク調味料、小麦粉、野菜調味油、乳化油脂、酵母エキス、オニオンパウダー、香味油)、かやく(キャベツ、味付豚肉、人参、キクラゲ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、香料、酸味料、カロチノイド色素、グリセリン、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、甘味料(ステビア)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・りんご(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

麺は同社の「日清焼そばU.F.O.極太」に使われているストレートと似ているのですが、極太U.F.O.シリーズの油揚げ麺は日清食品の滋賀工場ではなく「東日本明星株式会社」の埼玉工場(旧:嵐山工場)製造なので、もしかすると別物なのかもしれません。かやく(具材)は最初から容器の中(ほとんど底)に入っているのですが、今回も具材の種類は豊富ですよ。



さて、先ほど「作り方の手順で気を付けたいこと」があったと書きましたが、湯切りを行なった後は「粉末ソースを先に馴染ませてから」液体ソースを入れてください。というのも “粉末ソースはフタの上で温めないでください” と小袋にも記載されているのですが、中に入っている成分は豚脂で練り固めてあるような状態なんです。

なので粉末ソースから先に入れても麺に残った水分で自然に馴染んでくれるのですが、液体ソースを先に入れると粉末ソースが必要以上に水分を吸収して混ぜにくくなってしまうため、調理の際はご参考ください(※撮影のために2回調理しましたが、やはり粉末ソースから先に馴染ませたほうが混ぜやすかったです)。

さて、今回も具材たっぷり、仕上がりの見た目も前回と変わりません。それでは、2018年版との違いや辛さレベルにも注目しつつ、「めん」「ソース・辛味噌風味マヨ」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(176g)当たり

熱  量:764kcal(カロリー)
たん白質:13.0g
脂  質:32.8g
炭水化物:104.3g
食塩相当量:6.3g
ビタミンB1:0.56mg
ビタミンB2:0.80mg
カルシウム:197mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

日清食品らしさの光る極太ストレート麺
5.5

縮れのない平打ちストレート麺で日清食品らしい洗練された印象を受けますが、しっかりとしたコシの強さと弾力が楽しめる極太仕様。もっと太い油そば・まぜそば用の麺が積極的に開発されている昨今なので、最近の基準としては太麺くらいかもしれませんが、日清食品のストレート麺としては極太で差し支えありません。

「蒙古タンメン中本」らしく力強い辛旨テイストのソースに対して怯むことなく堂々と構え、しかしながら自己主張が強すぎて浮くこともなく、それなりに油揚げ麺特有の風味も感じますが、どちらかというと洗練された印象が先行します。さらに今回はカップ麺のオリジナルなので、再現度云々に関する足枷がないのも素直に楽しめる利点と言えるでしょう。



しかしながら有名店監修の名を汚すことのないクオリティの高さを打ち出しつつ、油揚げ麺でカップ麺らしいジャンクさも適度に備え、麺量130gの大盛かつ密度の高い反発性のある食感から食べ応えについても申し分ありません。ただ、実食当日は外気温が8度と低く、若干ですが部分的に戻りムラが生じていたので、まだ肌寒い地域にお住まいの方は20秒ほど長めに待つと安心です。

ソース・辛味噌風味マヨ

日清食品の粋と中本の魅力をブレンド
6.0

まず「液体ソース」のルーツなんですけど、やはり間違いなく「日清焼そばU.F.O.」です。これは小袋に残っているソースを舐めると分かりやすいのですが、旨さ凝縮系の濃い味に絶妙な酸味、さらにU.F.O.ならではのスパイス感が軸にある——もはや疑う余地はありません。そこにオイルベースの辛味成分が添加されているのですが、液体ソースだけの状態だと辛さレベルは中辛前後。

そんな液体ソースは日清焼そばU.F.O.の史上を強く感じるテイストに仕上がっているのですが、「粉末ソース」は圧倒的に「蒙古タンメン中本」のカラーです。それは実店舗の味というよりもカップラーメンの辛旨味噌に使用されている粉末スープを応用しているような味になるのですが、U.F.O.ベースの濃厚ソースと辛味噌ベースの粉末ソースが絶妙に重なって、重厚感あふれる唯一無二の世界観を構築。

そして辛味成分の本体は粉末ソース側に仕込んであるのですが、今年も辛さレベルは「辛口以上」「激辛未満」、けれどもそれは激辛の基準を「北極ラーメン」に定めたらの話——北極ほど辛くないレベルではあるものの、辛い食べ物が苦手な方はゼッタイに避けたほうが賢明な辛さなので、市販のカップ麺としては軽く激辛に片足を突っ込んでいるような状態です。

「辛味噌風味マヨ」の小袋には「フタの上で温めないでください」という注意事項の下に「辛みが強いので注意してお召し上がりください」という警告文が記載されているのですが、単体で舐めると激辛ではないものの中辛〜耐性値によっては普通に辛口なので、特製マヨが大幅に辛さを抑制することはありません。

また酸味のアクセントが心地よく、辛い発酵系の中華調味料を効かせたマヨネーズベースのドレッシングみたいなイメージの味なので、あまり辛味噌っぽくはないのですが、その酸味がソースと絶妙にマッチ。カプサイシンは油溶性なので多少なりとも辛味は抑制されますが、それ以上に酸味のアクセントと複雑な旨味が記憶に残る名作アイテムです。

具材

たっぷり具沢山はタンメンの名残
6.0

具材のラインナップはキャベツ、チャーシュー、人参、キクラゲなので、カップラーメン版のように豆腐や挽肉は入っていませんし、キクラゲも大きめサイズから細切りカットに変更されているのですが、キャベツオンリーのカップ焼そばが蔓延っている昨今、とんでもないボリュームの具材量に「タンメン」のプライドを感じます。

チャーシューはチップ状ですが、それなりに入っていて埋没することなく、みずみずしい食感のキャベツにコリッとした人参、さらに人参とはベクトルの違うコリコリ感が楽しいキクラゲなど、それぞれに物足りなさを感じることはありません。クオリティの高い麺に独創的なソースと特製マヨ、さらに具材も手抜きなし——いやはや素晴らしいですね。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

実はカロリー(熱量)などの栄養成分表示や原材料名、さらにJANコード(バーコードの下にある数字)まで同じだったので、今回の再降臨は「蒙古タンメン中本 辛旨焼そば」初版の純然たる「再販」と思っていただいて間違いありません。昨年は初版の感動も込みで評価しているため、ちょっと今年は★の数を調整しましたけど、味についてのマイナスはまったく見当たりませんでした。

というわけで初版が気に入っていた方も安心して楽しめる内容となっているのですが(※初めての方は辛さに注意)、今度はもやしたっぷりの激辛バージョン「蒙古タンメン中本 北極焼そば」の開発も検討してもらえると嬉しいですね。ちなみに昨年はカップ焼そばを実際に焼いてみたり、ちょい足しレシピ3選なども提唱しているのですが、それとは違った組み合わせのアレンジも企画しているので、しばらくお待ちいただけましたら幸いです。

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