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マルちゃんの冬限定「味噌バター味ラーメン」史上最大量のコーンさらに更新!!

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東洋水産

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年12月23日(月)新発売、東洋水産のカップ麺「マルちゃん 味噌バター味ラーメン」(271円+税)の実食レビューです。

コーン21%増量で歴代最強に!? 冬の味噌バターコーンラーメン “2024„ は「コーンたっぷり」がコンセプト!! しかし、見どころはコーンだけじゃない。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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味噌バター味ラーメン 2024

味噌バター味ラーメンとは、寒い季節にぴったりな味わいをコンセプトに、毎年この時期にリリースされている冬季限定のカップラーメンで、販売者はマルちゃんのブランドで知られる東洋水産。同社自ら “毎回ご好評をいただいております„ と公表しているのですが、それ相応の実績があります。

2024年発売品のパッケージ

このブログで最後にレビューしたのは、2019年(令和元年)12月16日発売品なので、けっこう間が空いてしまったのですが、さておき当時のレビューには “12年ほど前の2007年(平成19年)10月15日(月)に発売された「マルちゃん 味噌バターコーンラーメン」が連続ものでは初代„ と記載しており、そこから現在にかけて “ほぼ毎年„ 発売されている人気商品。

というのも2007年〜2021年までの間、途中で「焦がし風」などの変化球を挟みつつ、毎年欠かさず関連商品がリリースされていたのですが、2022年と2023年は発売されなかった(厳密にいうと2023年度分は2024年1月15日に発売された)ので、それが “ほぼ毎年„ と表現した理由。そして、もうひとつ触れておきたいのが “連続ものでは2007年(平成19年)10月15日が初代„ と前述したこと。

始まりは「冬の味噌バターコーンラーメン」

2025年1月現在、東洋水産の公式ウェブサイトに掲載されているニュースリリースは2006年が最古なので、それ以前の記録は容易に調べられないのですが、2005年(平成17年)11月に発売された「冬の味噌バターコーンラーメン」が最初の商品。つまり、このページでレビューする「味噌バター味ラーメン」(2024年12月発売品)は発売20年目の節目に該当する一杯で、史上最大量のコーンが更新されました。

開封

別添の小袋なし

なのにコーン21%増量? なんで20%じゃないんだろう‥‥などと、念のため東洋水産に21の根拠を問い合わせてみた結果、味噌バター味ラーメン史上「コーン最大量」をアピールしていた2024年1月発売品と比較して “さらに21%増量させた„ というだけで、21という数字に特別な意味は持たせていないとの回答でした。お手数おかけしてスミマセン。

これこれこれ

この商品は2007年発売品以降、基本的に小袋を別添していないのが特徴で、今回も例に漏れずなんですけど、これ。この「バター風キューブ」がコーンに匹敵する‥‥いや、個人的にはコーン以上にみどころだと思っているポイント。似たようなアイテムにエースコックの「後入れバター状ブロック」が存在するんですけど、あいつ見た目のわりに頼りないんですよね。

ところがどっこい東洋水産の「バター風キューブ」はサイズのわりに強烈で、今回も開封した瞬間からバターの香りが真っ先に主張してくるほど。ちなみにメーカー希望小売価格は271円(税別)に設定されているため、2025年1月現在の縦型ビッグ製品における事実上の標準です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:マルちゃん 味噌バター味ラーメン
販売者:東洋水産株式会社
製造所:株式会社酒悦 房総工場
内容量:100g(めん70g)
商品コード:4901990379649(JAN)
発売日:2024年12月23日(月)
実食日:2025年01月11日(土)
発売地域:全国
取得店舗:ミニスーパー
小売価格:271円(税別)
購入価格:246円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:プラ+紙
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、卵白)、添付調味料(みそ、油脂加工品、ポークエキス、すりごま、食塩、香辛料、野菜エキス、チキンエキス、豚脂、砂糖、たん白加水分解物、発酵調味料、乳等を主要原料とする食品)、かやく(コーン、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、かんすい、レシチン、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、紅麹色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、アナトー色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

実食開始

縮れの強い細めのフライ麺を搭載

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は3分と標準的。5年前は当時の東洋水産が力を入れてた「新・ナチュラルウェーブ製法」と思しき製法を採用していたのですが、今回は “弾力があり食べごたえのある、黄色でちぢれが特長の丸刃で切った麺„ ということで、ニュースリリースやパッケージを見る限り、製法に関する記載はありません。

コーンたっぷりバター強め

後入れの小袋は別添されていないため、フタを開けてから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったらフタを開け、よくかき混ぜたら出来上がり——なんですけど、あいかわらずアッツいなオイw かねてより東洋水産の縦型ビッグ容器は外側まで熱くなりやすいのですが、なんか妙に熱くてビックリ。場合によっては片手で持つと危険なので、取り扱いにはお気をつけください。

ちなみに製造所は酒悦の房総工場となっていますが、酒悦は1983年(昭和58年)7月より東洋水産が資本参加している連結子会社で、房総工場は “マルちゃんの工場„ という認識で問題ありません。それでは、引き続きコーンとバターの存在感に注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(100g)あたり
カロリー:445kcal
たん白質:10.9g
脂  質:16.8g
炭水化物:62.5g
食塩相当量:5.3g
(めん・かやく:1.4g)
   (スープ:3.9g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:190mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:445kcal(めん・かやく:349kcal)(スープ:96kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

細いのに頑丈

5.0

開封直後は部分的に硬いというか、上部に位置している部分は “ほぼ一面の状態をキープしていた„ ので、大丈夫なんだろうかコレ‥‥などと、すこし不安に思いながら混ぜていたのですが、いざ食べ始めると部分的な戻りムラはさほど気になりません。

しっかり食感

食べ始めは顎が疲れるほどの弾力で、歯切れが悪いといったらアレですけど、けっこう高密度。油揚げ麺といえばのフカフカとした軽さは皆無に等しく、食べ終わる直前くらいにはスープに馴染んでいるけれど、その頃になってもカタめの歯応えが楽しめる持久力たるや。しなやかさに欠けるタイプではあるものの、スープを蹴散らすほど我が強い主張ではありません。

揚げ油に由来するニオイはそれなりに伝わってくるけれど、それも含めてスープとの相性がよかったので、いい意味でカップラーメンらしいと思えるジャンクさが楽しめます。カタめ派の方は表示通り熱湯3分で問題ありませんが、スープとの一体感を重視したい方は2、3分ほど長めに待つのもアリですよ。

スープ

バターすげぇ

5.5

まずバターの存在感について、ひとくち含んだ瞬間に「んんん!?」って声が出たくらい。パッケージにも「バター風キューブ入り」と印刷されているように、100%バターではないけれど、途中で引き合いに出したエースコックの「バター状ブロック」が裸足で逃げ出すほどパワフルで、一見して明確にバターが主役。しかし、バターだけが見どころではありません。

そのインパクトを支える土台のスープも丁寧で、味噌はバターの印象と同じくマイルドなブレンド。それでいて全体がノッペリしない程度のキレを備えている絶妙な塩梅で、すりごまのパンチも効果的。

文句の付け所が見当たらない

コクに関してはバターの支配力が強いので、動物系はサポートに徹しているような印象ですが、けっして手を抜いているわけではなく、バターを立てるために自らサポート役を買って出てくれているようなイメージ。ちなみに野菜エキスを使っていますけど、それも味噌やバターを立ててくれている、バイプレイヤー的な効かせ方でした。

かやく

まさにコーン特化型

5.0

メイン具材のコーンは、やや軽めの食感ではあるものの、特有の甘味は強く、前述のスープにシンデレラフィット。あとは少量のネギが入っているだけなので、かなり潔いラインナップになっているのですが、それだけにコーンの存在感に物足りなさを覚えることはないでしょう。

ただ、コーンの粒が少ない個体もあったので、当たり方によっては調理後のインパクトが変わってくるかもしれません。

総評

5.0

「味噌」「バター」「コーン」のうち、どれか一つでも苦手な方にはオススメしづらい商品になりますが、マイルドな味噌、強めのバター、たっぷりコーンの三重奏で「味噌バター味コーン」のコンセプトを全力で体現。

きちんとラーメンらしく、それでいてカップラーメンならではのジャンクさも備わっている良品なので、この中に苦手要素さえなければ幅広い方にオススメしたい一杯です。なお春には入手困難な商品になっていると思いますから、気になっている方は早めに確保してください。【author・taka :a(大石敬之)】

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