「麺屋こころ 超辛台湾ラーメン」は激辛!? 〆の激うまアレンジも紹介

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明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月10日(月)新発売のカップ麺、明星食品「麺屋こころ 超辛台湾ラーメン」の実食レビューです。

イオングループ限定商品として「麺屋こころ」が監修した “超辛(チョウカラ)” カップ麺が登場!

辛い? 辛くない? 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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麺屋こころ 超辛台湾ラーメン

イオングループ限定商品ということで他の企業では売ってないのですが、販売エリアは沖縄を除く全国で、取扱店舗はイオンリテールやコンビニのミニストップ、ドラッグストアのウエルシアなどが対象です。「麺屋こころ」のカップ麺は「台湾まぜそば」「台湾ラーメン」ともに明星食品が何度も製品化しているので、ご存知の方も多いでしょう。

「麺屋こころ」は日本に17店舗、カナダやバンコク、シンガポールなどの海外に7店舗の全24店舗(2018年12月現在)展開しているラーメン店で、大将の石川琢磨氏は名古屋にある台湾まぜそば発祥の店「麺屋はなび」の出身です。カップ麺のパッケージでは真剣な表情をされていますが、とても笑顔が素敵な方ですよね。



台湾まぜそば系の再現カップ麺では基本的に焼そば用の容器、台湾ラーメン系では大盛バケツ型が使用されていたのですが、今回はタテ型ビッグサイズなので、もしかすると麺屋こころ初のタテ型カップ麺になるかもしれません。

それに、これまでの変わり種はチーズ・カレー・担担・味噌などのアレンジだったので、辛さ特化型も初の試みかもしれませんね。また、今回のカップ麺が発売される2週間前にイオングループ限定で、「燃え麺 鬼辛野菜タンメン」という辛いカップラーメンがエースコックから発売されていたのですが‥

エースコックの燃え麺は「鬼辛」、明星食品×麺屋こころは「超辛」、はたして “激辛” よりも上なのか下なのか、実に曖昧な辛さレベルの表現です。 “じゃぁ激辛のラインはどこなの? と聞かれたら返答に困るんですけど‥wえっと、悲しくもないのに涙が出て身体や内臓の一部が小刻みに震えるくらい?(※を、私は基準にしています)



パッケージには激辛カップ麺で定番の「※辛味による刺激が大変強いので、お子様や辛味が苦手な方の飲食には十分ご注意ください」というコーションがあります。はたして超辛(チョウカラ)とはどれほど辛いのか、お手並み拝見と参りましょう。

開封

まずはフタの上に貼り付けられている別添の小袋を取らなければいけないのですが、 “超辛オイル(注意!!)” みたいな雰囲気ではなく、いたってノーマルな「液体スープ」となっています。文字通り粉末ではありませんし、触った感じペースト状でもありません。で、カップ麺を開封しますと‥



おおー! でっかい肉そぼろ、たっぷりのニラ、ぶっといネギ、わりと多めの唐辛子が出迎えてくれる、なかなかの迫力ですよ。ただ、麺は2分ちょっとで食べられそうな細麺‥パッケージには熱湯4分‥このデカい肉そぼろは4分くらい必要そうだけど、麺ちょっと心配ですね。

私は「ウエルシア」というドラッグストアで購入したのですが、その後に立ち寄ったミニストップでも税込213円だったので(※離島は分かりませんが)、それより安くなることはあっても高くなることはないでしょう。イオンリテール(スーパー)で購入すれば、税込200円以下で捕獲することも可能かと思います。

製品情報・購入価格

製品名:麺屋こころ 超辛台湾ラーメン
販売者:明星食品
製造所:埼玉工場(製造所固有記号「R」)
内容量:110g(めん80g)
発売日:2018年12月10日(月)
実食日:2018年12月11日(火)
JANコード:4902881480956
希望小売価格:198円(税別)

発売地域:沖縄を除く全国(イオングループ限定)
購入価格:213円(税込)
取得店舗:ドラッグストア(ウエルシア)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテ型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:340ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋(液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(香辛料、デキストリン、ポークエキス、糖類、食塩、豚脂、しょうゆ、たん白加水分解物、香味調味料、酵母粉末、香味油、酵母エキス、かつおぶし粉末)、かやく(豚・鶏味付挽肉、ニラ、香辛料、ねぎ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、増粘多糖類、香料、微粒二酸化ケイ素、カロチノイド色素、乳化剤、酸味料、酒精、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・牛肉・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン
※本品製造施設では、そば・かに・落花生を含む製品を生産しています。

実食開始

別添の液体スープにはタレ的な成分が含まれているのかと思いきや(ちょっとそれっぽい成分が見えた気もしたけど‥)、ほぼオイル系の成分で構築されていました。おそらく中には豚脂も入っているはずなので、特に記載はありませんが、小袋は事前にフタの上で温めておいたほうがよいでしょう。



さて、完成です‥って肉w ニラww 乾燥状態でも大きめでしたけど、4分後に膨張しているため、フタを開けたらミッチリでした。しかも大半が肉という、ちょっと最近の新作カップ麺にはなかったワイルドさです。しかし、その分だけ麺やスープが疎かになっていたら意味がないので、しっかりレビューしますよ。

それでは、実際に食べてみましょう。 “超辛” は “激辛” といえるレベルにあるのかどうかにも注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(110g)当たり

カロリー:486kcal
たん白質:12.1g
脂  質:19.1g
炭水化物:66.4g
食塩相当量:6.4g
(めん・かやく:2.5g)
(スープ:3.9g)
ビタミンB1:0.34mg
ビタミンB2:0.40mg
カルシウム:135mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:486kcal(めん・かやく:417kcal)(スープ:69kcal)

めん

え、もっちもち‥

おっと、いきなり意外な展開。細いけど大丈夫かなぁ‥と思いつつ、しっかり熱湯4分守りましたが、なんのこれしき(というか実は30秒くらい余分に放置しちゃったんですけど)もっちもち。湯戻し前よりも太くなりますが、結果的にサイズは中細麺、なのにサイズ以上の粘り気があります。

しなやかでコシは強く、プリッとした歯切れの良さよりも密度の高さを意識していたので、フライングするとスナック的で軽い食感になってしまうかもしれません。こういった麺の場合、きちんと時間を守って麺に水分を抱かせることが食感を長持ちさせるポイントにもなるので、カタ麺派の方も少し我慢してみてください。で、油揚げ麺特有の臭いが控えめなんですよ。



ノンフライ麺と見紛うほどではないものの、食べながら一瞬 “あれ? 油揚げ麺だよね‥” と念のために原材料名を確認しました。おかげで油揚げ麺臭がスープの辛さを抑制することもなかったし、細めの縮れ麺という形状からスープのリフト性能も高く、それでいてコシの強さから埋没しないベストバランスでした。有名店監修のタテ型ビッグ製品は麺量70gもザラなんですけど、今回ばっちり80gだったのも好印象です。

スープ

あ、これはもう激辛でいいですよ

涙が出たり身体が震えたりはしませんでしたが、そんなレベルをイオングループ限定のカップ麺に求めるべきではありませんし、ましてやドラッグストアでも販売されていることを加味すると “危険” なレベルかもしれません。辛い食べ物が好きなら適度に大辛、激辛好きならフツーに辛口、でも苦手だったら “ぜったいヤメといたほうがいい” 辛さ。

ほんのりハバネロ系のクセも感じるのですが、辛さのタイプは瞬発力のある即効性なので、遅効性・蓄積型ではありません。それに何がタチ悪いって(※全力で褒めています)“刺激の本体はオイルではなくベースのスープが辛い” 。液体スープのオイルは直接舐めても辛さ普通、むしろニラやガーリック系のオイルとコクを付与する役割を担っていて、ベースのスープに仕込んであるパウダー状の唐辛子が曲者。

なので、液体スープの量を調節して辛さを控えめに‥は、無理です(多少は辛さ控えめになりますけど決め手のガーリック&ニラも弱くなるから勿体無い)。テイスト的にローソンの「超辛激スパイス」を汎用しているような雰囲気で、とりあえず “セブンの「中本」やローソンの「トナリ」よりも辛かった” です。しかし、ただ辛いだけのスープではありません。

麺屋こころのスープには魚介系が含まれるので、一般的な台湾ラーメンと大きく毛色は異なるのですが、それをカップ麺でも踏襲。とはいえ思いっきりカップ麺サイドの味になるのですが、ガーリックとニラから抽出したような液体スープのジャンクなオイルが粉末的な唐辛子と絶妙にマッチしていて、けっこう中毒性のある辛旨系でした。

かやく

豚・鶏味付挽肉、ニラ、香辛料、ねぎ

ええ、申し分ありません。新作カップ麺では麺のクオリティが高い! スープもウマい! ほら具材が少ないw というパターンも珍しくないのですが(その逆も然り)、今回はスープに突き抜けた刺激を備えながら80gの麺もクオリティが高く、それでいて麺が見えないほどの具材、しかも肉メインという気合の入れよう。

豚肉メインの肉そぼろよりもジャンクさは控えめですが、とにかくサイズが大きいですし、台湾ラーメンといえば挽肉ですから、もうバッチリです。そして、もう一つの主要具材であるニラの存在感も強く、パンチのある香りと味も然る事乍ら、こちらも量は多め。ネギの青い部分はニラと同化していましたが、白い部分は気分転換に効果的でした。

大きめの輪切り唐辛子も何気に多く、これだけ入っているわけですから、もちろん飾りではありません。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5+)
(麺屋こころのカップ麺では過去最大級の辛さ!)

味だけなら★5かなぁ‥と少し迷ったのですが、もちもち食感が意外だったクオリティの高い麺に大量の味付挽肉とニラ、そしてイオングループ限定商品としては突き抜けた辛さだったので、プラスマーク追加しました(ちょっと★6付けようか悩んでます)。

もちろん激辛好きなら普通に辛口ですけど、オイルではなく粉末唐辛子をメインに強い辛さを打ち出している激辛カップ麺はそう多くないので、そういった意味でも価値のある製品だと感じました。さて、「台湾まぜそば」を知っている方はオチを想像されていたかもしれませんが、〆(シメ)のアレンジは台湾まぜそばの “追い飯インスパイア” です。

「卵黄」「魚粉」「焼海苔」は必須、あとはお好みで「刻みネギ」「おろしニンニク」(私としては必須w)などをトッピングして、 “しっかり混ぜてから” お召し上がりください。ええ、もう鉄板のウマさです。あと納豆も合いますよ、納豆。もし苦手じゃなかったら、さらにプラス納豆も試してみてください。やみつきです。

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