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日清麺職人 トマト味@日清食品(Flying Get)

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日清食品

どうも、taka :aです。

本題に入る前に、 “TLS1.0/1.1 無効化による影響について” お知らせです。

私は「エックスサーバー」を利用してブログを運営しているのですが、セキュリティ対策の強化を目的として、6月12日より順次 “TLS 1.0/1.1 によるSSL接続(https)を無効化” するとエックスサーバー社より連絡が入りました。

当ブログは暗号化通信(SSL化)を行なっているので、下記の “影響を受ける利用環境” に該当する方は、このブログにアクセスできなくなるそうです。

【PC】
  ・Internet Explorer 10.0以前
  ・Mac OS X 10.8以前のSafari
  ・Google Chrome 29以前
  ・Firefox 26以前

【スマートフォン】
  ・Android 4.4以前の標準ウェブブラウザ
  ・iOS 4以前の標準ウェブブラウザ
  ・Google Chrome 29以前
  ・Firefox 26以前

【フィーチャーフォン】(ガラケー)
  ※すべての環境で影響を受けます

上記の環境に該当する場合、ご利用の機器やソフトウェアを最新版に更新するなど、 “TLS 1.2” に対応する機器・ウェブブラウザに切り替え、当ブログをご利用ください。

と、このように書いたら難しく聞こえるかもしれませんが‥ガラケーからは見られなくなりますよー、長い間アップデートしてないウェブブラウザからは見られなくなりますよー、バージョンが古い場合はソフトウェアをアップデートしてねー、ということです、ハイ。あ、でもガラケーからは否応なしに見られなくなるらしいので、えっと‥スマホに乗り換えましょうw

これは当ブログに限った話ではなく、TLS 1.2 に対応していない一部の端末やウェブブラウザからは、エックスサーバー社が提供している「ファイルマネージャ」「(旧)WEBメール」「phpMyAdmin」へのアクセス及び「SSL化したWebサイト(URLが「https」から始まるページ)」へのアクセスが不可能になるので、お気に入りのサイトやブログが見られなくなる恐れがあります。特に現在は「https」から始まるウェブサイトが多いので、上記の “影響を受ける利用環境” に該当される方は、事前に対策しておきましょう。

普段からWebブラウジングされている方は、すでにTLS 1.2 以降を利用可能な機器とブラウザを使っている方が大半かと思いますので、大きな影響は無いと思いますけどね。

それでは、本題に入ります。

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麺職人の新作は夏に嬉しいトマト味!

本日の一杯は、2018年6月11日(月)発売予定、日清食品の「日清麺職人 トマト味」です。

再来週発売予定(2018年6月1日現在)なので、まだ発売前のカップ麺なんですけれども、日清食品のオンラインストアにて不定期に開催されている新商品を発売前に購入できる「Flying Get(フライングゲット)」なるシステムを利用して入手しました。

先着300人限定で、「日清麺職人」シリーズから「トマト味」と「コーンしおバター味」が先行販売されましたが、6月1日13時時点で「コーンしおバター味」は売り切れ、「トマト味」も残り16点となっています。実食前のイメージでは、圧倒して「トマト味」に魅力を感じたのですが、世間では「コーンしおバター味」が注目されているのでしょうか。

「麺職人」のトマトといえば、6年前の同日に当たる2012年6月11月に「日清麺職人 トマト仕立ての塩」というカップ麺のリリースがあり、2014年7月7日にも夏限定メニューとして、同タイトルの「トマト仕立ての塩」がリリースされていたのですが、2014年発売時には氷を入れて食べる “氷麺職人” という冷やしスタイルが提唱されていました。特に今回、そのようなアドバイスは見られませんでしたが、イメージ的に冷やしても美味しそうですよね。

2000年の発売以来、主婦層を中心に展開してきたブランドですが、2017年8月の全麺リニューアルによってノンフライ麺に “全粒粉” が練り込まれ、やや低加水寄りの食感となり、かつての印象から随分と様変わりしました。そのタイミングを狙ってか狙わずか、東洋水産の「麺づくり」シリーズがリニューアルされ、かつての「麺職人」に使われていたノンフライ麺に近い印象を受ける場面にも出会いました。

全麺リニューアル後は初となるトマト味ですが、「 “全粒粉” 入りノンフライ麺 × 女性に人気の野菜」というキャッチフレーズが掲げられており、若い女性や主婦層の方を中心に開発された製品なので、該当されます淑女マダムの皆様は、より注目していただければと思います。

名称:即席カップめん

原材料名:めん(小麦粉、小麦全粒粉、食塩、植物油脂、卵粉、しょうゆ、チキンエキス、大豆食物繊維)、スープ(トマトペースト、食塩、たん白加水分解物、鶏脂、糖類、しょうゆ、植物油脂、チキンエキス、香辛料、バジル)、かやく(卵、赤ピーマン、ねぎ)/ 加工でん粉、かんすい、調味料(アミノ酸等)、酸味料、炭酸Ca、酒精、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉を含む)

アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・鶏肉・大豆

1食(93g)当たり

熱量:284kcal
たんぱく質:6.8g
脂質:4.6g
炭水化物:53.8g
食塩相当量:5.4g
(めん・かやく:1.7g)
(スープ:3.7g)
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.44mg
カルシウム:122mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:284kcal(めん・かやく:259kcal)(スープ:25kcal)

チキンをベースにトマトのさわやかな酸味とバジルの香りをきかせたスープが特長で、すっきりしながらもコクのある味わいの一品です。

日清食品の製品情報ページより引用




めん

“全粒粉” を練り込むことで小麦本来の風味が感じられる、しなやかなノンフライ中細ストレート麺。

日清食品のプレスリリースより引用

中華麺?スパゲッティ?

「麺職人」シリーズのノンフライ麺は、基本的にシリーズ間での使い回しになるのですが、既存の製品だと大きく分けて、「しょうゆ」「みそ」「とんこつ」の3パターンでしょうか。

もうちょっと細かく分類されているのかもしれませんが、「しょうゆ」は黄色くてオーソドックスな中華麺(中細ストレート)、「みそ」は少し太めで縮れている手もみ風中太ちぢれ麺、「とんこつ」は細くて白っぽい細ストレート麺が採用されていて、この3パターンを流用している印象です。真横に並べて比べたわけではありませんが、今回は黄色味が強く縮れの少ないオーソドックスなタイプの中華麺だったので、おそらく「しょうゆ」の麺と共通でしょう。

上品な物腰を感じさせるノンフライ中細ストレート麺で、断面は丸く、じっくり意識しながら噛んで味わうと、小麦の表皮や胚芽を彷彿とさせる全粒粉ならではのプチプチとした歯触りが感じられ、小麦の甘味と同時に胚乳だけでは打ち出せない芳ばしさの恩恵が得られます。

今回のスープは、まるでパスタのトマトソースを彷彿とさせる洋風テイストで真っ向勝負しているようなスープだったので、丸刃の中細ストレート麺という形状とノンフライ麺のメリットともいえる雑味の無さから、スパゲッティーニないしフェデリーニ(要するに少し細めのスパッゲッティ)を食べているかのような錯覚に陥りました。

添加物に “かんすい” が含まれるので、コシや弾力、歯切れのニュアンスは中華麺らしく、厳密にはパスタと異なりますが、体感的にはラーメンの麺よりもパスタに近い印象を受けます。それゆえスープとの兼ね合いは実に均衡の取れたバランスで、微塵の問題も感じさせません。ある意味、このノンフライ麺も万能麺ですよね。

スープ

チキンをベースに、トマトのさわやかな酸味とバジルの香りをきかせたスープ。すっきりしながらもコクのある味わいが特長です。

日清食品のプレスリリースより引用

まるでスープパスタ

麺の項目で先に触れてしまいましたが、味の方向性は “ラーメンのスープ” ではなく、完全に “パスタのソース” を模しているようなテイストです。

そして、「すっきりしながらもコクのある味わいが特長」とメーカーのプレスリリースにも記載されているように、すっきりしながらもコクが深く、むしろ味が濃いと感じるほど濃厚。でもって、何と言ってもトマトとバジル、この両者が味の核ですね。

そんな液体スープはトマトペーストを主体としているのですが‥

ご覧の通り、「液体スープ」というよりも「トマトソース」のような状態です。

液体スープはケチャップ並みに粘度が高く、開封した瞬間からリアルでフレッシュなトマトの香りが漂うと同時にバジルの香りが絡んでくるので、カップラーメンというよりもスープパスタを調理しているような気分になりました。そして、実際の味わいも然り‥

真っ先に攻め込んでくるのは、トマトピューレを彷彿とさせるトマトのコクと酸味。私は同時に塩気も強めに感じたので、スープ単体だと少し厳しいものがあったんですけれども、麺を食べている時には程よい塩梅でした。原材料には鶏脂やチキンエキス、醤油なども含まれていますが、ラーメンのスープとして成立させるために必要な決め手となる存在というよりも、ただ純粋に全体を通して旨味の脇を支えているギアのような存在。

さらに適度な糖類のサポートによってトマトの甘味を思わせる余韻が舌の上に残り、バジルのアクセントが陽気なタップを加えることで、軽快なリズムを奏でます。とてもシンプルな、それでいて明白なトマトの存在感から物足りなさは感じられません。トマトが一辺倒に支配しているような浅はかさは見られず、きちんと丸みを帯びたテイストを意識することで、確かなコクが在りました。フレッシュなトマトソースにバジルのアクセントが好きな方は、間違いなく大満足できるスープだと思います。(「間違いなく-・だと思います」って変な日本語ですね‥w)

かやく

かきたま、赤ピーマン、ネギ。

日清食品のプレスリリースより引用

相変わらず量はショボい‥

というのは「麺職人」シリーズのアイデンティティ(?)でもありますからねw でも、具材の色あいとパッケージの配色が同じだったので、その統一性には少しセンスを感じました。

とりあえず順番に見ていきますと、かきたまは‥いや、これパッケージの写真では完全にスクランブルエッグ(「カップヌードル」にも入っている玉子具材)ですからね。なんかこう‥軽く詐欺られた感なんですけれどもw これは今回が初めてではありません。(前例:「日清麺職人 梅仕立ての牛だしそば」)ただ、割と大きめの個体を拾って食べたら、ふわふわとした口当たりと玉子の優しい甘さがイメージに柔らかく、フレッシュなトマトの効いたスープに映えています。

赤ピーマンもサイズ的に、普段なら飾り程度に過ぎない存在なんですけれども、今回の完全なる洋風スープの中では飾り程度に終わりません。それは視覚的な効果のみならず、ふと赤ピーマン特有の風味が香った時、きちんと味覚にも彩りを添えてくれていました。

ネギは食感のアクセントに寄与しており、それが入るからといって大きくラーメンに傾くことはなく、むしろトマトによる統率力の高さから、ネギでさえハーブの一種に思えます。

決して具沢山とは言えませんが、個々の活躍は悪くありませんでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

私は「麺職人」に具材のボリュームを求めておらず、コスパの高い麺を活かす繊細で丁寧なスープさえあればいい、そして変わり種では味のテーマがハッキリと打ち出されていれば満足。などと考えている人間なので、今回の総評は上出来の★5としました。

実際のラーメン屋さんなんかでも、ラーメンだかパスタなんだか分からないメニューあるじゃないですか?えっと‥それですw 雰囲気でいえば、もう完全に “スープパスタ” のフィールドですね。なので、硬派なラーメンしか認めない方からは邪道扱いされそうな一杯なんですけれども、反面かなり女性ウケはよさそうです。実際、今回の顧客コンセプトは「女性」に焦点が絞られているわけですから、ばっちり的を射た仕上がりと言えるでしょう。

硬派なラーメンスープにも洋風スープにも合うフレキシブルに富んだノンフライ麺は、今回のトマトが濃厚なスープと違和感なくマッチしており、スープサイドもトマトの旨味に余念が感じられず、丸みを帯びたテイストを意識することで確かなコクを打ち出している‥相変わらず具材のボリュームに期待してはいけない結果ではありましたがw かなりガツンとトマトが濃厚だったので、なるほど “トマト仕立て” ではなく「トマト味」とハッキリ銘打ってきたのには意味があったんだなと思いました。

熱量は284kcal、脂質も4.6gと低いので、ダイエット中の息抜きにもオススメできるカップ麺です。ただし、食塩相当量は5.4g(めん・かやく1.7g/スープ3.7g)と高いため、塩分過多への懸念を忘れずに、1日の食事バランスを考えながら楽しんでください。

残ったスープに白ご飯を投入し、粉チーズをかけてリゾット風に〆ても美味しいと思いますが(この場合、先ほどの「ダイエット中の息抜きにもオススメできるカップ麺」発言は忘れてくださいw)、前述したように食塩相当量は見逃せない数値だったので、塩分の排出を助けてくれるカリウムを多く含む食品(アボカド・セロリ・ピスタチオ等)を意識して摂取したり、他の食事では減塩を心がけるなど、ご自身の健康をトータル的にサポートしてあげてくださいね。

今回はメーカーサイドから特に冷やしなどの提案はありませんでしたが、もし気になる方は熱湯300mlと氷200gを用意していただいて、かやくを入れてから麺と具材がギリギリつかるまで熱湯を注ぎ、4分ではなく “5分” 待機。その後、麺をほぐしてから氷を入れて、冷えるまで混ぜたら “氷麺職人” の完成です。

今回はトマトベースのスッキリとした一杯だったので、冷製でも美味しそうですね。具材がショボかったので、バジルやパプリカ、水菜をトッピングしたり、これからの季節だと刻んだ大葉でサッパリと食べるのもいいかもしれません。具材の追加はしないかもしれませんが、発売日である6月第2週の実食リスト枠に余裕があったら冷やし調理でレビューしたいと思います。

クオリティの高い「麺職人」のノンフライ麺に明白な「トマト味」という結果から、おそらく皆さまが想像しているであろう実食前のイメージを裏切らない一杯になるでしょう。

商品名:日清麺職人 トマト味
製造者:日清食品
内容量:93g(めん65g)
発売予定日:2018年6月11日(月)
発売予定地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:日清食品グループ オンラインストア
取得価格:194円(送料・手数料別)
希望小売価格:180円(税別)
JANコード:4902105246351

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:400ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:2袋(液体スープ・かやく)

日清食品株式会社:〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1
お客様窓口:0120-923-301

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