日清食品「日清麺NIPPON 札幌濃厚味噌ラーメン」

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年9月25日(火)からローソンで新商品となっていたカップ麺、日清食品「日清麺NIPPON 札幌濃厚味噌ラーメン」の実食レビューです。

地域密着型ご当地カップ麺 札幌編

新作カップ麺を探しに立ち寄ったローソンの各店舗にて、なぜか堂々と “新商品” のポップを掲げて棚の目立つところに置いてあったんですけど、これは通年販売されているカップ麺で、特にリニューアルされた形跡はありません。

おそらく “このローソンでは新商品として取り扱いを始めましたよ” という意味だと思うのですが、冬はカップ麺業界も味噌ラーメンの売り上げが伸びるので、これからの季節に合わせて定番品を導入したのでしょう。けっこうエンカウント率が高かったので、レビューすることにしました。

「日清麺NIPPON」は、全国各地に根差した麺文化を地元の団体や自治体とタイアップして日本全国に発信する、 “日本の麺を楽しもう。” をテーマに掲げた地域密着型のご当地カップ麺ブランドで、もともと関東・甲信越・静岡限定で発売されていた「八王子ラーメン」のカップ麺を全国展開するにあたって2015年8月17日(月)より発足したシリーズです。

“日本の麺” といえば蕎麦、うどん、素麺などの印象が強いかもしれませんが、いまやラーメンも立派な日本の食文化として定着していますよね。

当初は “麺ニッポン” とカタカナ表記でしたが、2018年3月19日(月)「京都金色鶏白湯(こんじきとりぱいたん)ラーメン」の発売を機にブランド名とロゴマークをローマ字表記の “NIPPON” に刷新。

あわせて定番の「八王子たまねぎ醤油ラーメン」「横浜家系とんこつ醤油ラーメン」「札幌濃厚味噌ラーメン」「尾道背脂醤油ラーメン」「博多とんこつラーメン」がリニューアルされたのですが、札幌濃厚味噌はパッケージのデザインのみ変更で中身は変わりませんでした。

2016年7月11日(月)にシリーズの第9弾として初版が発売され、2017年9月18日(月)に別添の “おろししょうが” が付いてリニューアル。札幌の味噌ラーメンは、福島県の喜多方、福岡の博多と肩を並べる日本三大ラーメンの一角で、このカップ麺は「北海道遺産協議会」という団体から太鼓判を押された “地元が認める” 一品だそうです。

また、パッケージの右下に「北海道産醸造味噌使用」「生姜、ガーリックを炒めたような風味の濃厚スープ」「コシのある中太縮れ麺」などが製品の特徴としてアピールされているため、それらに注目してみましょう。

開封

小袋は先入れ「かやく」、後入れ「かやく入りスープ」「液体スープ」「おろししょうが」の計4袋。かやく・スープ類の小袋にも “麺NIPPON” のロゴがデザインされていて、なかなかカッコイイですね。でもって「かやく入りスープ」は後入れなので、そこだけ注意してください。

フタの裏話あり

モデルとなっている特定のラーメン屋さんは明かされていませんが、いわゆる「純すみ系」をイメージしているのでしょうか。ちょうど同社の製造するセブンゴールドの「日清名店仕込み すみれ 札幌濃厚味噌」とサンヨー食品の「サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそ」という札幌ラーメンの老舗が監修した再現カップ麺を記事にしたばかりなので、その印象とも比較しながら食べてみた感想をもとにレビューします。

製品情報・購入価格

製品名:日清麺NIPPON 札幌濃厚味噌ラーメン
製造者:日清食品
内容量:128g(めん70g)
発売日:2018年3月19日(月)
JANコード:4902105245712
希望小売価格:220円(税別)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:238円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:440ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:4袋(かやく入り粉末スープ / 液体スープ / かやく / おろししょうが)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキンエキス)、かやく入りスープ(みそ、豚脂、ポークエキス、味付肉そぼろ、生姜、香辛料、糖類、粉末みそ、ねぎ、野菜調味油、しょうゆ、発酵調味料、香味油、植物油脂、酵母エキス、食塩)、かやく(キャベツ)/ 加工でん粉、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸Ca、香料、カロチノイド色素、セルロース、pH調整剤、酸味料、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、ローズマリー抽出物)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

実食開始

1食(128g)当たり

カロリー:487kcal
たん白質:12.7g
脂  質:20.0g
炭水化物:64.0g
食塩相当量:6.9g
(めん・かやく:1.9g)
(スープ:5.0g)
ビタミンB1:0.35mg
ビタミンB2:0.42mg
カルシウム:179mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:487kcal(めん・かやく:330kcal)(スープ:157kcal)

めん

食べ応えのある生麺風の中太縮れ麺。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

柔らかくて歯切れのいい中太麺

ずっと札幌の味噌ラーメン=黄色くて縮れの強い多加水もちもち熟成たまご麺‥みたいなイメージで生きてきたんですけど、私の幻想だったのか、それとも日清食品が作る札幌系の仕様なのか、「すみれ」と違って熱湯4分でもスムーズにほぐれたのは好印象だった反面、ややゴワつきが残ったままで、粘り気のある弾力よりも歯切れのよさが目立ちます。

軽く縮れた平打ちの中太麺ですが、縮れは手もみ風ほど強くありません。コシは弱く、耐久性に優れた麺とも言えなかったので、フタを明けてから3分前後で柔麺になってしまいます。そこそこ小麦の風味は漂ってくるのですが、パッケージでアピールされていた「コシのある中太縮れ麺」の “コシ” は感じられませんでした。

これが本場の麺だ!と現地の方に指摘されたら土地勘もなく北海道の札幌ラーメンを何軒も食べ歩いたわけでもない私は何も言えないんですけど、たぶん違うんじゃないかなぁ‥かなり見た目は雰囲気あるんですけどね。実際に食べてみると、けっこう軽いんです。

スープ

しょうがとガーリックをラードで炒めたような香ばしさのある濃厚味噌スープ。北海道醸造味噌を使用しました。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

ガーリックがつん!

「すみれ」や「さっぽろ純連」ほど赤味噌寄りではありませんが、きちんと味噌の輪郭があり、おろししょうが(別添)を加える前から香味野菜のアクセントが強く、中でもニンニクはガツンと強めに効いています。油脂成分は豚脂の含有量が多いため、ガーリックをラードで炒めたような芳ばしさの演出もバッチリ。

「すみれ」ほどの重厚感は得られず、香辛料の複雑味も特筆すべきものではありませんでしたが、定価の違いやサポーター(セブン&アイグループ)などの差もありますし、輪郭のある北海道醸造味噌+強いガーリックの香味+表面に浮かぶ厚みのあるラードの油膜によって、北海道民ではない他県の私としては漠然とした雰囲気を感じることができました。

別添「おろししょうが」

これが「おろしニンニク」だったら最高だったんですけど(個人的な好みで)、おろし生姜をトッピングしているラーメン店もメジャーみたいですね。粉末ではなく生タイプなので、かなり生姜の存在感がアップします。生姜には臭い成分を中和する消臭効果があるため、こってりとした動物系の重厚感が少し奥に追いやられるのですが、それでもパワフルなスープです。

個人的には生姜を攪拌する前のスープが好みだったんですけど、別添だからこそ好きなタイミングで投入したり省いたりできますからね。まずは生姜を入れずに元味を楽しんでから好みのタイミングで投入し、味の変化を楽しむのがオススメです。

かやく

キャベツ、ミンチ肉、ネギ。

(日清食品「ニュースリリース」より引用)

キャベツたっぷり!

もやしが入っていない札幌ラーメンなんてビームライフルを忘れたガンダムみたいなことになっていないか心配なのですが、濃厚なスープに多めのキャベツは単純に相性がよかったです。ミンチ肉とネギは後入れの「かやく入り粉末スープ」に同梱されていたのですが、小さなミンチ肉は戻るのが早く、同様に小さなネギも後入れで問題ありませんでした。

でも、以前は大きなネギが入っていたので、ちょっと寂しかったポイントでもあります。というか、そもそも札幌の味噌ラーメンらしいかと言われたら疑問符が否めないラインナップかもしれません。個人的にはスープの満足感から気になりませんでしたが、もやしはイメージ的にも入れてほしいですよね。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)

とりあえずスープが美味しかったので、単なる及第点では勿体無いと★ひとつプラスしましたが、麺と具材の再現性に関してはイマイチと言わざるを得ないかもしれません。本文でも触れたように私は現地のラーメン屋さんを食べ歩いた経験はないため、こういう札幌ラーメンもあるのかもしれませんし、カップ麺の「すみれ」や「純連」もゴワついていて歯切れのいいノンフライ麺だったので、ちょっと揺らいでいるのですが‥

たとえば同社の「白樺山荘」は加水率が高く、東洋水産の「彩未」なんかだと細いのにコシがシッカリしてて、もちろんメーカーや監修店によって差は生じますが、そのイメージが強くてバイアスがかかっているだけだったらスミマセン。

とりあえず “有名店監修!” みたいな事前のハードルはありませんし、スープの丁寧な作り込みは素直に好印象でした。おろし生姜やニンニクで身体も温まりますし、これからの寒くなってくる季節に嬉しいカップ麺です。調理の際は、 “「かやく入り粉末スープ」の後入れ” に留意してください。

  1. おぉ、こちらはちゃんと全国網羅してるやん(*´艸`)

    私は生の生姜ウェルカム(≧∇≦)
    ほとんど混ぜずにいきたい!

    後入れかやく入り粉末スープの注意ありがとう☆これ、絶対感覚で先にいれるやつ(笑)