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【評価】ローソンの大ヒット商品、麺大盛りシリーズ初「コク辛とんこつラーメン」の実力は‥‥

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L marche(エル マルシェ)

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年5月21日(火)新発売、ローソンのカップ麺「麺大盛り コク辛とんこつラーメン」(183円+税)の実食レビューです。

シリーズ累計販売数640万個突破「第5の味」は “旨み・コクのあるスープに、唐辛子とニンニクを効かせた„ 豚骨ラーメン!!

辛い? 辛くない? 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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麺大盛り コク辛とんこつラーメン

2023年(令和5年)4月25日発売の「豚コクしょうゆラーメン」及び「辛みそラーメン」を皮切りに、わずか1年で累計販売数640万個を突破した、ローソンのPB(プライベートブランド)商品「麺大盛り」シリーズ。おにぎりとの買い合わせを想定し、スープの味付けは力強く、かやくはシンプルに仕上げ、商品棚のスペースが限られるコンビニでは珍しい、大盛りバケツ型でのシリーズ化に成功しました。

麺大盛り “第5の味„ は「コク辛とんこつ」

今回の新商品「麺大盛り コク辛とんこつラーメン」は、前述の「豚コクしょうゆラーメン」及び「辛みそラーメン」に始まり「天かすうどん 七味付き」からの「辛コク濃厚 カレーうどん」と続いた「麺大盛り」シリーズの新作で、第5の味は “唐辛子とにんにくがきいたとんこつスープ„ が特徴とのこと。

事の発端となった「豚コクしょうゆラーメン」及び「辛みそラーメン」は、どちらも日清食品との共同開発商品で、そのまま続くかと思いきや「天かすうどん 七味付き」でエースコックにバトンタッチ。かと思えば2週間後、今度は東洋水産と共同開発した「辛コク濃厚 カレーうどん」を展開していたので、次は明星食品か? それともサンヨー食品か? まさかのマルタイか!? などとワクワクしていたのですが‥‥

日清食品(株)との共同開発商品です。

最新作の「コク辛とんこつラーメン」は、再び日清食品との共同開発商品ということで、立ち位置としては現在も絶賛販売中の「豚コクしょうゆラーメン」と「辛みそラーメン」に次ぐ続編として捉えるべきかもしれません。

開封

2種の小袋を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れ「粉末スープ」と後入れ「調味オイル」の合計2パックで、ローソンは自社の公式ウェブサイトに “旨み・コクのあるスープに唐辛子とニンニクを利かせたとんこつラーメン„ とシンプルに商品の特徴を記載。辛味に対する警告などは見当たらなかったので、ピリ辛の枠を出ない程度でしょうか。

哀愁すごいw

かやくは、ねぎ‥‥だけ。潔いw ただ、前述のように「麺大盛り」シリーズは “おにぎりとの買い合わせを想定„ しているようなので、あえての戦略。第1弾の「豚コクしょうゆラーメン」や「辛みそラーメン」についても “かやくは「ねぎ」だけだった„ ので、順当といえば順当な構成です。

ちなみに2024年5月現在、大盛りサイズのカップラーメンにおけるメーカー希望小売価格は271円(税別)が事実上の標準となっているため、それをコンビニで購入した場合の税込価格は1食あたり292.68円になりますが、麺大盛りシリーズのローソン標準価格は183円(税込198円)に統一。その分「かやく」ショボいじゃん、というイメージは拭えませんけど、大盛りサイズで200円以下は大きな強み。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:麺大盛り コク辛とんこつラーメン
販売者:株式会社ローソン
製造者:日清食品株式会社
製造所:関東工場(茨城県取手市清水667-1)
内容量:106g(めん90g)
商品コード:4902105282991(JAN)
発売日:2024年05月21日(火)
実食日:2024年05月23日(木)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
小売価格:183円(税別)
購入価格:198円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛りバケツ型
容器材質:PS+胴巻き紙
湯量目安:470ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(粉末スープ・調味オイル)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、デキストリン、香辛料、チキンエキス)、スープ(ポーク調味料、食塩、糖類、植物油脂、豚脂、粉末しょうゆ、香辛料、チキン調味料、乳化油脂、酵母エキス)、かやく(ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、増粘多糖類、香辛料抽出物、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

粉末スープは唐辛子入り

別添の小袋は「粉末スープ」のみ先入れで、とんこつのベクトルはジャンクなカップラーメンど真ん中。それと同時に唐辛子の芳ばしさも感じるため、かなり粒子の細かい唐辛子パウダーを配合していることが分かります。ちなみに「調味オイル」は事前に温める必要があるので‥‥

哀愁よw

粉末スープを入れてから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で「調味オイル」を温めながら待つこと5分。時間になったら「調味オイル」を加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり。なんというか、とても殺風景に見えますけどw 駄菓子チックなポークエキスをギュッと凝縮させたような、ジャンクでありながらも密度感のあるファーストインプレッション。あと、ニンニクも強め。

パッケージにも辛さレベルなどは表示されていませんが、引き続き唐辛子の香りも並行しているため、コスパ的な部分はもちろん、辛味の強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(106g)あたり
カロリー:499kcal
たん白質:11.7g
脂  質:23.8g
炭水化物:60.7g
(糖  質:58.3g)
(食物繊維:2.4g)
食塩相当量:6.8g
(めん・かやく:2.7g)
   (スープ:4.1g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:171mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:499kcal(めん・かやく:430kcal)(スープ:69kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

「カップヌードル」を頑丈にした感じ

3.0

原材料名の「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、デキストリン、香辛料、チキンエキス」という構成は、1年以上前にリリースされた「豚コクしょうゆラーメン」や「辛みそラーメン」と完全に一致する内容で、たとえるなら「カップヌードル」の油揚げ麺を頑丈にしたような感じ。

食べ始めは強付きが楽しい

とんこつラーメン用の麺といえば、高確率で加水率が低いので、そのイメージ的にも悪くありません。ただ、大盛りサイズ(めん90g)なのに膨張しやすい仕様が玉に瑕。おにぎり片手に〜〜みたいなシチュエーションを想定すると、まずは麺が伸びる前に優先して片付けて、それから米に取り掛かるのがベスト。

熱湯5分でフタを開けると、すこし強付きのある食感で、けっこう前半は楽しめますし、後述するスープとの相性も悪くありません。ゆっくり落ち着いて食べたい日には向きませんけど、早急に空腹を満たしたいときであれば、頼もしい味方になってくれるでしょう。

スープ

ジャンク! 濃い!! コメ欲しい!!!

4.5

調味オイルを入れる前に味を確認してみたところ、コンビニ専用モデルらしく濃いめの味付けで、ちょっと喉が乾くタイプ。ただ、食塩の主張だけが強いわけではありません。実食前に “駄菓子チックな„ と表現したように、有名店が監修した臨場感あふれる味わいではなく、むしろ開き直ったようにスナック的なんですけど、いい意味でジャンク。そして、ニンニクについては周りに配慮が必要な強さ。

そこに唐辛子の辛味(辛さレベルは日清食品の基準で1〜2程度)と芳ばしさが相俟って、なるほど「辛とんこつ」らしいテイストに仕上がっているのですが、ここに「コク」を与えるのは別添「調味オイル」の仕事。

見た目のわりに辛さは変動しない

見た目はラー油のような色合いですが、直接舐めてみたところ、ほぼほぼ辛味は感じません。つまり、着色については雰囲気をアップさせるための演出で、辛さ目線で見ると虚仮威(こけおど)しになりますが、ちょっとクセのある豚脂の風味でジャンクさアップ。今回は試しませんでしたけど、おにぎりとの相性も抜群に良さそうでした(カップラーメンに白ごはん派の方にも朗報です)。

かやく

メンマが欲しかった

2.0

唯一のネギは、他の商品でも頻繁に見かける熱風乾燥の青ネギなので、詳しい解説は不要かと思いますけど、如何せん量が少ない。逆に山盛りだと邪魔になりそうですけど、場合によっては後半、ひたすら麺を片付けなきゃいけないモードに移行するかもしれないので、ご自身のキャパシティと事前に相談しておいてください。

総評

3.0

たとえば箸休めになるメンマが入っているとか、途中で味を変えられる小袋を別添しているとか、大盛り商品だからこその飽きを回避する工夫は凝らされていなかったので、好みによっては一辺倒に感じてしまうかもしれません。しかし、ガツンと濃いめの味わいと適度な辛さに関しては、これからの季節に嬉しいポイント。

ひとまず総評は及第点としましたが、ゆっくりと味わって食事を摂りたい方にとってはマイナスに映ってしまうでしょうし、力仕事の合間にガツンとキメたい方にとってはポジティブに映る一杯になると思うので、ご自身の好みやシチュエーションに合わせてチョイスしてください。【author・taka :a(大石敬之)】

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