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日本唐揚協会認定からあげラーメン「ガーリックしょうゆ」「ジンジャーしお」唐揚げのスペシャリストが認めたカップ麺!!

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サンヨー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年4月13日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「日本唐揚協会認定 からあげラーメン ガーリックしょうゆ」及び「日本唐揚協会認定 からあげラーメン ジンジャーしお」の実食レビューです。

唐揚のスペシャリスト「一般社団法人日本唐揚協会」が認定したカップラーメンついに登場!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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日本唐揚協会認定カップ麺

一般社団法人日本唐揚協会(にっぽんからあげきょうかい, 英称:Japan “KARAAGE” Association, 略称:JKA)とは、やすひさてっぺい(安久鉃兵)会長兼理事長が率いる「世界最大のファン協会」で、唐揚げが一番好きで唐揚げを食べると幸せになれる人たちによって組織されたもの。2020年4月現在、カラアゲニストと呼ばれる会員の数は “16万人” を突破しています。

日本唐揚協会(JKA)のロゴ

今回のカップ麺「日本唐揚協会認定 からあげラーメン ガーリックしょうゆ」及び「同 ジンジャーしお」は、文字通り一般社団法人日本唐揚協会の認定を受けたレギュラーサイズのカップラーメンで、具材に鶏の唐揚げを使用。サッポロ一番ブランドを展開している大手企業・サンヨー食品会社との共同開発商品として、全国のスーパーやドラッグストアを中心に売り出されました。

現在、会員数16万人を誇る「日本唐揚協会」は、もともと2008年10月に任意団体として創設されたのが始まりで、2009年5月から日本初の “唐揚げ地位向上団体” として活動を開始。唐揚げについて見識深く、さまざまな唐揚げを食べるうえでの指針を内に収め、その美味しさを多くの人々に伝えることの出来る人物「カラアゲニスト」の育成に注力しながら活動を続けています。

2008年10月創設時の会員数は、創設者・やすひさてっぺい氏と専務理事兼会務局長・八木宏一郎氏の2人から始まり、2009年7月にウェブサイトを開設してから会員数は20名に増加。2010年1月には会員数1,000人を超え、その頃からメディアにも多数出演するようになり、2010年7月に2,000人、同年10月に3,000人を突破して、任意団体から一般社団法人に組織変更したのがこの頃。

日本唐揚協会って何?

その後も順調に認定カラアゲニストの数を増やし、会員数は2011年8月=5,000人、2011年12月=10,000人、2012年1月=15,000人、2013年4月=20,000人、2014年2月=30,000人、2014年4月=40,000人と年々増え続け、数々のイベントやキャンペーンを実施。さらにローソンの「からあげクン」や丸亀製麺、西友など、他企業とのコラボも意欲的に行っています。

たとえばサンヨー食品の「サッポロ一番 から揚げ風 しょうゆ味どんぶり」(2016年1月発売)やエースコックの「トリカライヌードル 辛口鶏白湯味」(2018年1月発売)、日清食品の「チキンラーメン からあげクン味」(2018年4月発売)など、過去に何度か鶏のカラアゲを題材にしたカップラーメンは発売されているのですが、日本唐揚協会が認定したカップ麺が出るのは今回が初めて。

「日本唐揚協会認定 からあげラーメン ガーリックしょうゆ」は、具材に鶏からあげを使用したガーリック風味の醤油ラーメンで、数種類のスパイスに赤唐辛子の辛味を効かせているとのこと。対する同時発売品の「日本唐揚協会認定 からあげラーメン ジンジャーしお」も鶏からあげを題材にしつつ、生姜を効かせた塩ラーメンがテーマなので、フレーバーの差別化はバッチリ。

イメージキャラクターのピヨからくん

サンヨー食品や日本唐揚協会の公式ウェブサイトには記載されていないのですが、業界関係者曰く “新「からあげラーメン」シリーズ第1弾” とのことなので、今後もしかすると続編が発売されるかもしれません。今回はレギュラーサイズの縦型カップめん2品同時発売なので、このページでは「ガーリックしょうゆ」「ジンジャーしお」まとめて詳細をレビューします。

開封

ガーリックしょうゆ開封

さて、日本唐揚協会認定からあげラーメン「ガーリックしょうゆ」に小袋は別添されておらず、具材は鶏からあげ、キャベツ、味付揚げ玉、ネギとなっていて、けっこう大きめの鶏からあげが頼もしい実食前。鶏からあげの雰囲気は、2016年1月12日に同社から発売された「サッポロ一番 から揚げ風 しょうゆ味どんぶり」の具材を彷彿とさせます。

ジンジャーしお開封

同じく日本唐揚協会認定からあげラーメン「ジンジャーしお」にも小袋は別添されておらず、具材の鶏からあげやキャベツ、味付揚げ玉は同じものが採用されているのですが、ネギは入っていないのと、個体差か鶏からあげの数が比較的に少なめ。しかし、どちらもスパイシーでジャンクな香りが心地よく、からあげ味のスナック菓子を開封した時のような雰囲気に食欲をそそられました。

メーカー希望小売価格は「ガーリックしょうゆ」「ジンジャーしお」どちらも税別193円で、もしコンビニで買った場合の税込価格は198円になるのですが、今回の製品スタイルはスーパーやドラッグストアなど、コンビニ以外の販路を意識して開発された標準サイズ。最寄りのスーパーには売ってなかったので、今回はイトーヨーカドーのネット通販サイトを利用しましたが、おおむね税込120円以内が相場かもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日本唐揚協会認定 からあげラーメン ガーリックしょうゆ / ジンジャーしお
販売者:サンヨー食品株式会社
製造者:太平食品工業株式会社 関西工場
製造所:奈良県大和郡山市額田部北町944(W)
内容量:66g(めん50g)/ 67g(めん50g)
商品コード:4901734039860 / 4901734039877(JAN)
商品サイズ:φ100×110(mm)
発売日:2020年04月13日(月)
実食日:2020年04月16日(木)
発売地域:全国(全チャネル)
取得店舗:ネット通販サイト(オムニ7)
商品購入価格:149円(税込)
希望小売価格:193円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:330ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【ガーリックしょうゆ】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、香味調味料、糖類、デキストリン、チキンエキス、チキンパウダー、香辛料、酵母エキス、しょうゆ)、かやく(鶏からあげ、キャベツ、味付揚げ玉、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、トレハロース、香料、かんすい、レシチン、香辛料抽出物、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ベニコウジ色素、酸味料、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【ジンジャーしお】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、糖類、香辛料、チキンエキス、発酵調味料、酵母エキス、香味油)、かやく(鶏からあげ、キャベツ、味付揚げ玉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、トレハロース、かんすい、レシチン、香料、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、パプリカ色素、ビタミンB2、ベニコウジ色素、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉を含む

実食開始

【ガーリックしょうゆ】栄養成分表示[1食(66g)あたり]カロリー:285kcal、たん白質:6.3g、脂質:11.4g、炭水化物:39.2g、食塩相当量:4.9g(めん・かやく:1.3g)(スープ:3.6g)、ビタミンB1:0.37mg、ビタミンB2:0.59mg、カルシウム:195mg / 参考値:調理直後に分別した値(めん・かやく:243kcal)(スープ:42kcal)

今回の「日本唐揚協会認定 からあげラーメン」は、ガーリック・ジンジャーともに熱湯を注ぐだけの簡単調理。今回は口径の狭い縦型レギュラーサイズの容器を採用していますが、同じ製品スタイルの中でも「ガーリックしょうゆ」は具沢山。からあげラーメンというだけあって、スパイシーな香りが食欲をそそってきます。

【ジンジャーしお】栄養成分表示[1食(67g)あたり]カロリー:288kcal、たん白質:6.4g、脂質:11.2g、炭水化物:40.5g、食塩相当量:5.0g(めん・かやく:1.5g)(スープ:3.5g)、ビタミンB1:0.33mg、ビタミンB2:0.58mg、カルシウム:192mg / 参考値:調理直後に分別した値(めん・かやく:239kcal)(スープ:49kcal)

同じく「ジンジャーしお」も麺が見えないほどの具材量なのですが、鶏からあげの数が明らかに少ないのが気になるところ。その分けっこうキャベツが多めに入っているように見えますが(ガーリックしょうゆ対比1.2倍くらい)、テーマ的に頼りない印象が否めません。しかし、こちらもスパイシーな生姜の香りが印象的な実食前。

ちなみに両商品ともに販売者はサンヨー食品株式会社、製造者は太平食品工業株式会社となっているのですが、太平食品工業はサンヨー食品の製造部署なのでご安心ください。それでは、引き続き唐揚げ感に注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

値段を思えば及第点

3.0

「ガーリックしょうゆ」に使われている油揚げ麺は、サンヨー食品の公式ウェブサイトで “表面に張りがあり、芯の歯切れがよく、食べやすい中太めん” と商品の特徴が記載されていたのですが、どうみても中太ではない‥‥w というのはサンヨー食品の十八番。縮れの強い中細サイズの平打ち麺で、油揚げ麺特有の風味も強く、かなりスナック的な食感。

いい意味でチープな麺

同じく「ジンジャーしお」に使われている油揚げ麺も体感的に差異はなく、サンヨー食品の公式ウェブサイトに記載されている解説も原材料名も一言一句まったく同じ内容だったので、おそらく麺は共通とみて間違いありません。どちらも麺の量は50g、同社の「カップスター」が麺量60gなので、やや標準よりも少なめです。

かなりオーソドックスなタイプの油揚げ麺なので、特筆すべきポイントは少ないのですが、オープン価格の廉価版ほど安っぽい食感ではありません。加水率は低く、食べ始めは歯切れのいい食感で、スープとの一体感も問題なし。高級感こそないものの、スーパーやドラッグストアでの実売価格が100円前後だった場合、余裕で及第点だと思います。

スープ

オススメは「ガーリックしょうゆ」

3.5

「ガーリックしょうゆ」のスープに赤唐辛子の辛味は目立っていませんでしたが、ペッパーを中心とする香辛料の効いたスパイシーな味付けで、比較的あっさりとしたテイスト。からあげラーメンというコッテリとした雰囲気のタイトルですが、オイルなどは別添されていなかったので、ギトギトした印象は皆無に等しく、けれども明白なスパイス感で物足りなさはありません。

塩も無難に美味しいけれど——

「ジンジャーしお」は、文字通り生姜のアクセントが効いた鶏がらベースの塩味ではあるものの、ガーリックしょうゆほど明白にスパイスを効かせたテイストではなく、これといって唐揚げらしさは感じません。手堅く美味しいスープではあるのですが、ちょっとインパクト不足な印象も否めなかったので、どちらかといえば「ガーリックしょうゆ」がオススメです。

具材

鶏からあげの数は個体差で変動‥‥?

4.0

「ガーリックしょうゆ」に入っていた鶏からあげは、四角い鶏肉に香辛料の効いた衣をつけて揚げたもので、ちょっとナゲット寄りのイメージではあるものの、スパイシーな味付けと衣の風味は唐揚げっぽさを表現するうえで申し分ありません。ネギの量は少なめでしたが、けっこうキャベツの量は多く、揚げ玉の芳ばしい風味とコクがジャンクな雰囲気をブースト。

明らかに少ない‥‥w

「ジンジャーしお」に入っていた鶏からあげ、キャベツ、揚げ玉も共通の具材でしたが、ガーリックしょうゆには鶏からあげが10個以上入っていたのに対し、ジンジャーしおには6個ちょっと。その分だけジンジャーしおのほうがキャベツたっぷりだったので、単純に重量判定による差かもしれないけれど、さすがに倍近い差は如何なものかと‥‥苦笑

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3+※及第点

揚げたての唐揚げみたいにパリッパリな食感ではないけれど、具材の鶏からあげは個性的かつスパイシーな味付けで、存在感は申し分ありません。今回はイトーヨーカドーのネット通販サイト(オムニ7)で税込149円だったので、ちょっと高いと感じてしまったのですが、税込120円前後なら悪くないと思います。

どっちがオススメかと聞かれたら迷わず「ガーリックしょうゆ」と答えますが、相方の「ジンジャーしお」もレモン果汁などでアレンジすれば化けるかもしれません。とりあえず今回は “新「からあげラーメン」シリーズ第1弾” とのことなので、引き続き第2弾も「日本唐揚協会」認定なのか、それとも唐揚げの名店監修なのか、次の展開にも期待しましょう。

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