「一平ちゃん夜店の焼そば おまけのからし3倍マヨ付き」ダブルマヨの特別版!!セブンに爆誕

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一平ちゃん夜店の焼そば おまけのからし3倍マヨ付き 明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年1月7日(火)新発売のセブンイレブン限定カップ麺、明星食品「一平ちゃん夜店の焼そば おまけのからし3倍マヨ付き」の実食レビューです。

ダブルマヨの特別版!? おまけ・・・の「からし3倍からしマヨ」が追加された後引く刺激の濃厚大盛焼そば新登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、通常商品と比較しながらカップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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一平ちゃん夜店の焼そば からし3倍からしマヨ付

この日は2020年が始まってから最初の週ということもあり、各メーカーやコンビニから事前にアナウンスされていた新作カップ麺の数が少なく、とはいえ何かあるだろうとネタ探しも兼ねてセブンイレブンに立ち寄ったところ、店内に並ぶ「3」の文字を発見。セブン(7)でもなくイレブン(11)でもなく「3」、令和2年なのに「3」——

3

遠目では「一平ちゃん夜店の焼そば」と「3」しか見えなかったので、最初は何が「3」なのか分からなかったのですが、近づいてみると “おまけの「からし3倍からしマヨ」付” の文字を確認。なるほど「からし粉3倍(当社比)」の、そういえば以前にも似たようなコンセプトの一平ちゃんをセブンイレブンで見たことがあるような‥‥

で、思い出したのが2018年3月6日発売のセブンイレブン限定「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 セブンイレブン2万店記念!」というカップ麺。それはセブンイレブン2万店達成の「2」にちなみ、キャベツ・肉「2倍」、からしマヨネーズ「2倍」に増量された特別版で、もしかすると今回その続編的な立ち位置なのかもしれません。

2019年12月末に発表されたセブンイレブンの店舗数は、全国あわせて20,988店。まだ3万店には到達していないですし、キャベツや肉も3倍にはなっていないのですが、当時のパイプを辿れば納得。ちなみにセブンイレブン標準価格は215円(税込232円)、NB商品の「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛」と同じ値段で販売されています。

からしマヨのあと引く辛さ!

あらためまして「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」とは、1995年(平成7年)2月20日から販売されている明星食品のロングセラーブランドで、「大盛」版の発売日はレギュラーサイズの登場から2年後となる1997年1月。せっかくなので、主要商品や仕様変更の歴史を振り返り、ちょっとした年表を作成してみました。

「一平ちゃん夜店の焼そば」の歴史
  • 1995
    「一平ちゃん夜店の焼そば」誕生

    カップラーメンの「一平ちゃん」が発売されてから2年後、この「一平ちゃん」という名前は「平成の時代で1番のラーメンになる」という願いを込めてつけられたというのが通説ですが、当時の関係者によると “そんな話は聞いたことがない” とのこと。

  • 1996
    一平ちゃん夜店の焼そば 袋入

    意外なことに袋麺も発売されていたのですが、あまり売れなかったのか自然消滅。

  • 1997
    「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛」誕生

    実はレギュラーサイズには入っていない肉も入っている(小声)

  • 2001
    パッケージをフルカラーシュリンクに刷新

    デザインを外装フィルムにプリントするようになり、一部のコレクターが泣く。

  • 2004
    湯切りシールフタ採用

    これによって “だばぁ” が完全に防止され、一部のファンが泣く。

  • 2006
    「塩だれ味」爆誕

    おそらく変わり種のレギュラー商品では最古のフレーバーで、発売当時から「ガーリック入りマヨネーズ」が別添されていたニクいやつ。

  • 2010
    マヨビーム・ノズル搭載

    みんな大好きマヨビームの安定感が圧倒的に増したことで、マヨアートのハードルが下がる。

  • 2013
    「旨辛明太子味」爆誕

    期間限定の変わり種ではキワモノ路線が多いのに対し、レギュラー商品は真面目。

  • 2016
    業界初の「チョコソース焼そば」登場!

    1月18日に「チョコソース焼そば」を発売して非難殺到、盛大に叩かれた同年の12月5日に「一平ちゃんショートケーキ味」を発売し、多くの人にトラウマを残す。

おいおい年表は追記しますw というわけで「からし粉3倍」の辛さも然る事乍ら、通常商品と比較して「ソース」や「ふりかけ」との違いも気になるところ。単純に利益度外視のサービス商品なのか、それとも何かがカットされているのかどうかを確かめるために、同じセブンイレブンで通常版の「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛」も買ってきました。

通常版と値段は同じ

ほぼパッケージのデザインは踏襲されているのですが、卓上のマヨネーズ(ボトル)が1本増えていたり、イメージ写真のマヨネーズが片方だけ異様に黄色かったり、パッケージど真ん中にの大きく「3」とあるので、おそらく間違えることはないでしょう。

開封

左「からし3倍」/ 右「通常版」

お、これは実に好印象なファーストインプレッションです。からし3倍からしマヨ付きに別添されている小袋は「ソース」「からしマヨネーズ」「おまけのからし3倍からしマヨ」「ふりかけ」の合計4種類で、通常版よりも “おまけ” で小袋が1つ多めに入っているのですが、嬉しいことに通常の特製マヨを含めて他に目立った変化がありません。

左「からし3倍」/ 右「通常版」

さらに麺の量も大盛りサイズの130gとなっていて、どちらも若干ながら黒ずんだ見た目のソース練り込み麺が採用されています。なお、製造工場も特別版・通常版ともに東日本明星の埼玉工場(製造所固有記号「R」)ですし、麺の香りにも目立った違いはなく、ソース・からしマヨネーズ・ふりかけの重さも0.1単位の誤差があるかないか。

だいたい既存品をベースにした変わり種が出た場合、ソースの量が微妙に減っていたり、小袋がカットされていたり、麺が減っていることもあるのですが、いまのところ単純に同じ値段で「おまけのからし3倍からしマヨ」を追加してくれている状態。中身が変わると工場内での混同を防ぐために小袋のデザインも変わるため、実に幸先のいいスタートです。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 おまけのからし3倍マヨ付き
製造者:明星食品株式会社
製造所:東日本明星 埼玉工場(R)埼玉県比企郡嵐山町川島2360
内容量:185(めん130g)
商品コード:4902881484145(JAN)
発売日:2020年01月07日(火)
実食日:2020年01月07日(火)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)
商品購入価格:232円(税込)
セブンイレブン標準価格:215円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛カップ焼きそば
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:770ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:4袋(ソース・からしマヨネーズ・おまけのからし3倍からしマヨ・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、ソース、糖類)、ソース(ソース、からしマヨネーズ、半個体状ドレッシング(からしマヨ)、糖類、香味油、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、ソース加工品、香味調味料、ポークエキス、香辛料、醸造酢)、かやく(キャベツ、味付豚肉)、ふりかけ(香味調味料、マヨネーズ風ソースフレーク、アオサ、紅しょうが)/ カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、酸味料、香辛料抽出物、増粘多糖類、香料、カロチノイド色素、ウコン色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・オレンジ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)

実食開始

左「からし3倍」/ 右「通常版」

いやいや、まだ油断できないのは具材の量。同じ実売価格のコンビニ限定商品で、なにもカットせずに「おまけのからし3倍からしマヨ」を別添してくれている、そんなウマい話がある‥‥のか? パッと見ほとんどキャベツの量は変わりませんし、同じくダイス状の肉具材(味付豚肉)も比較して少ないわけではなく、入れ替えても分からないような状態。

作り方は特別版・通常版ともに共通で、必要なお湯の目安量も770mlと同じ値。ただし特別版にはレギュラーサイズの特製マヨよりも多めのマヨネーズが1袋追加されているため、カロリーは通常版が779kcalとなっているのに対し、852kcalと73kcalもアップしています。とうぜん脂質も増えているのですが、たんぱく質の値は誤差の範囲内。

なんか怖いw

しかし、調理後の見た目は一見して明白に別物で、おまけのからし3倍からしマヨの色は異様に黄色いw それでは、引き続き通常版との違いや実際の辛さレベルに注目しつつ、「めん」「ソース・からしマヨ」「具材・ふりかけ」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

※ちなみに筆者の “からし耐性” は「ヘタれ」です

栄養成分表示:1食(185g)あたり
カロリー:852kcal
たん白質:12.6g
脂  質:44.0g
炭水化物:101.4g
食塩相当量:7.3g
ビタミンB1:0.44mg
ビタミンB2:0.46mg
カルシウム:194mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

5.0

麺は完全に同じ

ソースの原材料は特別版・通常版ともに「小麦粉、植物油脂、食塩、ソース、糖類」となっていて、特別版にのみ「国内製造」と記載されているのですが、通常版の最終リニューアルは2018年3月19日。2018年といえば食品表示法が一元化される前、つまり単純に表示義務の違いから表記が異なっているだけで、麺に体感的な違いはありません。

ザ・オーソドックス

基本的にスナック的なタイプの油揚げ麺らしい油揚げ麺で、「一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズのレギュラーサイズに採用されている汎用麺(細麺)よりも若干ながら太く、歯切れのよさと同時に適度な粘り気とコシを兼ね備え、弾力にも持続性があります。とはいえ大盛り商品にしては自己主張が弱く、特製マヨ・ふりかけを立てるような姿勢。

液体ソースを絡める前に味見したところで明らかにソースの味が主張してくるわけではないけれど、実際に液体ソースや特製マヨ、ふりかけとの一体感は高く、伊達にソースを練り込んでいるわけではありません。丸刃でカットされている丸断面のオーソドックスな中細ちぢれ麺で、安定感はバッチリです。

ソース・からしマヨ

5.5

あ、そんなに言うほど‥‥いや、けっこう痛いw

実は撮影なしで特別版・通常版の両方を同時に調理し、液体ソースのみ使用した状態で食べ比べてみたところ、正直ちょっと途中から区別がつかなくなってしまってw こっちのほうが薄いかな‥‥? あれ、いや逆かな‥‥と、つまり「同じ」という認識で大丈夫(親指ビシイッ)。

「日清焼そばU.F.O.」よりも薄味で、「ペヤング ソースやきそば」ほどスパイシーではないけれど、それだけに特製マヨとフィットする、ちょっと物足りないバランスが絶妙な “いつもの” 味。あらためて真剣に食べてみると、オレンジやリンゴに由来する果実の甘味が特徴的なソースだと感じました。

ノーマルからしマヨ

ノーマルからしマヨネーズは通常版と同じもので、2018年3月19日に実施された4年ぶりのリニューアルを機に卵黄の割合を増やし、コクがアップした「マヨ濃(マヨコク)」バージョンに進化。その際、からしのツーンとした刺激もアップ、もちろん直接そのまま舐めると鼻にツンとくるけれど、からしヘタれの私がダイレクトにいっても大丈夫。

からし3倍からしマヨ

対する「からし粉3倍」の特製マヨは、原材料名上「半個体状ドレッシング」と記載され、明らかに黄色い見た目となっており、これはウコン色素で色付けしたもの。ええいままよ! と我ながら豪快に掻っ込んで見たのみたところ最初は「甘い」という印象が強く、なにこれ余裕w などと調子に乗ったのがマズかった。地味に痛ぇww

そう感じたのは二口目で、さすがに「ペヤング からしMAX ソースやきそば」ほど非常識な刺激ではなかったものの、たしかにノーマルからしマヨと比較して明らかに辛いです。しかし、それでも美味しく食べられる辛さだったのと、かるく分散させたら刺激より旨味が勝ったので、なるほど美味しさを重視すると「3倍」がベストかもしれません。

具材・ふりかけ

5.0

あらためて「ふりかけ」が秀逸だなと

キャベツは柔らかめの茹でキャベツで、明星食品のキャベツは甘みが強く、みずみずしさがWの濃厚からしマヨを程よく中和してくれるバイプレイヤー。ダイス状の味付豚肉は謎肉(なぞにく)ライクな肉具材で、サイズのわりに単体としての存在感が強く、レギュラーサイズにはない大盛だけの特別感が楽しめます。

久々に食べると気付く秀逸さ

そして侮れないのが「ふりかけ」で、中身はソースシーズニングパウダー、マヨネーズ風フレーク、アオサ、紅生姜を組み合わせたもの。ソースシーズニングパウダーは粉末ソースの役割を果たし、マイルドな液体ソースにはない粉末ソースならではのスパイシーなアクセントを添加。

マヨネーズ風フレークは特製マヨを合わせると埋没してしまうのですが、単純にソースだけの状態で振り掛けた時に威力を発揮。とはいえ隠し味に近い立ち位置ではあるものの、粉末ソースとは違ったベクトルからアクセント。他、アオサと紅生姜の両者も強過ぎず弱過ぎず適切で、あらためて明星の “三位一体” とは何たるかを実感しました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5+)

結論としてはNB商品の「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛」に「おまけのからし3倍からしマヨ」が追加されただけなので、それ以上でも以下でもないのですが、これってスゴいこと。特製マヨが追加されただけ=なんのマイナスもなかったので、もしかしたら微妙に調整しているのかもしれませんが、体感的には完全に利益度外視商品としか思えません。

もし激烈にツーン!! とした刺激を求めて購入した場合、その期待は裏切られることになりますけど、しょせんは3倍。非常識な刺激については、いずれ出るかもしれない7倍(11倍)に期待するとして、とりあえず今回のセブンイレブン限定「おまけのからし3倍マヨ付き」は冗談抜きで高コスパ。コンビニで大盛版を買うのであれば、圧倒的にコチラをオススメします。

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