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心も体も美しくなる韓国料理店、韓美膳(ハンビジェ)監修 “ローソンのスンドゥブチゲラーメン” が高コスパ!!

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明星食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2023年7月4日(火)新発売、明星食品のカップ麺「韓美膳(ハンビジェ)スンドゥブチゲラーメン」の実食レビューです。

ローソン韓国有名店コラボ第3弾は “お肉たっぷり、野菜たっぷりのヘルシーな韓国料理をバラエティ豊かに提供する” カジュアルなコリアンレストラン監修!!

けっこう辛い? そんなに辛くない? 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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韓美膳 スンドゥブチゲラーメン

韓美膳(はんびじぇ)とは、1987年(昭和62年)8月の設立以来、日本に「韓国の食文化」を先駆けて発信してきた東亜トレーディンググループ(本社:東京都調布市 / 代表取締役:大田 浩次)が展開しているコリアンレストランで、心も体も美しくなる韓国料理店がコンセプト。スンドゥブ・プデチゲ・ビビンパ・参鶏湯などを中心に、20〜30代の女性はもちろん、男性からの支持も集めています。

撮影協力:ローソン店舗

今回の新商品「韓美膳 スンドゥブチゲラーメン」は、2023年4月4日発売の第1弾「ネネチキン監修 スノーウィングチキン味焼そば」及び同年6月6日発売の第2弾「香港飯店0410監修 辛ちゃんぽん」に次ぐ “ローソンの韓国有名店コラボ第3弾” として開発されたカップラーメンで、第1弾はサンヨー食品、第2弾は日清食品と続き、第3弾は後者のグループ企業でもある明星食品にバトンが手渡されました。

あらためましてスンドゥブ(순두부、純豆腐)とは、日本でいうところの汲み出し豆腐(おぼろ豆腐)に相当する、柔らかい豆腐の総称で、韓国料理のチゲ(찌개、鍋料理)に欠かせない食材の一つ。日本の市場でも丸大食品の「スンドゥブ 辛口 / マイルド」を筆頭に、たんぱく質のとれる○○スンドゥブ(相模屋「ひとり鍋」シリーズ)ほか、ストレートタイプの素や鍋つゆなど、比較的よく目にしますよね。

ちなみにスンドゥブチゲと酷似したトゥブチゲ(두부 찌개、豆腐鍋)という韓国料理も存在するのですが、スンドゥブは日本の絹豆腐よりも柔らかいのに対し、トゥブは木綿豆腐くらい硬めの食感が特徴なので、一見すると似ているようで異なる食べ物。

韓美膳の概要と店舗写真

今回のカップ麺を監修した「韓美膳」の店舗では “スンドゥブ&お肉フェア” や “ハーフ&ハーフフェア” など、○○フェアの一環として、通常の「スンドゥブ」以外にも「牛プルコギスンドゥブ」や「チーズスンドゥブ」「三元豚スンドゥブ」「チーズタッカルビスンドゥブ」「海鮮スンドゥブ」「イイダコスンドゥブ」といった変わり種を展開しており、お店によっては激辛オーダーにも対応してくれる様子。

その中でも基本となる「スンドゥブ」は、秘伝のタテギ(※)が味の決め手らしく、評判・口コミをチェックしてみると、通常のオーダーでも辛さに言及した感想がチラホラと目に入りました。※ニンニクやショウガのペーストに、ごま油、しょうゆ、砂糖、みりん、魚醤、韓国唐辛子などを混ぜ合わせた辛味調味料で、料理にコクや辛味を加えることを目的とした “発酵調味料のコチュジャンとは別物” とされる。

もちろん辛味の感じ方は個人差に大きく左右されますので、辛いけど辛すぎない・ちょうどいい、などのコメントも多かったのですが、ローソン限定の韓国有名店コラボ第3弾「韓美膳 スンドゥブチゲラーメン」の容器側面には “辛みが強いので注意してお召し上がりください。” という辛味についての注意事項(警告文)を比較的に大きな字で記載しているのが気になるところ。

けっこう辛い? そんなに辛くない?

すくなくとも激辛クラスではないと思いますけど、辛味の強さ(辛さレベル)についてはもちろん、スンドゥブを彷彿とさせる具材は入っているのかどうか、またパッケージの下段で訴求されていた “玉ねぎの甘さ” と “海鮮の旨み” にも注目しながらレビューします。

開封

天面にメッセージあり

今回のカップ麺に別添されている小袋は「調味油」1パックのみで、それを取った先に見えるフタ上には “韓美膳のスンドゥブチゲは、パンチのきいた辛さに、魚介の旨み、玉ねぎの甘みのバランスが絶妙。あわせたもちもちの麺があっという間になくなるおいしさです。” という自信たっぷりの意気込みを感じるメッセージあり。そういえば、韓美膳の店舗でも「スンドゥブラーメン」を提供しているようですね。

お、具沢山

このカップラーメンが店舗の「スンドゥブラーメン」をイメージしているのか、それとも基本となる「スンドゥブ」をデフォルメしているのかは定かでないけれど、ひとまず具材はタマゴ、豆腐、カニカマ、ネギの組み合わせで、なるほど “それっぽい” 雰囲気。豆腐のサイズは小さめですが、ひとまず具材の全体量は頼りなくありません。

ちなみに2023年7月現在、縦型ビッグのNB(ナショナルブランド)商品におけるメーカー希望小売価格の標準は271円(税別)となっているため、それをローソンで購入した場合の税込価格は292円になるのですが、今回のローソン標準価格は239円(税込258円)と手に取りやすい値段。さすがローソン専用の留型なだけあって、この価格設定には販路限定ならではの強みを感じます。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:韓美膳(ハンビジェ)スンドゥブチゲラーメン
販売者:明星食品株式会社
製造所:西日本明星株式会社 神戸工場(兵庫県神戸市東灘区深江浜町34-2)
内容量:104g(めん80g)
商品コード:4902881486804(JAN)
発売日:2023年07月04日(火)
実食日:2023年07月08日(土)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
販売価格:239円(税別)
購入価格:258円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:340ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(調味油)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、酵母エキス)、スープ(デキストリン、香味油、香辛料(赤唐辛子、ガーリック、ペッパー)、糖類、植物油脂、食塩、ビーフエキス、ビーフ調味料、たん白加水分解物、アサリエキス、香味調味料、えびエキス、いかエキス、ローストオニオン粉末、魚醤、ビーフオイル、しょうゆ、卵黄油、酵母エキス)、かやく(卵、豆腐、魚肉練り製品、ねぎ)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、香料、かんすい、カラメル色素、カロチノイド色素、グリセリン、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・かに・いか・牛肉・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)※本品製造設備では、そば・落花生を含む製品を生産しています。

実食開始

ノンフライ麺じゃなかった‥‥

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯5分。韓美膳は20〜30代の女性を中心に支持されているとパッケージにも記載されていたように、だとすれば同店監修のカップラーメンに使う麺もヘルシーな印象が強いノンフライ麺が適切だったのではと思いつつ、韓国のインスタントラーメンはモチモチとした食感のフライ麺が主流なので、そのイメージからすると悪くないチョイスのかなと。

豆腐は小さいけど香りは本格的

別添の小袋は後入れなので、お湯を内側の線まで注ぎ、フタの上で「調味油」を温めながら待つこと5分。時間になったら「調味油」を加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり。めちゃくちゃ辛そうに見えますけどw その食欲をそそるビジュアルも然る事乍ら、強めに漂ってくる魚介の複雑な香りも印象的。

ちなみに辛さレベルなどの表示はなかったのですが、前述のように “辛みが強いので注意してお召し上がりください。” とのことなので、引き続き辛味の強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(104g)あたり
カロリー:465kcal
たん白質:10.3g
脂  質:17.8g
炭水化物:65.9g
食塩相当量:5.3g
(めん・かやく:2.7g)
   (スープ:2.6g)
ビタミンB1:1.45mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:160mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:465kcal(めん・かやく:393kcal)(スープ:72kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

もっちもち

5.0

業界に先駆けて「スチームノンフライ製法」という独自技術を確立した明星食品は、他のメーカーよりも縦型カップにノンフライ麺を合わせることに積極的なので、なんだ今回はフライ麺(油揚げ麺)なのか‥‥などと、残念な気持ちを抱かなかったといえば嘘になります。ただ、それはあくまでも実食前の話。

韓国のインスタント麺といえば油揚げ麺

韓国のインスタントラーメンはモチモチとした食感のフライ麺が主流と前述したように、それをイメージしているのか粘りの強い弾力の持ち主で、お店の麺とはタイプが異なるかと思いますけど、漠然と韓国っぽいというか、ぜんぜん悪くありません。むしろ、かなりよきw 揚げ油に由来する特有の風味だったり、コクだったり、そういった部分も含めて後述するスープと全体の雰囲気にピッタリとフィット。

揚げ油に由来する-・については、特に有名店監修のカップラーメンだとネガティブに作用することも珍しくないけれど、韓国が題材のときはポジティブに働いてくれることが多く、今回も然り。必要なお湯の目安量が少ないため、ちょっと食べ始めに部分的な戻りムラを感じたのですが、すぐに均一な食感になりますし、調理前の麺重量も80g(大盛り)とボリュームについても高く評価できる仕様でした。

スープ

けっこう辛いw そしてウマい!!

5.5

まずは「調味油」を入れずに食べてみたところ、この時点で辛さレベルは中辛〜それ以上、辛い食べ物が苦手な方にとっては余裕で辛口に達するような勢いだったので、激辛とまではいかないものの、ひとまずパッケージの警告文は誇張ではありません。しかし、ただ辛いだけのスープにあらず。

それなりの辛さを打ち出しながら、アサリ・エビ・イカを中心とする魚介の旨みも負けじと強く、ビーフエキス+ビーフ調味料+ローストオニオン粉末+ガーリックの組み合わせが韓国料理に欠かせない「ダシダ」のような旨みを表現。さらに、唐辛子の風味も韓国産を思わせる芳ばしさが強く、魚醤で深みを持たせる手法など、かなり手の込んだ内容で、なおかつ調和の取れた深みのある味わい。

辛さよりも風味とコクをプラスしてくれるアイテム

そこに加える「調味油」は、激辛カップ麺の別添よろしく攻撃的な色合いで、めーっちゃ辛くなるぞ!! みたいなビジュアルですが、なんのこれしき辛味が極端に跳ね上がるわけではありません。むしろ胡麻油の芳ばしさだったり、オイルならではのコクだったり、そういった要素のほうが強く、じわじわと上がってくるように、そして長く残る乾物っぽい旨みも印象的でした。

かやく

充分です

5.0

メインの豆腐は難なく箸で持ち上げられるほどには硬いので、スンドゥブの質感を完全に再現できているわけではないけれど、日本で一般的な豆腐を基準に見ると口当たりも風味もリアル。たまごは甘めのジャンクな味付けで、刺激的なスープと対比を描き、それが箸休めになると同時に中毒性を高めることにも寄与。

さらにニラも入っていると嬉しかったのですが、青みのネギはフリーズドライのため主張し過ぎることはなく、魚肉練り製品のカニカマもスープと相性良好で、充分に満足できる内容でした。

総評

5.0

大盛りサイズのカップラーメンで、なおかつ麺も油で揚げられていることから、美意識の高い方にはオススメしづらい一杯になりますけど、ひとつのカップラーメンとしてのクオリティは高く、コストパフォーマンス的にも悪くありません。

これはこれと割り切れるのであれば、韓国のインスタントめんライクなフライ麺も雰囲気のある項目になりますし、スープの作り込みも丁寧で、具材にも余念が無い、とてもいい商品だと感じました。新商品の回転が早い店舗だと、7月いっぱいで売り切れるかもそれないので、気になっている方は早めにチェックしておいてください。それでは、最後に「韓国有名店コラボ」の今後について——。

ローソンの韓国有名店コラボは当初、毎月新作を投入すると公式がSNSで宣言しており、第1弾は4月、第2弾は1ヶ月空いて6月、第3弾は7月と続きましたが、昨日 “※8月以降の発売予定は変更になる場合がございます。” などとローソンの公式Twitterアカウントが(投稿の動画内で小さく)告知していたので、今後のスケジュールは安定しないかもしれません【author・taka :a(大石敬之)】

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