「沖縄そば専門店 浜屋」セブン沖縄フェア2019!!名店監修 “塩味” のカップ沖縄そば

東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年7月11日(木)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん 沖縄そば専門店 浜屋監修 沖縄そば」の実食レビューです。

セブンイレブン沖縄初出店を記念して沖縄県内屈指の人気店「浜屋」監修カップ麺が「沖縄フェア2019」に参戦!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。沖縄フェア限定おにぎり雑炊も試してみたので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

沖縄そば専門店 浜屋監修カップ麺

「沖縄そば専門店 浜屋(はまや / 浜屋そば)」とは、ダイビングスポットが豊富な沖縄のビーチタウンこと北谷町・宮城海岸付近にある沖縄そば専門店で、創業1982年。豚足を柔らかく煮込んだ「てびち」と「軟骨ソーキ(豚のあばら肉)」の人気も高く、店内の壁には訪れた有名人のサイン色紙がびっしり貼り付けてあります。

1982年のオープン当初は「てびちそば専門店」だったので、お店の外壁には「めんそーれ浜屋(HAMAYA)そば・てびち専門店」と書いてあるのですが、外観写真と名物の “顔出し看板” もカップ麺のパッケージにも掲載。なんとも爽やかで夏らしいデザインは、沖縄フェアに相応しい雰囲気ですね。



「浜屋」の特徴は定評のある軟骨ソーキとてびちの美味しさだけでなく、沖縄県産の塩でアッサリと味を整えた「塩味」の清湯系とんこつスープも個性的なポイントで、さらに具材には定番の蒲鉾(かまぼこ)ではなく薄焼き卵がトッピングされているのですが、今回のカップ麺にも沖縄の塩「シママース」を使用しているそうです。

カップ麺の販売エリアは沖縄県を含む全国で、セブンプレミアムのマークはついていませんが、セブン&アイグループ限定のオリジナル商品。イトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートなどの系列スーパーマーケットでは原則として取り扱いがなく、「沖縄フェア」を実施しているコンビニの「セブンイレブン限定・数量限定」商品として販売開始となりました。

キャラクターデザイン:さらち よみ(Yomi Sarachi)

セブンイレブンの「OKINAWA FAIR 沖縄フェア」とは、2017年7月18日に実施された「ハイサイ! 沖縄フェア」を皮切りに、毎年7月の定番キャンペーンなんですけど、沖縄県に馴染みのある商品や県産原材料を使用した商品を展開。さらに2019年の沖縄フェアでは安室奈美恵さん公認キャラクター “emina” を起用した「セブン-イレブンアプリ」との連動企画「アプリで対象商品を10個買うと抽選で100名様に『NAMIE AMURO DOLL』プレゼント」も実施中。

沖縄フェア(2019)の実施期間は約2週間の期間限定で、実施店舗は全国のセブンイレブンが対象となっているのですが、今年7月11日はセブンイレブン初の沖縄進出(午前7時に合計14店舗同時出店)を記念して、沖縄関連商品「全39品」を全国で販売。これは沖縄フェア史上最多アイテム数で、対象商品の中では今回の「沖縄そば専門店 浜屋 沖縄そば」が唯一のカップ麺です。



東洋水産は最初の沖縄フェア(2017年7月)から参戦していて、2017年に「マルちゃん 縦型ビッグ沖縄そば もずく天入り」という沖縄県産もずくを使用した天ぷら入りの縦型カップ沖縄そばを発売。翌2018年にも同じ商品を再販しているのですが、第3回となる「沖縄フェア2019」では同フェア初の有名店コラボ商品に進化しました。

もともと東洋水産は丼型・レギュラーサイズのカップ沖縄そばを沖縄限定商品として発売しているのですが、大手メーカーの中では東洋水産・明星食品・サンヨー食品がカップ沖縄そばの三強で、サンヨー食品は有名店とのタイアップが多くて麺が個性的、明星食品はノンフライ麺やレトルト具材を使用した本格志向、東洋水産はバランス型(たまに個性的な具材で勝負)といったところでしょうか。

開封

今回の浜屋カップ麺には特製油や特製スープなどの小袋は別添されていませんし、豚バラ軟骨や豚足も入っていませんが、定評のある味付豚肉の量が多く、お店を意識した卵具材が個性的。ただ、「浜屋」の薄焼き卵はクレープ状(細く切る前の錦糸卵っぽいイメージ)なのに対し、カップ麺は掻き玉(かきたま)系の卵具材でした。



それから冒頭でも触れた「おにぎり雑炊」なんですけど、2019年の沖縄フェア対象商品として「沖縄出店記念! もち麦タコライスおむすび」(税込135円)と「沖縄出店記念! 厳選米おむすび沖縄風豚みそ」(税込124円)が販売されていたので、麺を食べ終えた後の残ったスープに入れる “おにぎり雑炊” をしたら美味しいかも‥‥ってことで試してみます。

「もち麦もっちり! タコライスおむすび」は、沖縄生まれのタコライスをイメージした商品で、サルサソースにはホットソースを使用。さらにチーズソースを混ぜ込んで、レタス1個分の食物繊維入りとのこと。「厳選米おむすび沖縄風豚みそ」は、沖縄の食卓で “ご飯のおとも” として馴染みのある豚味噌を具材に使用。熟成味噌に沖縄県産の泡盛と黒糖で味付けし、沖縄の塩(青い塩)で味を整えているとホームページで紹介されていました。

今回のカップ麺「マルちゃん 沖縄そば専門店 浜屋監修 沖縄そば」の製造所は「株式会社酒悦 房総工場」(千葉県長生郡長南町美原台1-34)となっているのですが、酒悦は1983年から東洋水産グループに所属している古参の一社。それにマルちゃんの期間限定・縦型ビッグの新作カップ麺は基本的に酒悦の房総工場で製造されているため、ご安心ください。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:マルちゃん 沖縄そば専門店 浜屋監修 沖縄そば
販売者:東洋水産株式会社
製造所:株式会社酒悦 房総工場
内容量:90g(めん70g)
商品コード:4901990363693(JANコード)
商品サイズ:縦102mm×横102mm×高さ109mm

発売日:2019年07月11日(木)
実食日:2019年07月12日(金)
発売地域:全国(セブン-イレブン限定)
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
商品購入価格:213円(税込)
希望小売価格:198円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙+プラ
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、でん粉、食塩、卵白)、添付調味料(ポークエキス、食塩、粉末かつおぶし、チキンエキス、豚脂、たん白加水分解物、砂糖、酵母エキス、鶏脂)、かやく(味付豚肉、たまご、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチン色素、酸味料、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【本品原材料に含まれているアレルギー物質】小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉(特定原材料及びそれに準ずるもの)

実食開始

麺は縮れの強い幅広麺で、沖縄フェア2018の「マルちゃん 沖縄そば もずく天入り」に使用されていた麺と同じような雰囲気。お店の麺は手打ち自家製麺ではなく、創業当時から老舗「照喜名(てるきな)製麺所」の麺を使用しているそうですが、沖縄そばとしては中太の平打ち縮れ麺で、中華麺とは違う独特の弾力が特徴となっています。



小袋は別添されていないので、フタを半分まで開けたら熱湯を注いで5分待機、よくかき混ぜたら完成です。とろみ成分が含まれているわけではないのですが、容器の底に粉末スープや魚粉が溜まっていたので、調理の際はしっかり混ぜ合わせましょう。それから、この容器「めちゃくちゃ熱くなる」ので注意してください。

昨年のように個性的な沖縄県産もずく天ぷらも入っていませんが、かきたま具材が面白く、思いのほか豚肉が多くて好印象でした。それでは、お店の特徴でもある塩味のスープと麺の仕上がりに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材(おにぎり雑炊アレンジ)」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(90g)当たり

熱  量:410kcal(カロリー)
たん白質:11.8g
脂  質:19.9g
炭水化物:46.0g
食塩相当量:6.6g
(めん・かやく:2.1g)
   (スープ:4.5g)
ビタミンB1:0.40mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:369mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:410kcal(めん・かやく:359kcal)(スープ:51kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

ごわごわ‥ごわごわ‥(くせになる)
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一見すると「うどん」のようにも見える白っぽい油揚げですが、原材料に梘水(かんすい)を使用しているため、ジャンルとしては「中華麺」に分類されます。けれどもカップラーメンを含む一般的なラーメン(中華そば)に使用されている麺とは一線を画す野趣に富んだ食感で、まるで馴れ合いを好まないゴワつきのある個性派。

お店の麺と比較して見るからに薄いですし、完全に方向性も「カップ沖縄そば」の “それ” なので、再現度については限界があります。また、カップ沖縄そばに慣れていないライトユーザーが初めて手に取った場合、うどんっぽい風味なのに食べ始めから粘り気はなく、それでいて歯切れのいい博多とんこつラーメンの低加水麺とも違う、独特な加水率の低い食感は肌に合わないかもしれません。



ただ、カップ沖縄そばとしてのレベルは高く、慣れてきたら “そうそうこれこれ” って癖になってくるのも沖縄そばの魅力なんですよね。私も最初は粘り気とは無縁の無骨な質感に面食らい “なんやねんコレ‥‥” って馴染めなかったんですけど、すっかりハマッてしまってw おそらく麺は2018年の「沖縄そば もずく天入り」と同じ麺と思われますが、らしくていいと思います。

スープ

きちんと「塩味」を再現
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ちょこっとくらい香り付けに醤油を使っているのでは——と、あざとい目で原材料名をチェックしてみたのですが、「ポークエキス、食塩、粉末かつおぶし、チキンエキス、豚脂、たん白加水分解物、砂糖、酵母エキス、鶏脂」とシンプルなフレームワークで、カップ沖縄そばにしては珍しく醤油は不使用の「塩味」で整えてあります。

ちなみに沖縄限定販売の定番どんぶり型「カップ 沖縄そば かつおとソーキ味」の原材料には醤油を使用しているのですが、「浜屋そば」で特徴的なスッキリ・アッサリとした臭みのない清湯豚骨を軸に——えっと、清湯(ちんたん)とは白湯(ぱいたん)の真逆にある濁りのないスープのことで、いわゆる “とんこつラーメン” の白濁スープではなく、豚からとった “出汁(だし)” を想像してみてください。

そこに鰹の膨よかで奥行きのある旨味を濃いめに効かせているのですが、けっこう魚粉の量は多く、こってりではないけれど全身に染み渡るような、それをキュッと引き締める沖縄の塩「シママース」の濃度も適度な塩梅で、まさにシンプルイズベスト。他にサバや煮干、昆布、椎茸などは含まれていないので、うま味の相乗効果は意識されていませんが、なんのこれしき上等です。

具材と「おにぎり雑炊アレンジ」の感想

豚肉は後半戦に
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具材は味付豚肉、たまご、ネギとシンプルな内容で、卵焼きをトッピングした沖縄そばといえば「いしぐふー(石工夫)」の平らな丸い薄焼き玉子 “ヒラヤーチー” が有名なんですけど、それが沖縄そばの原型といわれています(「いしぐふー」のカップ麺は日清食品がファミリーマート限定商品として再現済み)。お店の卵焼きの形は違いますが、「浜屋」も沖縄そばの源流をリスペクトしているのかもしれません。

カップ麺での卵は「赤いきつねうどん」のプカプカたまごでもなければ薄焼き卵でもないのですが、スープとの一体感が高いのはポイント。そして味付豚肉もクオリティの高い内容ですが、調理過程において5分間ちゃんと熱湯に浸かっているわけではないので(お湯を注いだら麺が迫り上がってくるので)、フタを開けたらスープに沈めて追加ケアしてください。

アレンジ「もち麦タコライスおむすび」雑炊

麺を食べ終えてから残ったスープに「もち麦タコライスおむすび」をドボンしてみたところ、急にテクス・メクス(メキシコ風テキサス料理)っぽい味に変わりましたが、意外と相性は悪くありません。シンプルイズベストな和風ベースのクリア豚骨は完全に弾けるので、もはや完全に別物なんですけど、逆にタコライス+かつお出汁の創作感は魅力。

ただ、もち麦特有のモチプチ食感が常に際立っているので、それが苦手だと厳しいアレンジになるかもしれません。カップ麺に入れるとチーズソースは目立っていませんでしたが、気分転換にはもってこいの組み合わせです(おにぎり単体で食べると穏やかなチーズ感あり)。ちなみに「もち麦タコライスおむすび」の製造者は、株式会社武蔵野の大阪工場となっていました。

アレンジ「厳選米おむすび沖縄風豚みそ」

「もち麦タコライスおむすび」は異国情緒あふれるアレンジでしたが、こちら「沖縄風豚みそ」は和のテイストに寄っているので、あまり奇抜ではありません。ただ、けっこう味は濃くなりますけど、かつお出汁に味噌ベースの豚みそは馴染みがよく、奇抜さよりも安定感を求めているなら豚みそアレンジがオススメ。

スープがシンプルなので、最強は「塩むすび」ですけど、期間限定おにぎり雑炊も有りですね。ちなみに「厳選米沖縄おむすび風豚みそ」の製造者は、わらべや日洋株式会社の滋賀工場となっていました。それから「おにぎり雑炊アレンジ」を行う際は、おにぎりが “ちょうどスープに浸かるかどうか” くらいの汁気が適切なので、ご参考ください。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

まだカップ沖縄そばを食べたことがない方は麺に違和感を覚えるかもしれませんし、こってり系のラーメンが好きな方にとっては物足りない味になるかもしれませんが、他の沖縄そばとは違う塩味のスープに卵具材など、きちんと個性的な沖縄そばに仕上がっているため、このブログとしてはオススメしたい商品です。

おそらくスープと具材が大幅に人を選ぶことはないと思うので、あとは麺に馴染めるかどうか。とりあえずハマると無性に食べたくなる食感なのと、値段も税込213円と安いですし、後学のために経験しておいても損はないでしょう。スープがシンプルなので、王道のヒバーチ(島胡椒)やコーレーグス(島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄県の調味料)ちょい足し、セブンイレブンでも買えるセブンプレミアムの紅生姜でアレンジするのもオススメですよ。

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