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「激辛春雨END」vs.「禁断の刺激」どっちが辛い!? “辛さMAX” ローソン激辛頂上決戦

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まるか食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年6月11日(火)新発売のカップ麺、まるか食品「ピーヤング 激辛春雨END」とローソン限定「辛党への挑戦状! 禁断の刺激シリーズ」3品の実食・比較レビューです。

「激辛春雨END」vs.「禁断の刺激」どっちが辛い!?「ローソン激辛頂上決戦」Lv1〜辛さMAXまで徹底比較!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、激辛春雨ENDと禁断の刺激シリーズ第2弾の辛さレベルを判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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激辛春雨END vs. 禁断の刺激

「ピーヤング 激辛春雨END」とは、2018年8月27日発売「ペヤング 激辛やきそばEND(激辛MAX END)」の姉妹品として開発された春雨バージョンで、パッケージのデザインはそっくりですが、真ん中に “やきそばじゃないよ。” と書いてあるのがチャームポイント。けれどもペヤング史上最強の「激辛ENDソース」を踏襲した、おそらくカップ春雨史上最強の辛さを誇る激辛春雨です。

なぜ春雨を辛くする必要があったのかはさておき、2019年7月1日から一般販売を予定しているのですが、一足早くローソン先行商品として限定販売開始。そして「激辛春雨END」の販売開始と同日、ローソンからも数量・期間限定の激辛商品「禁断の刺激」シリーズ第2弾、「担々麺」「旨辛豚キムチ丼」「極辛麻婆豆腐」が3品同時に解き放たれました。



「禁断の刺激シリーズ」とは、2019年4月16日にローソンストア100を除くローソン限定商品として発売された要冷蔵の激辛商品で、世界一辛いと評されるブート・ジョロキアを筆頭にハラペーニョやハバネロなど、5種類の唐辛子をブレンドして使用。前回の2019年4月にリリースされたのは全4品、当時の辛さレベルはLv1~Lv3までの「3段階」。

第1弾のラインナップは、「LV.1 震える辛さ! 旨辛海老チリ丼」(税込498円)、「LV.2 悶える辛さ! 旨辛アラビアータ」(税込450円)、「LV.3 凍える辛さ! 辛口麻婆ラーメン」(税込498円)、「LV.3 凍える辛さ! 四川風麻婆丼」(税込430円)となっていたのに対し、今回は “最強の辛さ”「Lv.4 辛さMAX! 極辛麻婆丼」をラインナップに加え、前回とは違う布陣に組み直されました。

パッケージには「辛党への挑戦状!」‥‥って、これ間違えて解釈している方が多いんですけど、「甘党」は “甘い食べ物が好きな人” で正解。その対極イメージで「辛党」は辛い食べ物が好きな人のことだと誤解されがちなのですが、「辛党」は「左党」のこと、つまり “お酒が好きな人” のことを指す単語なので、辛い食べ物が好きな人のことではありません(※激辛党はセーフw)。

と、それはさておき「禁断の刺激」シリーズ第2弾のラインナップは、「LV.1 震える辛さ! 担々麺」(税込498円)、「LV.2 悶える辛さ! 旨辛豚キムチ丼」(税込498円)、「LV.4 辛さMAX! 極辛麻婆丼」(税込430円)の全3品。「LV.1 震える辛さ! 担々麺」は辛さを表す “炎マーク1つ” ですが、今回もブート・ジョロキアを筆頭に5種類の唐辛子を使ったパウダーが使用されているようです。



「ブート・ジョロキア」とは、別名 “ゴーストペッパー” とも呼ばれ、想像を絶する辛さから “幽霊”(ブットまたはブート)の異名がついた激辛唐辛子のこと。2007年2月にギネスブックから「世界一辛い唐辛子」として認定され、スコヴィル値(Scoville heat units, 辛さを表す単位)は最大100万1,304SHUを記録しているのですが、だいたいタバスコの約200倍と桁外れ(※2019年現在のギネス記録1位は「ドラゴンズ・ブレス・チリ」で248万SHU)。

以前、そのブート・ジョロキアを丸ごと1つ放り込んだ磯山商事のカップ麺「18禁カップメン」をレビューしたことがあるんですけど、まぁピーヤングの激辛春雨ENDなんて可愛いもんですよw とはいえ「激辛春雨END」も市販品としては容赦無く、むしろ体感的な辛さレベルは「ペヤング 激辛やきそばEND」よりも辛いとさえ思いました。しかし、旨味が物足りなかったんです‥‥

今回の企画に至った動機

おそらく麺が油揚げ麺(ペヤング)ではなく春雨(ピーヤング)だったので、同じ激辛ENDソースでも油溶性のカプサイシンが適度に緩和されず、辛さや薬品チックな風味が先行した結果、苦味が気になって味はイマイチだなと。で、ちょうど「禁断の味シリーズ」が発売されていたので、最初は上の具材を借りてカップ麺のアレンジに使おうと思い、ローソンを捜索していました(なかなか3品まとめて売ってないものですね‥w)。



しかし、「旨辛豚キムチ丼」と「極辛麻婆丼」は白ご飯と上の具材(豚キムチ・麻婆豆腐)がトレーで分けられていたから問題なかったのですが、「担々麺」は直で麺に味付挽肉などがトッピングされていたこと、でもって冷静に考えたら味が濃すぎるよな‥‥というわけで、どのくらい辛いのか、同じくローソンで販売されている「激辛春雨END」に勝つのか負けるのか、実際に食べて比較することにしました。

おそらく「担々麺」は確実に辛さバトルには負けると思いますけどw それはそれとして、それぞれ単純に「おいしい」のか「まずい」のか、ちゃんと味やコスパ的なことにも触れながら解説していきますので、この記事が「禁断の刺激シリーズ」を買おうかどうしようか迷った際の判断材料になれば幸いです。

実食開始

3品すべて「要冷蔵(10度以下)」「電子レンジ専用」商品となっているため、置いてある場所は常温保存の棚ではなくローソンの冷蔵コーナー。店舗によって配置は異なりますが、チルド弁当やサンドイッチ、おにぎり、パスタなどの周辺です。だいたい消費期限は午前中に搬入されたばかりの商品で3日後の朝、もし冷蔵のまま持ち帰る場合は移動中の温度変化に注意してください。

「極辛麻婆丼」と「旨辛豚キムチ丼」は両方とも500Wの電子レンジで3分0秒、「担々麺」だけ500Wの電子レンジで5分0秒と長めの設定となっているのですが、もちろんローソンで購入後、その場で食べる場合や温めてから持ち帰るのであれば、店員さんに頼んで温めてもらいましょう。



それから「担々麺(LV.1)」と「旨辛豚キムチ丼」(LV.2)は税込498円、辛さMAXの「極辛麻婆丼(LV.4)」だけ税込430円と書きましたが、極辛麻婆丼だけ別添の一味唐辛子がフタの上に貼り付けてあります。小袋についての注意事項は特に書いてありませんが、電子レンジで必ず温めるようにとのことなので、念の為に一味唐辛子は取り外してから温めたほうがいいかもしれません。

激辛春雨ENDの特徴や辛さレベル、作り方、味のレビューなどは、このブログ内にある記事「ピーヤング 激辛春雨END」に詳しく書いてありますので、気になる方はご参考ください。それでは、辛さレベルと旨さレベルにも注目しつつ、勝手にローソン激辛頂上決戦「激辛春雨END vs. 禁断の刺激」はじめ!

激辛春雨END vs. LV.1 震える辛さ! 担々麺

これで震えてちゃ話にならん
5.0

ちょっと見た目は悪いけどw「LV.1 震える辛さ! 担々麺」は、芝麻醤(チーマージャン)で濃厚な胡麻の味と香りを実現し、辛さレベル1でもブート・ジョロキアなど5種類の唐辛子を使ったパウダーを使用。製造者は兵庫県のメーカー「株式会社オイシス(加古川工場)」で、1食あたりのカロリーは546kcalです。

もやしに一味唐辛子がかかっていたので、これがジョロキア入りかとダイレクトに食べてみたものの、なんてことありません「ピリ辛」程度。しかもレンジで5分間加熱しているため、もやしの食感も残念ながらクッタクタ。とはいえ逆にシャキシャキだったら怖いですしw ちょっと酸味が気になるものの、それらに関しては仕方ありません。ただ、麺のクオリティは高いですね。



最近のカップラーメンもレベルの高いノンフライ麺が増えてきましたが、さすが本物の茹で中華麺はベクトルが違います。やや加水率は高く、縮れの少ない形状ですが、レンジ調理の過程で麺にスープが馴染み、密度感のある弾力と芳醇な小麦の香りが本格的。生麺ではないものの、それだけに酒精のアルコール臭が目立って主張してこないのは嬉しいポイントですし、最後までコシのある密度の高い食感をキープしてくれていたのも好印象。

ちなみに芝麻醤とは練り胡麻(ねりごま)のことで、まったりとした芝麻醤のコクを大黒柱とした重心の低いフレームワークから、まさに濃厚ごま系担担麺の王道を地で行くような完成度の高いテイスト。挽肉も歯応えがあって肉の旨味も不自然ではありませんし、辛味噌で味付してあるためスープとの一体感も高く、これで税込500円以内なら買って損のない製品だと感じました。

けれども辛さレベルは結果的にピリ辛〜中辛で、「激辛春雨END」の足元にも及びません。激辛ペヤング等にも使われている、ちょっと薬品チックな辛さも添加されていましたが、担担麺に必須と言っても過言ではない花椒(ホアジャオ)の痺れもイマイチで、刺激に期待していると確実に肩透かし。けれども旨さレベルは高く、これで税込500円以下なら1週間以内にリピしてもいいと思えたくらい、辛さを追求しなければコストパフォーマンスは悪くありません。

激辛春雨END vs. LV.2 悶える辛さ! 旨辛豚キムチ丼

辛さレベル間違えてませんか‥?
4.9

「LV.2 悶える辛さ! 旨辛豚キムチ丼」は、メインの豚バラ肉と白菜キムチに野菜炒め(もやし、玉ねぎ、キャベツ)と茹でたニラを合わせ、ごまラー油の風味で仕上げた豚キムチ炒め付きの丼もの。製造者は大阪府の「株式会社サンデリカ(関空事業所)」で、1食あたりのカロリーは573kcal、レンジアップ後に上のトレーから下にある白ご飯に豚キムチ炒めを移します。

味は——王道の豚キムチ丼ですねw(※自分で作れます系)。ご飯に合うように味は濃いめですが、塩辛い濃さではありません。調理直後は野菜から出た水分が多かったので、豚キムチ炒めじゃなくてキムチ鍋っぽい(水っぽい)感じになってないか不安を覚えたものの、ご飯が余分な水分を適度に落としてくれるため、ちゃんと豚キムチ炒めのコッテリ感が楽しめました。しかし、この程度で “悶える” 激辛党はいるのだろうか‥‥

もしや自分の痛覚がバカになったのかも‥‥と不安になったので、「激辛春雨END」を共演させてみたところ、さすが激辛春雨ぶっちぎりで辛いですねw 旨さレベルでいえば「旨辛豚キムチ丼」の圧勝ですが(単純に味だけでいえば★5以上)、禁断の辛さレベルは2でも1でも大差なく、担担麺が食べられたら豚キムチ丼も余裕ですし、なんだったらスープの熱による追い風がある分、体感的には担担麺(LV.1)のほうが辛いかも。

お米は地味に美味しいです。食感は炊きたてというよりも “蒸した” 感じなんですけど、豚キムチを添えずに白ご飯だけ食べたら甘みがあって、ちゃんと美味しい。ただ、結果的な辛さレベルは辛い食べ物が得意ならピリ辛〜中辛、市販品で中辛と書いてある食べ物が大丈夫なら構える必要はありません。でも豚キムチの味付けはツマミになるタイプだったので、これこそ「辛党」にオススメです(※数量限定商品)。

激辛春雨END vs. LV.4 辛さMAX! 極辛麻婆丼

急に辛いw でもレベルは登竜門
5.5

「LV.4 辛さMAX! 極辛麻婆丼」は、ローソンの公式ウェブサイトで “辛さ上級者向けの麻婆丼” と紹介され、別添の唐辛子を入れる前からトッピングされている粗挽き唐辛子が頼もしいビジュアル。製造者は「旨辛豚キムチ丼」と同じ「株式会社サンデリカ(関空事業所)」で、1食あたりのカロリーはゾロ目の555kcalです。

別添の唐辛子は大阪府堺市にある和風香辛料の老舗「やまつ辻田」(創業明治35年)の唐辛子で、おそらく中身は大辛鷹の爪ではなく三鷹唐辛子(「大辛鷹の爪」の特徴である柑橘系の香りは目立っていなかったので)。けれども別添の一味唐辛子をトッピングする前から辛味は強く、「担々麺(LV.1)」「旨辛豚キムチ丼(LV.2)」と続けて “ローソンは激辛党なめとんのか‥?” だったのに対し、「極辛麻婆丼(LV.4)」は途端に辛さレベルがアップしていました。

もしかするとLV.1やLV.2は「極辛麻婆丼」への伏線で、あえて油断させておいて牙を剝く戦略だったのかもしれない――そう感じたほど段違いの辛さには達していたのですが、まだ薬品系のケミカルカプサイシン「激辛春雨END」には及びません。市販品としては辛さレベル大辛〜激辛には分類できますけど、あくまで常識に配慮しています。

で、その「極辛麻婆丼」の麻婆豆腐を「激辛春雨END」にトッピングして “激辛麻婆春雨END” にアレンジしてみたら美味しかったんですけどw(これが企画当初の趣旨だった)、豆腐はレンジアップしても食感・風味ともに違和感なく、絹ごし豆腐ではなく木綿寄りですが、口当たりに粗さはありませんし、変な酸味も気になりません。別添の一味唐辛子も瞬発力があり、あとがけならではの芳ばしい風味に「やまつ辻田」のプライドを感じました。

ちょっと挽肉が少なかったのと「麻婆」なのに花椒(かしょう / ホアジャオ)の痺れ「麻味」が意識されていない、純日本製の味付けだったのが残念なポイントではあるものの、白ネギのシャキッとした食感と香味のアクセントが心地よく、これで税込430円ならコスパも悪くありません。けれども「禁断の刺激」というからには “ここを標準にするべき” というか、激辛商品の登竜門的な辛さだと思います(※2週間限定商品)。

まとめ

まるか食品「ピーヤング 激辛春雨END」とローソン限定「禁断の刺激シリーズ」3品(LV.1 震える辛さ! 担々麺、LV.2 悶える辛さ! 旨辛豚キムチ丼、LV.4 辛さMAX! 極辛麻婆丼)を比較してみたところ、辛さレベルはダントツで「激辛春雨END」が上。「禁断の刺激」は大衆向けに辛さを抑えているような印象で、辛さMAX(LV.4)の極辛麻婆丼でさえ激辛ピーヤングと肩を並べる域には到達していませんでした。

特に「担々麺」と「旨辛豚キムチ丼」については完全に旨味重視ですが、実際けっこう美味しくて、「旨辛豚キムチ丼」はツマミにもなる中毒性の高い味わいが魅力、「担担麺」もワンコインの価値あり。どれも激辛マニア・激辛フリークにとっては物足りない辛さレベルではあるものの、「極辛麻婆丼」は辛い食べ物が苦手な場合ちょっと厳しいと思うので、お召し上がりの際は気を付けてください。次回、第3弾ではLV.5以上の新商品にも期待したいですね。

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