「ニュータッチ 大阪かす焼そば」通天閣が目印!! KASUYA監修 “油かす×粉もんソース”

ヤマダイ

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年6月10日(月)新発売のカップ麺、ヤマダイ「ニュータッチ 大阪かす焼そば」の実食レビューです。

KASUYA(加寿屋)の「油かす」を使用した「大阪かすシリーズ」に初の汁なしカップ焼そば登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

ニュータッチ 大阪かす焼そば

「大阪かす焼そば」とは、2019年1月14日に発売された大盛バケツ型の和風カップ麺「ニュータッチ 大盛大阪かすうどん」の姉妹品ともいえる汁なしバージョンで、今回も “かすうどん” の人気チェーン店「KASUYA(かすや)」が監修。真っ赤なパッケージにインパクトのある「大阪」の2文字、「KASUYA」のロゴと大阪・新世界のシンボル「通天閣」が目印です。

「大盛大阪かすうどん」と同じように、今回の新商品にも「KASUYA」の実店舗で使用されている「油かす」を砕いて入れた “かす入り揚げ玉” が大きな特徴となっているのですが、さらに株式会社大黒屋の「粉もんソース」を使用するなど、まさに大阪の魅力が漂うB級グルメ感満載なコテコテの変わり種。



もともとニュータッチの「ご当地焼そばシリーズ」というブランドに、大黒屋の “串かつソース” を使用した「なにわ串かつソース焼そば(大阪なにわの焼そば)」という定番商品がありました。けれども「大阪かす焼そば」のリリースと同時にヤマダイの公式ウェブサイトから「なにわ串かつソース焼そば」の製品情報は削除されていたので、定番商品の差し替え(リニューアル)と思われます。

「KASUYA」とは、1995年4月に現在の本店である「KASUYA 藤井寺本店」(大阪府藤井寺市)をオープンし、大阪を中心にチェーン展開している「かすうどん」の専門店で、運営母体は株式会社グローバルキッチン。大阪での「油かす」(あぶらかす)とは、じっくりと牛の小腸を揚げたもので、うどんのトッピング以外にも焼そば・お好み焼きの具材など、使い道は多種多様。

もともとは別の用途で動物性油脂を抽出した後の文字通りカス(副産物)で、ちょっと調理前の見た目からは食欲がそそられないかもしれませんがw 実際は余分な脂を排出することで肉の旨味が凝縮されている状態。それにパン屋さんのパン耳じゃないけれど、ちゃんとした油かすは意外と値段も高く、カスとは名ばかりの高級食材。

たとえばオーストリア産の業務用で1キロ3,000円以上、国産になると業務用でも1キロ7,000円をオーバーすることもザラ、それこそ副産物の「天かす」とは訳が違います。そんな油かす入りの揚げ玉を使用し、ソースもウスターソースベースの串かつソースからリンゴやマンゴーのフルーティな甘味が特徴的な「大阪名物 粉もんソース」に変更されたので、もはや前回とは完全に別物かもしれません。



ちなみに販売エリアは全国、特に販売ルートが限定されているわけでもないのですが、ぜんぜん売ってない‥‥という販売店が見つからないニュータッチあるある状態だったので、イトーヨーカドーのネット通販サイト(オムニ7)で購入しました。値段はバラ売りで税込149円、ニュータッチの格安ラインとしては高めに感じてしまいます。

希望小売価格は値上げ前の税別170円から10円アップの税別180円となっているのですが、「なにわ串かつソース焼そば」の消滅=今回の「大阪かす焼そば」が新定番。私の住んでいる地域で同じシリーズの定番品(「東京油そば」や「広島汁なし担担麺」等)は実売価格が税込98円のままだったので、もしかすると引き続き100円前後で販売している店も珍しくないかもしれません。

開封

さて、開封しようとカップ麺をひっくり返したところ、そこには「通天閣観光(株)承認済」のマークを発見。「通天閣(つうてんかく)」とは、大阪府大阪市浪速区の新世界中心部に位置する展望塔で、公式キャラクターは「ビリケン」さん。2007年5月15日に国の登録有形文化財として登録されているのですが、2019年現在の通天閣は1956年(昭和31年)に完成した二代目となっています。



別添の小袋は先入れの「かやく」、後入れの「液体ソース」と「ふりかけ」で合計3袋。かやくの中にはキャベツしか入っていないため、 “かす入り揚げ玉” はふりかけの中に入っている模様。「大盛大阪かすうどん」の揚げ玉は先入れで、しかも凄まじい膨張率を誇っていたんですけど、後入れの場合どうなるのか違いが気になりますね。

麺は丸刃でカットされた熱湯4分の太麺で、希望小売価格は税別180円の格安ラインに位置しているのですが、頼もしいことに麺量は100gと汁なしカップ麺の平均値(90g)よりも10g多い仕様。今回の「大阪かす焼そば」が発売される約2ヶ月前に、同じラインの「東京油そば」がリニューアルされたんですけど、調理前の麺は雰囲気が似ています。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ニュータッチ 大阪かす焼そば
製造者:ヤマダイ
内容量:126g(めん100g)
商品コード:4903088014180(JANコード)
規格サイズ:縦175mm×横158mm×高さ60mm

発売日:2019年06月10日(月)
実食日:2019年06月15日(土)
発売地域:全国
取得店舗:ネット通販サイト(オムニ7)
商品購入価格:149円(税込)
希望小売価格:180円(税別)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:角型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:540ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(ソース・かやく・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩)、ソース(糖類、ソース、食塩、植物油脂、たん白加水分解物、鰹節粉末、オニオンパウダー、ビーフエキス、香辛料)、かやく(かす入り揚げ玉、キャベツ)/ 加工でん粉、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉)、酸味料、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、膨脹剤、クチナシ色素、(一部に乳成分・小麦・いか・牛肉・大豆・豚肉・りんごを含む)
【アレルゲン情報】乳成分・小麦・いか・牛肉・大豆・豚肉・りんご(本品原材料でアレルギー物質の表示が義務付け及び推奨されているもの ※27品目中)

実食開始

先入れのキャベツは量が多いとは言えず、だいたい安売り用のカップ麺は “これで終わり” だったりするのですが、今回は後入れの別添ふりかけが待っているので寂しくありません。またラードを使用した油揚げ麺なので、この時点から特有の芳ばしい香りが強く、さらに熱湯を入れるとニオイも増しますが、これもカップ焼そばの醍醐味の一つと言えるでしょう。体調が悪い時に嗅ぐと戦意喪失しますけどねw



湯切りしたら液体ソースを入れて混ぜ、ふりかけをトッピングしたら完成です。前身「なにわ串かつソース焼そば」の時にはダンスパフォーマーの “花かつお” 軍団が楽しませてくれましたが、やはり別添ふりかけの中身は珍しい油かす入りの揚げ玉。とても個性的なポイントではあるものの、やや酸化臭が気になります。この揚げ玉を “先入れしたら” どうなるんだろう‥‥

というのも気になったので、まずは通常通りの手順で調理したものをレビューした後、ふりかけを先入れしたらどうなるのか実際に試してみますね。それでは、大黒屋の粉もんソースらしさと揚げ玉の先入れ・後入れの違いに注目しつつ、「めん」「ソース」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(126g)当たり

熱  量:543kcal(カロリー)
たん白質:8.3g
脂  質:18.6g
炭水化物:85.7g
食塩相当量:4.1g

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

粉っぽさが特徴的
5

醤油が練り込まれている縮れた中太麺で、ラードの芳ばしい風味も残っています。ちょっと黒ずんだ見た目や原材料名など、「ニュータッチ 東京油そば」の油揚げ麺と同じですが、「東京油そば」の麺はモチモチとした弾力のある食感だったのに対し、「大阪かす焼そば」の麺は歯切れがよくて加水率は低め。

丸刃でカットされた平打ち麺で、その口当たりに攻撃性はないものの、けっこうゴワッとした食感のワイルドな雰囲気です。もうちょっと粘り気を意識したほうが今回のソースと相性がよかったように感じた反面、中心部が完全に潤っていない粉っぽさが独特で、その粉っぽさが「粉もんソース」のイメージとマッチする感じで面白い。



前身「なにわ串かつソース焼そば」と比較して、しっかり熱湯4分待っても粉っぽい部分が残っていることや原材料名など、また体感的な印象も大幅に変わっていなかったので、麺が大幅にリニューアルされた形跡はありません。最初ちょっと粉っぽさが気になったんですけど、慣れたらクセになりますねコレw 不安な方は、きもち30秒ほど長めにケアしてみてください。

ソース

調理感のある甘濃いソース
5

お好み焼に焼そば、たこ焼、いか焼など、定番の粉もん料理と抜群の相性を誇る大黒屋の「大阪名物 粉もんソース」ですが、油揚げ麺との相性も申し分ありません。前回までの「串かつソース」時代はソースの粘度が低く、サラサラとしていたのに対し、「大阪かす焼そば」の液体ソースには軽くトロミが施されています。

また前回までのピリッとスパイシーな味付けから甘口お好みソース路線にシフト、リンゴやマンゴーに由来するフルーティな甘味と糖類によって全体的に丸みを帯びたテイストになり、スパイシーな印象は皆無。マイルドな味に振り切ることで、「大阪名物 粉もんソース」の特徴が分かりやすく表現されているのですが、それだけが個性ではありません。

これは前回からの踏襲になるのですが、ソースを焦がしたような芳ばしい風味にビーフエキスを重ねることで、牛脂を炒め焦がしたような臨場感を演出しています。実は「粉末鰹節」が追加されていることを除くと “まったく原材料名は変わっていない” 状態なんですけど、ソース本体の軸が変わったことで「なにわ」時代の血を引きながら大幅にマイルドな甘口に変わりました。このソース好きw

かやく

ふりかけ後入れオススメ!
5

調理前はキャベツしょぼいなぁ‥と思っていたら、意外と入っていて好印象。「ペヤング」ほどの量ではないけれど、大きくて厚みのあるキャベツが多く、変わり種にありがちなヘッポコキャベツではありません。今回は当たりだったのか分厚いキャベツが2個あってりして、甘濃いソースのインターバルに効果的。

かす入り揚げ玉は一見すると変哲もない揚げ玉で、すべての揚げ玉に砕いた油かすが入っているわけではないものの、たまにクニッとした肉片に当たります。で、ちょっと味付けはスパイシー。風味は乾燥した油かすの香りに近く、洗練された印象も健康的なイメージにも結びつかない、むしろ酸化したような風味で身体にも悪そうな‥w

でもB級グルメ感マックスで、サクサクとした食感も後入れならではの魅力ですが、「大盛大阪かすうどん」で覚えたほどの感動はありません。それは人生初の具材ではないから、というのも理由のひとつなんですけど、油かすならではの旨味とか肉片の食感とか、このままではポテンシャルが完全に引き出せていないように感じたんです。

というわけで、ふりかけを「先入れ」したらどうなるのか実際に試してみたところ、これが大正解。もちろん好みの問題もあるでしょうし、ふやけた揚げ玉が苦手な方にはオススメできませんが、肉片の食感は熱湯で戻したほうがナチュラルで、たっぷりとソースが揚げ玉に絡むことで酸化臭も軽減。同時に油かすの旨味が全体に行き渡るような効果もあったので、個人的にオススメしたい美味しい食べ方(作り方)です。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

ニュータッチ 大阪大盛かすうどん」から生まれた珍しい油かす入り揚げ玉を導入、加えて大阪の食品企業2社「KASUYA」「大黒屋」並びに「通天閣観光」との異種企業間コラボなど、現地感の魅力を最大限に訴求している姿勢も評価できるポイントですし、コストパフォーマンスも高いカップ麺です。またスポット商品レベルの個性を打ち出しながら、定番ラインナップなのもスゴいところ。

無骨で粉っぽい麺と甘濃いソースに焦がし風味、さらに癖のある油かす入り揚げ玉など、人を選びそうな要素もありますが、実際けっこう癖になる味わいで気に入りました。定番商品だからと保守的な製品ばかりでは楽しくないですし(もちろん安定感も大切ですが)、この甘濃いソースも大黒屋「粉もんソース」の特徴ですからね。それからお召し上がりの際は、ぜひ「ふりかけの先入れ」もご検討ください。

  1. いやぁ、これは美味しい!
    こちら参考にかす揚げ玉入れるタイミングいろいろ試してます。
    湯切り一分前、湯切り直前、湯切り後ソース投入前等々…
    それぞれニュアンス違っておもしろいですよ。

    • RE: ソノダヒロキ様

      お久しぶりです! いつもご覧いただき、ありがとうございます^^

      これは美味しかったですねぇ‥なんかもうソースが卑怯でw というか揚げ玉のタイミングとても参考になりました。たとえば「どん兵衛 天ぷらそば」だと先入れ・途中入れ、後のせ・1分〜2分いろいろ試したんですけど、「大阪かす焼そば」で思い付かなかったなぁ‥湯切り1分前が実に興味深い!

      PS.「暴君ハバネロ汁なし担々麺味」の件について

      情報提供ありがとうございます! 私も調べましたが今日は暴君を発見できず‥(そして例の焼そばも見つからないまま‥w)。ちょっと意識して探してみますね、めちゃくちゃ美味しそうなんで(笑)。

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