「日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん」吉岡里帆さん考案! 初の湯切りタイプ

日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年5月13日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん」の実食レビューです。

“どんぎつね” 吉岡里帆さん考案のアレンジどん兵衛から初の湯切りタイプが登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん

今回の新商品「日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん」は、 “どんぎつね” のアレンジレシピに基づいて商品化された「アイデアどん兵衛」のシリーズ第3弾で、同じく第3弾の「日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん」が2019年5月20日(月)発売となっているのですが、1週間早いタイミングで湯切りタイプを新発売。

「汁なしピリ辛肉みそうどん」「レモン仕立ての塩豚ねぎうどん」どちらも「初夏」をイメージした変わり種として開発したらしく、これまでのアイデアどん兵衛シリーズは基本的に冬の新商品として販売されていたので、ちょっと意表を突かれるリリースでした。



2017年11月20日にアイデアレシピ第1弾「日清のどん兵衛 生姜香る 鶏塩あんかけうどん」「日清のどん兵衛 ラー油香る鴨だしねぎ太そば」を発売、そして2018年11月26日に第2弾「日清のどん兵衛 とろつゆ仕立ての明太風あんかけうどん」「日清のどん兵衛 和山椒香る旨辛ラー油太そば」を発売しているので、今回がシリーズ初の汁なしカップ麺。

「どんぎつね 」とは、1993年1月15日生まれ、京都府出身の吉岡 里帆(よしおか りほ)さん扮する「日清のどん兵衛」の公式キャラクターで、彼女に “きつね” の耳と尻尾が生えたのは2017年。特に男性から可愛いと圧倒的な支持を得ているのですが、女性ファンの多い星野 源(ほしの げん)さんを独身男性役に立てた共演CMも多数展開し、2017年6月に公開されたCM第1弾は食品業類で好感度1位を獲得しています。

その最新作として「どん兵衛 釜たま風うどん」に因んだ日清のどん兵衛CM『禁断の出会い 篇』が「汁なしピリ辛肉みそうどん」の発売日にあわせて公開され、プロレスラーのような怪しい謎の男が “どんぎつね” の尻尾に絡み、最後に「イヤァオ!」と絶妙なポーズを決めているのですが——

このCMに出演している男性は誰なのかというと、プロレスの最高峰WWE(World Wrestling Entertainment)で活躍しているガチのプロレスラーで、いまアメリカで一番有名な日本人とも言われているスーパースター・中邑 真輔(なかむら しんすけ)選手がゲスト出演しているんです。

しかも撮影の前日までモントリオールで試合、その足で日本に直行して撮影するという強行スケジュールにもかかわらず、監督やスタッフが求める完璧なパフォーマンスをキメました。ちなみによく見ると中邑選手と星野さんは同じ縦ストライプのシャツを着ています。意味深(笑)



さて、タイトルが「ピリ辛」となっているように、あまり辛さをプッシュした製品ではないようで、容器側面に表示されていた「辛さレベル」は「1」。今回のカップ麺と同じ日に発売された「カップヌードル 激辛味噌 ビッグ」は辛さレベル「5」だったんですけど、日清食品の辛さレベル1は “ほぼ辛くない” のが定番のパターン。

ニュースリリースには “濃厚なみその味わいに甜面醤(てんめんじゃん)の甘さ、肉のうまみ、唐辛子と豆板醤をきかせたピリ辛なつゆ” と製品の特徴が記載されていたのですが、中国北部発祥の麺料理「炸醤麺」をアレンジした甘辛い肉味噌を麺に絡めて食べる日本式の「ジャージャー麺」っぽい雰囲気ですね。

開封

別添の小袋は先入れの「かやく」、後入れの「液体つゆ」で合計2袋とシンプルな構成となっているのですが、汁なしどん兵衛の開封口はパッケージの正面手前ではなく “左が開封口” で、右が湯切り口となっています。また半分より手前に “ここまではがして折り目をつける” 目安の線が引いてあるため、剥がし過ぎに注意してください。



麺は縮れの少ない油揚げ麺で、重量は74gと汁なしカップ麺にしては少なめですが、CMにも登場していた「日清のどん兵衛 釜たま風うどん」や定番商品「日清のどん兵衛 きつねうどん」と同じ麺量です。普段から汁なしカップ麺を愛用されている方には物足りない量かもしれませんが、場合によっては量的なハードルの低さも加点要素かもしれません。

製造所は静岡県焼津市にある日清食品の静岡工場(静岡県焼津市相川17-2 / 製造所固有記号 F)となっているので、「釜たま風うどん」や「きつねうどん」と同じ製造工場で生産。「釜たま風うどん」は2018年・2019年と2度リリースされているのですが、2018年10月1日に「日清のどん兵衛 汁なし牛すき風うどん」が発売されているので、湯切りタイプシリーズとしては3つ目のフレーバーですね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(F)
内容量:98g(めん74g)
商品コード:4902105249895(JANコード)
規格サイズ:縦148mm×横148mm×高さ75mm

発売日:2019年05月13日(月)
実食日:2019年05月16日(木)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:スーパー(イオンリテール)
商品購入価格:118円(税込)
希望小売価格:180円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:汁なしカップ麺・湯切りタイプ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:370ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(液体つゆ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、昆布エキス、大豆食物繊維、糖類)、つゆ(豚脂、みそ、たん白加水分解物、チキンエキス、甜麺醤、糖類、植物油脂、香辛料、豆板醤、食塩、椎茸エキス)、かやく(味付肉ミンチ、キャベツ、ねぎ)/ 加工でん粉、増粘剤(アラビアガム、加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、炭酸Ca、リン酸塩(Na)、香料、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、乳化剤、香辛料抽出物、カロチノイド色素、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、炭酸Mg、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

先入れの「かやく」には味付肉ミンチ、キャベツ、ねぎが入っているのですが‥‥こ、こまかいですねw わりとパッケージのイメージ写真では大きめの肉そぼろに見えたんですけど、実際は1cmもないほどで、粉々になった肉具材も多く、ちょっと「肉みそ」として頼りなさが否めないスタートダッシュです。



あとはカップ焼そばを作る手順と同じように、熱湯を内側の線まで注いだらフタをして5分待機。火傷に注意しながら湯切りして、液体つゆを全体に馴染ませたら完成——なんですけど、一般的なカップ焼そばタイプよりも小さめに設計してある湯切り口から、湯切りの際に味付肉ミンチの粉々になった部分が流れ出て、あぁ‥‥みたいなw ちょっと勿体無い。

解決策として麺の下に具材を入れてから注湯すると、気休め程度には軽減されるかもしれません。あと液体つゆはフタの上で温めてくださいとのことなので、お湯を注いでから湯切りまで待っている間に温めておきましょう。

それでは、念のため辛さレベルにも注目しつつ、「めん」「つゆ」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(98g)当たり

熱  量:437kcal(カロリー)
たん白質:8.2g
脂  質:20.0g
炭水化物:56.0g
食塩相当量:2.8g
ビタミンB1:0.22mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:160mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

もっちりとしたつるみのあるうどん。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん』『日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』」)

熱湯5分だとムラがある
3

定番どん兵衛の「うどん」シリーズに使われている油揚げ麺と比較して、汁なし用は微妙に製法が違うのか比較的に薄く、汁あり版ほどの厚みはありません。また、しっかり熱湯5分ちゃんと待っても柔らかめに仕上がる傾向にあり、かと思えば部分的に麺と麺が癒着している箇所も多く、その結合部は硬めと戻りムラが生じていました。

たとえば麺を1本だけ箸で持ち上げたら結果的に6本釣れるような状態で、写真に写っているのは麺の端にあたる部分ですが、他にも麺の中腹から結合している部分も多々。硬くて食べられないほどの硬さではないものの、部分的な戻りムラが気になりました。これはタテ型どん兵衛(縦型ビッグ)の変わり種で多発している事例で、これまでの汁なし系どん兵衛では気にならなかったんですけどね。



麺の硬い部分が解消できないか——と、試しに4分40秒でフタを開け、湯切りの前に箸を使い、麺と麺を離すイメージで手早く混ぜてから湯切りしてみたところ、すこしマシになりました(※50秒間くらい混ぜ続けたので合計5分30秒後に湯切り)。

それでも部分的にムラは残りましたが、もっちり感がアップする効果も得られたので、湯切り前に混ぜて麺をほぐすのがオススメです。ただ、もし具材を麺の下にあけていた場合、その意味はなくなってしまいますが‥‥w

つゆ

濃厚なみその味わいに甜面醤の甘さと肉のうまみ、唐辛子と豆板醤をきかせたピリ辛つゆ。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん』『日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』」)

甘いw
3.5

お子ちゃま向けの味というか、まぁ甘いです。かなり甘い。歯が疼くような甘さではありませんが、甜麺醤の自然な甘さだけでなく、甘味度の高い人工甘味料(スクラロース、アセスルファムK)も重ねてあるので、ちょっと舌に纏わり付いてくるような甘さ。それも最初はジャンクでいいなー、と思ったんですけど、かなり辛さが弱いので、中盤から抑揚のなさが気になってきます。

液体つゆ自体の粘度も高く、「つゆ」というよりも中身は「タレ」。代用品ではなく本物の甜麺醤や甜麺醤を使用しているため、中華調味料ならではの複雑な旨味が好印象ではあったものの、何気に豚脂の量も多く、こってり甘い味付けからカプサイシンの量に物足りなさを感じました。まったく辛くないわけではないですけど、体感的な辛さレベルは0.3といったところで、ピリ辛の中でも下の下ですね。

調理前に “日本式の” ジャージャー麺と書きましたが、やはりテイストの方向性はジャージャー麺に近い印象です。しかし、本場・中国の炸醤麺(ジャージアンミエン)は塩辛く、具材や味付けの調味料は別々に提供されるのが特徴なので、日本のスーパーやコンビニなどで販売されているジャージャー麺や中華麺・うどんにかける即席ジャージャー麺の素なんかも別物。

もっとも本場に近いのは高階貫勝さんが昭和20年ごろに中国東北部から持ち帰り、現在は岩手県の盛岡三大麺にも数えられる「盛岡じゃじゃ麺」なんですけど、今回の「汁なしピリ辛肉みそうどん」は日本式かつ大胆に辛さを削った仕上がりでした。味のベースは悪くないのですが、甘さの対抗馬が不在のレースなので、そこが盛り上がりに欠ける問題ですね。

具材

肉ミンチ、キャベツ、ねぎ。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清のどん兵衛 汁なしピリ辛肉みそうどん』『日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん』」)

肉みそ的にはイマイチ、せめて唐辛子を‥
2

肉そぼろは湯切り口から何個か流れ出てしまうほど小さく、キャベツも厚みのないタイプで、どちらも量は多くありません。ネギは歯触りで存在感をアピールしていましたが、汁ありタイプの粉末スープに同梱されているタイプの小葱。タレの辛さが弱かった分、辛みの強い輪切り唐辛子が欲しかったのと、実際しっかり混ぜた後は具材らしい具材が見えない状態になります。

しかし、麺の食感を確かめるために再度調理した製品(同じ店で同じ日に買ったもの)には厚みのあるキャベツの芯がゴロッと1個。また1cmサイズの肉そぼろも3個くらい入っていたので、どうやら個体差でサイズの違いがあるようです。

けれども結果的に全体量は少なく、日清食品は液体ソースに小さな肉の破片を混ぜてくれることもあるのですが、そういった工夫もなかったので、具材の量や肉味噌の肉部分には期待しないでください。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3)

結果的に買って損をするような商品ではないと思いますし、お子ちゃま向けの味付けが個人的には好みだったりもしたんですけど、その美味しさを素直に楽しめたのは最初の数口。途中から蓄積され続ける人工的な甘さが気になり始め、ピリ辛にも満たない辛さレベルから、もし麺が大盛だったら厳しかったかもしれません。

かなり甜麺醤を強く意識した仕上がりは分かりやすかった反面、こってりとした甘いタレが不安な方は、一味唐辛子やラー油を用意しておいたほうが安心です。ただ、土台の味は悪くなかったので、すりごまや一味唐辛子、豆板醤、卵黄、あと細く切ったキュウリなんかを追加してアレンジしたら、けっこうイイ感じに仕上がりそうですね。関連商品「日清のどん兵衛 レモン仕立ての塩豚ねぎうどん」もレビューしているので、お時間よろしければご覧ください。

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