どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年8月6日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん でかまる RED汁なし担々麺」の実食レビューです。
パッケージの左下に掲載されている調理後の写真が実にシンプルですが、どうやらレトルト調理品の挽肉が使用されているようです。たしかに持ち上げてみると、少し重たいですね。
でかまるの赤いやつ!! RED汁なし担々麺
「うまい大盛」がコンセプトの「でかまる」シリーズからリリースされた新作で、今回のテーマは「RED」。昨年の期間限定カップ麺は、あまり夏になっても唐辛子が目立っていなかったように記憶しているのですが(記憶違いかもしれませんがw)、今年は異様な酷暑にメーカーも尻を叩かれたのか、今週は特に刺激的なカップ麺の新商品が多いですね。
実は来週の8月13日、ブランドの強化を図るために「RED旨辛とんこつラーメン」のリリースが予定されており、「でかまる」シリーズから2週連続で「RED」がテーマの新商品が発売されます。まずは先に発売された、「RED汁なし担々麺」から食べてみましょう。
スペック
内容物は、「液体ソース」「粉末ソース」「レトルト調理品(ひき肉)」の3袋。
外装フィルムを剥がした後のフタ上にも記載されていますが、調理手順は「熱湯」>「湯切り」>「液体ソース」>「粉末ソース」>「レトルト調理」の順番です。
麺は見た感じ、「珍々亭 旨辛油そば」に使われていた油揚げ麺と似ていますね。
原材料をチェックしてみると、材料は同じでした。東洋水産のことですから、たぶん似たような麺だと思いますけど、製麺工程の違いで大幅に仕上がりが異なるので、原材料が同じだからといって仕上がりも同じとは限りません。
麺量は汁なし大盛りカップ麺の定量130g、下記に記載しているエネルギーや脂質の数値を見ても分かるように、なかなかの大物です。テーマが「RED」なので、唐辛子の刺激はもちろん、担担麺には欠かせない花椒、すでに味付け施されているレトルト調理品とソース類の兼ね合いなどにも注目しながら食べてみます。
エネルギー:772kcal
たん白質:13.8g
脂質:37.4g
炭水化物:95.0g
食塩相当量:5.4g
ビタミンB1:0.51mg
ビタミンB2:0.51mg
カルシウム:298mg
実食開始
名称:即席カップめん
原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、しょうゆ、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料及びかやく(植物性たん白、植物油、豚肉、香味油脂、チキンエキス、豆板醤、糖類、デキストリン、りんご酢、ねりごま、ラード、ポークエキス、食塩、香辛料、しょうゆ、甜麺醤、ごま、発酵調味料、でん粉、酵母エキス、ねぎ)/ 加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、カラメル色素、酒精、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、パプリカ色素、乳化剤、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチンを含む)
アレルゲン情報:小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・りんご・ゼラチン
モチモチ食感の食べ応えのある太麺に、唐辛子と花椒の辛さとお酢の酸味が利いたやみつきになる汁なし担々麺。
(東洋水産「商品情報」より引用)
めん
太くてモチモチとした食感の、食べごたえのある角麺。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
「珍々亭 旨辛油そば」では粘り気よりも歯切れのよさが目立ち、ごつい見た目のわりに食感そうでもないんだなー、などと思ったりしたんですけど、今度は製品説明通りモチモチとした弾力が得られ、しっかり食べ応えがあります。
微妙に違う麺なのか、それとも調理環境(熱湯の量や室温など)による差なのかが少し自信の無いところなんですけど‥(苦笑)とりあえず広島式の汁なし担担麺とは真逆の縮れた平打ちの太麺で、かなり豪快です。あまり「でかまる」らしさも感じられませんでしたが、しっかり大盛りだったし、東洋水産が製造するワイルド系の汁なしカップ麺らしさはバッチリでした。
精製ラードの風味が強く、それをクドいと感じるか芳ばしいと感じるかで評価が分かれそうですが、東洋水産の汁なしカップ麺を食べ慣れている方にとってはプラスに作用する項目になるでしょう。
ソース
チキンの旨味をベースに、唐辛子と花椒の辛味と、酢の酸味を利かせたソース。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
「RED」というタイトルですが、ピリ辛に毛が生えるか生えないかの低刺激で、私は辛い食べ物が好きなんですけど、それを差し引いて世間一般的に見てもピリ辛レベルだと思います。
上記の液体ソースに芝麻醤(ねりごま)、りんご酢などが含まれ、液体ソース単体の味を確かめてみると、りんご酢の酸味と芝麻醤のコクが印象的でした。しかし、赤(オレンジ?)色のオイルはフルでラー油というわけではありません。
粉末ソースにネギや花椒、すりごまなどが仕込んであったのですが、花椒は香りこそすれど痺れは弱く、やはり「RED」というには物足りなさを感じます。レトルト調理品を加える前の時点で味は濃いめでしたが、濃さのわりに旨味の厚さが比例していないような状態で、なるほどレトルト調理品の分が差し引いてあるんだなと納得しました。
かやく
レトルト辛肉調理品、ねぎ。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
レトルト辛肉調理品は豆板醤が主体の味付けで、こっちにも花椒が仕込んであるのか全体的に混ぜると花椒の麻味が少し強くなりました。唐辛子の刺激もソースより強めで、花椒と同じく全体の辣味は増しますが、それでもピリ辛ちょい上〜辛口未満だと思います。
肉は缶詰に入っているような風味だったので、それが苦手な方は気になるかもしれませんが、全体に満遍なく行き渡るサイズは好印象でした。ただ、少し気になったのが不自然な食感で、どうやら植物性たん白でカサを増しているようですね。
しっかり全体に馴染ませたら目立って気になりませんでしたが、ちょっとフカフカした食感で、単純に東洋水産の肉具材としては、レトルト調理品ではない乾燥味付挽肉のほうがクオリティは高いかもしれません。(※好みの問題だったらスミマセン)
レトルト調理品を全体に混ぜると必然的に味は濃くなりますが、しっかり混ぜて味が完成するタイプだったので、ソース類を馴染ませた後にレトルト調理品を入れて全体を大きく混ぜてから食べましょう。
ただ、全体にレトルト調理品を行き渡らせても芝麻醤のコクは残りますが、りんご酢のアクセントが鳴りを潜めてしまったのは少し勿体無かったです。ちょっと食感が寂しかったので、シャキシャキとした青梗菜が欲しいところではあったものの、レトルト調理品のコストを思えば無理は言えませんね。
総評
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)
「でかまる」の赤いやつということで、かの彗星よろしく3倍の速さに期待していたのですが、フタを開けてみたらガンキャノンでした、みたいな。しかしながらウマいかマズいかでいうと‥ウマいですw コンセプトを無視して味だけで評価するならば、★5でも差し支えないかもしれません。ただ、「RED」としては圧倒的に刺激が物足りないです。
苦手な方にとっては辛口認定されるレベルになるかもしれませんが、そもそも苦手だったら真っ赤なパッケージに「RED」なんてタイトルのカップ麺は購入の視界には入らないと思いますし、これを手に取る方は少なからず唐辛子の強い刺激に期待しているはずなので、もっと振り切ってもいいように思いました。
というわけで★ひとつ差し引いたのですが、味はイイ感じですよ。濃かったけどw どうせ大盛りのカップ麺を食べるなら、前回の記事で紹介した「リンガーハットのまぜ辛めん」よりも今回のREDがオススメです。値段が値段のカップ麺ですが、がっつり食べ応えもありますし、とりあえず唐辛子の刺激には期待せず、旨み重視の汁なし担担麺であることを念頭に置いた上で購入なさってください。
販売者:東洋水産
製造所:(株)東洋水産 関東工場
内容量:186g(めん130g)
発売日:2018年8月6日(月)
発売地区:全国(CVS / 量販店 / 一般小売店 他)
取得店舗:ローソン
取得価格:235円(税込)
希望小売価格:220円(税別)
JANコード:4901990361002
麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:700ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体ソース / 粉末ソース / レトルト調理品)
東洋水産株式会社:〒108-8501 東京都港区港南2-13-40
お客様相談室:0120-181-874
世間一般的に見てもピリ辛レベルだと思います・・・ほんまにぃ~~?
って思って読んでたら苦手な人は辛口だと判明・・
やっぱりな!ww
記事が3連続辛いから泣きそうな私(T_T)
たしかにね・・私は辛いものが苦手だからカップ麺コーナにいっても「赤」はステルス効果で見えなくなるわぁ(゚∇゚ ; )
でもまぁ・・・中には辛いのが苦手なのに、うっかり赤色に手を出す人もいるかもしれないし、たまには刺激低めののものがあってもねぇ(; ・`д・´) ダメかw