どうも、taka :aです。
本日の一杯は、「マイフレンド」「大黒」「AKAGI」の3ブランドで即席麺を製造している大黒食品工業のカップ麺、「大黒(DAIKOKU)酸辣湯麺(スーラータンメン)大盛り」の実食レビューです。
酸っぱ辛くて美味しい酸辣湯がテーマのカップラーメンなんですけど、パッケージには下記の警告文が‥
酸っぱ辛くてメチャ旨い!!
「DAIKOKU うま辛 麻辣麺 大盛り」と同じく、大黒食品工業の「大盛りバラエティシリーズ」に属している製品で、「うま辛 麻辣麺」は市販品として激辛と呼ぶに相応しい刺激的な仕上がりでした。
酸辣湯麺といえば程よく酸っぱ辛いのバランスが重要視されるべき食べ物といいますか、あまり小さなお子様や辛いものが苦手な方はご注意くださいのイメージはなかったりするんですけど‥
スペック
こちらもフタの手前にあるバーコードの下に、激辛カップ麺などで定番のコーション(警告)が記載されているのですが、確実に見える箇所ではるものの‥字が小さいw
この目立つんだか目立たないんだかの位置とサイズには今回も軽く悪意を感じるのですが、けっこうパッケージのイラストや配色は雰囲気ありますよね。
小袋構成は、「かやく入り粉末スープ」と「液体スープ」の2袋。
かやく入り粉末スープは異様に大きいのですが、液体スープは小さいです。これは遠近法とかではなく、東洋水産のタテ型ビッグでフタの上に貼り付けてある特製油くらいのサイズですね。液体スープというよりも、仕上げの調味油(辣油)っぽい雰囲気の小袋です。
内容量は110g(めん85g)なので、気持ち大盛りバケツ型の平均的な麺量(90g)よりも少なめですが、メーカーの希望小売価格は税別190円、私の取得価格は税込95円。おそらく一般的に、ほとんどの店舗で平均売価は100円前後になると思うので、コスパ高い系かもしれません。
原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩)、スープ(食塩、香辛料、植物油脂、酵母エキス、チキンエキス、醤油、砂糖、醸造酢)、かやく(たまご、しいたけ、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酸味料、増粘多糖類、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、トレハロース、酸化防止剤(ビタミンE)、ソルビット、香料、カロチノイド色素、グリセリン、クチナシ色素、pH調整剤、パプリカ色素、(原材料の一部に乳成分、ごまを含む)
アレルゲン情報:卵・乳・小麦・大豆・鶏肉・ごま
実食開始
エネルギー:476kcal
たん白質:9.9g
脂質:19.5g
炭水化物:65.3g
ナトリウム:3.2g
(めん・かやく:1.4g)
(スープ:1.8g)
カルシウム:168mg
※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:476kcal(めん・かやく:410kcal)(スープ:66kcal)
食塩相当量:8.1g(めん・かやく:3.5g)(スープ:4.6g)
「極旨辛味・極旨酸味」の定番辛口ラーメン
(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)
めん
うま辛スープと相性のよい中細面。
(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)
製品説明が「中細面」となっていることが激しく気になるのですが、引用文を修正して掲載すると法に牴触するので‥このまま参りますw「うま辛 麻辣麺」では原材料名の「小麦粉」横に「(国内製造)」の文字があり、こちらには記載されていませんでしたが、おそらく同じ油揚げ麺だと思います。
特筆してクオリティの高い麺ではありませんが、そのクラシカルな質感には独特の魅力が得られると思いますし、これが再現カップ麺だと大きく足を引っ張る要素になるものの、100円前後で購入できるカップ麺としてはプラスに働く要素と言えますよね。
丸刃でカットされた口当たりのいい中細麺で、縮れは強く、油揚げ麺特有の風味も遠慮なし。だけど、酸化したような油揚げ麺臭やクドさで萎えさせるような風味ではありません。適度に芳ばしく、そして油揚げ麺特有の甘味が心地よいとさえ思えます。
スープ馴染みのよい麺の質感と程よい縮れからスープとの一体感も問題ありませんし、とろみによって保温性の高い状況下に置かれていても意外と食感の持続力は高く、大盛り商品に於いて食感の持続力は嬉しいメリットですよね。麺の量は85gでしたが、特に少ないとは感じませんでした。
スープ
「ラー油の辛さと食酢の酸っぱさ」を効かせたうま辛スープ。
(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)
取得価格が取得価格だったので、あまり期待していなかったんですけど、いやいやいや‥これはイイですよ。私は酸味が好き過ぎて感度が鈍ってしまったのか、ちょっと酸味に関しては鈍感なんですけど、くっきりとした輪郭のある酢の酸味には本格さを感じました。
液体スープを入れる前に少し味見してみると、かやく入り粉末スープだけの段階でも酸味がハッキリとしていたんです。まぁでも普通に酸っぱ辛い感じなんだろうなー、液体スープの中に入ってるラー油で少し辛さがアップするんだろうなー、くらいに思っていたら、液体スープから最初に出てきたのは‥なんと、透明な液体。
そう、中にはラー油系の成分も入っていましたが、酢も仕込まれていたんです。それによって酸味の輪郭が増し、一見して明白に酢の酸味が主張してきました。酢が苦手な方は酸辣湯麺がテーマのカップ麺なんて買わないと思いますけど、ほどほどでいいや‥くらいだったら、この酸味は強すぎると思います。そして、主張が強いのは酸味だけではありません。
辣味も酸味に負けず拮抗しており、それはラー油の辛さというよりも粉末スープに仕込まれていたパウダー状の唐辛子が辣味の演出を担っているように感じたのですが、こちらも苦手ならヤメといたほうがいいレベルです。激辛クラスとは言えないものの、とりあえずピリ辛のレベルは軽く超え、一般的に見ても辛口のラインには余裕で達していると言えるでしょう。
しかしながら酸っぱ辛いインパクトだけで喰わせる短絡的なスープではなく、スープのベースからはシンプルながらも動物系の旨味が得られ、それでいてスッキリとした印象を崩さない適度な土台をチキンが構築。先に麺の項目で触れてしまいましたが、酸辣湯には必須の(と、勝手に思っている)とろみも強く、しっかり “酸” “辣” 湯麺していました。ひとつネックを挙げるなら、ちょっと塩気が強いところですね。
かやく
「ふんわり卵」「椎茸」「小葱」入り。
(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)
けっして量が多いとは言えませんが、酸辣湯のメイン具材と言っても過言ではない玉子と椎茸はバッチリ押さえてます。で、こうやって見るとショボく見えるんですけど、エースコックのスーパーカップも新商品だと具材こんなもんですからねw
小葱は存在感ありませんでしたが、少量ながらも分厚い椎茸は椎茸らしからぬ歯応えで食べ応えがありw ふんわり卵はシルクのような口当たりとは言えないものの、酸辣湯の雰囲気を演出する上で効果的でした。
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
平均売価が100円前後であることを踏まえての評価になりますが、上出来です。
くっきりとした輪郭のあるフレッシュな酢の酸味は、他社の大手メーカーが作るカップ酸辣湯麺でも滅多に御目に掛かれるものではありませんし、酸味だけでなく唐辛子の辣味も拮抗して打ち出されている、値段のわりに本格的だった酸っぱ辛いスープからは高い満足感が得られました。
「激辛」とか「激酸」などと言えるほど強烈なインパクトではありませんでしたが、お酢か唐辛子の片方がダメならスルー推奨クラスなのは間違いありませんし、それでいて両者ともに明白でありながら酸っぱ辛いの均衡は保たれている、とてもコストパフォーマンスの高いカップ麺です。
先進的ではない油揚げ麺もマイナスに作用することなく、具材のボリュームも100円前後で入手すれば気にならないと思いますので、酸っぱ辛い味が好きなら遠慮なく試してみてください。
製造者:大黒食品工業
内容量:110g(めん85g)
発売日:-
発売地区:-
取得店舗:スーパー
取得価格:95円(税込)
希望小売価格:190円(税抜)
JANコード:4904511003153
麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:450ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ / 液体スープ)
大黒食品工業株式会社:〒370-1101 群馬県佐波郡玉村町藤川128
お客様相談室:0120-231-178
酸味大好き!!辛味苦手な私です。だけど酸味があるとある程度辛味はたべられるんだよね〜╭( ・ㅂ・)و グッ ! 100円前後で確保できるだったら試してみたいカップ麺♪この酸味は魅力的!!塩分キツめっぽからどんなに美味しくてもスープは飲まないぞっと+.d(・∀・*)♪゚+.゚
これはうまいやろ!絶対はずさないと思う!買うべし!
きたぞ!美味しそうな酸辣湯。
でも、スーパーで見たことないな~~~。
しかし、すっぱ辛いのは娘とシェアができない^^;
この麺量、いけるか!?
あっ今、一平ちゃんのすっぱむーちょ食べたw
もっともっとパウダープリーズ!やった。いやもしくはパウダーそのままで麺量ちょっと減らしてくれた方が私の場合は満足度が高いかな( ´艸`)
100円前後でこんなカッブ麺があるとは。酸っぱ辛さのスープの出来がいいというならこれは買いだな(`・ω・)bグッ!
やっぱり?”スーラータンメン”は特殊色が強いので安くなるのかな?
(-ω-;)ウーン ちょっと、独特だもんね。
でも、僕も見つけたら買ってみる。(((uдu*)ゥンゥン