大黒食品工業「大黒 濃厚カレーラーメン 大盛り」

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大黒食品工業

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2017年7月3日(月)発売のカップ麺、大黒食品工業「大黒 濃厚カレーラーメン 大盛り」の実食レビューです。

「うま辛 麻辣麺 大盛り」「酸辣湯麺 大盛り」と同じ「大盛りバラエティシリーズ(DAIKOKUバラエティシリーズ)」に属しており、そのシリーズ第3弾に当たるカップ麺です。

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No CURRY, No LIFE!!!!!

※私が心に決めている座右の銘ではありません。

「酸辣湯麺」のニュースリリースが見当たらなかったので、どちらがシリーズ第1弾なのか完全に把握できていないのですが、おそらく「麻辣麺」「酸辣湯麺」「濃厚カレーラーメン」の順にリリースされて第3弾なのでしょう。

2018年1月15日に「大黒 ぶし味噌ラーメン」というシリーズ第4弾がリリースされているのですが、お目にかかったことはありません。大黒食品のカップ麺って頻繁に見かける時は見かけるのに、いざ必要な時になると突然エンカウント率がドラキーからメタルスライム並みに下がるんですよね‥

すでにレビュー済みの「麻辣麺」と「酸辣湯麺」は以前から何度かスーパーで見かけていたのですが、こちらの「濃厚カレーラーメン」は今年になってから初めて発見しました。

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冒頭でも触れたように、昨年の7月から発売されていたようです。なぜかローカルスーパーで新商品として発売されていたのですが、原材料名の「小麦粉」横に「(国内製造)」の記載があったので、マイナーチェンジしたのかもしれません。

濃厚の定義は人によって様々かとは思いますが、やはりカレーの場合は粘度の高さもポイントになってきますよね。そして、紹介してきた「麻辣麺」や「酸辣湯麺」と同じく‥

スペック

こちらにも “辛い食べ物が苦手な人は無理をしないように‥” とのコーションがあります。一応、パッケージに「RICH&SPICY」の文字は記載されてりますが、「EXTREMELY」や「HOT」などの文字は見当たりません。

それどころか写真の警告文を除き、日本語標記でも「激辛」ないし「辛口」の文字すらありません。

内容物は「かやく入り粉末スープ」のみという潔い構成で、液体スープや調味油などの別添はありませんが、基本的にカレー味のカップ麺は粉末スープだけのほうが功を奏することも多々あります。

というか、潤滑油が必要な汁なしカップ麺やエースコックの固形ルゥを除いて、むしろ粉末スープだけのほうが主流ですよね。

「麻辣麺」と「酸辣湯麺」には、おそらく同じ油揚げ麺と思われる熱湯3分の中細麺が採用されていましたが、こちらは熱湯5分の中太麺。メーカーの希望小売価格は税別190円で、私の取得価格は税込95円です。

「濃厚」「とろ〜りカレー」「特製カレースパイスの芳醇な香りと深み」などの魅力的なキーワードに加えて、「No CURRY, No LIFE!!!!!」からの「CAN’T STOP!」など、かなり期待値が上がっている現在。

カレーうどんもカレーラーメンも、そのままカレーライスにできそうなくらい高粘度なスープが好きなので、そんなヤツがお送りするレビューであることを念頭に置いてご覧いただければと思います。

名称:カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、かやく入り粉末スープ(粉末じゃがいも、キャベツ、カレー粉、食塩、砂糖、香辛料、味付挽肉(鶏肉、豚肉)、チキンエキス、ポークエキス、しょうゆ、酵母エキス、コーン、赤ピーマン、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、酸味料、微粒二酸化ケイ素、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、クチナシ色素、(一部に卵・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:卵・小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

コンタミネーション:そば・乳成分・えび・かに

実食開始

1食(105g)当たり

熱量:461kcal
たんぱく質:10.1g
脂質:16.9g
炭水化物:67.1g
食塩相当量:4.1g
(めん・かやく:1.6g)
(スープ:2.5g)
カルシウム:185mg

※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:461kcal(めん・かやく:419kcal)(スープ:42kcal)

特製カレースパイスの芳醇な香りと深み!

(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)




めん

とろーりカレースープにしっかりと絡む中太麺。

(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)

口当たりのいい中太麺

口当たりにカドの立たない平打ちの中太麺で、当然のように油揚げ麺です。わりと食べ始めはモチモチとした弾力が得られ、中盤から軽めの食感に変わってくるのですが、およそ一般的な取得価格の平均として想定される100円前後のカップ麺であることを考慮すると、目くじらを立てるほどの麺ではありません。

ただ、後半の軽い食感は少し独特で、だらけきって伸びたような食感とは少し違い、むしろ喉越しがよく、しなやかな印象すら覚えます。とはいえ油揚げ麺の風味は容赦ないので、日清食品が製造する油揚げ麺のような洗練された面持ちではありませんが、きちんと食べ応えはありました。

麺量は紹介してきた他の大盛りバラエティと同じく85gと少しだけ控えめですが、特に少ないとは思わなかったです。まぁ少しだけ控えめって「スーパーカップ」や「でかまる」と比較して5gほど少ないってだけなんですけどねw

しかし、近日に食べた「麻辣麺」や「酸辣湯麺」の印象が残っているからなのかもしれませんが、どうしても麺の存在感がカレーのシャープさをマスクする懸念があったので、カレーのスパイスを抵抗なくリフトしてくれるように中細麺のほうがよかったんじゃないのかなぁ‥とも思いました。

スープ

チキンとポークをベースに、カレースパイスを絶妙にブレンド。じっくり煮込んだ、「コクと深み」と「とろみ」のあるスープ。

(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)

粉末ならではのドライなスパイス

さすがに固形ルゥをダイレクトに放り込んでくるカレー味のパイオニア*・エースコックが送るカレー系の重厚感には及びませんが、スパイスのベクトルは日清食品の「カップヌードル カレー」よりも東洋水産の「黒い豚カレー」や「ボンカレー」とのコラボカップ麺(ローソン先行商品)に使われていたようなタイプに属しており、粉末ならではのドライなスパイス感を打ち出しつつも家庭的な印象を受けます。

* 日本初で初めて世に放たれたカレー味のカップ麺は、日清食品の「カップヌードル」ではなく、タッチの差でエースコックの「カレーヌードル」が先を越しました。

・1973年2月 – エースコック「カレーヌードル」
・1973年5月 – 日清食品「カップヌードル カレー」

そんな家庭的かつ少し本格さも感じさせてくれるスパイス感は無条件で好印象だった反面、さすがに甘口とは言いませんが、よくて中辛‥いや、ピリ辛ちょい上くらいかなぁ‥(※個人差あります)

香辛料の中には唐辛子と思われる芳ばしさと辣味を感じましたが、一般的に見ても辛口に満たない刺激だと思います。「麻辣麺」はガッツリ辛かったし、「酸辣湯麺」もイイ線いってましたが、今回の「濃厚カレーラーメン」では刺激に期待しないほうが賢明です。

で、ちょっと注意していただきたいのが‥めっちゃかき混ぜてください!

とろみ成分が粉末スープに含まれているのですが、ざっと30秒くらい混ぜて “もういいかな?” ←と、ここで諦めてはいけません。さらに混ぜること30秒(計1分)どんどん粘性が増していきますので、最短でも1分は混ぜ続けましょう。面倒ですか?わかります‥でも、ガンガンかき混ぜてください。

とろみは増粘多糖類による演出もありますが、粉末じゃがいもの効果も高く、人工的でネガティブな粘性ではありませんでした。畜肉系の旨味も大きく物足りなさを感じさせないよう土台は丁寧だったし、いい意味でチープなカレー味です。

かやく

カレー味に良く合うキャベツ、肉そぼろ、ねぎ入り。

(大黒食品工業「商品発売案内」より引用)

値段を思えば及第点‥かな

ご覧の通りキャベツも肉そぼろも小さく、ボリューム満点とは言えません。しかし、大手メーカーの看板ブランドである「日清のどん兵衛」や「スーパーカップ」の変わり種と比較してみると、実は遜色のないボリュームとも言えますよね。

‥‥強引でしょうかw

なぜか製品説明ではアピールされていませんが、コーンと赤ピーマンも入っています。ひとつだけ異様に硬いコーンがあって驚きましたがw 粉末カレーとコーンの甘みは対比が心地よく、赤ピーマンの風味も味のアクセントに寄与していました。

ねぎの存在感はイマイチよく分からなかったんですけど、小さい肉そぼろは某スポンジ野郎のようなスカスカ味なし肉そぼろではなく、100円前後で店頭に並ぶことを思えば及第点の肉具材でした。ちょっとボリュームは少ないけど、値段が値段ですからね。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)

バーコード下の警告文に期待すると肩透かしを喰らう羽目になりますが、「とろ〜りカレー」は大丈夫です。でも、しっかり混ぜてください。え‥まだ? もうええやろ‥え、まだ? ってくらい混ぜましょう。

ちょっと麺のサイズは改善の余地ありかなぁ‥で、そんなに辛くなかったなぁ‥という希望的不満が少し残ってしまいましたが、期間限定ではない大盛りバケツ型のカレー味は少し珍しいですし、100円前後といえば廉価版のカップ麺と同じ土俵なので、総評は及第点としました。

取得価格を加味しての評価になりますが、刺激に対する期待値さえ調整済みであればアリかと思います。

製品名:大黒 濃厚カレーラーメン 大盛り
販売者:明星食品
内容量:105g(めん85g)
発売日:2017年7月3日(月)
発売地区:全国(スーパー等)
取得店舗:スーパー
取得価格:95円(税込)
希望小売価格:190円(税別)
JANコード:4904511003160

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:450ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(かやく入り粉末スープ)

大黒食品工業株式会社:〒370-1101 群馬県佐波郡玉村町藤川128
お客様相談室:0120-231-178

  1. カレー系は、日進カレーライスCUP NOODLEしかほとんど食べないんですが、濃厚っと、聞くと目を引き寄せられます、天一ぐらいのドロドロ系なら飛び付くかも!

    • Re:坂田さん

      日清が日進になってるよ(笑)

      残念‥天一の濃厚とは違いますね;

      ただ、値段を思えばですし、安心感は得られるかと!

  2. 甘口よりの中辛キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !
    世の中には中辛以上激辛未満みたいなカレー味のカップ麺しかないんやと思ってた(゚∇゚ ; ) しかも粘度高めとかいいやん♪ ご飯入れて食べたい(≧∇≦) ←カレーライスを食べなさいw ただ大盛りは食べ切れいないのが悲しいところ・・・小盛り出してくださいっ!!

    • Re:ビー玉

      嬉しそうw いやいや、けっこう甘口のカレー系カップ麺も紹介してきたよ?ローソンのボンカレーコラボとか中辛?はい?だったし(笑)

      大盛りの麺を食べ終わってからライスはオススメしません!(※女性には!)

      小盛り‥さて、小盛りと濃厚カレーの需要が合致するかどうかやね。

      意外とミニサイズのカップ麺は多いから、ちょっとレビューしてみるのも‥って、誰にお願いしとるのだw

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