ハラが減っては、闘えない。“SURVIVE in 2023” 夏の辛うま「レッドシーフードヌードル」今年も登場!!

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2023年7月17日(月)新発売、日清食品のカップ麺「カップヌードル レッドシーフードヌードル(11代目)」の実食レビューです。

発売11年目の夏、今年も “辛うま” なアイツが帰ってきた‥‥。即席カップめん業界における夏の風物詩 〜RED SEAFOOD〜 2023年も堂々降臨!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル レッドシーフードヌードル 2023

カップヌードル(CUPNOODLE)とは、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る日清食品のブランドで、1971年(昭和46年)9月18日に発売された “世界初のカップ麺” である——というのは言わずと知れた話。日本国内におけるマーケットシェアはもちろん、今や世界100ヶ国にも流通している、真のグローバルブランドとしてのポジションを確立しました。

今年も出たぜ夏の辛口!!

今回の新商品「カップヌードル レッドシーフードヌードル」は、1984年(昭和59年)7月23日の発売以来、熱狂的なファンを数多く生み出している「カップヌードル」きっての人気フレーバー「シーフードヌードル」をベースにした変わり種で、ポークと魚介の旨みを効かせたシーフードスープに、唐辛子と粗挽き黒胡椒でアクセントを加えた、夏だけの “辛うま” な味わいを特徴とする一杯。

夏の辛口「レッドシーフードヌードル」が初めて発売されたのは、現在を遡ること約10年、2013年(平成25年)7月29日の話。——ええ、2023年は「レッドシーフードヌードル」発売10周年を迎える記念すべき節目でもあるのですが、それはさておき初代「レッドシーフードヌードル」は “闘うあなたを「熱く・赤く・辛く」応援する” SURVIVE!レッドシリーズ第1弾として開発された商品。

これからの時代を生きぬく若者たちに捧げる、SURVIVE!〜ハラがへっては、闘えない。〜 をテーマに掲げた一杯としてデビューを飾り、その約3ヶ月後となる10月21日にレッドシリーズ第2弾「レッドカレー」を、同年12月2日にレッドシリーズ第3弾「レッドチリトマトヌードル」を展開していたものの、そこから夏の定番としてサバイブしたのは「レッドシーフードヌードル」のみでした。

2023年の夏は「どん兵衛」と「U.F.O.」も参戦

ちなみに2023年は “うまさ全開、夏はシーフード!” と題し、日清の御三家(カップヌードル / 日清のどん兵衛 / 日清焼そばU.F.O.)から「レッドシーフードヌードル」及び「シーフードちゃんぽんうどん」及び「濃い濃いシーフードBBQ風焼そば」並びに夏季限定パッケージの「シーフードヌードル」も同時に発売しているのですが、まずはセンターの「レッドシーフードヌードル」から掘り下げていきます。

開封

すっかり見慣れた猫耳のWタブ

例年の「レッドシーフードヌードル」と同様に、今回のカップ麺にも小袋は別添されていないため、お湯を注ぐだけで食べられる簡便性の高さはもちろん、ゴミの量が少ないのはサスティナブル(SDGs)的に評価できる部分。サスティナブルといえば、プラスチック原料の削減を目的に、2021年7月19日発売品(9代目)から「レッドシーフードヌードル」も “猫耳型” のWタブ(ダブルタブ)になりました。

お、けっこうバランスのいい個体を引いたかも

かやくは、イカ・キャベツ・スクランブルエッグ・カニ風味カマボコ・ネギの組み合わせで、通常の「シーフードヌードル」には “ほぼイカ” という魚肉練り製品を搭載していますが、夏の「レッドシーフードヌードル」に “ほぼイカ” は入っていません。量については個体差が生じるため、極端にイカが少ないクジに当たることもありますけど、今回は比較的にバランスのいいラインナップでしょうか。

ちなみにGoogleのサジェストを見ると「レッドシーフードヌードル 売ってない」「レッドシーフードヌードル いつから」などのキーワードが残っているのですが、前述のように “夏の定番” なので、秋には見かけなくなるかもしれません。どこに売ってる?(どこで売ってる?)については地域差もありますが、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど、たぶん全国的に “どこにでも売ってる” と思います。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル レッドシーフードヌードル
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:75g(めん60g)
商品コード:4902105263549(JAN)
発売日:2023年07月17日(月)
実食日:2023年07月19日(水)
発売地域:全国
取得店舗:スーパー
小売価格:236円(税別)
購入価格:159円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(ポーク調味料、香辛料、チキン調味料、豚脂、香味調味料、ほたて調味料、糖類、乳等を主要原料とする食品、にんじん調味料、粉末しょうゆ、食塩、オニオンパウダー、たん白加水分解物、魚醤、ポーク調味油)、かやく(いか、キャベツ、味付卵、魚肉練り製品、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、増粘多糖類、カラメル色素、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、乳化剤、香料、酸味料、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

見慣れた油揚げ麺を搭載

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯3分と標準的。詳しくは後述しますが、おそらく例年通り定番の「カップヌードル シーフードヌードル」と同じ仕様の麺と思われます。ちなみに余談なんですけど “熱湯1分でフタを半分ほど開き、かるく混ぜてからフタを閉じ、計3分待つとコシが強くなる” ので、気が向いたら試してみてください。

勝ち確です

前述のように小袋は別添されていないため、お湯を内側の線まで注ぎ、フタをして待つこと3分。その間にも漂ってくる湯気の香りときたら‥‥たまりませんなw からの具材で麺が見えなくなるほどのボリュームは、さすがの「カップヌードル」と高く評価せざるを得ない圧巻の雰囲気。

ちなみに “辛口” をテーマにした「レッドシーフードヌードル」ですが、容器側面の辛さレベルは5段階基準で真ん中より下の「2」となっているため、ほどよい辛味の加減や中毒性の高さはもちろん、前回発売品との違いにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(75g)あたり
カロリー:344kcal
たん白質:9.0g
脂  質:14.6g
炭水化物:44.1g
食塩相当量:5.1g
(めん・かやく:2.2g)
   (スープ:2.9g)
ビタミンB1:0.55mg
ビタミンB2:0.25mg
カルシウム:93mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:344kcal(めん・かやく:305kcal)(スープ:39kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いつもの「シーフードヌードル」と同じ

「カップヌードル」シリーズに使われる油揚げ麺は、約2mm幅のサイズを標準とし、スープの味が濃い「カレー」や「チリトマトヌードル」「味噌」などには約3mm幅の太麺を合わせ、5年以上前までは約1.8mm幅の細麺もあったんですけど、それはさておき夏の定番「レッドシーフードヌードル」には約2mm幅の油揚げ麺を合わせています。

安心と信頼のクオリティ

さらに、スープの味に合わせて配合を変えている、というのも特徴的なポイントで、今回の「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料」という原材料名の構成は、REDのベースになっている「シーフードヌードル」の流れを汲んだ配合になります。ただ、厳密にいうと「シーフードヌードル」の原材料名に “香味調味料” の表示はありません。

おそらく食品表示法の関係で、原材料名の表示がオリジナルと変わり種で違う、あるいは微妙に配合を変えている可能性もありますけど、たとえば後者だとしても極めて微調整に過ぎません。何はともあれ体感的には「シーフードヌードル」の油揚げ麺なので、そのような認識で問題ないでしょう。ええ、後述するスープとの相性はバッチリですよ。

スープ

発売10周年でもブレない

このブログでは昨年の夏、あえて取り上げなかったんですけど、結論からいうと前回発売品(2022年7月18日発売の10代目)と同じ内容で、体感的にも大きく変わったポイントはありません。ちょっとポークの乳化感が強くなったというか、まったりとした旨みが増しているような‥‥などと感じた節もありましたけど、ひとまず原材料名の表示は昨年と一致。

本家「シーフードヌードル」には貝の旨みを出すために “あさり調味料” を使っていますが、夏の「レッドシーフードヌードル」では “ほたて調味料” を使い、なるほど辛味の強さは万人ウケするピリ辛を守りながら、たしかな唐辛子の刺激と芳ばしさで差別化を図っている‥‥いやー、あいかわらずウマいw

メーカーがピンポイントに訴求しているわりに粗挽き黒胡椒の刺激は目立っていませんが、キムチっぽい風味は明確で、中毒性を高めることに寄与しており、それを強めてくれる魚醤のアクセントなど、まさに “あの味わい” を忠実に踏襲していました。それだけに新鮮味はないけれど、ファンの期待を裏切ることもない、堂々たる風格を備えた味わいです。系統としてはジャンクでスナック的なんですけどねw

かやく

ほぼイカの導入も時間の問題か‥‥

ちょいちょいタコと間違われているイカは、ギュッと噛み応えのある食感で、噛めば噛むほど旨味が滲み出てくるタイプ。片やカニ風味カマボコは柔らかめの食感ですが、全体のシーフード感を強める要員として充分に機能しており、ジャンクで甘い味付けのスクランブルエッグは中毒性を高めることに寄与。

みずみずしいキャベツは食べ応えアップに、シャキッとしたネギは歯触りのアクセントに効果的で、全体的に量も少ないわけではなく、これといって文句の付け所は見当たりませんでした。しかし、あれやこれやの高騰が相次いでいる現状から、ほぼイカ(魚肉練り製品)の導入は近いかもしれません。

総評

6.0

記念すべき「レッドシーフードヌードル」発売10周年の節目だったので、なにか分かりやすい変更があるのかと思いきや、昨年との目立った違いはパッケージのデザイン変更(夏はシーフード! の訴求)くらい。というわけで、新鮮味こそ感じられなかったものの、それだけに大きな裏切りもなく、すでに「レッドシーフードヌードル」は完成形にあると、そのような自負を感じる仕上がりでした。

しかし、もしかすると「SURVIVE! レッドシリーズ」10周年を記念した新商品、あるいは復刻商品の登場にも期待できる2023年なので、引き続き油断できませんよ【author・taka :a(大石敬之)】

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