エースコック「CoCo壱番屋監修 濃い出汁香るカレーそば」特製和風とび辛スパイスの威力は‥

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年11月5日(月)新発売のカップ麺、エースコック「CoCo壱番屋監修 濃い出汁香るカレーそば」の実食レビューです。

エースコック×ココイチのカップ麺「CoCo壱番屋監修」シリーズより、オリジナルの “特製和風とび辛スパイス” を別添した寒い季節に嬉しい和風あったかメニュー、「とろ〜りカレーうどん」と「濃い出汁香るカレーそば」がリリースされました。

特製和風とび辛スパイスは辛い?辛くない?しっかりと濃い出汁が香っているのか‥実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

CoCo壱番屋監修 濃い出汁香るカレーそば

すでに前回の記事でレポ済みの「とろ〜りカレーうどん」は、幅広い層の方が親しみやすい高粘度カレーうどんに仕上がっていたのですが、蕎麦のテーマは「濃い出汁香る」ということで、方向性は異なっています。

別添の和風とび辛スパイスは、どちらも “カップ麺だけの” オリジナルブレンド。とろ〜りカレーうどんは「特製柚子ブレンド」となっていたのですが、こちらは「特製魚粉ブレンド」となっているので、辛さと同時に魚粉で出汁をブーストする仕様となっているようですね。どうでもいいけどイラストのデザインが「鯉」に見えたのは私だけでしょうか‥w

個人的にカレーうどんだと和風だしはあってもなくてもよくて、なんだったらカレーライスになるようなルゥをそのままかけても成立する、などと思っているのですが、やはりカレーそばといえば “お蕎麦屋さん” のイメージから “出汁で伸ばしたカレーつゆ” が思い浮かびますし、自分で作る時も(私は滅多に食べませんが)基本は出汁で伸ばします。

あまり三角形の油揚げはイメージにないのですがw 入れるなら刻み揚げじゃないですかね。いや、そう考えたらスクランブルエッグ系のタマゴとか違和感すごいな‥とかっていろいろ思いながら執筆してたんですけど、そういえば蕎麦屋でカレーそばを頼んだことなんて人生で2回くらいしかないかもしれない‥と、急に自信がw

でも最近ちょっとエースコックの蕎麦(麺)は期待値が高いので、何気に食べるのを楽しみにしていました。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

別添の小袋は先入れ「かやく入り粉末スープ」と後入れ「スパイス」の2袋構成で、かやく入り粉末スープは異様にデカく、事前に入っていた三角おあげは小さいです。で、かやく入り粉末スープのパッケージに描かれている賑やかな “こぶた” のイラストなんですけど‥

こいつだけ妙に攻撃力高くないですかねw まるで三叉戟(さんさげき)を彷彿とさせる大きなトライデント型のフォークも然る事乍ら、こぶたの不敵な笑みですよ‥やばい、ツボ。「おらおらどうした〜?」とかって吹き出し付けたい。(※閑話休題)

かやくと粉末スープが同梱されていることとスパイスの小袋よりも小さな油揚げ麺にコストの限界を感じてしまうのですが、最近のエースコックは和蕎麦に強い印象があるので、麺のクオリティに期待‥したいんですけど、現段階(調理前)の見た感じはフツーです。

ってことはスープに全力投球か‥?メーカーの希望小売価格は税別200円で、私の購入価格は近畿のローカルスーパーにて税込116円。コンビニでは同時発売品の「とろ〜りカレーうどん」よりも今回の「濃い出汁香るカレーそば」を多く見かけたんですけど、カレーうどんよりも蕎麦のほうが需要予測的に売り上げの見込みがあるのでしょうか。

製品情報・購入価格

製品名:CoCo壱番屋監修 濃い出汁香るカレーそば
製造者:エースコック
内容量:93g(めん78g)
発売日:2018年11月5日(月)
JANコード:4901071231750
希望小売価格:200円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:116円(税込)
取得店舗:スーパー(フレッシュバザール)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:510ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ・スパイス)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖、ヤマイモパウダー)、かやく入りスープ(食塩、カレー粉、砂糖、ポークエキス、ポーク調味料、粉末しょうゆ、カツオブシパウダー、酵母エキス、たん白加水分解物、ねぎ、卵、香味調味料、オニオンパウダー、ガーリックパウダー)、かやく(味付油揚げ)、スパイス(香辛料、魚介パウダー)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、リン酸三ナトリウム、カラメル色素、重曹、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(カンゾウ、スクラロース、アセスルファムK)、カロチノイド色素、酸味料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・さば・大豆・豚肉・やまいもを含む)
【アレルギー表示】
小麦・そば・卵・乳成分・さば・大豆・豚肉・やまいも

実食開始

かやく入り粉末スープの中には、おそらくタマゴ具材とネギが入っています。香りは同時発売品のカレーうどんよりも強く、蕎麦に合わせての配慮か和風だし(カツオ)の香りもキリッとしていました。

はい、完成。で、ちょっと驚いたのがタマゴなんですけど、まさかの掻き玉系でした。それにスープも鰹出汁で伸ばしたようなコンセプトのイメージからサラッ‥としているスープを想像していたんですけど、とろみ成分が含まれていたので、最短でも30秒は混ぜたほうが安心です。

それでは実際に食べてみましょう。まずは蕎麦のクオリティとスパイスを攪拌する前の状態のスープをチェックし、とび辛スパイスによる変化に注目しながらレビューします。

1食(93g)当たり

カロリー:393kcal
たん白質:10.4g
脂  質:13.1g
炭水化物:58.3g
食塩相当量:6.7g
(めん・かやく:2.0g)
(スープ:4.7g)
ビタミンB1:1.00mg
ビタミンB2:0.54mg
カルシウム:190mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:393kcal(めん・かやく:325kcal)(スープ:68kcal)

めん

適度な弾力と歯切れの良さを併せ持った角刃のめんです。そばの風味豊かなめんに仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

いたって平々凡々でした

たとえば日清のどん兵衛を超えたと言っても過言ではない「THE 和」シリーズのリアルな蕎麦だったり、「スーパーカップ」や「厚切太麺」シリーズに使われてる田舎蕎麦風の野趣に富んだ蕎麦ではなく、例えるなら東洋水産の「マルちゃん 緑のたぬき天そば」と同系統にある即席麺ならではの伝統的な油揚げ蕎麦です。

つなぎに使われているヤマイモパウダーの風味だったり、縮れの強いクラシックな風貌や食感も似ていました。食べ始めは適度な弾力と歯切れの良さが楽しめたし、カレー風味の中にあっても蕎麦粉の香りは強めに香ってくるので、それについては印象が良かった反面、食感の持続力はありません。

中盤以降は頼りない食感で、麺量も同時発売のカレーうどんと同じく78gと大盛りバケツ型の平均値(90g)よりも控えめです。カップ麺でしか味わえない魅力が楽しめる反面、値段以上でも以下でもありませんし、それ以上にスープや具材の個性が強いと話は変わってくるのですが‥

スープ

鰹をしっかりと利かせた和風だしに、玉ねぎや豚の旨みが溶け込んだカレースープです。鰹やサバなどの魚粉を加えた特製和風とび辛スパイスをかけることで、一層だし感のある和風カレースープに仕上げています。

(エースコック「商品情報」より引用)

無難に美味しい和風カレーつゆ

特製和風とび辛スパイスを加える前のスープからは「濃い出汁香る」というほどのインパクトは得られなかったんですけど、旨味のベクトルはカツオを中心とした魚粉ではなく “出汁” で、カレーのルゥを繊細な和風出汁で上品に伸ばしたような方向性でした。

この時点でカレーの風味も確かに存在しているのですが、辛さについてはピリ辛以下。やや塩気は強めで、早くも蕎麦粉の香りがスープに移り、無難で没個性ながらも穏やかに美味しいです。とろみは意識して付けられているのですが、自然に優しい口当たりで、不自然な粘性率ではありません。

とび辛スパイスを全投入して馴染ませると魚粉の効果でカツオの厚みは増すのですが、それが特筆して強いわけではなかったです。また辛さについてもピリ辛以下に毛も生えないような状態から少し産毛が生えたかな?くらいで、スパイス投入前と比較してメリハリは生まれるものの特別ではなく、ここにきてノーマルの印象。

スパイスの魚粉が加わっても魚粉推しのテイストではなく、最後まで “出汁” のニュアンスを貫いていたことには好感が抱けた反面、さすがココイチ監修!よっ、香る濃い出汁にくいねぇ!みたいな感動はありませんでした。

かやく

程良く味付けした油揚げ、彩りの良いねぎ、ふんわりとした食感の卵を加えて仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

可も無く不可も無し

三角油揚げの味付けは、きつねうどん(関西)に入れたくなるタイプの甘口で、醤油のエッジはありません。ちょっと甘すぎるかなぁ‥とも思ったのですが、サイズのわりに存在感はありました。ネギは多めに入っていて、シャキッとした歯触りが食感のアクセントに効果的。で、意外だった掻き玉系のタマゴ具材ですよ‥

おもいっきりパッケージの写真では、ふっくらとしたスクランブルエッグ系(日清食品のカップヌードルに入ってるタマゴの系統)に見えたので、意表を突かれました。しかしながら量は少ないため、結果的に目立ってなかったです。

とろ〜りカレーうどんには3種類の “きのこ” が入っていたんですけど、こっちもカレーきのこ蕎麦がよかったなぁ‥って、それじゃ同時発売品としての差別化にならないんでしょうね。そもそも出汁が違うので、両方ともカレー×きのこで問題なかったんじゃないのかなと思いつつ、大人の事情があっての策だったらすいません。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)

おいしいかマズイかでいえば、おいしいです。ただ、良くも悪くも “普通においしい” カップ麺で、もちろんイマイチではないけれど、CoCo壱番屋だからこそのインパクトは得られず、カツオも明白ながら記憶に残るほどではありませんでした。

もしセールか何かで税込105円だったら、ぜんぜん買っちゃって問題ないと思います。しかし、それ以上の感動を得るのは難しいかもしれません。スーパーやドラッグストア、ディスカウントショップなどで100円前後なら‥という可能性も踏まえて及第点としているので、コンビニで買うと割高です。