エースコック「CoCo壱番屋監修 とろ〜りカレーうどん」寒い季節に嬉しい高粘度カレーうどん

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年11月5日(月)新発売のカップ麺、エースコック「CoCo壱番屋監修 とろ〜りカレーうどん」の実食レビューです。

カップ麺だけの “特製和風とび辛スパイス” 付き!エースコック×ココイチの「CoCo壱番屋監修」シリーズより、寒い季節にぴったりの和風メニュー「とろ〜りカレーうどん」と「濃い出汁香るカレーそば」の2品が同時にリリースされました。

特製和風とび辛スパイスは辛い?辛くない?柚子の香りに三種の “きのこ” とは‥実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

CoCo壱番屋監修 とろ~りカレーうどん

「カレーハウス CoCo壱番屋」(通称「ココイチ」)は、愛知県に本社を構え、店舗数は直営店・加盟店あわせて国内に1,299店、海外にも165店ある(平成30年10月末現在)全国的にも知名度の高いカレー屋さんなので、詳しい解説は不要でしょう。

他にも「名古屋めし あんかけスパゲッティ専門店 パスタ・デ・ココ」や「カレーらーめん専門店 麺屋ここいち」、「ハンバーグ専門店 鉄板ハンバーグ にっくい亭」など、カレーハウス CoCo壱番屋以外の事業展開も行なっています。

実店舗に行ったことがなくても今回のようなカップ麺(エースコック)とのコラボや亀田製菓の「柿の種」や「ハッピーターン」などの菓子類、他にも冷凍のカレーうどんやカレーピラフ、ハウス食品が製造している市販のスパイスやダイショーのカレー鍋スープなど、かなり幅広く多数の企業とタイアップしているので、スーパーなんかでも頻繁に見かけますよね。

エースコックとのタイアップは長く、これまでにも数々のカップ麺が定期的にリリースされているのですが、初めてエースコックとCoCo壱番屋のコラボ商品(カップめん)が発売されたのはいつ頃なのかエースコックに訪ねてみたところ、残っている記録の中では2002年3月に開発されたカップラーメンとカップ焼そばが最も古いタイアップ製品になるそうです。

今回の新作は寒い季節に合わせた “和風メニュー” がテーマで、「カレーうどん」は「とろ〜り」とした粘度の高い、最後まで熱々の一杯が楽しめるというカレースープ。

そして、 “柚子” をブレンドした特製の “とび辛スパイス” を別添。とび辛スパイスは実店舗の卓上にも置いてあるのですが、カップ麺では辛い時と辛くない時があります。さらに3種類の “きのこ” 入りということで、刺激よりも香りに特化しているようなイメージを思い描いている実食前の現在なのですが、まずは開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

別添の小袋は先入れの「液体スープ」と「かやく」、そして後入れ「スパイス」の3袋構成。このスパイスが “特製和風とび辛スパイス” になると思うのですが、特別なデザインではなく、 “お好みで量を調節してください” などの注意書きもありません。で、麺は油揚げ麺なんですけど、なんだか色が濃いですね。

以前、エースコックは「スーパーカップ」シリーズから “カドメンうどん” という日清のどん兵衛を超えたと言っても過言ではないクオリティの油揚げ麺を開発た経歴の持ち主なのですが、その時と似た雰囲気でありながらも色が濃く、他社の油揚げうどんと比較しても濃いめ。

原材料を確認してもソースや醤油などの記載はなく、食塩以外の味付けといえば砂糖くらい。でも、なんだか色が濃かったらカレースープとの一体感も漠然と高そうですよねw

容器のサイズは「スーパーカップ」などと同じく “大盛りバケツ型” で、メーカー希望小売価格は税別200円。私の購入価格は、近畿のローカルスーパーにて税込116円でした。コンビニでも販売されていますが、販売ルートは特に限定されていないため、スーパーやドラッグストア、ディスカウントショップなどで探したほうがお得です。

製品情報・購入価格

製品名:CoCo壱番屋監修 とろ~りカレーうどん
製造者:エースコック
内容量:92g(めん78g)
発売日:2018年11月5日(月)
JANコード:4901071231743
希望小売価格:200円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:116円(税込)
取得店舗:スーパー(フレッシュバザール)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:510ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(粉末スープ・かやく・スパイス)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(食塩、カレー粉、ポーク調味料、砂糖、ポークエキス、野菜パウダー、粉末しょうゆ、香辛料、カツオブシパウダー、酵母エキス、たん白加水分解物、香味調味料、ゆずパウダー)、かやく(ねぎ、エリンギ、ブナシメジ、ひらたけ、唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、リン酸三ナトリウム、カラメル色素、重曹、香料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、甘味料(カンゾウ、スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・大豆・豚肉

実食開始

粉末スープの小袋にも書かれているのですが、とろみ成分が含まれているため、お湯を入れる時は可能な限り粉末スープを溶かすように心がけましょう。いかにも香りはエースコックらしく親しみやすい雰囲気で、そこにカツオが中心の魚介が重なる和の面持ち。別添の特製和風とび辛スパイスは食べる直前に使うので、まだ柚子の香りは感じません。

ちなみにエースコックはカレー味のカップ麺を日本で初めて販売したパイオニアで、日清食品の「カップヌードル カレー」よりも早かったんですよ。(エースコック「カレーヌードル」1973年3月発売,日清食品「カップヌードル カレー」1973年5月発売)

さて、完成です。かなりスープの粘度が高いので、フタを開けたら念入りにかき混ぜてください。40秒くらいで大丈夫かなぁ‥とタイマーを見ながら混ぜていたのですが、さらに混ぜ続けると粘性率がアップしたので、面倒でも最短で1分間は混ぜ続けたほうが安心です。

それでは、実際に食べてみましょう。別添の特製和風とび辛スパイスを投入した瞬間、ほのかに柚子の香りが漂ってきたんですけど、果たして実食中にも持続してくれるのかどうか、また “とび辛” の辛さにも注目しながらレビューします。

1食(92g)当たり

カロリー:400kcal
たん白質:8.0g
脂  質:15.0g
炭水化物:58.2g
食塩相当量:5.9g
(めん・かやく:2.5g)
(スープ:3.4g)
ビタミンB1:0.39mg
ビタミンB2:0.50mg
カルシウム:205mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:400kcal(めん・かやく:344kcal)(スープ:56kcal)

めん

ツルっと滑らかな幅広いうどんらしいめんです。適度に味付けを行い、スープと相性良く仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

縮れのないストレートうどん

調理前はカドメンうどんに似た雰囲気に思えたのですが、実際に仕上がった調理後の麺は意外に厚みがなくて、写真で見るよりも縮れのないストレート麺。ふっくらジューシィな日清のどん兵衛とは異なる密度の高さを備えながら、適度に歯切れの良さも兼ね備えています。

麺の表面は滑らかで、とても口当たりのいい質感になるのですが、あんかけレベルの高粘度スープが強力に纏わり付いてくるため、麺が主張し過ぎることはありません。それでいて確かな弾力から埋没することもなく、熱々の温度が長く続くスープの中でも食感には持続力があって、ちゃんと食べ終わるまで一定の弾力をキープします。油揚げうどん特有の風味も並行するのですが、嫌味なタイプではありません。

大盛りバケツ型の平均的な麺量は90gなので、今回の78gは少し控えめなんですけど、高粘度スープが腹に溜まるため、おそらく麺の量についての物足りなさが目立って不満要素に直結することはないでしょう。前述したように麺の味付けは砂糖と塩くらいなんですけど、スープの粘性率が相俟って、たしかに一体感は高かったです。そして熱かったですw

スープ

ポークと鰹がベースのとろ~りとしたカレースープがうどんにしっかりと絡まり、最後まで熱々の一杯を楽しめます。柚子の風味を利かせた特製和風とび辛スパイスの爽やかな辛みがアクセントとなり、一層食欲をそそります。

(エースコック「商品情報」より引用)

後半じわじわ美味しいスープ

特製和風とび辛スパイスを全体に馴染ませる前にベースのスープを味見してみたのですが、かなり穏やかなカレー風味で、それなりに香辛料の複雑味は感じるものの、てんで辛さはピリ辛に毛も生えないレベルです。カレー粉っぽい風味ではあるんですけど、ポークもカツオも下支えで、とにかく優しい。

これ大丈夫か‥?と、少し不安を覚えつつ、とび辛スパイスを馴染ませてみると効き目は量以上の存在感。残念ながら混ぜた後は柚子ほとんど見当たらなくなっちゃったんですけど、スパイスを全部投入したら辛さレベルはピリ辛ちょい上、辛い食べ物が苦手なら中辛くらいの刺激になると思います。加えて香辛料の複雑味がグッと増してピシッとしたスパイスのメリハリが生まれるため、味に抑揚が見られました。

とろみは水溶き片栗粉を使って作った “あんかけうどん” クラスの高粘度だったので、もしテーマがラーメンだったら違和感の否めないスープになるのですが、うどんなら片栗粉を使ってとろみを出す調理方法もメジャーですし、カツオを主体とした和風だしも相俟って違和感なかったです。

でもって長時間ちゃんとアツアツだったので、猫舌の私は前半ちょっと苦戦したんですけどw その熱で最初は少し旨味が希薄に思えたのですが、中盤以降はポークやカツオが徐々に上がってきて、ジワジワおいしいスープでした。

かやく

風味と食感の良いエリンギ、ブナシメジ、ひらたけの三種のきのこにねぎ、唐辛子を加えて仕上げました。

(エースコック「商品情報」より引用)

小さいながらも地味に存在感のあるキノコ

かなり小さいので、もちろん混ぜると散り散りになってしまうのですが、その小さいサイズが功を奏していた部分もありました。というのも、とろみの強いスープが拾って巻き込んでくれるので、わざわざ狙って食べなくても思わぬ拍子に飛び込んでくるんですよね。

実際ここまで細かいと品種まで判別できないのですが、エリンギ・ブナシメジ・ひらたけの3種類。中でも最も目立っていたのはエリンギの食感で、ちょいちょいコリッ、コリッ、と自己主張してきます。味付けも程よく、きのこ特有の風味がスープのカツオと旨味の相乗効果を図り、あの価値が見出せないスポンジ食感の肉そぼろを思えば満足度の差は月とスッポン。

容器のサイズを度外視しても、けっして多いとは言えませんが、きちんと個性は感じられました。ネギは量が多く、とろみの強いスープの中でシャキッとした歯触りが食感のアクセントに。唐辛子は飾りだったんですけど、スーパーで比較的に安く買える大盛りバケツ型ですし、エースコックですしw 及第点です。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3+)
(標準は★3です)

肝心の柚子が目立っていなかったので、ちょっと厳しめに評価しようかと悩んだのですが、とろみの強さと熱々スープのコンセプトは打ち出せていたし、熱々スープでも麺の食感は最後までキープ。豪華絢爛ではないものの、時に具材は完全に諦めなければいけないことも珍しくないエースコックのバケツ型なので、きのこ3種類(主にエリンギ)にも価値が見出せました。

コンビニで購入するのはオススメできませんが、スーパーなどで税込120円前後なら試してみても損はないと思います。とび辛スパイスのピリッとした辛さにとろみの強い熱々スープで身体がポカポカとしてくる、幅広い層の方が楽しめそうな、これからの寒い季節に嬉しいカップ麺でした。実食の際は、肩の力を抜いてお試しください。