明星食品「明星 中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯春雨」2018年リニューアル

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明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年10月1日(月)リニューアル発売のカップスープ、明星食品「明星 中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯春雨」の実食レビューです。

酸辣湯春雨のリニューアル同日、タテ型ビッグサイズのカップ麺「明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 酸辣湯麺」が新発売となり、イチ早くレビューしてブログにアップしているのですが、あわせて定番品の酸辣湯春雨が冬向け仕様になりました。

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冬の中華三昧 酸辣湯春雨

「酸辣湯麺」発祥の店として赤坂と軽井沢の地で愛されている老舗中国料理店「赤坂榮林(エイリン)」と、高級袋めんの先駆けとして1981年に誕生した明星食品の「中華三昧」がタイアップした本格中華シリーズより、通年商品として販売されているカップスープ「中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯春雨」が冬向け仕様にリニューアル。中華三昧シリーズに導入される前の酸辣湯春雨は、「飲茶(やむちゃ)三昧 Special」というブランドでしたよね。

私はカップ麺ブロガーですが、秋・冬の肌寒い季節になるとスープはるさめ系の需要が高くなってきますし、それに伴って棚割が増える店舗も多いので、これを機にブログで取り上げます。



2018年10月のリニューアルでは酸味を抑え、まろやかな冬向け仕様になったそうです。私taka :aは酸味バカなので、年中キリッと酸っぱく攻めていただいて結構なんですけど、冬はマイルドな酸辣湯が好まれるのでしょうか。

とはいえ飲茶三昧から中華三昧に進化してからの初版の発売日は、およそ1年前の同時期にあたる2017年10月2日(月)だったのと、その当時「赤坂榮林」の特長的な味わいである力強い酸味とスッキリした辛味を再現した秋冬ぴったりの味に仕上げたとニュースリリースでアピールされていたので、季節に関係なく方針を変更したのかもしれません。明星食品はトレンドに敏感なので、もしかするとマイルドな酸辣湯がキてるのかも?

開封

小袋は先入れ「かやく入り粉末スープ」と後入れ「液体スープ」の計2袋なのですが、かやく入り粉末スープけっこうな大きさです。

かやく入り粉末スープを春雨の上に開けてから熱湯を内側の線まで注ぐ仕様となっているのですが、ひとつ気を付けたいのが “熱湯を注いでから待つだけではない” ということ。容器側面の調理方法にも記載されているのですが、熱湯を注いでから “すぐにカップの底から10回程度よくかき混ぜてフタをする” との案内があります。とろみ成分の関係だと思うのですが、調理の際は気を付けてください。



その後、3分経ったら液体スープを入れて、再びよくかき混ぜて出来上がりです。まろやかになっても本格的かどうかに注目しつつ、実は赤坂榮林の酸辣湯春雨をレビューするのは今回が初めてなので、お時間よろしければ最後まで温かく見守っていただけると嬉しいです。それでは、実際に食べてみた感想をもとにレビューします。

製品情報・購入価格

製品名:明星 中華三昧 赤坂榮林 酸辣湯春雨
製造者:明星食品
内容量:30g
発売日:2018年10月1日(月)リニューアル
JANコード:4902881432665
希望小売価格:155円(税抜)

発売地域:全国(全チャネル販売)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:スーパー(ローカル)

麺の種類:春雨
容器材質:紙
必要湯量:220ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ・液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
春雨(でん粉(緑豆、ばれいしょ))、スープ(しょうゆ、食塩、豚脂、植物油脂、砂糖、香辛料、たん白加水分解物、でん粉、鶏肉エキス、香味調味料、米酢、貝エキス)、かやく(卵、チンゲン菜、味付豚肉、ねぎ、インゲン)/ 調味料(アミノ酸等)、酸味料、増粘剤(キサンタンガム、加工デンプン)、カラメル色素、加工デンプン、カロチノイド色素、微粒二酸化ケイ素、香料、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま

実食開始

指示通り熱湯を注いでから箸を突っ込んでみたのですが、春雨がパッキパキで案の定ぜんぜん混ざらないw 一応、10回くらい春雨をグルッと “まわして” 粉末スープを攪拌させたのですが、とろみは結果的にバッチリだったので、たぶん大成功です。



1食(30g)当たり

カロリー:107kcal
たん白質:2.0g
脂  質:3.3g
炭水化物:17.2g
食塩相当量:3.6g
(春雨・かやく:1.0g)
(スープ:2.6g)

老舗中国料理店「赤坂榮林」の「元祖榮林酸辣湯麺」を春雨スープにアレンジしました。爽やかな酸味と程よい辛味を再現した本格的な味わいがカップスープで手軽に楽しめます。

(明星食品「製品情報」より引用)

スープ

鶏だしに、後を引く酸味と辛味、とろみのバランスがよい酸辣スープです。店舗でも使用している「千鳥酢」を使用した本格的な味わいです。とろみを増し、酸味・辛味をまろやかに感じる冬向けの仕様にしました。

(明星食品「ニュースリリース」より引用)

お、けっこう酸っぱいぞ

酸味バカ的には “もっとこい!” なんですけど、少なくともタテ型ビッグの酸辣湯麺より酸味は硬派です。辛さはピリ辛の範疇を超えなかったので、辛い食べ物が極端に苦手でさえなければ寒い季節に嬉しいアクセントになるでしょう。反面、酸味に関しては飛び上がるほど強烈ではないものの、酢が苦手な方は近付かないほうが賢明なレベルです。まろやかな冬向け仕様に‥などと言っておきながら、さすが「赤坂榮林」期待を裏切りません。

店舗でも使用している「千鳥酢」を使用したと書かれてますが、京都にある「村山造酢」の千鳥酢でしょうか。たしかに唐辛子の刺激はマイルドになったかもしれませんが、それでもピリッとキて身体を温めてくれるだけの辣味は備えていたし、強めの酸味に負けない鶏の旨味と貝の滋味、ほんのり胡麻油の香りが本格さを強調している、シンプルながらも目立った文句の付け所は見当たりませんでした。



とろみを増したと書かれていますが、けっこう粘度は高いです。ほぼ表面に摩擦抵抗のない春雨を食べている時にも容赦なくスープが絡んでくれますし、寒い季節でも冷めにくく、とろみのある温かいスープが胃に流れる動作を追うように実感できるので、低カロリーでもカロリー以上の食べ応えが得られるでしょう。

はるさめ

表面は、なめらかで、適度な弾力をもった緑豆使用春雨です。

(明星食品「ニュースリリース」より引用)

細めでも歯応えの強い春雨

緑豆を使用した春雨なので、もちもちとした食感ではなく、コリッとした歯応えのある食感。いわゆる緑豆はるさめ(中国産はるさめ)の食感なので、甘藷(さつまいも)でん粉や馬鈴薯(じゃがいも)でん粉を主原料とする国産はるさめの食感とは異なります。しかし、輪郭のあるスープとの力関係は適切で、きちんと自己主張を放っていました。

スープとの一体感が高い甘藷でん粉や馬鈴薯でん粉のみ使用した春雨でも面白そうでしたが、スープはるさめ系は基本的に緑豆春雨ですからね。それに、「中華三昧」シリーズでは有り得ない話ですが、カップ麺で使用されることの多い油揚げ麺のような油脂感や雑味は皆無に等しく、クリアなスープの本格さを阻害することがないのは大きな利点。

小麦粉を食べた時のような満足感は得られませんが、しっかりとした歯応えから意図的に満腹中枢を刺激してやることが可能です。ダイエット中の方は、よく噛んで食べるように留意しましょう。熱湯を注いでから直後に混ぜる行程を挟むので、それも関係しているのかもしれませんが、エースコックのスープはるさめシリーズよりも弾力を感じました。

かやく

春雨によく絡む、たっぷりのふわふわタマゴ、細切り具材 (豚肉、ネギ) に、インゲン、チンゲン菜を合わせました。

(明星食品「ニュースリリース」より引用)

し、椎茸が入ってない‥

椎茸の入ってない酸辣湯なんてメインカメラをやられた白い彼みたいなことになっていないか心配なんですけど、カップ麺には入っていなかった豚肉や細切りのネギ、インゲンには新鮮味を感じました。ふわふわのタマゴは口当たりがよく、地味に活躍していたのが細切りのネギで、青葱ではなく白髪葱の香味が本格さを引き立てます。

豚肉は香りのないベーコンみたいな具材だったので、すっきりシャープな酸辣湯の中にあると少し蛇足的かもしれません。インゲンはレンゲに載せ忘れていますがw 調理直後の写真やスープの項目に掲載した写真に写り込んでいる輪切りの具材です。意識しないと目立っていませんでしたが、意識して食べると面白いアクセントでした。

青梗菜は軸の部分と葉の部分が均等に入り、酸辣湯と絶対的なマリアージュが約束されている具材ですから、もちろん相性はバッチリ。お店の酸辣湯を知らないので、あまり勝手なことも書けないのですが、豚肉をカットして椎茸かキクラゲを入れたほうが単純にカップスープとしての満足度は上がりそうです。まぁ豚肉といっても、写真の小さい具材が2個くらいだったんですけどね。(右からネギ、豚肉、青梗菜(茎・葉)、その上にタマゴ)

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

椎茸が入っていなかったのは残念でしたが、とろみを増した冷めにくいスープは秋・冬に嬉しく、まろやかな口当たりでありながら酸味はタテ型ビッグのカップ麺よりも硬派に効いている想像以上に本格的なカップスープでした。とろみの強いスープと歯応えの強い春雨から、程よく食べた感が得られると思います。

カロリーは小腹が空いた時や夜食、またダイエット中の方にも嬉しい107kcalなので、これなら女性の方でも食べやすいですよね。油揚げ麺に抱かれているようなネガティブで不健康な印象も皆無に等しく、酸辣湯麺発祥の「赤坂榮林」が監修しただけのことはあると素直に納得できる美味しさでした。酸っぱ辛いスープが好きな方にオススメしたい、本格的でヘルシーなスープはるさめです。

  1. 辛さにもよりますが、よほど苦手じゃない限りって書いてるから、
    コレはタベテミタイ。( ゚д゚)ウム タベテミタイ。

    • Re:風の兄弟

      たぶん、たぶん大丈夫かな(笑)唐辛子よりも酢が目立っていたし、よっぽど苦手じゃなければ‥って、その度合いが難しいのですよね^^;

      とりあえず食べてみよう!

  2. はいは~い!!
    酸っぱい好きが通りますよ♪
    あ、よだれ出てきた…
    taka :aさんが酸っぱいというなら太鼓判!
    椎茸、確かに欲しいけどそもそも春雨のツルツル感が好きだからこれは絶対買う☆

    • Re:marimoちゃん

      けっこう酸っぱかった!けど、marimoちゃんも “まだイケる‥!” って感じると思う^^;

      ただ、酸味バカレベルになると市販品として厳しいので(笑)これくらいが “ちょうどいい本格感” なんだよね、きっと。椎茸が入っていなかったのは寂しかったけど、ばっちり上出来の★5!とろみの増したスープで秋・冬これからの季節に嬉しいよ^^

  3. 辛味が少なくて酸味強めとは!これは多分買うわ(((uдu*)ゥンゥン 黙っていましたが、私…カップ麺よりもカップ麺春雨が好きです(*/▽\*) カミングアウトw 椎茸は欲しいけどw

    • Re:ビー玉

      いや、えっと‥知ってます(笑)それよりも “カップ麺春雨” という新たなジャンルを開拓しないでくださいw(なんだか春雨サラダみたいなイメージだな‥)とりあえず味は間違いなかったよ^^

      酸っぱ辛いスープが好きなら、まず満足できるはず!優等生の路線だけど、しっかり本格的でした。b

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