「極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨」熱湯60秒でOK!!最強ノンフライめん第7弾

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明星食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年10月28日(月)新発売のカップ麺、明星食品「明星 極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨」の実食レビューです。

「極(きわみ)のチャルメラ」シリーズ第7弾はバリカタ麺×濃厚豚骨×辛ダレが旨い!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨

「極(きわみ)のチャルメラ」とは、2016年1月11日から販売されている袋麺「明星 ノンフライチャルメラ 豚骨 5食パック」から派生したカップ麺で、チャルメラブランドの中でも至極の逸品とされる立ち位置。2017年11月6日発売「明星 極のチャルメラ バリカタ極細麺と濃厚とんこつ」がシリーズ第1弾、今回の「辛ダレ濃厚豚骨(タテ型)」でシリーズ第7弾の新作になります。

このシリーズは、硬め・極細・ストレートにこだわった熱湯60秒で戻る “スチームノンフライ製法” の「バリカタ麺」が最大の売り。スチームノンフライ製法とは、これまで明星食品が培ってきた製麺ノウハウに独自の乾燥技術と設備を組み合わせ、麺の表面や内部にある気泡の数や大きさを自在にコントロールすることが可能となった新技術「スーパーノンフライ製法」を進化させたもの。



通常、即席めん類に使用している麺は、長期保存を可能とするために水分を飛ばさなければいけないので、一般的に油で揚げて水分を飛ばしたフライめん(油揚げ麺)、もしくは熱風乾燥で水分を飛ばしたノンフライめん(非油揚げ麺)を採用しています。どちらの方法でも、麺を乾燥させると表面や内部に気泡が生まれ、その数や大きさで麺の食感が変わってくるのですが——

スチームノンフライ製法とは、ノンフライでも生地に植物油脂を練り込み、高水分状態(スチーム)で高温蒸煮する工程を組み込むことで、 “スーパーノンフライ麺と油揚げ麺の中間的な麺線組織” を作ることが可能になった明星食品の特許製法。これによって簡便性が高く、しかしながら戻りムラなどの理由からノンフライ麺の導入が難しかった縦型商品にも積極的にノンフライ麺が使えるようになりました。

どんぶり型カップでは「スーパーノンフライ製法」、縦型カップでは「スチームノンフライ製法」と棲み分けが図られていて、第1弾は大判どんぶり型「バリカタ極細麺と濃厚とんこつ」(2017.11.06)、第2弾はタテ型BIG「濃厚とんこつ」(2018.06.04)、第3弾は汁なしカップ麺「辛豚骨まぜそば」(2018.07.23)と製品スタイルを変えながら展開。

そして第4弾は大判どんぶり型「辛ダレ濃厚豚骨」(2018.11.26)、第5弾はタテ型BIG「焦がしにんにく濃厚豚骨」(2019.05.27)、前回発売品の第6弾は汁なしカップ麺「濃厚豚骨まぜそば」(2019.09.30)、そして今回の第7弾はタテ型BIG「辛ダレ濃厚豚骨」ということで、シリーズ第4弾と “まったく同じ商品名” です。



つまり、今回のカップラーメンを正式な商品名で検索すると、検索結果は2018年11月28日に発売された11ヶ月前の大判どんぶり型「明星 極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨」も乱立するという、ブログ運営サイドとしては実に面倒なことになっているのですが——それはさておき簡便性が増した縦型カップということで、同じ商品名でも前回の「辛ダレ濃厚豚骨」とは実質別物。

前回の「辛ダレ濃厚豚骨」は、スーパーノンフライ製法のバリカタ麺で、その安定したクオリティもさることながら “一般的な辛ダレの概念を覆す” 辛味の効かせ方が印象的でした(関連記事「明星 極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨」2018年11月28日発売品)。今度は同じテーマでも縦型ビッグの新商品、前回との違いに注目しながらレビューしたいと思います。

開封

今回のカップ麺は、バリカタ麺と濃厚豚骨スープで本場博多の味を再現しているらしく、別添の小袋は後入れの「液体スープ」が1袋。いつものチャルメラおじさんやイラストの屋台は描かれていませんが、天面のデザインは福岡・博多の屋台を豊富とさせる提灯(ちょうちん)のイメージ写真が印刷されていて、小袋の下には「くろネコ」が隠れていました。かわいい。



黒猫はチャルメラ発売当初からパッケージに登場しているキャラクターなので、まさに今回の商品が「チャルメラ」シリーズであることを象徴しているのですが、味としてのアイデンティティは「木の実のスパイス」(現在「秘伝の小袋」に改称)と「ホタテの旨み」。けれども「極のチャルメラ」シリーズにおいて、それらは基本的に意識されていません。

麺は熱湯60秒の極細ノンフライ麺、具材はチップ状のチャーシュー、ねぎ、キクラゲとシンプルな構成で、粉末とんこつエキスとチャーシューの甘辛い香りが芳しい実食前の現在。同社が製造するセブン&アイグループ限定商品「セブンプレミアム 銘店紀行 博多だるま」と仕様が似ているのですが、それと比較してネギは大きめにカットされています。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:明星 極のチャルメラ バリカタ麺 辛ダレ濃厚豚骨
販売者:明星食品株式会社
製造所:西日本明星 神戸工場(兵庫県神戸市東灘区深江浜町34-2)
内容量:89g(めん65g)
商品コード:4902881435567(JANコード)
規格サイズ:縦109mm×横109mm×高さ119mm

発売日:2019年10月28日(月)
実食日:2019年10月30日(水)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:MEGAドン・キホーテ
商品購入価格:192円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:ノンフライ麺(スチームノンフライ製法)
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:400ml
調理時間:熱湯60秒
小袋構成:1袋(液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末油脂、植物性たん白、香味調味料、卵粉)、スープ(香味調味料、ポークエキス、食塩、デキストリン、香辛料、香味油、豚脂、糖類、植物油脂、たん白加水分解物、酵母エキス、粉末油脂)、かやく(チャーシュー、ねぎ、キクラゲ)/ 調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、カラメル色素、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)※本品製造設備では、かにを含む製品を生産しています。

実食開始

前回(大判どんぶり型)の「辛ダレ濃厚豚骨」には、パッケージの天面に “注意事項 ※小さなお子様や辛味が苦手な方は十分ご注意ください” という警告文があり、さぞや辛そうな雰囲気を醸していたのですが、今回(縦型BIG)のパッケージに記載されている「辛さレベル」は5段階中「2」ということで、ピリ辛ちょい上といったところでしょうか。



メーカー希望小売価格は税別220円、2019年10月現在のタテ型ビッグ製品における標準的な価格。発売地域は全国で、販売店はスーパーマーケットやドラッグストア、ディスカウントストアを含む全チャネル販売。コンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)の中では、「ローソン」と「セブンイレブン」で比較的よく見かけました。

さて、まさに「銘店紀行」を彷彿とさせる具材の充実感が嬉しい調理後。前回の大判どんぶり型では蝦醤(シャージャン、えびみそ)を豊富とさせる癖の強い香りが目立ち、それが強く印象に残っていて、今回の液体スープからも同じ香りを覚えました。引き続き昨年版との違いや共通点に注目しつつ、「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(89g)当たり

カロリー:350kcal
たん白質:12.0g
脂  質:9.4g
炭水化物:54.4g
食塩相当量:7.5g
(めん・かやく:2.1g)
   (スープ:5.4g)
ビタミンB1:0.64mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:112mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:350kcal(めん・かやく:275kcal)(スープ:75kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

明星の右に出る者なし
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どうしても粉っぽさはスーパーノンフライ製法(どんぶり型)のバリカタ麺に劣りますが、日本の大手メーカーから発売されているタテ型とんこつ味のカップラーメンでは間違いなく “最強の極細ストレート麺” で、いまだ明星食品に勝る企業は現れていません。実食前にスーパーノンフライ麺と油揚げ麺の中間に位置すると書きましたが、ほぼ油っ気は皆無。

熱湯60秒でフタを完全に剥がし、粉末スープを完全に溶かしてから液体スープを入れて、なんやかんやしていたら合計90〜120秒(1分30秒〜2分)くらい経ちますが、その状態で食べると「バリカタ」を通り越す「ハリガネ」の勢い。生麺ではなく乾麺なので、生麺のハリガネ(茹で加減)よりもハリガネらしい芯が残ります。



もちろんスチーム加熱でデンプンの糊化(α化)は済んでいるため、かんすいさえ問題なければお腹を壊す心配はありませんが、食感としては2、3口目くらいからが自然。麺の量は調理前65gと平均して少なめではあるものの、明星食品のバリカタ麺としては標準量で、あいかわらず極細でも素麺っぽくないことにクオリティの高さを感じました。

スープ

斜め上を行く個性派の辛とんこつ
5

商品パッケージ(容器側面)には “本場博多の味ここに極まる” とあるのですが、博多とんこつラーメンらしい上品な豚骨スープとは違います。デキストリンや加工でん粉、増粘多糖類などによる人工的なトロミが強く、スープの色としてもイメージは久留米とんこつ系を思わせる方向性。いわゆる “呼び戻し” ほど豚骨の濃度は高くないけれど、ライトなスープではありません。

さらに食塩のキレや胡椒のアクセントもハッキリしていて、同時にスクラロース(人工甘味料)や旨み調味料(化学調味料)によるジャンクな味覚も強く、ぜんぜんホタテの旨みも意識されていないのですが、今回の決め手は別添の液体スープです。で、これが少量ながらに抜群のインパクト。

小袋の名称は「液体スープ」となっていますが、中に入っているのは辛い調味油とペースト(辛ダレ)で、単なるラー油でも辛味噌でもありません。前回の大判どんぶり型で感じた、いい意味で癖のある風味と同じように、蝦醤やXO醤を彷彿とさせる乾物の旨みが独特で、辣油や辛みそ(豆板醤)などで辛味をプラスした辛とんこつスープとは一線を画します。

「蝦醤」とは、塩漬けした小えびを天日にさらし、その後じっくりと時間をかけて発酵させて作る発酵調味料のこと。実際に蝦醤やXO醤(エックスオージャン)を使用しているわけではないかもしれませんが、ある意味とんこつ臭よりも人を選ぶ要素になりかねない、けれどもハマると癖になる独特のテイスト。

小袋のフチに残っていたオイルを直接舐めると地味に辛く、全体に攪拌(かくはん)した後の辛さレベルはピリ辛以上・中辛以下といったところ。これなら辛い食べ物が極端に苦手でなければ大丈夫ですし、かといって辛くないわけでもなく、ほどよい辛さだと思いました。

かやく

とにかくチャーシューチップが多い
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博多を意識しているのにネギが博多万能ネギではないことにイメージの誤差が無きにしも非ずではあるものの、スープが長浜とんこつ系ではなかったので、辛ダレの個性を思えば斜め切りのネギも悪くありません。キクラゲは細切りで、とんこつラーメンにコリコリとした食感が映えるのは言うまでもなく、ちゃんと熱湯60秒で食べられるのも評価できるポイント。

チャーシューはインスタント感の強いチップ状ですが、とにかく量が多く、重ねて置かなければチャーシューだけで完全に麺を隠せるほど。ジャンクなスープとチャーシューの甘辛い味付けも相性がよく、インスタント感が強いだけで粗悪な具材ではないですし、NB商品でもセブンプレミアムのPB商品「銘店紀行」と遜色ない充足感でした。あ、でも大判どんぶり型にはネギではなくニラがはいっていたので、そこがすこし残念。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

人工的なトロミに加えて旨み調味料の影響力も強く、純度の高い骨の旨みや辣油系・豆板醤系の辛い豚骨ラーメンをイメージしていると意表を突かれるかもしれませんが、現状この個性的な辛ダレの味を出せるのは明星食品だけ。さらに特許製法・スチームノンフライ製法で作る熱湯60秒の「バリカタ麺」のクオリティも折り紙付きで、まさに唯一無二。

やはり今回もホタテは意識されていなかったので、肝心の「チャルメラ」らしさといえばフタの上に隠れていた黒猫くらいなんですけど(かわいいですよね)、「極のチャルメラ」は事実上 “もはやチャルメラのベクトルを歩んでいない” ので、あまりこだわるべきではないのかもしれません。結果的にシリーズ第4弾の焼き直しですが、それを制約の多い縦型で見事に(ニラ以外は)再現している、なかなか興味深い一杯でした。

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