どうも、taka :aです。本日2度目の更新になります。
昨日、ブログの愛読者から、「いま、ブログ書くの楽しい? なんか文章を読んでても、以前よりもずっと楽しそうに思えるんだけど・・・」と、こんなにも素敵な言葉を頂きました。
嬉しいですねぇ‥はい、おかげさまで楽しいです。なので、わざわざブログを読んでくださっている、すべての方に楽しんでいただけるような、それでいて確かな有益情報を提供できるブログにしなければいけないなと、あらためて兜の緒を締めた次第です。決意表明。キリッ
チャルメラここに極まる?!
本日の一杯(二杯目)は、2018年6月4日(月)新発売、明星食品「明星 極(きわみ)のチャルメラ バリカタ麺 濃厚とんこつ」のレビューです。
2017年11月6日、「明星 極のチャルメラ バリカタ極細麺と濃厚とんこつ」というノンフライ麺どんぶり型の製品がリリースされたのですが、今度は手軽なタテ型になって帰ってきたようですね。以前の製品では、メーカーの希望小売価格230円(税別)に加えて「チャルメラ」が完全に失踪しているような没個性なイメージから、手厳しく評価したのを覚えています。
今回はタテ型ビッグからのリリースで、希望小売価格もタテ型ビッグ製品の平均である税別205円。コンビニで定価購入しても税込216円ですから、そんなに抵抗ありませんでした。
ええ、ちょっと私は感覚が麻痺しているのかもしれませんw
2016年1月に「明星 ノンフライチャルメラ 豚骨 5食パック」が発売され、豚骨ラーメン店さながらの粉っぽい麺質で硬めの食感が好評とされている「バリカタ麺」を使用した製品が数多くリリースされてきたのですが、今回は「バリカタ麺」の魅力を引き出した、チャルメラブランドの至極の逸品だそうです。
ちなみに「明星 ノンフライチャルメラ 豚骨 5食パック」なんですが、初版のリリース時には隠し味として使用されていたブランドのアイデンティティともいえるホタテの旨味(ホタテエキス)、それが2018年3月のリニューアル以降、原材料からカットされたようですね。
さて、もう何が “チャルメラらしい” のか完全に指標を見失っている私なんですけれどもw とりあえず今回のカップ麺は熱湯60秒なので、調理・撮影がんばります!(シビアな世界です‥w)
調味油の小袋を剥がしたら猫に睨まれてビビったw
原材料名:めん(小麦粉、植物油脂、食塩、粉末油脂、植物性たん白、香味調味料、卵粉)、スープ(ポークエキス、食塩、香味調味料、香味油、デキストリン、香辛料、豚脂、糖類、植物油脂、たん白加水分解物、酵母エキス、粉末油脂)、かやく(豚・鶏味付肉、ニラ、ごま、紅しょうが)/調味料(アミノ酸等)、加工デンプン、増粘多糖類、炭酸カルシウム、香料、かんすい、乳化剤、セルロース、カラメル色素、甘味料(スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、ムラサキイモ色素、ベニバナ黄色素、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・牛肉・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン
熱量:352kcal
たんぱく質:12.0g
脂質:9.9g
炭水化物:53.6g
食塩相当量:7.4g
(めん・かやく:2.4g)
(スープ:5.0g)
ビタミンB1:0.59mg
ビタミンB2:0.35mg
カルシウム:123mg
※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:352kcal(めん・かやく:278kcal)(スープ:74kcal)
豚骨ラーメン店の粉っぽい麺質を表現した、硬め・極細・ストレートのバリカタ麺に、マー油の効いた濃厚とんこつスープを合わせました。具材は、味付挽肉、ニラ、ごま、紅生姜チップ入りです。
明星食品の製品情報ページより引用
めん
豚骨ラーメン店の粉っぽい麺質を表現した、硬め・極細・ストレートで歯切れの良い、熱湯60秒ででき上がるバリカタ極細麺です。
明星食品のプレスリリースより引用
ええ、ちょっと嘗めてました‥大袈裟に「極」とか言っちゃってるけど、「チャルメラ」という大衆的な、しかもインスタント色の強いブランドからのリリースだし、極細麺に有り勝ちな素麺っぽい風味なんじゃないかとか、これまでのタテ型で出してた「バリカタ麺」の限界を感じさせるような内容なんじゃないの?などと思ってましたゴメンナサイ。
今回は「スーパーノンフライ製法」ではなく「スチームノンフライ製法」* なので、ある程度それなりに期待値を下げて調整していたのですが、いやいやいや‥これまで明星食品が製造してきたタテ型カップ麺のバリカタ系では史上最強のクオリティですよ。
定評のあるバリカタ食感については論じるまでもなく、経時劣化耐性にも優れており、どうしても後半は湯伸びを感じることになりますが、それは若干の不満。撮影工程を要する私でさえ食べ終わる頃になっても歯切れの良さを楽しむことができたので、一般の方は湯伸びによる頼りなさを感じる間も無く食べ終わると思います。撮影時間を踏まえても、思っていた以上に弛まないテンションには、正直かなり驚かされました。
麺の縮れは皆無に等しく、食感は中心部に芯の残るパツンッ、とした歯切れの良さ。まさに博多系極細ストレート低加水麺の息吹を感じるようなノンフライ麺です(※撮影の前に少し食べてますw)。メーカーのアピールしている “硬め・極細・ストレート” が三拍子揃った、とても素晴らしい仕上がりでした。ひとつ欲を言えば、麺の表面が摩擦抵抗を感じない滑らかな口当たりだったので、もうちょっとザラついた質感になるとパーフェクトです。とは言え、これは “手軽に楽しめる” が総じて基本のコンセプトと言っても過言ではないタテ型容器の製品ですし、それを踏まえたら他者が泣いて羨む本格さですよ。
ちなみに製品スタイルはタテ型ビッグですが、麺の重量は65gと少ないです。最近は変わり種だと麺量70gもザラですが、65gといえば「カップヌードル」のレギュラーサイズと同じ量ですからね。たかが5g、されど5g‥でも、麺が極太ではなく細かったからか、食べながらも食べ終わってからも特に平均と比較して物足りないとは思いませんでした。
明星食品のノンフライ麺を採用した製品には法則があり、カップがタテ型だと「スチームノンフライ製法」、どんぶり型だと「スーパーノンフライ製法」と定められています。
通常、「ノンフライめん」と呼ばれる麺は、油で揚げない熱風乾燥が採用されており、油で水分を蒸発させるのではなく、熱風を利用して水分を蒸発させます。
「スーパーノンフライ製法」は、その際に生じる気泡の大きさや数を自在に調節し、麺の質感をコントロールしているそうなんですが、もともと「スーパーノンフライ製法」が先人で、それを進化させたのが「スチームノンフライ製法」になります。
「スチームノンフライ製法」は、麺を高水分状態で高温蒸煮する工程を組み込むことで「油揚げめん」と「スーパーノンフライめん」の中間的な麺線組織を作ることが可能となった麺製法で、文字通り「スチーム」を活用し、「高水分状態で高温蒸煮」するというのがポイントです。
スープ
乳化感の強いポークエキスをたっぷりと使用した濃厚でまろやかなとんこつスープです。焦がしニンニクでアクセントを付けて、パンチのある味わいに仕上げました。
明星食品のプレスリリースより引用
最近のトレンドとも言える豚骨臭の抑えられたマイルドとんこつで、そのくせ塩気の強さが気になるものの、そこまでチープなスープではありません。シャビーなスープではありますけどね‥w かなりノンフライ麺が本気だったので、ここはガツンとスープも本格的に仕上げてもらいたかったところですが、最近はアクの強い茶目っ気のある豚骨が毛嫌いされるケースが多いので、特に「チャルメラ」の看板的にも豚骨で人を選ぶほど冒険するのは難しいのでしょう。(そう考えると「宮崎辛麺」のインパクトは例外としなければいけませんが‥w)
デキストリンによる人口的なトロミがワザとらしかったので、これを私は乳化感と認めることができなかったのですが、旨味はあります。ただし、あくまでもニュアンスはポークエキスに偏っており、それほど骨っぽい旨味は意識されていませんでした。然し乍ら、塩気を含めた味の濃さも相俟って、薄味だから物足りない‥という類の心配は必要ないと思います。
別添の調味油には豚脂と香味油、そこへ焦がしニンニクが仕込まれているのですが、混ぜると馴染んでしまうので、見た目ほど焦がしのインパクトが強く主張してくることはありません。しかし、豚脂が粉末スープだけでは出せない動物系の厚みを付与。焦がしニンニクも味のアクセントとして確かに寄与しており、これによってスープのレベルが増すことは確実です。
それでも少し、もう一捻り‥という物足りなさを感じてしまいましたが、その隙間を次の項目で解説する具材たちがフォローしてくれていました。
かやく
味付挽肉、ニラ、ごま、紅生姜チップの組み合わせです。
明星食品のプレスリリースより引用
パッケージ側面にデザインされている味付挽肉が見るからにショボかったので、東洋水産の「ハリガネ」シリーズに入っているような旨味の援護射撃要員かと思いきや、なんのなんの。とは言え、それでもサブ具材的な立ち位置ですし、一般的なリアルとんこつラーメンに味付挽肉のイメージもありませんが、カップ麺的には確かな主張が素直に嬉しいですね。拾って食べると旨味が濃く、ちっこくても味の変化が大きくて、存在感がありました。
でもってニラが多いことw これは嬉しいサプライズですね。以前にも「チャルメニャ」(※誤字脱字ではなく正式名称です)というニラたっぷりのカップ麺が同ブランドからリリースされましたが、それに匹敵するボリュームです。特に茎の部分が美味しく、ナイスにらパンチでした。時間が経つとニラの風味がスープに軽く移り、スープのニンニク感と相乗効果を奏でます。
そして、紅生姜チップとゴマも効果的ですね。さすがにゴマのサルベージは諦めましたがw 紅生姜チップは小さいながらも威力が高く、さすがに生タイプほどの存在感ではありませんが、ふと口に入った瞬間に鮮烈な自己主張を放ちます。私は元来、とんこつラーメンに紅生姜や高菜は入れない派なのですが(自ら紅生姜や高菜で味変を図っている時は‥ええ、そういうことですw)、今回のスープは “もうひと押し‥” と感じる余白があったので、そのスペースに紅生姜の酸味がジャストフィット。明白な存在感を放ちつつ、それでいて過多に思えない適切な量が好印象でした。ゴマの芳ばしいアクセントもスープを盛り上げる囃子となっていて、それらが味を補完しながらニラを筆頭に具材単体としてのボリューム面にも不足感なく、印象が良かったです。
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
「かやく」の項目でも触れましたが、2017年5月29日に「明星 チャルメニャ バリカタ麺 マー油豚骨」(※「チャルメニャ」は私の誤字ではなく正式名称ですw)というバリカタ麺を使用したタテ型レギュラーサイズのカップ麺があったんですけれども、その時に引っ掛かったノンフライ麺の素麺っぽさも気にならず、どんぶり型に匹敵すると言っても過言ではないクオリティに上がっていたことには驚きました。正直、麺だけ評価したら★8を付けて絶賛したい完成度です。
それだけにスープの骨っぽさにも目を向けて欲しかった‥という希望的不満が生じてしまったのですが、それでも味は定価205円のカップ麺として及第点に達していたし、大量のニラにはインパクトが感じられ、さらに旨味を増幅してくれた味付挽肉、アクセントに効果的だった紅生姜チップとゴマの活躍など、ひとつのカップ麺としての総合力は高い位置にありました。
とにもかくにも今回のカップ麺は‥バリカタ麺を食べるためだけに買っても損はない!です、ハイ。今回の「極」とされていた要素は、他社の追従を許さないノンフライ麺の一頭地を抜く完成度とニラのボリュームにあると感じました。まぁ実際のところ、いったい何地方のラーメンを模していたのかは不明ですけどねw 福岡に生のニラを一束どっさり入ったラーメンを提供している店もありますが、とんこつラーメンでは一般的な具材とは言えませんし、紅生姜のトッピングや麺は完全に博多とんこつラーメンを模しているものと思われますが、焦がしニンニクが入っていても黒マー油が特徴的な熊本とんこつラーメンほど尖っているわけではない‥ただ、結果的に違和感なかったのでw これが “チャルメラ流” なのでしょう。
実食前は、まぁよくて★4かな?くらいの期待値だったので、思わぬダークホースでした。とにかく麺が秀逸なので、ニラと紅生姜が大の苦手でさえなければ定価購入でも差し支えない一杯かと思います。この麺を今後も流用することが可能であれば、かなりの脅威になりますね。
販売者:明星食品
内容量:88g(めん65g)
発売日:2018年6月4日(月)
発売地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:ファミリーマート
取得価格:216円(税込)
希望小売価格:205円(税別)
JANコード:4902881435208
麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:400ml
調理時間:熱湯60秒
小袋構成:1袋(調味油)
明星食品株式会社:〒151-8507 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目50番11号
お客様窓口:0120-585-328
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とんこつ…しかも濃厚ときたら、これは高確率で無理だと思われるんだけど、色がめっちゃキレイやね。
なんか気になる〜!
そして私は3日連続で釜玉食べた!!w (・∀・)
takaさん、こんばんは!
そういえばこの商品はまだ見かけてないですねぇ(●・ω・)
今週はすでに8商品を購入していて枠超えしているので、
どのみちこの商品までは手が回らない感じでしたが、
内容自体はなかなか優れたものではあるようですね!
明星の縦型豚骨というとチョッパヤのイメージが強いですが、
その頃と比較してもずいぶんとレベルアップしてるのですね!
スープがまろやか系豚骨なのは相変わらずのようですが!
ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
せろりちゃん、1日2投稿頑張ってるね。
1投稿でさえ大変なのに、、、そして試食も、、、
無理がないようにね。
チャルメラ=ホタテエキスだったなんて初耳だった。
だから好きだったんだって今頃再確認してたわ。
個人的にはニラがいっぱいはかなりひけてしまうのだけれど、焦がしニンニクも、、、
果たしてカップ麺には(フリーズドライとなった今や)いったいどれだけの”嗅”として存在感があるのだろうとふと思ってしまったわ。
素人の独り言ね。笑
ではまたね。
最近は文章から悲壮感が消えたよ・・・いい意味でサラッと読める!!新しい読者さんもとっつきやすくて、どんどん増えていくんとちゃうかなぁ(ノ´∀`*))♪ と上から目線で失礼いたしまいた。一読者の戯言でございます。
バリカタは苦手なんだぁ・・・麺の弾力を愛しちゃってるので、パツンッ、とした歯切れの良さが少し物足りないというか、私の手に余るというか・・・味の余白にジャストフィットするという紅ショウガを感じてはみたいけど、今回はスルーで(;´∀`)
麺だけなら8の評価て
すごい(≧∀≦)歴代でも最強の麺のクオリティーかな?^ – ^
「兜の緒を」より「ふんどし〆なおす」方が鳥天好み。
今月末に博多ちらっと寄るからラーメン屋選びの参考になるわ~。
先日、蒙古担担麺~~いきました!
美味かった!!
最近~カップ麺、週一で食ってる感じ~~月一も食ってなかったのに・・・
「スープ」の写真が肉球に見えてほっこりしました。 でも、どこかで肉球の写真を見た時、スープに見えないか心配です。
バリカタストレートはどうも苦手(;^_^A
茹でそこないの冷麦を食べてるような気分になるのよね(-_-;)
ニラは旦那の好物だから薦めておくわ~(^_-)-☆
バリカタおいしそう!!
カッチカチやでー!!(*≧∀≦*)
やっぱチャルメラはおいしい!!
バリカタ麺を食べるためだけに買っても損はない!
↑そーなん!?
バリカタ未経験者が通りますぞw
コメント見てたらバリカタが苦手な人もいてるんやね~~~。
でも麺量65gならチャンス到来!って思った☆
で、エースコックのレモンの、刺激の、シゲキックスだっけ??
旦那様が自分で買ってきてたわ。さすがや。
あっ、感想聞くの忘れてた^^;また聞いとく~~~♪
最近は更新頻度も高くてスゴイなぁ!
…と共に雑記ブログの方が停まっていて少し寂しい( ˘ω˘ )
でも、こっちの頻度が増えれば同じことよね♪
カップ麺より前置きが楽しみで来てる変態ですが
これからもよろしくです(*´˘`*)(頑張りすぎないでね♡)
麵が伸びにくいの・・・好き♡
ニラと紅生姜の色が奇麗だよね~~~~~~~美味しそう(o^―^o)ニコ
確かにこのところとっても楽しそうですよ(*´艸`*)
生き生きしてますw
てか、麺の★8クラスはヤバいですね!!!
ちょっとやっぱり土曜日にどうにかして買い物に行かなくては(`・ω・´)!!
バリカタかー。カップ麺でバリカタ食べたことない。初挑戦してみようかな。
最近ノリノリに書いてますねー。なかなか読むのが追い付いてないです。でも読みに来るからね。
1日2回の更新、お疲れ様ですm(_ _)m 気になるカップ麺が目白押しなんでしょかね^^ 食べ過ぎて体壊さないように祈っております(ー人ー
∑( ̄Д ̄;)なぬぅっ!! ほ…本気だと。
買わねばならぬ、買わねばならぬ。(`・ω・´)シャキーン