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マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどん@東洋水産

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東洋水産

どうも、taka :aです。

ここ数日、記事の本文に集中するためコメント欄を閉鎖していたのですが、数名の常連さんから「ちょっと一言だけ書きたいのに書けないのが‥くっw」という嬉しい不満を頂き、また中には “お問い合わせフォーム” から記事の感想を送ってくださった方もいらっしゃったので、出張などの遠征で予約投稿する場合を除き、コメント欄は凍結せずに解放しておきます。

ただ、頂いたコメントすべてに返信することは時間的に不可能だと悟ったので(やっとw)、頂いたコメントに対して私が返信可能な記事には「返信可」、時間的に難しい記事(たぶん大半こっち)には「返信不可」とコメント欄に一言あらかじめ入れておきます。「返信不可」の場合は、 “読んで承認さえしてくれたらいいよー” という心の深さマリアナ海溝クラスのユーザー様、よろしくサポートお願いします。我が儘を言いますが、何卒ご理解ください(ぺこり)

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有名うどん居酒屋の人気メニューがカップ麺に!

本日の一杯は、2018年6月4日(月)新発売、東洋水産マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどん」のレビューです。

博多発祥で今話題となっている「うどん居酒屋」のパイオニア的存在「二○加屋長介」とのタイアップ商品で、恥ずかしながら店の名前を何と読むのか分からなかったのですが、「二○加屋」と書いて「にわかや」と読むのですね。あ、「ちょうすけ」は読めましたよw

「二○加屋長介」は、高級居酒屋での修行を経た店主・玉置康雄氏が、2010年に福岡県福岡市(薬院)に開業。2013年には姉妹店「釜喜利うどん」、2016年4月には「二〇加屋長介 JRJP博多ビル店」をオープンし、2016年11月には東京都目黒区(中目黒)に東京進出第1号店、2017年2月には東京都千代田区(大手町)にもオープンするなど、破竹の広がりを見せている有名店だそうです。「飲みの〆にうどんを楽しむ=うどん居酒屋」ブームの火付け役として注目されているそうで、今回お店の人気メニューである「鶏白湯あつかけうどん」がカップ麺で再現されました。

「鶏白湯うどん」は、カップ麺でも実店舗でも珍しくない状況になってきたように思います。カップ麺では、「日清のどん兵衛」や「日清のごんぶと」からもリリースされており、鶏白湯ブームと合わせて波及しました。とは言え、そう頻繁にリリースされる題材でもないか‥私が違和感ないと思っているだけで、まだ珍しいジャンルなのかもしれませんw

中には中華麺でも問題ないような濃厚鶏白湯+うどんという組み合わせで提供している店もありますが、今回のカップ麺ではパッケージに “鶏と鰹の旨みの濃厚つゆ” と書かれていたり、具材に小えび天が使用されているところ見ると、和風テイストに仕上がっているようですね。私は実際の「鶏白湯あつかけうどん」を食べた経験がないので、単純にカップ麺としての総合力を分析するスタンスでレビューします。ええ、いつものスタンスですねw

名称:即席カップめん

原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、乾燥酵母、植物性たん白、卵白)、添付調味料(チキンエキス、砂糖、食塩、豚脂、たん白加水分解物、ゼラチン、鶏脂、香辛料、しょうゆ、乳等を主要原料とする食品、粉末かつおぶし)、かやく(味付鶏肉だんご、小えびてんぷら、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、リン酸塩(Na)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

アレルゲン情報:えび・小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

1食(93g)当たり

エネルギー:414kcal
たん白質:12.0g
脂質:18.2g
炭水化物:50.6g
食塩相当量:6.8g
(めん・かやく:2.2g)
(スープ:4.6g)
ビタミンB1:2.47mg
ビタミンB2:0.40mg
カルシウム:270mg

※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:414kcal(めん・かやく:343kcal)(スープ:71kcal)

博多発「うどん居酒屋」のパイオニア「二〇加屋長介」監修商品。鶏肉と鰹の旨みが濃厚な鶏白湯うどん。

東洋水産の製品情報ページより引用




めん

コシが強く歯ごたえのあるうどん。

東洋水産のプレスリリースより引用

厚みの割に密度の高い弾力!

同社の「赤いきつね」よりも薄っぺらい油揚げ麺なんですけれども、その食感と耐久力は「赤いきつね」を超えます。風味は実にカップうどん的なもので、それこそ後味なんかは「赤いきつね」と酷似ているのですが、食べ始めの歯応えは段違いで上。ただ、つゆとの兼ね合いも考慮すると、指定の5分で食べ始めるよりも1分ほど余分に待ったほうが自然に思えました。

これまで東洋水産の縦型ビッグに使用される油揚げうどんといえば、もっと麺に厚みがあり、どちらかというと「本気盛」の系譜にあるような無骨さが個性的で、密度の高い粘り気よりもコシの強さと歯切れで喰わせるような印象が強かったんですけれども、今回は逆。

たしかにタイプでいえば食べ応えを重視している部類ですが、以前ほど無骨な印象を受けません。しっかりとした食べ応えを打ち出しつつ、それでいて小麦のキメが細かくて、しっとりとした口当たりと気泡の少ない(気泡が小さい)密度の高さが印象的でした。

最初は少し麺勝ちしているような嫌いを受けましたが、あっという間に馴染みます。むしろ後半の柔らかくなってからのほうが美味しいと感じたんですけれども、なかなか耐久力のある子だったので、めっちゃダラダラ食べるくらいが自分にはベストでしたw とは言え、きちんと時間を守っても問題なく楽しめるかと思います。それなりに油揚げ麺特有の風味も主張してきますが、野暮ったいというよりも、むしろ特有の芳ばしさと甘みがプラスに作用しており、特に麺の甘みが今回の鶏白湯とマッチしていて美味しかったです。

ちなみに原材料名の「小麦粉」横には、今まで東洋水産が製造するカップ麺では見られなかった「(国内製造)」という文字が追記されていますが、同社が製造するカップ麺以外の製品には以前から記載されていた文字だったので、大きく製造ルートが変わったわけではなく、カップ麺でも明記するようになったのでしょう。※た、たぶん‥w

サンヨー食品が「阿吽 つゆ無し担担麺」(2018年4月3日発売)より原材料名の欄に「小麦粉(国内製造)」と明記するようになったのですが(当ブログ調べです。もしかしたら以前の製品にも明記されていたかもしれません)、「めん」の項目でも触れたように、今回のカップ麺にも原材料名の欄に「国内製造」の表記が見られます。昨年より製造業の国内回帰が意識されているので、その波紋がカップ麺界にも浸透し始めたのかもしれません。

ただし、 “国内生産” ではなく “国内製造” です。つまり、「製造」とは “生産の一部(過程)” に過ぎず、「国内製造」とは “国内で原料に手を加えて加工している” ことを示しているので、原材料の小麦粉が “国産の小麦” であることを証明・保証しているわけではありません。

たとえば今回のカップ麺に使用されている「小麦粉」の “最終加工地” は “日本” ですが、小麦粉の “主な原産国” は “カナダ、アメリカ、オーストラリア、日本” です。

さらに余談を挟むと、「植物油脂」の原産国は、マレーシア、インドネシア、最終加工地は日本。「味付鶏肉だんご」は原産国、最終加工地ともに日本。「小えびてんぷら」の「えび」はベトナム、中国、台湾が原産国、最終加工地は日本。「ねぎ」は原産国、最終加工地ともに中国となっています。「生産」と「製造」は違うので、産地に敏感な方は留意してください。

つゆ

鶏とかつおの旨味を利かせた、まろやかな口当たりで濃厚な鶏白湯スープ。

東洋水産のプレスリリースより引用

なかなか硬派に鶏白湯!

とろみのある口当たりで、味は思っていた以上に鶏白湯しているじゃないですか。

味覚と判断能力が鈍感になっている “呑み〆にも” というコンセプトを加味していたので、それなりに塩気が強いことは覚悟していましたが、たしかに味の系統は濃いめではあるものの、やたら塩気で押してくるような味わいではありません。そして、鶏白湯とは名ばかりな、鶏だしを鰹だしで割ったようなタイプかと思いきや‥なんのなんの。鶏も鰹もガツンと仕掛けてくる、なかなか手強い相手です。でも、不躾じゃない。

今回は特製スープや特製油などの別添が付属していなかったので、和風だしで伸ばしたようなイメージを(私が勝手にw)抱いていたこともあり、さほど実は鶏に期待していなかった節もあったのですが、忘れていました‥ええ、東洋水産は今回のような縦型ビッグのスタイルだと、豚骨や鶏白湯系のスープを製造する際、けっこうな濃度で骨っぽい旨味を粉末スープのみでも叩き出してくれるメーカーなんです。そして、それは今回も例外ではありません。

鶏脂も粉末化されているので、鶏油を上から垂らしたような芳ばしさは得られませんが、単なる粉末エキスとは思えない、鶏骨を炊き出したような旨味が見えます。その骨っぽい鶏の旨味を軸にしていたので、とろみのある口当たりにも違和感がありませんでした。そんな硬派に鶏白湯らしい鶏の旨味を意識したアジャストも印象的でしたが、もう一方の雄が鰹にあります。

鰹だしで割ったようなタイプではないと前述しましたが、もうシンプルに粉末状の鰹節を添加しているようなアタックなんですよね。これによって鰹の存在感は明白になるのですが、けっして幅を効かせ過ぎることはありません。確かに主張しながらも丁寧に打ち出された鶏の骨っぽさを崩すことなく、絶妙なニュアンスで和のシナリオを描きます。うどんと鶏白湯の架け橋的にも作用しており、実に適切かつ蛇足的ではない必要不可欠な存在に思えました。

原材料には豚脂やゼラチン、乳等を主要原料とする食品なども含まれますが、鶏の硬派な旨味が先行する仕上がりだったので、どれも適切なサポートに思えたのも良かったです。

かやく

鶏団子、小えび天ぷら、ねぎ。

東洋水産のプレスリリースより引用

数打ちゃ当たるの逆を行く!

鶏団子は東洋水産の十八番とも言えるクオリティの高い鶏肉具材で、ご覧の通りサイズが大きく、サブアタッカー的な鶏肉そぼろとは存在感が雲泥の差。ふわふわと柔らかく、その舌触りも自然で、鶏肉の旨味を活かす方向性にある適度な味付けと鶏の旨味が好印象。個数は4個と半分でしたが、東洋水産はメイン具材の個体差が激しいメーカーなので、3個しか入っていない場合もあれば、6個入っている個体もあるかもしれません。こればっかりは何とも言えない‥w

小えび天は‥えっと、お目々ちゃんとあります(笑)これ、ピンク色した小えび風味の揚げ玉とかじゃなくて、小えび一つひとつに衣を着させて天ぷらにしてあるんです。なので、もれなく周りの衣は熱湯5分でフニャフニャになりますが、噛むと海老の甲殻による歯応えが明白に伝わってくるんですよね。それだけに天ぷらの芳ばしさだけでは出せない小えび特有の芳ばしさが得られ、また今回の和風鶏白湯と絶妙にマッチ。具材単体としての満足感は当たり前に、スープの滋味を引き上げる大きな効果も担っていました。

ねぎは存在感のある具材系ではなく、とんこつラーメン系のカップ麺に採用されることの多い小ねぎが使用されているのですが、あえて乾燥ねぎの食感を目立たせないことで小えびの食感を活かしているような、それでいて風味のアクセントが軽めに入る、そんな淑やかさ。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5+)
(標準は★3です)

今回の評価は★4ないし★5が妥当かと悩んだのですが、これまでの無骨な印象から脱していた油揚げうどんに、濃厚で力強くも繊細な構図を見せる和風鶏白湯、さらに上質な鶏団子とリアルな小えび天という個性的な具材のラインナップを評価して、今回の総評としました。

食べ応えのある麺に充実した具材、さらにストロングな鶏白湯スープという組み合わせから、これ呑み〆に食べても大丈夫なのか‥?(塩分とかカロリーの総摂取量的にw)という懸念が否定できなくもあったんですけど、そのような状況下において理性など役に立たないものですからw 味覚が鈍感な状態でもストレートに美味しいと感じられるであろう、その分かりやすいテイストには、想定されるシーンでの需要を感じました。しかし、各項目でも触れたように、けっして濃いめの味で押し切るようなカップ麺ではありません。

うどんは淡麗派の方にはオススメできませんが、ストロングな味わいの中にも感じる丁寧な鶏と鰹の旨味、さらに具材の小えび天がスープに恩恵を与えていた滋味にはワザがあり、なかなかどうして力強くも繊細なフレームワークには、思わず強く納得せざるを得なかったです。

しっかり濃厚な鶏白湯でありながら、うどんでも一切の違和感を与えず、むしろ鰹や小えび天の趣で、うどんこそが正解だったと思えるような、正直かなり美味しかったです。

つゆの味が濃く、和風味を帯びていたので、白ご飯にも合うと思いますw(※ご利用は計画的に)

呑み〆にも昼食にも手軽に楽しめるような、それでいて高い満足感の得られた一杯でした。

商品名:マルちゃん 二〇加屋長介 鶏白湯うどん
製造者:東洋水産
内容量:93g(めん70g)
発売日:2018年6月4日(月)
発売地区:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ミニストップ
取得価格:216円(税込)
希望小売価格:205円(税別)
JANコード:4901990360609

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ+紙
必要湯量:440ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:-

東洋水産株式会社:〒108-8501 東京都港区港南2-13-40
お客様窓口:0120-181-874

  1. 【管理人の返信】:この記事は管理人の返信不可です(ごめんなさい‥)

    コメントの書き込みは可能です。何か一言あれば気軽にコメントしてください。

  2. 食べたいですまる

  3. takaさん、こんにちは!

    博多+鶏白湯+うどんということで水炊き風の
    あっさりとしたタイプの鶏白湯なのかと思っていたら、
    どうもそうではなくなかなか骨の太い内容のようですね!

    まだ食べてないですが、期待度がちょっと上昇しました!(=゚ω゚)

    鶏だんごが入っているというのがなかなかうれしいですね!
    東洋水産の鶏だんごっていつもクオリティが高いですしね!

    ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

  4. ちょっと新しい味なのかしら…
    うどんなので期待できますね
    全国発売ってことはイオンにもあります?
    ありますよね!
    次の買い物で捕獲してきま~す

  5. 注意書きナイス(^^♪
    企業もあれやこれや言葉考えてくるよね(^▽^;

    あ、コメ承認だけでオッケやで(*´ω`*)

  6. 白湯うどんとは・・・・ちょっと、気になりますねぇ~・・・
    私は白湯好き派なんで・・・見かけたらゲットしたいです~・・(笑)

  7. 最近は記事を読みながら星を当てるのが楽しかったり…。( ̄ー ̄)ニヤリ
    今日は5!(☼ Д ☼) クワッッ!!! と思ったら6だった…。(´・ω・`)

  8. これ、「カップ麺はジャンクもんに限る!」と思ってる私には、ビジュアル的にも最高!食べてみたいです。
    ってか、今までよくあの量のコメントのお返事してたよね。ホント尊敬だわ。
    無理せずマイペースで頑張ってください。応援してます。

  9. 小えび一つひとつに衣を着させて天ぷらって、職人芸ですね@@; ミニチュアの海老天丼とかできちゃいそうです♪

  10. 白湯うどんなんてジャンルがあるとは知りませんでした!

  11. 今週はいまだにコンビニでカップ麺を買ってないんですよね~。
    なのでコンビニ向けの製品はほとんどスルーかな。
    でもこの製品だけは食べたいと思っています。
    和風系のいい製品が少ないので期待しています。

  12. タイトル・・なんで伏字にしるん?って思ったら、そういう店名なのね・・・うどん居酒屋、〆にうどんを食べられる居酒屋なんだぁ・・めっちゃ行ってみたい!!うどん好きなのに「うどん居酒屋」ブームなんて知らんかったΣ(ノ□`)パシパシッ ご存じのようにうどんに関しては超保守派なので、変わったうどんは食べないんだけど、鶏白湯も好きなの・・・しかもフワフワの鶏団子とリアル小エビが美味しそうだぁ・・・これは食べないとねぇ・・・私は〆にうどんを食べることはあまりないので、もうね・・朝から食べたい(;´∀`) お腹空いた・・・だらだらすいません。読み飛ばしてくださ~~い!!

  13. では一言、、『にゃろめ〜』 (最近気に入ってる音)

  14. 美味しそうや~~これは買いやぁ~~~(*´▽`*)

  15. 鶏白湯スープ も好き♡(記事を逆走しちゃってるの・・・ごめん)
    これは最後に、白飯入れて雑炊にしたいなぁ~~

  16. おっしゃ~、ようやくここまで追いつきました!!

    最近気合が凄いですね(*´艸`*)
    1日2記事更新…凄いです!!

    超スローペースですが全て読ませて頂いてますよ~(`・ω・´)!!

    あ…マリアナ海溝クラスと名前に書きましたが、僕も時間がおっつかない時はコメントしない時もあるかと思いますのでご了承下さい~~~~(;^ω^)

    とりあえずさっき読んだカプチーノとこれとチャルメラをゲット…したい(願望)
    そして「生産」と「製造」…
    まさかこんな落とし穴的な意味があったとはw勉強になりますφ(..)メモメモ

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