どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年10月22日(月)新発売のカップ麺、明星食品「明星 チャルメラカップ ゲゲゲの鬼太郎 ねこ娘の旨辛味噌」の実食レビューです。
ゲゲゲの鬼太郎アニメ放映50周年記念として、明星食品のロングセラーブランド「チャルメラ」とコラボしたタテ型レギュラーサイズのカップラーメンが2品リリースされました。
パッケージは気合が入ってるけど美味しいの?辛い?辛くない?実際に食べてみた感想と経験をもとに評価し、その疑問を解決します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。
アニメ放映50周年記念! ねこ娘のカップ麺
すでに同時発売品「鬼太郎の香味醤油」はレポ済みですが、どちらもカップ麺のためだけに書下ろされたファンにはたまらないオリジナルパッケージを起用した豪華デザインの変わり種で、水木プロ・フジテレビ・東映アニメーションの公式グッズとしても東映の特設サイトで取り扱われています。
2018年現在放映中のアニメは第6期にあたるのですが、パッケージには第1期〜第5期の歴代ねこ娘が描かれ、右上のモノクロねこ娘が1960年代の第1期、その左で怖い顔をしているのが1970年代の第2期、右下でラーメンをすすっているのが1980年代の第3期、真ん中の紫ヘアーが1990年代の第4期、左下の比較的に現代的なタッチの猫娘が2000年代の第5期と勢揃い。
チャルメラおじさんは共演していませんでしたが、いつもの「当り屋」と書かれた屋台がリアルに描かれており、くろネコがアンニュイな表情でスープに浸かっています(か、かわいい‥)。そして、パッケージの正面にいるのが2018年の第6期ねこ娘なんですけど‥
えっと、何方様ですかねw かなり現代的な雰囲気ではあるものの、ゲゲゲの鬼太郎アニメ第6期を観ていない私としては、言われても言われなくても猫娘と理解するまでに時間を要する洗練された女性が描かれております。あ、左利きなんですね。
さて、「鬼太郎の香味醤油」は思っていたよりも個性的な内容だったんですけど、「ねこ娘の旨辛味噌」はどうでしょうか。
開封
小袋はフタの上に別添されている「調味油」1袋で、指示通り食べる直前に入れましょう。調理方法にはフタの上で温めろとも温めるなとも書かれていないので、とりあえず私は条件反射で熱湯を注いでから3分間、フタの上で温めます。
調理前の中身は、この時点で具材充実。「鬼太郎の香味醤油」にはチャルメラおじさんナルトが入っていたんですけど、こちらはチャルメラねこナルトが入っています。しかも数は常識的な4枚で、キャラクター系のナルトが多いと恐怖心を覚える私としては一安心‥いや、もしかすると、おじさんナルトが個体差で異常発生していたのか?
製品情報・購入価格
製品名:明星 チャルメラカップ ゲゲゲの鬼太郎 ねこ娘の旨辛味噌 販売者:明星食品 製造所:R(埼玉工場) 内容量:72g(めん55g) 発売日:2018年10月22日(月) JANコード:4902881422963 希望小売価格:180円(税抜) 発売地域:全国(全チャネル販売) |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:紙 必要湯量:290ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:1袋(調味油) |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(みそ、豚脂、デキストリン、食塩、糖類、香味油、香辛料、たん白加水分解物、ポークエキス、酵母粉末、香味調味料、とろみ粉末(でん粉、デキストリン、植物油脂)、酵母エキス、植物油脂、ホタテエキス)、かやく(キャベツ、豚・鶏味付肉、かまぼこ、コーン)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、セルロース、かんすい、増粘多糖類、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、乳化剤、炭酸マグネシウム、ベニコウジ色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
【アレルギー表示】 小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・牛肉・さけ・さば・大豆・ごま・ゼラチン |
実食開始
お、こちらも負けず劣らず具沢山な仕上がりですね。底から大量のナルトが出てきたらどうしようかと恐怖に怯えていたのですが、適度に4枚でした。いかがでしょう、キャラクター系のカップ麺だからといって、とりあえず具材は寂しくありません。それでは、実際に食べてみましょう。
1食(72g)当たり
カロリー:326kcal |
※参考値(調理直後に分別して分析) 熱量:326kcal(めん・かやく:274kcal)(スープ:52kcal) |
めん
しなやかなヌードルタイプの細麺です。
(明星食品「ニュースリリース」より引用)
おそらく「鬼太郎の香味醤油」と同じ油揚げ麺で、メーカーの製品説明にもあるように、ラーメンというよりもヌードルという表現が似合います。こちらの調味油は唇がオイリーになるほど強い主張ではないため、風味も含めて油揚げ麺特有のチープな印象が強めでした。
しかし、チャルメラカップのタテ型レギュラーサイズという製品スタイルを思うと悪くありません。まったく高級感もありませんが、大きな裏切りもないでしょう。何気にカップヌードルの麺よりも耐久性がありますし、焦って食べなくても気が付いたらスープが無くなってた!みたいなこともなかったです。
スープ
ポークエキスをベースに、数種類の味噌やホタテのエキスを合わせ、香味野菜で風味を調えた味噌スープです。別添の調味油は、ラー油にジンジャーオイル、野菜炒めの風味を加え、コクと辛味を付与しています。
(明星食品「ニュースリリース」より引用)
「鬼太郎の香味醤油」ではスパイスでチャルメラらしさを表現していましたが、こちらはホタテエキスを使用しています。しかし、それは強く目立つことはありません。原材料名を見ると末端に記載されているように、ほんのり隠し味程度の存在感でした。
赤い色の調味油は投入した瞬間から漂う動物系の香りが印象的で、若干の調理感(野菜炒めの風味)はプラスされますが、そこまでインパクトはありません。また、いたって刺激もピリ辛レベルだったんですけど、たしかにジンジャーでキリッとキレのある味噌スープです。
味噌の比率は赤味噌寄りですが、味噌の角よりもコクを重視しているような印象で、鋭利に尖った印象は覚えません。あまり個性的な味ではないものの、食塩ではなく香味野菜と味噌によるキレは万人ウケする塩梅で心地よく、この無難な路線もチャルメラというブランドを加味すると安心感に繋がるのではないでしょうか。
かやく
チャルメラねこナルト、キャベツ、挽肉、コーンを組み合わせました。
(明星食品「ニュースリリース」より引用)
あらためて数えてみたら前回記事のチャルメラおじさんナルトは写真で見えるだけでも10枚だったんですけど、こちらチャルメラねこナルトは4枚と常識的。さらに重ねないと他の具材の入るスペースがなくなるキャベツ(広げたら余裕で面積の半分は占めます)に甘いコーン、そして大きな挽肉が嬉しいボリューム感のある構成です。
特に大きな挽肉はワイルドな旨味と食感から存在感は絶大で、ねこ娘の荒々しい一面を感じさせてくれました。量・質ともに100円前後で販売されるタイプのカップ麺として満足できる‥いや、取得価格によっては値段以上かもしれません。
総評
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)
ところどころにチャルメラの遺伝子は見え隠れしていたのですが、結果的な印象としては普通に美味しい値段相応のカップ麺です。ただ、逆に利権の発生するコラボカップ麺としてはド派手なパッケージのわりに中身としては目立ったビハインドが感じられず、強いていうなら麺の量が平均的な値よりも5g少ないことくらいでしょうか。
具材に関しては値段以上かもしれませんが、総評は及第点としておきます。しかし、パッケージに惹かれて買ったけど中身はイマイチ‥みたいな製品ではないので、ゲゲゲの鬼太郎アニメ放映50周年記念を盛り上げるアニバーサリー商品としては、悪くないカップ麺だと感じました。