ブタメンBIG わさびとんこつ＠エースコック

どうも、taka :aです。

今日は歯の定期クリーニングに行っていたのですが、かかりつけの歯科医院まで片道50分かかるんですよね‥（しかも片道300円の有料トンネルを駆使してw）

ガソリン代はもちろん（私の乗っているMINIはハイオクです‥）、往復したら高級なカップ麺が定価で2個買えちゃうトンネルの利用料‥まぁ何年も通っているわけですし、これからも通いますけど、皆さんアレですよ、歯の定期クリーニングには行ったほうがいいです。なにかとw

ところで「歯医者さんに行く」って文字に書いたら変ですよね？「歯科医院に行く」「歯医者さんに診てもらう」なら自然なんですけど‥でも話してると気にならないんだよなぁ‥

はい、本題に入ります（笑）

あのブタついにキレるw

本日の一杯は、2018年6月11日（月）新発売、エースコック「エース ブタメンBIG わさびとんこつ」のレビューです。

以前もプレーンの「ブタメン」がBIGなカップ麺になって登場しましたが、今度は「わさびキレ辛とんこつ味」と捻りを入れてきました。

製造メーカーは前回のコラボと同じくエースコックで、ご存知「おやつカンパニー」との共同開発商品。販路はセブンイレブンやイトーヨーカドーなど、セブン＆アイ限定と思われます。

以前、プレーンの後に「激辛とんこつ味」もリリースされていたのですが、なにぶん “最寄り” にセブンイレブンが存在しない土地に住んでいるもので、セブン系列限定品は私にとってハードルが高いんですよね‥（苦笑）

さて、原材料を見ると「かやく」の項目に「ごま」しか書いていないのでw おそらく今回も具材は入っていないのでしょう。しかしながら値段は税込178円（＠セブンイレブン）、BIGになった分だけ当たり前のように値段も駄菓子のレベルを超えています。

私は唐辛子に対してこそ人よりも少し強い耐性値を備えていると自負しているのですが、わさびに関しては人並みで充分と思っているペーペーなので、あんまり強いとアレなんですけど‥わさびペースト付きとのことですから、とりあえず全投入して様子を見ましょうか。←

ブタメンの遊び心を再現したわさび入りのカップ麺

オムニ7の製品情報ページより引用

めん

かなりスナック的な油揚げ麺

麺の原材料は、「小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、チキン調味料、砂糖、野菜調味料」となっているのですが、ちょっと本家「ブタメン」4品の原材料と比較してみましょう。

本家4品の原材料（油揚げめん）を並べて見ましたが、どれも一致するものはありません。というかブタメンの麺‥こんなにも成分が違うのですねw「タン塩」だけ妙に簡素（苦笑）

「ブタメン」の再現カップ麺なのに「ポーク」ではなく「チキン」を使っていることに若干の悪意を感じますが、かなり芳ばしい味付けが施された味付け麺で、形状は角刃の平打ち。それも麺の角がクッキリとしていて、口当たりにはエッジが効いており、食べ始めはコシが強く、スナック的でありながらも食べ応えのある油揚げ麺です。

しかし、かなり味付けがスナック的なので、あくまでも駄菓子の路線を踏襲しつつ中途半端に進化させたようなw「チキンラーメン」みたいな鶏ガラしょうゆ味のスープなら合いそうだけど、これはスープを選ぶ麺ですね。ちなみに麺の重量は、なんだか中途半端に78gでした。

スープ

えっと‥ごめんなさいw

あっさりとした味わいで、やや塩気が強く、味付け麺の芳ばしさが強く影響しています。たしかに駄菓子チックな味わいではあるものの、あれは “駄菓子サイズだから” 美味しい適量なのであって、食事として成立しなければならない “カップ麺” としてはチープすぎます。

もちろん、そんなチープさも魅力と言えるのですが、それにしても弱っちい土台ですね。

これがブタメンサイズなら‥というか、ブタメンのほうがコク深いかもしれません。

ただ‥WASABIおまえマジで！w

ちょっと尋常じゃないですよコイツ‥えっとね、

↑これくらい（2.5mmくらい？）直接舐めたら鼻にズッキューーーン！！www です。

いや、冗談抜きで。おやつカンパニーとエースコックなに考えてるんですかね。意味が分かりません。（いや、意味は分かるんだけど、理解に苦しむ‥w）しかもペーストの量が異様に多くて湯気が苦しいw というわけで、わさびにヘボい私はコイツを麺にチビチビつけて‥なんて食べ方は不可能と判断し、 “調理方法* の通り” に混ぜてみたのですが‥すすれません。←真顔で涙目

い前に日清食品が「日清焼そばU.F.O.ビッグ わさマヨ地獄」というカップ麺を出していましたが、今回はスープがある分、揮発性の刺激を強く感じます。なんか、もう味どうこうじゃなくて、ただただ食べるのが苦しかったですw

で、わさびにポンコツな私は細心の注意を払い、とにかく “すすらないように” 食べ、なおかつ “息を止めながら” 麺を口に運んだのですが、なんですかね‥こう、わさびが鼻腔と器官を無理やり抉じ開けてくるんですよww その瞬間、涙は出るし、鼻は痛いし、肺が驚いて通常ありえないようなパフォーマンスを始めるし‥w

ただ、不思議なのは “麺を食べている時” には激しく苦しかったのに、スープを直接口に含んだ時には引っ繰り返るほど強烈ではないんですよね。スープが冷めたからかな？と思って麺を口に運んでみると、細心の注意を払っているのに強烈な刺激w で、またスープを口に含んでみると‥あれあれ？普通に飲めるぞ、みたいな。で、また麺を口に運んでm（ry

たぶん、麺を食べるのに顔を容器の真上に持っていかなければいけないので、湯気のダイレクトアタックに鼻腔と涙腺を抉じ開けられたんでしょうね。

* ③フタをして3分で特製ペーストを入れ、スープがとけ残らないようによくかきまぜてお召しあがりください。（＠調理方法）

かやく

ご、ごま‥w

です、ハイ（笑）

いや、たしかにアクセント要員として最低限の仕事を果たしてはいましたが、わさびでそれどころじゃなかったですw 箸休めになるような具材が入っていないので、今回のカップ麺にオアシスはありません。麺の量は78gでスープは安っぽい、わさびにはインパクトが感じられましたが、具材をケチらなければいけないほど他にコストかかってるのかな‥

総評

★★☆☆☆☆☆☆☆☆（2）
（標準は★3です）

ええ、わさびしか記憶にありません。←

これ “普通の” わさびじゃないですよね？なんかこう‥人工的な “何か” で強化してありますよね？w とりあえずタイプは完全に「西洋わさび（ホースラディッシュ）」で、舌に対してのアピールは、ちょっとザラつきを感じるなー、くらい。ただ、目・気管・特に鼻への攻撃力が凄まじく、どう処理したらいいのか分からなくなりました。子どもたちに愛されるブタメンのイメージとは、まるで掛け離れた刺激物で、そういった意味では記憶に残る一杯ではあったものの、美味しさのバランスは完全に崩壊しています。

ただ単純に強烈な揮発性の刺激を感じたいのであれば、家庭用の練りわさびを大量に入れたら済むことですし、いやいや自分で足さなくても食べられる＝カップ麺ならではの手軽さがイイんじゃないか！という声も聞こえてきそうですが、練りわさびなんて安い物だと1本100円で買えますよ？ということです。それに、これは手軽に入手できちゃっていい代物ではないw

たしかに特製ペーストの量は規格外の多さに思えましたが、それはカップ麺での話であって、チューブの練りわさびなら実質⅓ほどで再現できる刺激ですし、だったらオープン価格の和そば系カップ麺を買ってきてセルフトッピングしたほうがコスパは高いです。わさびを入れなくても美味しいスープであれば、非常識なインパクトを加味して及第点を付けたいところではあったものの、しょぼいスープに大量の練りわさびで178円はネタにしかなりません。

食べてみた「うぎゃー！w」みたいなネタを発信しているYOUTUBER（ユーチューバー）の方やブロガーさんにとっては恰好のネタになりますが、一般の方にはオススメできないカップ麺です。それでも俺は食べてみたい！私むせたいわ！というチャレンジ精神旺盛な方は、あくまでも自己責任で挑戦してみてください。（※どうなっても私は知りませんからねw）

あ、なぜかカルシウムの数値が408mgと妙に高かったですw

しっかり特製ペーストを溶かしても見た目が変わらないので、罰ゲームには最適かもしれませんが、くれぐれも悪ふざけで素人さんに食べさせたりするのはヤメましょう。ブタメンの遊び心を再現したとのことですが、良くも悪くも遊び心の度を超えた一杯でした。