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「セブンプレミアム カレーうどん」高コスパ! セブンの格安カレーうどんは2度おいしい

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セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年11月26日(月)新発売のカップ麺、セブンプレミアム「カレーうどん」の実食レビューです。

セブンイレブンの格安タテ型カップ麺コーナーに人気の和風メニュー「カレーうどん」が登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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セブンプレミアム カレーうどん

セブン&アイグループのプライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」なので、もちろんセブン&アイグループ限定発売のカップ麺になるのですが、その中でもイトーヨーカドーなどのスーパーマーケットを除くコンビニ(セブンイレブン)主体の製品と思われます。

ただ、セブンイレブンのホームページに掲載されている「商品のご案内」と、セブンプレミアムの公式コミュニティサイト「セブンプレミアム向上委員会」の「商品・口コミ」に掲載されている販売地域には誤差があって、セブンプレミアム向上委員会では “セブン-イレブン取扱:西日本地区”(リニューアル)と紹介されているのですが‥



セブンイレブンのホームページでは “販売地域:北関東、甲信越、近畿、中国、四国” となっていたんです。甲信越ちょっと自信ないんですけど、少なくとも北関東(茨城、栃木、群馬、埼玉)は西日本ではなく東日本ですよね。

それより東の北海道や東北地方での取り扱いがあるかどうかは分かりませんが(※筆者は兵庫県在住)、関ヶ原以東にも取り扱い店舗はあるようです。セブンイレブンのカレーうどん(カップめん)は以前から地域限定で販売されていたようですが、もしかすると西日本エリアに販路拡大という意味も含んでいるのかもしれません。

商品名は漠然とシンプルに「カレーうどん」で、その横に “スパイシーなカレーつゆ。” という味の特徴が一言で表現されているのですが、背景に描かれている淡いグリーンのイラストはセブンプレミアム共通のデザインですね。あれ? 今回は車が走ってないぞ‥(たぶん麺の後ろ)とか思いながら10分くらいイラストを眺めていました、やばい。



今回のカップ麺「セブンプレミアム カレーうどん」はセブン&アイグループとエースコックの共同開発品になるのですが、実はカレー味のカップ麺を日本で初めて作ったのはエースコックなんです。パッケージにもスパイシーとありますし、楽しみですね。

開封

別添の小袋は付属していないので、エースコックのタテ型カップ麺にありがちな “小袋が粉末スープまみれ現象” は生じていません。いい加減なれたとはいえ粉まみれだったら気になるし、かといって小袋が入ってないと少し寂しいと思っている自分がいる‥実食の前に何を考えているのでしょうね私は。



香りはドライなカレー粉というよりもコクのある “カレールゥ” のイメージで、スパイシーだけど動物系のコクと甘味を帯びた香り。そこに軽く魚介が重なって、なるほどカレーうどん(伝わるのだろうか‥)。大量の揚げ玉がエースコックらしかったりもするのですが、原材料を見ると肉は牛肉らしいので、ちょっと珍しいですね。

カップ底面下段右端にある製造所固有記号は「K」となっているのですが、これは埼玉県川越市にあるエースコックの自社工場を意味しています。私の行動圏内にあるセブンイレブンでは取り扱いがなかったので、大阪の特派員が探してくれたんですけど、カップ麺の生まれは関東ど真ん中でした。

製品情報・購入価格

製品名:セブンプレミアム カレーうどん
製造者:エースコック
内容量:67g(めん55g)
発売日:2018年11月26日(月)
JANコード:4901071287368
本体価格:118円(税別)

発売地域:セブン&アイグループ(セブンイレブン)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテ型レギュラーサイズ
容器材質:紙
湯量目安:280ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:-

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、砂糖)、スープ(食塩、糖類、カレー粉、小麦粉、香辛料、大豆たん白、チキン調味料、粉末ソース、魚介風味調味料、魚介パウダー、香味調味料、オニオンパウダー、酵母エキス、全卵粉)、かやく(味付牛肉、揚げ玉、ねぎ、玉ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、カラメル色素、リン酸三ナトリウム、重曹、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(カンゾウ)、酸味料、微粒二酸化ケイ素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【アレルギー表示】
卵・乳成分・小麦・牛肉・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉

実食開始

いつもは具材を整えてから撮影するのですが、今回は揚げ玉の攻撃力が高かったのでw フタを開けて直後に撮影しました。別添の小袋は付属していないため、お湯を注ぐだけの簡単調理です。タテ型のカップうどんはレギュラーサイズだと熱湯3分や4分が多かったりするのですが、比較的ちょっと長めの設定でした。



揚げ玉は先入れ状態なので、サクサク食感は得られませんが、スープと一体化することでパワーを見せつけてくるタイプですねコレは‥‥よし、覚悟はできたぞ。

さて、しっかり混ぜたら完成です。かなりスープの量が少なめに見えますが、麺だけでなく大量の揚げ玉にも水分を持って行かれたのでしょう。また、お湯の目安量も280mlと少なめの設定だったので、そもそもの仕様なのかもしれません。

とろみ成分が粉末スープに含まれているのですが、その要因は増粘剤などの添加物だけでなく、主に小麦粉によるものだったので、それさえ溶かせば執拗に混ぜる必要はありません(目安:30秒くらい)。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(67g)当たり

カロリー:275kcal
たん白質:6.5g
脂  質:8.4g
炭水化物:44.3g
(糖  質:42.4g)
(食物繊維:1.9g)
食塩相当量:4.4g
(めん・かやく:1.7g)
(スープ:2.7g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:163mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:275kcal(めん・かやく:236kcal)(スープ:39kcal)

めん

うどんらしいモチッとした食感の麺

(出典:セブンプレミアム向上委員会「商品・口コミ」)

タテ型レギュラーサイズとは思えない!

おお、これはレベルが高いですよ。タテ型レギュラーサイズのカップうどんは熱湯3〜4分が多いと書きましたが、どうしてもタテ型の制約が働いて食感を犠牲にしなければいけない部分があったんです。それはそれでチープな食感が魅力的だったりもするんですけど、セブンプレミアムのカレーうどんはコシが強い!(しかも食べ終わるまで弾力キープ)

かなり密度が高く、もちもちとした粘り気のある弾力は他社のタテ型うどんと一線を画しており、日清のどん兵衛ほどではないにしろ、縮れも控えめです。もちろん油揚げ麺なので、それなりに特有の風味も並行してくるのですが、コシの強さに関しては「赤いきつね」や「どん兵衛」以上と言っても過言ではないかもしれません。



ただし、フライングだけは厳禁。むしろ熱湯7分前後からが食べ頃だと感じたので、お湯を注いでから “6分後” に開封、30秒〜40秒くらい混ぜてから食べ始める、くらいがベストだと思います。かなりカレーつゆは味が濃いめに仕上がっていたのですが、ばっちり渡り合っていました。

つゆ

チキンペースのつゆに複数のスパイスと魚介のうま味を加えた、スパイシーで濃厚なカレーつゆ

(出典:セブン-イレブン「商品のご案内」)

ど濃厚な高粘度系

ぴったり内側の線を守って熱湯を注いだのですが、小麦粉や増粘剤に加えて具材の揚げ玉が溶けるので、かなりの高粘度。お湯ちょっと少なめに作った(もしくは2〜3分くらい放置しちゃった)「カップヌードル カレー」くらいの粘度がデフォルトで、意識しなくても麺を食べているだけでグイグイつゆが減っていきます。

また粘度だけでなく、かなり味も濃いめに仕上がっているので、カップ麺のヘビーユーザーでも充分に納得できるはず。逆に普段からカップ麺を食べなれていない方は味が濃すぎると感じる恐れがあるため、ちょっと多めに熱湯を用意しておくと安心かもしれません。きちんと香辛料の複雑なスパイス感も意識されているのですが、カレーの辛さとしては万人受けレベルなので、なかなか適切なラインだと感じました。

製品説明にチキンベース(ペースになってますけど‥w)と書かれているように、実際も原材料にはチキン調味料が使用されているのですが、体感的にはポークベースと勘違いしてしまったほど動物系は力強く、並行して魚介の旨味も野趣に富んでいて、魚介しっかりでも出汁で伸ばしたサラッとタイプではありません。とりあえず濃厚なカレーつゆが好きなら、満足できること請け合いです。

かやく

2種類のねぎを加えた、風味と彩りのよい仕立てです。牛肉、揚げ玉、玉ねぎ、ねぎを具材にしました。

(出典:セブン-イレブン「商品のご案内」)

過不足のない構成!

製品説明には2種類のネギと紹介されているのですが、大きめにカットされた柔らかいネギと小さくカットされた歯触りシャキッとタイプの2種類で、この小さめカットが大量だと悪い意味で気になることもあるのですが、今回は程よく食感のアクセントに寄与しています。また、本物の牛肉が嬉しいですね。

どうしても加工肉特有の風味を感じてしまうのですが、風化したような臭みは目立っておらず、もちろんスカスカ食感のスポンジみたいな肉そぼろとは月とスッポン。ビーフカレーほど目立った量ではないものの、肉具材ならではの確かな満足感が得られました。そして、効果的だったのが玉ねぎのフレッシュな食感。

加熱した玉ねぎ特有の甘みを重視したタイプではなく、シャキッとした食感と香味が濃厚なカレーつゆに映える細めのカットで、量も多く好印象でした。しかし、これは少し残しておくといいかも‥(後述します)。揚げ玉は混ぜると溶けてしまうので、つゆの一部と化していたのですが、実際はクドいほど油っぽいわけではありませんでした。ほどよくヘヴィです(笑)

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)
(上出来! そして2度おいしい‥)

麺量は55gと少し控えめですが、しっかり噛めることと濃厚なカレーつゆが必然的にセットで口の中に入ってくるので、結果的に麺の量以上の満足感が得られると思います。しかし、一般の成人男性としては、タテ型レギュラーサイズのカップ麺だけで1食を満たすというのは少し頼りないでしょう‥

安心してください、「追い飯」があります。むしろ残ったカレーつゆにシメのライスを投入すること前提の麺少なめ味濃いめというか、逆に麺量55gだからこそ “ちょこっとライス” が腹八分目な感じで収まるというか、しかも白ご飯との相性すこぶるよかったので、カップ麺の残ったスープに白飯インしちゃう方は “ぜひ” お試しください。

その際、あえて具材の玉ねぎを底に残しておくとライス投入後の効果的なアクセントになるので(牛肉も残しておくと尚良し)、計画的に食べましょう。めったに私は追い飯とかしないんですけど、今回は試さずにはいられませんでした(※2019年3月4日・2019年11月25日にリニューアル)。

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