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「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」中身は麺とソースだけ!?ペヤングとの違いを比較して解説!

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まるか食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年12月3日(火)コンビニ先行発売のカップ麺、まるか食品「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」の実食レビューです。

具材・ふりかけ・スパイスなし!? ペヤング王子ことヨシモリやっちゃいます第2弾 “社長に内緒でブランド作っちゃいました。(笑)” の結果「超ボンビーやきそば」爆誕!!

ペヤングと何が違う? 実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、ペヤングとヨシモリの違いやカップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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ヨシモリ 超ボンビーやきそば

「ヨシモリ」とは、まるか食品株式会社の代表取締役社長・丸橋嘉一(まるはし よしかず)氏の実子、つまり滞りなければペヤングの次期社長に当たる人物で、本名は丸橋嘉守(よしもり)。カタカナ表記の「ヨシモリ」をニックネームにYoutubeチャンネル「ペヤング王子チャンネル」を開設し、今回の企画「超ボンビーやきそば」に繋がります。

ペヤング王子チャンネル『ヨシモリやっちゃいます!!第2弾 社長に内緒でブランド作っちゃいました。(笑)』

動画内に出てくる「コジマ」さんは、現在も新作が出るたびにネット上で騒ぎになるMAXシリーズ第1弾「ペヤング 激辛やきそば」を考案した人物で、まるか食品の開発課に所属する小島裕太氏その人。その隣に立つチャンネル開設当時から出演しているヨシモリ氏の相棒「ハルキ」さんは、まるか食品の資材担当者で、今回の「超ボンビーやきそば」も “社長に内緒” で企画されたもの。



「超ボンビーやきそば」とは、具材・ふりかけ・スパイスなしの超大盛ペヤングで、ボンビーはビンボー(貧乏)の捩り。既存の定番商品「ペヤング ソースやきそば超大盛」と同じ超大盛りサイズにもかかわらず、食感のアクセントになるキャベツや味付け鶏ひき肉、ごま、決め手の香辛料(スパイス)やアオサ、紅生姜もすべて潔くカット。

なにしとんねんヨシモリw と、ツッコミを入れたい気持ちはさておき、具材・ふりかけ・スパイスをカットした分だけヨシモリ氏の懐が潤うわけではありません。今回の新商品は、既存の超大盛ペヤングが税別230円なのに対し、メーカー希望小売価格の設定されていない廉価版として発売された、オープンプライスの安売り用カップ麺。

さらに総額500万円分のQUOカードが10,000名様に当たるインスタントウィンキャンペーンの対象商品で、先ほど切り抜いた動画のタイトルが『ヨシモリやっちゃいます!!第2弾』となっているように、実はペヤング王子チャンネルにアップされた記念すべき2本目の動画『社長に内緒で1000万円⁈ ヨシモリやっちゃいます‼』(2019年9月28日公開)の続編です。

そのヨシモリやっちゃいます第1弾では “QUOカード500円分 20,000名様にあたる!” と題し、ヨシモリ氏が独断で「ペヤング ソースやきそば」に “会社の経費で1,000万円分のQUOカードを入れてしまった” のですが、けっして道楽息子の悪ふざけではなく、ペヤングのファンに日頃の感謝を込めて何か恩返しがしたい‥‥という彼なりの気持ちの表れ。



動画ではお調子者で悪ノリが多いけどw それはさておきオープン価格の廉価版とはいえ麺量2倍の超大盛りで、なおかつ2019年12月3日現在 “コンビニ以外には売ってない” コンビニ先行販売品として発売。まるか食品にはオープン価格の廉価版ブランド「ペヨング」も存在しますが、とうぜん税込100円前後で販売されているわけではありません。

ちょうど3つのサイズが揃っているコンビニがあったので、値段を比較してみたところ、「ペヤング ソースやきそば」184円(税込198円)、「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」199円(税込214円)、「ペヤング ソースやきそば超大盛」221円(税込238円)と微妙な違い。ついでにチラッと写っている「ペヤング 火炎風やきそば超大盛」は、239円(税込258円)と地味に高めの設定です。

開封

通常サイズのペヤングと比較した場合、ペヤングもヨシモリも超大盛は圧倒的にコストパフォーマンスに優れているのですが、ヨシモリをコンビニで購入した場合、具材・ふりかけ・スパイスなしでも激安特価とはいえない微妙なところ。もちろん別添されている小袋は「液体ソース」1袋のみ、残念ながら500円分のQUOカードは入っていません。



最初はCVS先行(コンビニエンスストア先行)商品としてリリースされましたが、来週12月9日(月)より一般販売が解禁されるので、取り急ぎ焦って買わなくても大丈夫。ちなみに実際に立ち寄ったコンビニ大手4社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ)の中では、「ローソン」と「ファミリーマート」での取り扱いを確認しました。

麺は油で揚げたフライ麺で、ノーマルペヤングの油揚げ麺が2玉入っている超大盛り仕様。若干ながら普段よりも黄色味が強いような気がしないではないものの、基本的にペヤングやきそば系統の麺は共通の規格なので、おそらく「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」専用に開発された麺ではないでしょう。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ヨシモリ 超ボンビーやきそば
製造者:まるか食品株式会社
製造所:本社工場(群馬県伊勢崎市戸谷塚町49-1)
内容量:225g(めん180g)
商品コード:4902885005940(JANコード)

発売日:2019年12月03日(火)CVS先行
実食日:2019年12月03日(火)
発売地域:全国(コンビニ先行)※2019年12月9日より一般販売
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
商品購入価格:214円(税込)
希望小売価格:オープン価格

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:角型容器・超大盛サイズ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:820ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(ソース)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、植物油脂、ビーフエキス、香辛料)/ カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(グァーガム)、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、ビタミンB2、香辛料抽出物、(一部に小麦・牛肉・大豆・豚肉・りんごを含む)

実食開始

左「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」/ 右「ペヤング ソースやきそば 超大盛」

先入れの小袋は別添されていないので、液体ソースを取り出したら熱湯を注ぐのですが、その前に超大盛ペヤングの液体ソースと比較してみたところ、微妙にヨシモリ超ボンビーやきそばのほうが小さめの小袋を採用しています。しかし、ヨシモリの小袋はペヤングよりも厚みがあって、ちゃんと “ペヤングの看板を外している” のが細かい演出。



ちなみに具材・ふりかけ・スパイスありの超大盛ペヤングのカロリー(1081kcal)と比較して、超大盛ヨシモリのカロリーは990kcalと低く、炭水化物の値も129.1gから123.5gと控えめ。たんぱく質や脂質の量も下がっているのですが、食塩相当量の値だけ6.6gから8.1gに上昇しているので、ソースの味や濃さの違いが気になるところ——

さ、さて、見事なまでに調理後は “素カップやきそば状態” なんですけど、裏を返せば “ちょい足しアレンジするには絶好のカップ麺” というポテンシャルを秘めているヨシモリの超ボンビーやきそば。具材は入っていないので、超大盛ペヤングとの違いを比較しつつ、「めん」と「ソース」の特徴を解説し、オススメのペヤングちょい足しアレンジを紹介したいと思います。

栄養成分表示:1食(225g)当たり

カロリー:990kcal
たん白質:16.7g
脂  質:47.7g
炭水化物:123.5g
食塩相当量:8.1g
ビタミンB1:-(記載なし)
ビタミンB2:-(記載なし)
カルシウム:-(記載なし)

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いつものペヤング汎用麺と同じ
5.0

実食前にペヤングやきそばの麺は規格が同じと書いたように、通常サイズ「ペヤング ソースやきそば」の麺と「超大盛」及び「超超超大盛GIGAMAX」は麺の量とブロックの大きさが違うだけで、原材料と製法は変わりません。「ピーヤング」は春雨(はるさめ)なので、そもそも別物なんですけど、廉価版の「ペヨング」にも同じ麺が採用されています。

ただし、通常サイズの麺量90gと比較して、オープン価格の「ペヨング」は麺量80gにカットされているところ、今回の「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」もオープン価格でありながら、超大盛の麺量2玉(180g)をキープしてくれているのが嬉しいポイント。若干いつもより縮れが控えめに見えますが、これも個体差の範囲内。



たとえば調理環境(室温や熱湯の温度)が変わってくると食感にも違いが生じますし、四季のある日本では天候による湿度・気温の変化で製麺時のコンディションも変わってきます。さらに具材の種類(有無)や麺量による湯切りの時間など、それらも関与してくるのですが、おおむね “いつもの麺” なので、安心してお召し上がりください。

ソース

ソース自体は同じだけど超ボンビーのほうがリッチ
5.0

原材料名を並べて比較すると微妙に違う表記となっているのですが、結論からいうとソースの味は「ペヤング ソースやきそば 超大盛」と同じです。

「ペヤング ソースやきそば 超大盛」ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、牛肉エキス、香辛料
「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、植物油脂、ビーフエキス、香辛料

上記のように「香味油」が「植物油脂」に変わり、「牛肉エキス」が「ビーフエキス」に変わっているのですが、これまでにあった3つの法律(食品衛生法・JAS法・健康増進法)を一元化する食品表示法(猶予期間終了:2020年3月31日)に対応するための変化で、ソース自体の味はオリジナルと変わっていません。

「ペヤング ソースやきそば 超大盛」のソース

試しに超大盛ペヤングも具材・ふりかけ・スパイスなしで調理してみたところ、酸味の強さや甘味の加減に目立った違いはなく、食塩相当量の値は大きく変わっていましたが、体感的な塩気のアタックも変わりません。では、なぜ “ソース自体は同じだけど超ボンビーのほうがリッチ” と書いたのかというと——

みずみずしいキャベツが入っていない分、しっかり混ぜた後もソースが容器の底に余るので、その結果 “通常調理のペヤングよりもソースの味を濃く感じた” から。アオサやゴマ、紅生姜のアクセントがないのは寂しいけれど、スパイスなしでもピリッとするくらいスパイシーなので、結果的にソースの味は超ボンビーなヨシモリのほうがリッチに感じました。

具材ちょい足しアレンジ

ポテトサラダ×厚切ベーコン×黒胡椒

具材のないヨシモリにオススメのアレンジは、市販の「ポテトサラダ」と炒めた厚切りベーコンをトッピングしてブラックペッパーをかけるだけ。ちょっと酸味の効いた市販のポテトサラダとウスターソースの相性がいいように、ペヤングのソースとも相性抜群で、ベーコンの旨味がボンビーな焼そばをリッチに仕上げてくれます。

なかなか重たい組み合わせになりますけど、本気で激ウマの食べ方。全体を大きく豪快に混ぜてから食べるのが美味しく食べるためのポイントで、もちろん通常サイズのペヤングでもお試しいただけます。さっぱり食べたい方は、刻んだ小葱を散らしてから柑橘系の果汁を搾るだけで、かなり食べやすくなりますよ。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

「ヨシモリ 超ボンビーやきそば」の実態は、具材・ふりかけ・スパイスの入っていない「ペヤング ソースやきそば 超大盛」そのもので、麺の量やソースの味は完全に同じです。しかし、キャベツが入っていないことで超ボンビーなのにソースの味がリッチに感じられるなど、そういった違いは見られました。

正直なところコンビニで買った場合の値段差は、超大盛ペヤングと比較して税込24円なので、わざわざヨシモリを選ぶ必要はないかもしれません。けれども2019年12月9日(月)の一般販売解禁以降、税込200円以下とかになれば話は別。ソースと麺は現行品と同じなので、ちょい足しアレンジの土台にオススメのカップ麺です。

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