「やみつき旨辛 辛赤 名古屋台湾まぜそば」濃厚テイスト!!病み付き度ヤバめの中毒性

スポンサーリンク
東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年4月22日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん やみつき旨辛 辛赤(からあか)名古屋台湾まぜそば」の実食レビューです。

名古屋名物「台湾まぜそば」をジャンクにアレンジして再現!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

やみつき旨辛 辛赤 名古屋台湾まぜそば

ひとつ前の記事で「マルちゃん やみつき旨辛 辛黒(からくろ)富山ブラック風焼そば」という富山県の人気ご当地ラーメン「富山ブラックラーメン」を焼そばにアレンジした同時発売品の汁なしカップ麺を評価しているのですが、こちらは名古屋名物「台湾まぜそば」をストレートに再現したもの。

「やみつき旨辛(うまから)」とは、旨味と辛味のバランスを追求した “やみつきになる味わい” がコンセプトの定期シリーズで、縦型レギュラー(標準サイズ)のカップラーメンとカップ焼そばタイプの2種類を展開。同じようなコンセプトの「やみつき屋」というシリーズもありますが、それより安価で「辛さ」も意識しているのが特徴です。



「台湾まぜそば」とは、愛知県名古屋市中川区に本店を構える2008年(平成20年)8月創業「麺屋はなび(高畑本店)」が発祥とされる汁なしラーメンの一種で、「麺屋はなび」代表・新山直人さんが名古屋めし(愛知県ご当地グルメ)の「台湾ラーメン」をアレンジした新メニューを試行錯誤していた頃、当時のスープに具材の台湾ミンチが合わず断念‥‥

「台湾ミンチ」というのは唐辛子とニンニクを効かせた醤油味の辛い挽肉で、当時のスープは鶏をベースにした淡麗系のスープ。それを合わせてみるも大失敗に終わり、試作の台湾ミンチを捨てようとしていたところアルバイトの女性に止められて、捨てるのは勿体ないから茹で上げた麺にかけてみたらどうか――という提案をキッカケに台湾まぜそばの原型が生まれました。

そのプロトタイプからイッキにブラッシュアップを図り、2009年から正式に製品化。さらに改良を重ねて完成した元祖台湾ラーメンは、うどんを意識した太麺に特製の台湾ミンチ、刻んだ生のニラ、ねぎ、魚粉、刻み海苔、おろしニンニク、卵黄をトッピングしたものが雛形で、あっという間に大ブレイク。

ちなみに「台湾ラーメン」のパイオニアは「味仙」という愛知県名古屋市発祥の中華料理店で、元祖「台湾まぜそば」を作り上げた新山直人さんは味仙系列の出身らしく、どちらも「台湾」の名を冠しているのですが、れっきとした名古屋生まれのメイドインジャパンなので国の台湾(Thailand)は関係ありません。



そんな「台湾まぜそば」をマルちゃん流にアレンジして再現した汁なしカップ麺が今回の「やみつき旨辛 辛赤 名古屋台湾まぜそば」で、昨年の同時期(2019年4月23日)にも「辛黒」と一緒にリリースされているのですが、パッケージの右上では「にんにく・魚粉を利かせた旨み!」と旨辛の「旨」をアピール。

そして左下には辛そうな粗挽き唐辛子と丸ごと唐辛子のイメージ写真を掲載し、「唐辛子のインパクトある辛み!!」と旨辛の「辛」も主張しているのですが、標準仕様で辛いことでも有名な台湾まぜそば——ちゃんと唐辛子の辛味にインパクトがあるのかどうか、辛さレベルと「やみつき」度にも注目しながらレビューします。

開封

別添の小袋は先入れの「かやく」が1袋、後入れの「液体ソース」「粉末ソース」が1袋ずつで合計3種類。液体ソースについて調理方法や小袋には何も書いてありませんが、原材料名(添付調味料)の筆頭が動物油脂のラード(豚脂)なので、お湯を注いでから待っている間にフタの上で温めたほうがいいでしょう。



麺は角刃でカットされた太めの油揚げ麺で、調理時間は熱湯4分。やや黒ずんだ見た目と精製ラード由来の芳ばしい香りが特徴的な「でかまる」系の麺が採用されているのですが、これも東洋水産らしいポイントですね。

賞味期限右端に記載されているローマ字と数字の組み合わせは製造所固有記号といって、「M1」は群馬県にある東洋水産の自社工場(群馬県館林市赤生田本町3831-1)を意味しているのですが、同社の「でかまる」を製造している工場でもあり、同時発売品の「辛黒 富山ブラック風焼そば」の製造工場とも同じです。

その「辛黒 富山ブラック風焼そば」は今週の新商品(2019年5月第1週)としてコンビニの「ミニストップ」に並んでいたので、もしかすると今回の「辛赤 名古屋台湾まぜそば」を取り扱っているミニストップの店舗もあるかもしれませんが、コンビニで購入すると税込184円、こちらはスーパーで税込95円、ほぼ倍近い価格差が生じていました。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:マルちゃん やみつき旨辛 辛赤 名古屋台湾まぜそば
製造者:東洋水産株式会社
製造所:自社工場・M1(群馬県館林市)
内容量:108g(めん90g)
商品コード:4901990360326(JANコード)

発売日:2019年04月22日(月)
実食日:2019年05月10日(金)
発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ローカルスーパー(ミニフレッシュ)
商品購入価格:95円(税込)
希望小売価格:180円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:角型レギュラー・カップ焼そばタイプ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:560ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(液体ソース・粉末ソース・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、食塩、しょうゆ、香辛料、粉末野菜、卵白)、添付調味料(ラード、チキンエキス、しょうゆ、植物油、砂糖、香辛料(唐辛子、ガーリックパウダー、花椒)、食塩、酵母エキス、粉末さばぶし、粉末あじぶし)、かやく(味付挽肉、にら)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、炭酸カルシウム、カラメル色素、かんすい、酒精、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、ローズマリー抽出物)、パプリカ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【本品原材料に含まれているアレルギー物質】小麦・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉(特定原材料及びそれに準ずるもの)

実食開始

「かやく」の小袋に入っているのはニラ、味付挽肉‥‥以上。しかも挽肉・ニラともに量は多くありません。同時発売品の「辛黒」には大きなメンマが入っていて存在感あったんですけど、実際の「台湾まぜそば」みたいに賑やかな着丼姿や具沢山なイメージを思い描いていると大変なことになります。



お湯を注いで4分後、湯切りをしてから添付調味料の液体ソース・粉末ソースを混ぜ合わせるのですが、 “液体ソースをかけて軽く混ぜてから” 粉末ソースを投入、再度よく混ぜたら完成です。後述しますが液体ソースの油脂が多めだったので、すんなり混ぜ合わせることができました。

その際、添付調味料を投入する前に麺を何度か持ち上げて水分を飛ばしておくと水っぽくならないので、ぜひワンクッション入れていただきたいのですが‥あまりにも調理後の見た目がショボいw これでも具材がんばって集めたんですけど、「ごつ盛り」シリーズよろしく廉価版(れんかばん)に匹敵する完成図です(実際ごつ盛りクラスに安かったんですけどね)。

それでは、唐辛子の辛さレベルやニンニク・魚粉の旨さ、やみつき度と再現度にも注目しながら「めん」「ソース」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(108g)当たり

熱  量:482kcal(カロリー)
たん白質:10.6g
脂  質:21.2g
炭水化物:62.2g
食塩相当量:3.6g
ビタミンB1:0.36mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:216mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

モチモチとした食感の食べごたえのある太めの麺。

(出典:東洋水産公式サイト「東洋水産トップ > 企業・IR・採用 > ニュースリリース >『やみつき旨辛 辛黒 富山ブラック風焼そば』『同 辛赤 名古屋台湾まぜそば』新発売のお知らせ」)

「でかまる」の系譜にあるワイルドな太麺
5

ニュースリリースに書いてある同時発売品の「辛黒 富山ブラック風焼そば」と商品説明や原材料名が同じですし、調理前の見た目も調理後の質感も変わらなかったので、おそらく麺は共通です。精製ラードの芳ばしさが強めに主張してくる「でかまる」系の油揚げ麺で、もっちもちの弾力から食べ応えはバッチリ。

実際の台湾まぜそば(「麺屋はなび」「麺屋こころ」基準)に使用されている麺と比較して縮れが強く、形状も平打ちで食感のベクトルもジャンクさ満点の風味も油揚げ麺の領域を逸脱するようなタイプではありませんが、今回のジャンキーなソースとの相性は良好なので、結果的にネガティブではありません。



麺量は汁なしカップ麺・レギュラーサイズ(変わり種)の定量90gですが、反発性の強い弾力から麺量以上の食べ応えが得られました。油揚げ麺特有の風味は人を選ぶ項目の代表格ではあるものの、そのジャンクな風味もソースが飼い馴らしているので、カップ麺ならではのジャンクな魅力が嫌味なく楽しめます。

ソース

チキンの旨味をベースに、にんにく・唐辛子・魚粉を利かせた、旨味と辛味がマッチしたやみつきになる名古屋台湾まぜそば味のソース。

(出典:東洋水産公式サイト「東洋水産トップ > 企業・IR・採用 > ニュースリリース >『やみつき旨辛 辛黒 富山ブラック風焼そば』『同 辛赤 名古屋台湾まぜそば』新発売のお知らせ」)

やみつきになりますよ‥‥
5

液体ソースに植物油も含まれているのですが、パプリカ色素で着色した豚脂(ラード)主体のオイル成分で構築されているため、純粋なラー油系のオイルではなく、粉末ソースを混ぜる前に液体ソース単体の辛さレベルをチェックしてみたところ、せいぜいピリ辛の枠を出ない程度。なので見た目ほど怖いオイルではありませんし、濃口醤油ベースでも旨味重視のタレなので、鋭利な塩カドも気になりません。

ただ、そんなに小袋が大きいわけではなかったのに油脂の量は多く、麺全体に行き渡らせても容器の底にアブラが残るレベルでコッテリ感は上等(※でも「追い飯」できるほどの量ではない)。また製品説明には “チキンの旨味をベースに” と書かれているようにチキンエキスも含まれているのですが、実際のパワーバランスはラードが圧倒的に優勢なので、ほぼ旨味のベースはポークです。

そして粉末ソースが「やみつき」の素——内容は唐辛子、ガーリックパウダー、魚粉、花椒、砂糖、二郎御用達のグル的な旨味成分w といった構成で、唐辛子の辛さレベルは「中辛〜辛口」(スナック菓子を例に挙げるとカラムーチョ以上・暴君ハバネロ以下)。蓄積されるカプサイシンで後半わりと辛口ですが、激辛ほどは辛くない程度(※ただし苦手な人は注意が必要)。

しかし、さりげない花椒の麻味(痺れ)が刺激に複雑な印象を加え、強めのガーリックパウダーに砂糖と通称グル(グルタミン酸ナトリウム – アミノ酸等)が重なることで脳内物質を刺激するヤバめの中毒性を演出しているのですが、注目したいポイントはジャンクな魅力だけでなく “魚粉の種類” も見所。

攻めの姿勢にあるシャープな煮干とは違う、膨よかな横広がりの旨味が特徴的な節系が主体となっているのですが、定番の鰹節(かつおぶし)ではなく「さば節」と「あじ節」をパウダー状に細かく粉砕した魚粉を使用しています。実は「麺屋はなび」の魚粉も鯖節が主体なので、この選択は再現度の高さにも貢献していました。

具材

味付挽肉、にら、粗挽き唐辛子。

(出典:東洋水産公式サイト「東洋水産トップ > 企業・IR・採用 > ニュースリリース >『やみつき旨辛 辛黒 富山ブラック風焼そば』『同 辛赤 名古屋台湾まぜそば』新発売のお知らせ」)

具材はダメいまいちw
2

「めん」「ソース」と好調でしたが、税込95円を実現した反動がモロ具材に出てますね。とりあえず台湾まぜそばに必須の挽肉とニラは入っていますが、挽肉は台湾ミンチではなくジャンクな味付けの肉そぼろ(でも味はよい)、ニラも軸ではなく葉先の部分ばかりでクッタクタ‥‥パンチを演出するには力不足な存在と言わざるを得ません。

まだ東洋水産はエースコックやヤマダイ(ニュータッチ)、日清食品も導入している卵黄ソース系に着手していないので、それは現状まだ望めないかもしれませんが、せめて刻み海苔(ふりかけ)もしくはニラの軸、頑張ってほしかったです。とはいえコンビニ以外の店では実売価格100円(税込)前後でも販売されているため、あまり目くじら立てられませんけどね。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

辛さレベルは中辛〜贔屓目に見て辛口、具材の貧弱さも否めないところではあるものの、かなり中毒性のあるジャンクな味わいだったので、やみつき度(旨さレベル)はバッチリです。本物の「台湾まぜそば」と比較して塩気も辛さ(カプサイシン)も具材も弱いため忠実に再現しているとは言えませんが、魚粉の種類にこだわりが見えたこと、また実売価格も安いですしテーマの「やみつき」も打ち出せていました。

追い飯(麺を食べ終えた後、残ったタレに白ご飯を入れて〆る背徳的な行為)ができるほどタレは多くないのですが、白ご飯に合うガッツリ系のテイストなので、唐辛子×魚粉×ニンニクが好き、白ご飯を片手にカップ焼そばを食べるのがデフォ、また晩酌の相棒として汁なしカップ麺に “おつまみ” 需要を感じている皆様におかれましても朗報です。

タイトルとURLをコピーしました