どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年8月27日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清焼すぱ 下町ぺぺろんちの」の実食レビューです。
パスタでも焼そばでもない “B級焼すぱ”
※右上に飛んでいるのは下町ロケットではなく下町飛行機です。
「日清焼すぱ」は、パスタでも焼そばでもない “B級焼すぱ” がテーマのシリーズで、メーカー希望小売価格はオープンプライスの廉価版。おそらく今回がシリーズ第7弾に当たるのですが‥
・第2弾 下町ぺぺろん
・第3弾 下町しょうゆ
・第4弾 下町カレー
・第5弾 チーズと黒胡椒
・第6弾 バターしょうゆ味
2016年3月21日にシリーズ第2弾として発売された「下町ぺぺろん」が復活しました。
第5弾の「チーズと黒胡椒」、そして第6弾の「バターしょうゆ味」はタイトルから “下町” の文字が取り消されていたのですが、チーズと黒胡椒はともかくバターしょうゆ味なんて家庭的ど真ん中なテーマだと思うんですけどね。
「あの日のおいしさ」あの日、いったい何が‥
今回はセンチメンタルな気持ちにさせられる夕焼けが印象的なパッケージとなっているのですが、実はシリーズを通して流れるように時間の経過が背景のデザインに投影されてきました。第1弾の夕焼けに始まり‥
・第2弾 さらに夕焼け
・第3弾 夜
・第4弾 ほぼ深夜
・第5弾 夜明け
・第6弾 朝方
時間帯に合わせて街灯の明るさや空の色、街並みも微妙に変化していたんですよね。その流れからすると第7弾は真昼間が来るはずだったんですけど、いわゆる復刻版に当たるので、背景のデザインはシリーズ第2弾の「下町ぺぺろん」と同じです。(中央のロゴは少し変わりました)
開封
小袋は「液体ソース」1袋で、かやく類は最初から容器の中に入っています。2016年の「下町ぺぺろん」では “粉末ソース” と “調味オイル” の2袋でしたが、2018年は液体ソース1本とコンパクトにまとまっていますね。
日清食品曰く、「『下町ぺぺろん』のB級感あふれる味わいをさらに進化」させたそうなので、かなり楽しみです。(※ “B級感あふれる味わい” の定義って “安価で気取ってなくて庶民的でありながら妙に美味しい” で合ってますよね?)
原材料名・アレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料、大豆食物繊維)、ソース(香味油、植物油脂、しょうゆ、食塩、香辛料(ガーリック、パセリ、ペパー、唐辛子)、酵母エキス)、かやく(キャベツ、赤唐辛子)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、酒精、増粘剤(加工でん粉)、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、香辛料抽出物、ビタミンB2、炭酸Mg、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・豚肉を含む) |
【アレルギー表示】 小麦・乳成分・豚肉・大豆 |
実食開始
1食(97g)当たり
カロリー:443kcal |
フライパンで炒めたような香ばしさとガーリックの風味! 食欲をそそる、まさにB級な味わい
(日清食品「ニュースリリース」「製品情報」より引用)
めん
ガーリックとオニオンを練りこんだ、食べ応えのある太ストレート麺。もっちりとした食感が特長です。
(日清食品「ニュースリリース」より引用)
丸刃でカットされた口当たりのいい油揚げ麺で、縮れは皆無に等しい熱湯5分の中太ストレート麺。噛んだ時にはモチッとした弾力が得られるのですが、すぐさまプリッと弾けるような歯切れのよさが光るクオリティの高さはオープン価格の廉価版と思えません。食べ始めはモチモチとした弾力が強く、後半は歯切れのよさが目立っていました。
従来品である「下町ぺぺろん」の原材料は「小麦粉、植物油脂、食塩、醤油、大豆食物繊維」でしたが、2018年は新たに「香辛料」(オニオン・ガーリック)が練りこまれています。さすがに茹で立てアルデンテな食感のスパゲッティには敵いませんが、焼そばよりもパスタに近い雰囲気で、とにもかくにも廉価版に採用していいような麺ではないですね。
ソースを入れる前に味を確認してみましたが、適度にジャンクな風味を感じ、その下味からソースとの一体感も高かったです。麺の重量は85gなので、一般的な汁なしカップ麺の平均値(90g)よりも5g少なく、「日清焼そばU.F.O.」(100g)よりも少なめではあるのですが‥
オープン価格なのに質の高さは定価を設定しても差し支えない出来栄えなので、まったく気になりませんでした。というか、そもそも食べていて少ないとは思わなかったです。
ソース
ガーリックとオリーブオイルの風味と、フライパンで炒めたような香ばしさが特長のソース。唐辛子の辛味とパセリの風味でアクセントを加えました。
(日清食品「ニュースリリース」より引用)
従来品である「下町ぺぺろん」の原材料は「香味油、植物油脂、香辛料、食塩、醤油」でしたが、今回は「香味油、植物油脂、しょうゆ、食塩、香辛料(ガーリック、パセリ、ペパー、唐辛子)」と香辛料の含有量が下がっているのですが、なんのなんの‥
にんにく気を付けてくださいw
商談前にガーリックが決め手のペペロンチーノなんぞを食べる猛者は稀かと思いますが、ガーリックパウダーではなくペースト状のガーリックがメインなので、けっこうキます。やや塩気を強めに感じたのですが、醤油は香り付けで、麺とのバランスを思えば適切な塩気と言えるでしょう。
とりあえずガーリックが強く、オイルは多め。しかし、主にオリーブオイル風味の植物油脂なので、動物油脂が主体の油そばほど重たくはありません。パセリの存在感も効果的で、その香りがアクセントに心地よかったです。
オリーブオイル “風味” なので、そこまで香り高くはないのですが、それっぽい風味は感じられます。しかし、それ以上に効果的だったのは炒めたような調理感で、独特の芳ばしさが臨場感を演出してくれていました。でもってペペロンチーノは唐辛子の刺激も特徴なので、もうちょっと唐辛子は強めだと嬉しかったんですけど、具材に輪切り唐辛子が入っています。しかし‥
かやく
キャベツ、赤唐辛子。
(日清食品「ニュースリリース」より引用)
「下町ぺぺろん」にはキャベツしか入っていませんでしたが、今回はペペロンチーノに必須の赤唐辛子が追加されています。しかし、これで全部なんですよねw 麺の下にキャベツが隠れているとかではなく、もれなくサルベージして‥これ。
さすがに “カップ麺としては” 寂しさが否めない反面、もともとペペロンチーノは具沢山ではないシンプルなオイル系のパスタですし、麺とソースの完成度が値段に反して秀逸なので、まったく気になりませんでした。輪切り唐辛子は大きめだったので、意識して食べるとソースでは物足りなかった唐辛子のピリッとした刺激が嬉しかったです。もっと多いと嬉かっt(ry
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
シリーズ第2弾として2016年に発売された「下町ぺぺろん」も秀逸でしたが、2018年の「下町ぺぺろんちの」もオープン価格の廉価版とは思えない完成度の高さでした。圧倒的にキャベツの量は減っていたんですけど、新たに追加された輪切り唐辛子の刺激は好印象だったし、もともとペペロンチーノって具沢山なメニューではありませんからね。
そもそも廉価版の域を超えているパスタチックに洗練された麺が卑怯なんですけど、粉末では得られないペースト状のガーリックが仕込まれていたパンチのあるソースはペペロンチーノらしく、さらに「 “焼” すぱ」というタイトルの通りフライパンで炒めたような臨場感が得られたコストパフォーマンスの高い一杯でした。
もちろん本物のペペロンチーノと比較したら洗練さに欠けますし、一般的なソース味や塩ダレ味のカップ焼そばとも毛色は異なりますが、当ブログとしてはコストパフォーマンスに優れた日清焼すぱ流儀の “B級ペペロンチーノ” を高く評価します。
製品名:日清焼すぱ 下町ぺぺろんちの 製造者:日清食品 内容量:97g(めん85g) 発売日:2018年8月27日(月) JANコード:4902105246443 希望小売価格:オープン価格 発売地域:全国(全チャネル販売) |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:プラ(PS) 必要湯量:460ml 調理時間:熱湯5分 小袋構成:1袋(液体ソース) |
お客様窓口:0120-923-301
こういう変り種って苦手ww今なんか年を取ったせいかますます嫌いに拍車がww食べず嫌いが暴走ナウ
なお年頃なんですぅ~
このシリーズはまだ食べたことがないんだよね・・ここで取り上げられるたびに買おうって思うんだけど、なんとなく今に至る(゚∇゚ ; ) たぶん私がカップめんに求めているのは汁物枠なんだろねぇ・・・
ペペロンはニンニクが主役!ニンニクマニアのtaka :aさんをもって「けっこうキます」というのはいかがなものが気にはなります。炒めたような調理感も(((uдu*)ゥンゥン
麺にガーリックとオニオン練りこみですと!!
それだけで超絶美味しそうなんやけど^^
そうそう、ペペロンチーノは具材に期待すべからず、やから、全然これでもオッケーや♪
てか、なんかめっちゃ気になる!これ絶対探すわ☆
背景は夕焼けなのね。朝焼け(強引^^;)かと思った~~~
( ゚д゚)ウム 100均で見つけてる奴や。
これは買ったので評価が気になって
(多分美味しいんだろうと思いつつ)予習に来ました
結果安心して頂くことが出来ます(*´ω`)ヤッター
あんこ味の焼きそば…
もう焼きそ婆あの名を捨ててもいいから無理!
とチャレンジも出来てませんが
(さすがに捨てる前提では買えませんね)
体を張って頂きありがとうございます
0って…新たな1ページが開かれましたね