どうも、taka :aです。
2019年3月11日(月)に新発売・リニューアルされるカップ麺をリストにして、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の解説を行ない、今週の注目カップ麺を選定しました。
カップ麺の新商品や最新情報、話題のニュースなどが気になる方は(こっそり公式未発表のタイトルも公開しているので)、お時間よろしければ最後までご覧ください。
今週の新作カップ麺情報
2019年3月11日(月)新発売のカップ麺
▼日清食品
・カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味 ビッグ 205円 全国
・日清ラ王 焦がし激辛豚骨 220円 全国
・日清ウマーメシ シビうま担々 220円 全国
・日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん 180円 全国
・日清のどん兵衛 釜たま風うどん 180円 全国
▼東洋水産
・マルちゃん 吉祥寺 Tombo(トンボ)監修 醤油の旨味ソバ 210円 全国
▼エースコック
・タテロング THE和 わさびを利かせたおろし風そば 205円 全国
・スーパーカップMAX 太麺濃い旨スパイシー焼そば 200円 全国
・一度は食べたい名店の味ミニ ぜんや ホタテだし塩ラーメン 113円 全国
▼サンヨー食品
・サッポロ一番 麺家いろは 富山ブラック 240円 全国
・サッポロ一番 しょうゆ味 どんぶり 180円 近畿以東
・サッポロ一番 みそラーメン 180円 全国
・サッポロ一番 塩らーめん どんぶり 180円 全国
・サッポロ一番 ごま味ラーメン どんぶり 180円 中国・四国・九州
※「サッポロ一番 どんぶり」各種リニューアルで販売地域は変更ありません
▼寿がきや食品
・京都らぁ麺とうひち 濃鶏醤油らぁ麺 238円 全国(沖縄除く)
▼サンポー食品
・焼豚ラーメン ねぎとんこつ味 180円 全国
・焼豚ラーメン にんにくとんこつ味 180円 全国
▼先週発売分のリスト未掲載カップ麺
・マルタイ 縦型博多屋台とんこつラーメン オープン価格
・マルタイ 縦型長崎えびだし塩ラーメン オープン価格
・カルディオリジナル ガーリック香る塩やきそば 180円
※株式会社キャメル珈琲とサンヨー食品株式会社の共同開発商品
▼カップスープ及びカップはるさめ各種
・マルちゃん 食べるスープ なめらか豆腐四川風麻婆味 170円 全国
・マルちゃん ワンタン 担担スープ 108円 全国
・マルちゃん ワンタン シーフードスープ 108円 全国
・カルディオリジナル 黒酢香る 担担春雨スープ 155円
※株式会社キャメル珈琲とエースコック株式会社の共同開発商品
・同時発売品等の重複したURLは省いています
・上記のリンク先は販売者及び取扱店の公式ページです
解説と所感
日清食品
カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣(マーラー)味 ビッグ
人気急上昇の “花椒(かしょう)” を効かせたカラくてシビれるウマさの新作カップヌードル登場! いま、世の中はシビれを求めている‥‥というわけで大盛版「カップヌードル ビッグ」シリーズより、トレンド味覚「麻辣(マーラー)味」を意識した新商品が登場です。サブタイトルは「花椒シビうま激辛麻辣味」ということで、2019年前期は激辛系カップ麺のリリース頻度が近年稀に見る多さですね。
カップ麺業界も2018年から空前の花椒ブームに突入し、2019年現在その真っ只中ということもあって、各社から特に「麻辣」を強くアピールした痺辛系カップ麺が開発・販売されているのですが、「麻辣」とはシビレと絡みの融合で、引き続き2019年も衰退することのない、むしろ加速し続けているテーマと言えるでしょう。かくいう私も大好きなんですけど、担担麺や麻婆豆腐などの四川料理では特に欠かせない刺激です。
ジンジャー、ガーリック、豆板醤を使用した中華風のテイストをベースに花椒のビリビリとした痺れ「麻」、そして唐辛子のヒリヒリする辛さ「辣」を効かせたスープが特徴となっているそうで、さらに具材の豚ミンチにも花椒を練り込んでいるとのこと。豚ミンチについては「カップヌードル 肉食リッチ 贅沢肉盛り担々麺」の肉具材(おいしかったやつ)が応用されていそうな雰囲気ですし、サブタイトルに「激辛」の文字があるので、辛さレベルと刺激のバランス、旨味の兼ね合いに注目しながらレビューします。
日清ラ王 焦がし激辛豚骨
“激辛焦がしマー油” と “山椒練りこみ麺” が織りなす重厚的な辛さ! 2018年9月10日(月)に発売された「焦がしラ王」シリーズ第1弾、「日清ラ王 焦がし醤油」「日清ラ王 焦がし味噌」に続く続編のテーマは「焦がし激辛豚骨」で、その理由は “豚骨も、焦がしたら、うまかった。” とのこと。なんでも焦がせばいいってわけじゃありませんが、焦がし・激辛どちらのワードにも弱い私としては無条件で注目せざるを得ません。
“この美味くも不味くもない普通のラ王は、どうしたらいいのか?” という素朴な疑問の解決策として、 “実は「焦がしたら、うまかった。」” という理由から焦がして真っ黒になって誕生したのが「焦がしラ王」シリーズなんですけど、前述した初版の「焦がし醤油」と「焦がし味噌」はスポット商品(数量・期間限定)で終わるかと思いきや、2019年3月現在も絶賛発売中ということで人気があるようですね。
焦がしラ王の麺に練り込まれているのは花椒ではなく日本の和山椒、また前項のカップヌードルのように「麻辣」や「痺れ」の文字もありませんが、ニュースリリースには “香ばしい辛さ、豚骨の旨み、花椒のシビれが織りなす重層的な味わい” と製品の特徴が表現されていました。これはもしや決め手のオイルは日清食品が製造している「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 北極ブラック」の激辛マー油にインスパイアされているのかも‥?(※だとしたら強烈に辛いです)。
また豚骨がメインテーマとなっているのですが、鶏を合わせたダブルスープに焙煎ごまペーストも使用しているそうなので、豚骨ベースの担担麺を黒マー油でアレンジしたような雰囲気ですね。激辛クラスの辛さレベルに匹敵しているのかどうかも気になるところではあるものの、かなり複雑な仕上がりが予想されます。
日清ウマーメシ シビうま担々
カレーメシに新バディ登場!? ハンパねぇ中毒性の新ブランド「日清ウマーメシ」ついに始動!「日清ウマーメシ」とは、忙しさとストレスにあふれる現代社会において、人々が抱いている “たまには何も考えずに味が濃くてウマいものを食べたい!!” という欲求に応えるべく誕生した新ブランドだそうです。その記念すべき第1弾は、またもや「花椒」にスポットライトを当てた「シビうま担々飯」がテーマ。
「日清カレーメシ」の姉妹ブランドとして開発されたようですが、「担担飯(たんたんめし)」ということで、 “担担味のウマみ” と “花椒のシビれ” を “ごはん” と組み合わせた担担麺のライスバージョンですね。パッケージの左下で腹パンパンになっている黒い米粒型のキャラクターが、カレーメシくんの新バディと思われる「ウマーメシくん」です。姉妹品の新ブランド誕生とのことで、もしかすると「担々カレーメシ」みたいなコラボ商品の開発も同時に進んでいるかもしれません。
セガの対戦型カードアクションゲーム「三国志大戦」と日清食品のコラボ第3弾として、公式全国大会2019 「覇業への道 英傑覚醒」の決勝大会に進出した32名の君主に「ウマーメシくん兵」が副賞として配布された、というキャンペーン情報も転がっていたんですけど(知らなかったw)、それはさておきパッケージを見ると「シビれ」は5段階中「4」、しかしながら「辛さ」は「2」となっているため、辛さ(辣味)控えめ・花椒(麻味)特化型の麻辣味に仕上がっているようですね。
日清のどん兵衛 スパイシー豚カレーうどん
今までとは違うスパイシーな辛口どん兵衛カレーうどん!? 前述したカップヌードルや焦がしラ王のように激辛路線ではないようですし、日清ウマーメシを含む花椒にスポットライトを当てた新商品ではないようですが、こちらも香辛料ピックアップ型という個性については共通しています。ただ、わりと最近に発売された「大阪発祥! 今、話題のスパイスカレートリオ」との差別化が気になるところ‥‥
現時点で分かっていることは、 “炒めたオニオンとトマトをベースに、豚だしとカツオのうまみ、各種スパイスをきかせた辛口のカレー” という公式ニュースリリースに記載されている商品の特徴なのですが、「大阪発祥! 今、話題のスパイスカレートリオ」の一角として発売された商品は「日清のどん兵衛 カツオとチキンのWだしスパイスカレーうどん」という名前でした。
つまり、今回も魚介(かつお)が意識されているようですが、チキンではなくポークベースに変更。タイトルから和風系のワードも省かれているので、より動物系とスパイスに寄っているのかもしれません。2019年3月現在の「どん兵衛 カレーうどん」は東が豚だし、西が牛だしとなっているので、食べ比べも面白そうですね。ただ、具材には本物の豚肉ではなく、例によって例の如く “大豆ポーク”(大豆加工品)を使用している模様。
日清のどん兵衛 釜たま風うどん
湯切りして作る “汁なしどん兵衛” の釜たま風うどんがパワーアップして再登場! というわけで、このカップ麺に見覚えのある方も多いでしょう。日清食品から怒濤に解き放たれる今週の新商品5つ目で、なおかつ「日清のどん兵衛」ブランドからのWリリースとなっているのですが、前述した日清の新作カップ麺の中では唯一 “辛くない” 安全なテーマとなっています。
たまごをからめて食べる定番の人気メニュー、「釜玉うどん」を湯切りタイプのカップ麺で表現した「日清のどん兵衛 釜たま風うどん」が初めて発売されたのは、2018年5月14日の月曜日。このブログでも初版がリリースされた当時は注目度が高く、各有名ニュースサイトなどでも発売前から大きく取り上げられていたのですが、実際かなり美味しくて★6の超高評価を叩き出しました。
再発売の要望も多く寄せられていたようで、2019年3月で2回目の発売となる今回のリニューアルポイントは、お湯を捨てた後にかける “特製だし醤油” と “特製まろやかたまごタレ” を増量し、初版発売品には入っていなかった “花形かまぼこ” を加えることで見た目にも鮮やかに仕上がっているそうです。ニュースリリースを見る限りでは大幅に劣化していることはなさそうですが、なにはともあれ美味しそうですよね(笑)。
東洋水産
マルちゃん 吉祥寺 Tombo(トンボ)監修 醤油の旨味ソバ
「業界最高権威 TRY(トライ)ラーメン大賞 2018-2019」の「新人大賞部門」で優勝! みごと総合1位に輝いた東京・吉祥寺に本店を構える新進気鋭のラーメン店、「Tombo (トンボ)」とのタイアップ商品が製品化されました。最近ちょっと似たような企画が同社の「本気盛」と「でかまる」でも行われていましたが(第10回 最強の次世代ラーメン決定戦)、それとは別の企画になります。
「本気盛」「でかまる」のイベントは「Yahoo!特別企画」の一環、こちらはヤフー(Yahoo! JAPAN)が介入していない業界最高権威「TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー “Tokyo Ramen of the Year” )」という雑誌の単独企画で、その「2018-2019」にて “今最も輝いている人気行列店” の1位として評価されたのが東京都武蔵野市吉祥寺・井の頭公園の「Tombo」。
2017年9月にオープンしたばかりのお店ですが、オープン当初から連日行列を作っていたそうで、東京都を代表する人気ラーメン店と紹介されていました。「マルちゃん 吉祥寺 Tombo(トンボ)監修 醤油の旨味ソバ」は、同店の人気メニュー「醤油の旨味ソバ」をカップ麺にアレンジして再現したもの。一見するとオーソドックスな醤油ラーメンなので、お店を知らない人にも個性が伝わりそうなポイントが感じられるかどうかに注目しながら食べてみます。
エースコック
タテロング THE和 わさびを利かせたおろし風そば
通な大人たちに向けたこだわりの和風カップめんシリーズ「THE 和」第3弾は、信州・安曇野産の本わさびを使用したキリッと爽やかな一杯、わさびを利かせたおろし風そば! なんですけれども、シリーズ第1弾として発売された「タテロング THE 和 わさびを利かせたおろし風そば」とまったく同じタイトルなので、その再販売と見ていいでしょう。しかし、この第1弾が素晴らしかった‥‥
第1弾のレビューはブログを移転する前に運営していたブログに残っているので、こちらの過去記事検索では出てきませんが、第1弾は秀逸な蕎麦(麺)を筆頭に強烈なワサビの刺激もさることながら、大根おろし風パウダーのリアルな舌触りが相俟って実にレベルが高く、総評では★7を付けていたエースコックきっての秀逸な和風カップ麺だったんです。かなり気管支へのダメージも鋭かったんですけどw 単なる刺激物じゃなかった名作。
さらに2018年10月29日(月)に発売されたシリーズ第2弾「タテロング THE和 柚子七味香る 鴨だし南蛮そば」も麺を筆頭に秀逸な一杯で、そちらも★6の超高評価を叩き出しているのですが(このブログ内にあります)、同じタイトルの第1弾では “信州・安曇野産の本わさびを使用” というアピールはありませんでした。強烈な刺激が穏やかになり、そのぶん風味豊かになっているのか‥私は前回、盛大に咳き込んだ(むせかえった)んですけど楽しみです(今度は気を付けよう‥)。
スーパーカップMAX 太麺濃い旨スパイシー焼そば
スーパーカップの焼そば史上MAXの太麺にMAXのソース量+100種類の美味しい素材入り!? 昨年にリニューアルした「スーパーカップMAX(マックス)」より、シリーズ初のカップ焼そばが開発されました。スーパーカップ焼そば史上MAX太麺×スーパーカップ焼そば史上MAX量ソースは問題なく理解できるんですけど、 “100種類の美味しい素材” とは‥‥
通年商品の定番フレーバー「しょうゆ」「とんこつ」「みそ」がスーパーカップ1.5倍から麺量MAXの100gに刷新されて数ヶ月が経ち、すっかり商品棚の入れ替えも済んだので違和感もなくなってきましたが、大盛130gが基本の汁なしカップ焼そばでは麺100gだとMAXのインパクト “100の衝撃!” が成立しないため、 “100種類のおいしい素材入りのMAXふりかけ” で打ち出している模様。
美味しい素材100種類‥2019年現在、世界中で使われているハーブやスパイス類は350~500種類もあるといわれているので、そう考えると100種類くらいどうってことありませんが、いったい何が入っているのか気になりますよね。とりあえず私の味覚だけでは100種類判断することは不可能に近いので、すんなりエースコックが教えてくれるかどうか分かりませんが、開発陣に取材を試みます。
一度は食べたい名店の味ミニ ぜんや ホタテだし塩ラーメン
埼玉・新座の人気店「ぜんや」の味わいを再現したミニサイズのカップ麺がリニューアル! って、このカップ麺が通年商品だったとは知りませんでした。ミニサイズの「一度は食べたい名店の味ミニ ぜんや ホタテだし塩ラーメン」が初めて発売されたのは、ちょうど1年前くらいになる2018年3月19日(月)‥すっかり姿を見なくなったんですけど、エースコックのニュースリリースには「リニューアル」と書いてあります。
たとえば今週の新商品として第1弾と同じタイトルの第3弾「タテロング THE和 わさびを利かせたおろし風そば」も再販売のようなものですが、そちらは「新商品」(つまり前回発売から今回までの間に通年化されることはなかった期間限定商品)として紹介されているのに対し、こちらはリニューアルということで、例外でなければリニューアル=「通年商品」を意味しています。
「ぜんや」のカップラーメンはミニサイズではないタテ型ビッグの「一度は食べたい名店の味」、またノンフライ麺・どんぶり型カップを採用した「一度は食べたい名店の味PREMIUM(プレミアム)」からも再現されているのですが、今回のリニューアルでは前回のミニでは意識されていなかった、実店舗でも使われている「店主こだわりのカメリアラード(オランダ産の高級ラード)使用」というのがポイントになりそうですね。ちなみにミニじゃないカップ麺には、カメリアラードが採用されたこともありました。
サンヨー食品
サッポロ一番 麺家いろは 富山ブラック
週報を執筆している2019年3月10日現在、まだサンヨー食品(サッポロ一番)のコーポレートサイトには製品情報が掲載されていませんが、富山県のご当地ラーメン「富山ブラックラーメン」の名店「麺屋いろは」の人気看板メニュー、「富山ブラック黒醤油らーめん」がカップラーメンで再現されます。まだ手元にはないんですけど、標準小売価格240円のノンフライ麺を使用した本格モデル。
「麺屋いろは」とは、2009年〜2018年の間に日本最大級とされるラーメンの祭典「東京ラーメンショー」に10年連続最多出場した記録を持ち、そのうち2009年〜2014年に売上数第1位V5達成記録を打ち出すなど、富山ブラックラーメンを提供しているラーメン店のなかでも全国的に有名なお店です。また、富山ブラックの対をなす「富山白エビ塩らーめん」も有名ですね。
より詳しいお店の情報はカップ麺をレビューする際に掘り下げて紹介しますが、実は以前にも「ローソン」と「ラーメンデータバンク」のコラボ商品第2弾として、「麺屋いろは」監修「富山ブラック 麺屋いろは」というカップ麺が2016年3月22日(火)に発売されていました(製造は渡辺製麺)。税込298円だったので高いなぁ‥と思ったりもしたのですが、とても優しい富山ブラックだったので、その個性を意識しながら麺屋いろは×サッポロ一番バージョンをレビューしたいと思います。
あ、それから最初のリストに「サッポロ一番 どんぶり」4品(しょうゆ味、みそラーメン、しおラーメン、ごま味)も掲載していますが、これは既存の定番どんぶり型カップめん4品のリニューアル発売で、今週から “レタス1/2個分相当の食物繊維” を消費者にアピールする方針に刷新するようです。ちなみに「サッポロ一番どんぶり」の「みそラーメン」と「塩らーめん」は全国発売されているのですが、「しょうゆ味」は近畿以東、「ごま味」は中国・四国・九州地区限定商品なので、リニューアル後の販路が分かり次第追記しますね(※2019年3月11日:追記しました)。
寿がきや食品
京都らぁ麺とうひち 濃鶏醤油らぁ麺
京都・北大路の人気店「らぁ麺とうひち」の看板メニュー「鶏醤油らぁ麺」をカップラーメンで再現!「らぁ麺とうひち」のカップ麺といえば、2018年3月19日(月)に寿がきや食品が商品化していた「京都らぁ麺とうひち監修 鶏白湯らぁ麺」というノンフライ麺・どんぶり型の本格モデルがリリースされていたんですけど、これがもう超おいしくて‥‥
ローストブラン全粒粉を使用した平打ちノンフライ太麺に鶏骨を容赦無く炊き出したような骨っぽさを感じるスープ、しかしながら生臭さなどネガティブな印象は与えない丁寧な鶏白湯スープもさることながら、その濃厚な鶏白湯スープに生える「ピンクペッパー(ポワブルロゼ)」の個性も印象に残るポイントで、当ブログとしては超高評価を意味する★7を叩き出していました。
今回は「鶏白湯らぁ麺」ではなく「鶏醤油らぁ麺」ということでテーマが白湯(パイタン)から清湯(チンタン)にガラッと変わっているのですが、しゃかりきグループ出身の店主が作る「鶏醤油らぁ麺」は鶏ベースの無化調醤油スープに平打ち麺を合わせた逸品で、生醤油のキレと芳醇な鶏の出汁の旨味・甘味が特徴とされています。極上の鶏醤油とされる上品かつ力強い味わいの淡麗系醤油スープ、そしてパッケージにも書いてある全粒粉入り麺にも注目ですね。
サンポー食品
焼豚ラーメン ねぎとんこつ味 / にんにくとんこつ味
“ねぎねぎねぎ” 焼豚ラーメンに “とんこつとんこつ” 焼豚ラーメン!? ねぎの旨味と香りが決め手の「ねぎとんこつ味」の焼豚ラーメンと “食欲そそるにんにくの香り” が魅力的な「にんにくとんこつ味」の新作焼豚ラーメンが発売されるとのことで、アイラブサンポー食品の私としては期待しまくっている新商品です。「にんにくとんこつ味」については、是が非でも食べたい。
「焼豚ラーメン ねぎとんこつ味」は、九州で長年愛され続けているサンポー食品の「焼豚ラーメン」をベースに豚骨ラーメンの定番トッピング・ねぎをたっぷりと入れた新作で、ねぎチップを配合したスープに後入れネギを実装し、おなじみのハート型焼豚を使用しているそうです。麺が熱湯2分なので、焼豚ラーメンの麺ではないようですね(麺は「高菜ラーメン」仕様かも)。
「焼豚ラーメン にんにくとんこつ味」は、「焼豚ラーメン」をベースにニンニクを配合したクリーミーな白濁豚骨スープ、さらに後入れニンニクを使用した、ニンニクの風味と旨味を楽しめる焼豚ラーメンに仕上がっているそうです。サンポー食品のニンニクといえば、かつての名作「男性専用 にんにくラーメン」を思い出したファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。2013年9月に期間限定で復刻版が発売されましたが、今回その再来なのではないかと鼻息荒めの現在です。
今週の展望
今週は明星食品から新商品のアナウンスがなく、また大手コンビニからも今のところ目立った動きは見られませんが、日清食品怒濤の新商品5連発が凄まじいですね。すでに日清食品の新作は全商品入手済みですが、特に注目したいのは「カップヌードル 花椒シビうま激辛麻辣味」「日清ウマーメシ シビうま担々」「日清ラ王 焦がし激辛豚骨」の激辛・激痺系3兄弟。
そして個人的に注目しているサンポー食品の「焼豚ラーメン ねぎとんこつ味」と「焼豚ラーメン にんにくとんこつ味」なんですけど、おそらく今回も九州地帯を中心に展開されるはずなので、もし九州の特派員が週の前半に発見できなければメーカーから箱買いしてレビューします。人気の高い名店監修部門は「吉祥寺 Tombo監修 醤油の旨味ソバ」「サッポロ一番 麺家いろは 富山ブラック」「京都らぁ麺とうひち 濃鶏醤油らぁ麺」どれも注目ですが、それぞれタイプは違えど醤油ラーメンがテーマですね。
そして忘れちゃいけない「スーパーカップMAX 太麺濃い旨スパイシー焼そば」でアピールされていた “100種類の美味しい素材” と過去に高評価を叩き出した「THE和 わさびを利かせたおろし風そば」の復活など、先週は思うように新商品が入手できなったので(あと珍しい限定品も入手したので)、今週の新商品に織り交ぜながらブログを更新していく予定です。
関連ニュース
「価格改定のお知らせ」と題して相次ぐインスタント食品メーカーからの値上げ発表ですが、「まるか食品(ペヤング)」「サンポー食品」「大黒色品工業」「イトメン」「マルタイ」、またカップ麺ではありませんが根強いファンの多い “うまかっちゃん” を販売している「ハウス食品」など、地域に根ざしているメーカーからも2019年6月1日(土)出荷分から即席麺商品を値上げすると発表がありました。
現時点では徳島製粉や麺のスナオシ、寿がきや食品から目立ったアナウンスはありませんが(ちなみに寿がきや食品の「チルド商品」は2019年4月1日から値上がりします)、ほぼカップ麺業界の主要メーカーからの発表が終わったので、今週〜来週あたりに「まとめ」記事を作成します。
発売が予定されているカップ麺のマル秘リスト公開
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中には検索しても出てこない公式非公開の未発表タイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの軽い気持ちで話のネタにしていただけると幸いです。公式発表前のリスト追加分で特にコレだ! というカップ麺はありませんでしたが、3月25日発売予定の激辛QTTA(EXTRA HOTラーメン)けっこう気になりますね。
・カップヌードル 大坂なおみグランドスラムV2記念パッケージ
・おだしがおいしいカップヌードル 肉だしうどん
・おだしがおいしいカップヌードル鶏南蛮そば
・明星 一平ちゃん夜店の焼そば 豚旨塩だれ味
・明星 らーめん颯人監修 焦がし味噌
・日清焼そばU.F.O.大盛 ホイコーロー味焼そば
・日清麺NIPPON 京都こってり鶏白湯
・日清麺NIPPON 博多とんこつラーメン
・日清焼すぱ 下町にんにくバター味
・エースコック タテ型 だしの旨みで減塩 鶏かき玉うどん
・エースコック タテ型 だしの旨みで減塩 鶏南蛮そば
・「ハノイのおもてなし」シリーズ
・(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 鴨だし香るワンタン塩ラーメン
・サッポロ一番 塩らーめん BESTレシピ じゃがいもチーズ
・サッポロ リケン ふえるわかめ ホタテだし塩ラーメン
・サッポロ リケン ふえるわかめ あごだしうどん
・寿がきや カップしお台湾ラーメン
・ニュータッチ 凄麺 奈良天理スタミナラーメン
・ペヤング ホルモン入りやきそば 甘辛味噌味
2019年03月25日
・明星 ぶぶか 油そば
・MARUCHAN QTTA EXTRA HOTラーメン
・MARUCHAN QTTA TONKOTSU ラーメン
・エースコック タテロング リンガーハットの長崎ちゃんぽん
・寿がきや カップ岐阜タンメン
・ニュータッチ らーめんてつや背脂正油らーめん
2019年04月01日
・カップヌードル 味噌
・明星 中華三昧タテ型 ビッグ 赤坂榮林 酸辣湯麺
・サッポロ一番 カップスター しょうゆ味復刻版
・ペヤング かきあげ味やきそば(一般販売開始)
2019年04月08日
・明星 らぁ麺 やまぐち監修 芳醇醤油鶏そば
・サッポロ一番 ShinShin博多純情炊き出し豚骨らーめん
2019年04月15日
・明星 チャルメラ 油そばカップ
・サッポロ一番 ギロチン監修 激辛焼そば
・サッポロ一番 金沢カレー風ラーメン
・サッポロ一番 北九州門司港焼きカレー風ラーメン
2019年04月22日
・明星 一平ちゃん夜店の焼そば大盛 炙りいか風醤油味