「日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば」最強の掛け算!!マヨマシマシ350%こってり系

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年5月20日(月)新発売のカップ麺、日清食品「日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば」の実食レビューです。

最強の掛け算 “マヨ×ラー油=やみつきラー油マヨ” のマヨ量マシ×2でコッテリ幸せ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば

「日清焼そばU.F.O.(にっしんやきそばユーフォー)」とは、1976年(昭和51年)5月から販売されている日清食品の汁なしカップ麺ブランドで、発売当初から年間7,000万食を売り上げる大ヒットを記録。現在もカップ焼そばカテゴリーでNo.1の売上を誇るロングセラー商品ですが、今回のテーマはカップ焼そばではなく「油そば」——

もう「日清油そばU.F.O.」でいいんじゃないかと思ったりもするんですけどw(ちなみにカップ油そば売上No.1は明星食品の定番コラボ商品「ぶぶか 油そば」)「日清焼そば-・」が固定のブランド名ですから仕方ありません。これまでにも同ブランドから期間限定の油そば系カップ麺が何度か発売されているのですが、「ラー油マヨ」がテーマの新商品は初めてですね。



「醤油ダレとラー油マヨでこってり幸せ!」とパッケージにも書いてあるように、油そば専門店でも定番かつ人気の高いトッピング「マヨ」に着目。同じくラー油も油そばのアレンジアイテムとして定番の調味料ですが、それらを掛け合わせることで油そば好きの方には堪らない一品に仕上がっているとのこと。

さらにジロリアン(ラーメン二郎をこよなく愛する方々)やマヨラー層も意識しての計画か、「マヨ量マシ×2」とマヨマシマシをアピール。「マシ」というのはラーメン二郎の系列店(一部店舗を除く)及び二郎インスパイア店と呼ばれる店でトッピングを増量する「増し」が語源で、マヨマシはマヨネーズ多め、マヨマシマシはマヨネーズもっと多め(標準量の約2倍〜)を意味しています。

今回の「辛口ラー油マヨ油そば」はマヨ量350パーセントということで、マヨネーズの量が3.5倍になっている模様。その下に小さく「※当社比」と書いてあるのですが、同ブランドの定番商品「日清焼そばU.F.O. 明太子マヨ焼そば」の明太子マヨと比較した重量対比350%とニュースリリースに記載されていました。

以前、同ブランドから「日清焼そばU.F.O. 明太子マヨ焼そば」のマヨネーズ量を3倍量に増やした「日清焼そばU.F.O.ビッグ極太 油そばマシ×2キムチマヨ」という変わり種のカップ油そばがリリースされていたのですが(2017年7月24日発売)、そのマシマシキムチマヨのさらに上をいくマヨネーズの量というわけですね。



また商品名に「辛口」とあるように、パッケージの右上には「辛さレベル」の目安が5段階で表示されているのですが、今回の辛さレベルは真ん中の「3」。日清食品の辛さレベル3は基本的に “辛くない” ので、あまり辛口には期待しないほうがいいかもしれません。などと思いながら容器を引っくり返して開封しようとしたところ——

「※小さなお子様や、辛みが苦手な方は注意してお召し上がりください」という辛いカップ麺で定番の注意事項が記載されていました。けれども日清食品の場合、辛さレベルが “激辛” クラスに達する危険性がある時は「-・十分ご注意ください」と警告文の表現が変わるので、やっぱり辛くないのかも(笑)。というわけで、ちゃんと辛口なのか辛口以下なのかもチェックします。

開封

別添の小袋は「油そばのタレ」と「ラー油マヨ」の合計2袋で、ずっしり重たいラー油マヨ。試しに小袋ごとデジタルスケールにのせてみたところ、ラー油マヨのグラム数は15.21gだったので、大さじ1杯以下と思ったらハードル下がりますね。いや、多いですけど。ちなみにマヨの小袋にも “辛みが強いので注意してお召し上がりください” と辛さの注意喚起がありました。



麺は油で揚げたフライ麺で、定番の中太ストレート麺ではなく「中太ちぢれ麺」が採用されているのですが、麺量はマヨ量マシマシとの差し引きか120gと中途半端な値。通常、レギュラーサイズの汁なしカップ麺は麺90gが基本(定番商品は100g)、大盛り汁なし系は麺130gが基本なので、容器のサイズ的にも大盛なんですけど、謙遜してかルールがあるのか商品名やパッケージには大盛の記載がありません。

ちなみに今回のカップ麺を販売しているのは日清食品ですが、賞味期限の右下に記載されている製造所固有記号が「R」なので、製造者は日清食品グループの中核企業「明星食品」の「東日本明星株式会社 埼玉工場」(旧・嵐山工場 / 埼玉県比企郡嵐山町大字川島2360番地)です。ちょっと意外かもしれませんが、期間限定の大盛U.F.O.は基本的に明星食品が製造しているんですよ。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば
製造者:日清食品株式会社
製造所:東日本明星株式会社 埼玉工場(R)
内容量:158g(めん120g)
商品コード:4902105250389(JANコード)
規格サイズ:縦175mm×横175mm×高さ65mm

発売日:2019年05月20日(月)
実食日:2019年05月30日(木)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:216円(税込)
希望小売価格:205円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:角型ビッグ・大盛カップ焼そばタイプ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:710ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(油そばのタレ・ラー油マヨ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、香辛料、大豆食物繊維)、たれ(半固体状ドレッシング、植物油脂、しょうゆ、醸造酢、糖類、食塩、香辛料、香味油、メンマパウダー)、かやく(キャベツ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、カラメル色素、増粘剤(加工でん粉)、香辛料抽出物、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、乳化剤、ビタミンB2、炭酸Mg、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・りんごを含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・乳成分・大豆・ごま・りんご(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

具材は最初から容器の中に入っているのですが、ちょっと寂しいキャベツのみ。で、かなり少ない(笑)。あとは熱湯を注いで5分間、待っている間に油そばのタレをフタの上で温めるようにと小袋に記載してあるのですが、ラー油マヨは温めると中身が分離してしまうので、うっかり温めないように気を付けてください。



さて、完成です。マヨの凶暴性が凄いw けっこうラー油マヨの小袋は切り口が細めになる設計だったので、思いのほかマヨビームしやすかったんですけど、最初は横‥‥次に縦‥‥(ここで半分ちょっとラー油マヨが無くなる)そんでもって斜め‥‥(疲れてくるw)といった感じで量が多いこと。無理に最初から全部いれる必要はないのですが、とりあえずマヨが足りなくなることはないでしょう。

醤油ダレはメンマの香りが特徴的で、なかなかベースは硬派な印象ですよ。それでは、ラー油マヨの辛さレベルに注目しつつ、「めん」「タレ・ラー油マヨ」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(158g)当たり

熱  量:765kcal(カロリー)
たん白質:11.1g
脂  質:41.8g
炭水化物:86.0g
食塩相当量:6.7g
ビタミンB1:0.54mg
ビタミンB2:0.64mg
カルシウム:192mg

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

コシのある中太ちぢれ麺。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば』」)

もちもち食感で食べ応えあり!
5.0

「日清焼そばU.F.O.大盛 炙りチャーシュー」(2018年7月9日発売)や「日清焼そばU.F.O.大盛 追いトッピング油そば」(2019年1月14日発売)、またレギュラーサイズ版「日清焼そばU.F.O. 油そば」(2019年2月18日発売)の流れを汲む中太ちぢれ麺で、反発性の強い弾力が食べ応えアップに嬉しいポイント。

いつもの中太ストレート麺や期間限定の極太麺とは違うので、ちょっとUFOらしくない麺かもしれませんし、油そばの麺としては細めの部類なんですけど、中までギュッと詰まっているような密度の高い食感が満腹中枢を刺激します。麺量は120gと大盛カップ焼そばタイプの平均より少なめと書きましたが、ぜんぜん気になりません。



どちらかというと明星食品っぽい油揚げ麺なんですけど、製造所は明星食品グループの「東日本明星」ですし、今回のタレに対してサイズも適切。けっこう油揚げ麺臭が強く、ラー油マヨを入れる前は特有の風味が気になったりもしたのですが、ラー油マヨ投入後はマヨの主張が強すぎて気になりませんでした。

タレ・ラー油マヨ

メンマの風味と酢をきかせた醤油ダレ。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば』」)

さすがマヨマシマシ350%(笑)
5.5

通常、カップ油そば系統のタレはカエシ(醤油だれ等)とアブラが完全に分離している場合が多く、しかもカエシに対して油脂の量が圧倒的に多いのが定番のパターンなんですけど、今回のタレは同ジャンルの他製品と比較して油分が少なめで、しかも豚脂(ラード)などの動物油脂が主体ではありません。

それなりに唇がコテッとするくらいのコッテリ感ではあるものの、大量のラー油マヨに配慮してか、油の量は大人しいです。けれども濃口醤油の硬派な旨味に絶妙な醸造酢の酸味、糖類のジャンクな甘さ——そしてメンマパウダーのアクセントが思いのほか強く、かなりシンプルな原材料で構成されているのですが、そこはかとなく「カップヌードル」のスープにルーツを感じる味わいで、とても気に入りました。

コクとピリッとした辛さが特長の “辛口ラー油マヨ”。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば』」)

というわけでタレのみだと油そば的に大人しい優等生タイプなんですけど、さすがマヨ量マシ×2(350%)のラー油マヨは伊達じゃない。正直、辛さレベルはピリ辛ちょい上といったところなので、ぜんぜん辛口ではありません。ただ、じわじわ後から辛くなってくる遅効性の辛さだったので、極端に辛い食べ物が苦手な方は注意が必要です。

マヨ自体の酸味は穏やかで、ちゃんとラー油の芳ばしさもあり、タレだけでは頼りなかった “こってり” をマヨのコクがブースト。生粋のマヨラーには物足りない量かもしれませんが、一般的な目線で見るとインパクトのある量なのは間違いなく、それでいてタレとのマッチングも計算された相性で、油そばらしくジャンクでも大味ではなかったのが好印象でした。

もしラー油マヨが余ったら、たこ焼きとか餃子に使うといいかもしれません。あ、いか焼きとか。おつまみ系の食べ物やマヨネーズと基本相性のいい食べ物であれば、けっこう幅広く使えそうなアイテムです(笑)。

具材

大切りキャベツ。

(出典:日清食品グループ公式ウェブサイト「ニュース > プレスリリース >『日清焼そばU.F.O. 辛口ラー油マヨ油そば』」)

具材はダメダメですw
1.5

奇跡的に1枚だけ、これまでカップ麺では見たこともないような大切りキャベツが入っていたのですが、それ以外は大切りとは言えず、全体的に量も多くありません。カップ麺なので茹でキャベツ系の食感は仕方ないですけど、巨大なキャベツを含めて厚みがなく、食感もクタッとした頼りない歯触りでした。

ある意味かやくがショボいからラー油マヨのインパクトが際立っていた——という考え方もできますが、お世辞にも満足度の高い内容とは言えないため、別に具材が無くてもマヨさえあればワシワシ食べられるよ! くらいのスタンスじゃないと後半ちょっと厳しいかもしれません。

というわけで、もやしを電子レンジで加熱。ついでに卵黄・すりごま・胡麻油ちょい足しでアレンジしたら、間違いなく美味しいと思います。あと、もやしを酢もやしとかにしてもよさそうですし、キムチとかも合いそうですね。月並な発送ですがw

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

具材はイマイチと言わざるを得なかったので、そこが評価の分かれ目になりますが、もちもち食感で食べ応えのある麺にシンプルかつメンマパウダーが特徴的なタレ、そして今回の主役であるピリッと辛いラー油マヨマシマシにはインパクトを感じたので、マヨマシがデフォ、こってりジャンキーな食べ物が好きな方にオススメの一杯です。

逆に硬派な油そばが好きな方や油そば自体が苦手な方にはオススメできませんが、醤油のコクと絶妙な酸味、ほんのり上がってくる甘さとメンマの風味が味わい深いタレだったので、最初はラー油マヨを入れずにタレだけ味わってみてください。

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