サンヨー食品「サッポロ一番 中華そば 高安 豚骨らーめん」京都一乗寺

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サンヨー食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年8月27日(月)新発売のカップ麺、サンヨー食品「サッポロ一番 京都一乗寺 中華そば 高安 豚骨らーめん」の実食レビューです。

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ニチリウグループ限定のカップ麺

突然ですが、「ニチリウグループ」をご存知でしょうか。ニチリウは「日本流通産業株式会社」の略称で、「くらしモア」というプライベートブランドを展開しており、食品から衣料品などの日用雑貨をスーパーマーケットに向けて供給している日本の企業です。

全国各地の地域に根差した有力チェーンストア16社と生活協同組合3協が加盟しているのですが‥(2018年9月現在)

・イズミ(ゆめタウン)
・エコス(ECO’S)
・オークワ
・クリエイトエス・ディー
・コープこうべ
・コープさっぽろ
・さえきセルバホールディングス
・サツドラホールディングス
・さとう(フレッシュバザール)
・サニーマート
・サンエー
・仁科百貨店
・ニチエー
・富士シティオ
・平和堂
・ヤマザワ
・ユーコープ
・ライフコーポレーション
・両備ホールディングス

いかがでしょう?

いわゆる地域密着型のローカルスーパーになるのですが、加盟店は北海道から沖縄まであるので、上記のリストに挙げたスーパーマーケットやドラッグストア、また「くらしモア」というブランドに馴染みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「中華そば 高安」は、関西最強クラスとも言われている京都のラーメン激戦区 “一乗寺” に本店を構える行列必至のラーメン屋さんで、豚骨と鶏ガラをベースに22時間かけて作られた、まったり系のミルキーな白濁スープが特徴とされています。店の一番人気は「スジラーメン」なんですけど、今回はオーソドックスな「中華そば」が再現されました。

2017年には「NoodleStyle 是空(ZE・KU)」という店舗も始動したようで、そちらでは高安とは違う独創的なメニューが展開されているそうです。

私の行動圏内に乱立しているのは「さとう」グループに属している「フレッシュバザール(ミニフレッシュ)」というスーパーなんですけど、製品情報と購入価格の欄に記載している「取得店舗:スーパー(ローカル)」←これフレッシュバザールが多いです(笑)

店頭価格が税別198円だったので、これがメーカーの希望小売価格なのでしょう。実は調べてみたら2005年10月にも関西のローソン限定で十勝新津製麺(とかち麺工房)が製造する店主監修のカップ麺が発売されていたようですが、私は食べた記憶がありません。しかし、当時の価格で定価298円だったようなので、かなりのハイエンド製品ですよね。

サンヨー食品のブランド「サッポロ一番」のロゴがデザインされているのですが、公式ホームページに製品情報は掲載されていません。なので、電話にて問い合わせてみたところ、ニチリウグループ限定のカップ麺であることを教えていただきました。

当ブログとしては珍しく、以前に一度だけ本店に行ったことがあるんですけど、私が食べたのは「スジラーメン」で、しかも軽く十年以上前のことですから、てんで再現度に関しては自分の経験を反映することができません。とりあえず軽く口コミで印象を掴み、基本はカップ麺としての総合力を評価します。

開封

小袋の構成は先入れ「かやく」、後入れ「特製スープ」と「液体スープ」の3袋なんですけど、ちょっと熱湯で戻す前のノンフライ麺をアップでご覧ください‥

驚きの透明感!

この写真で伝わるかなぁ‥サンヨー食品はノンフライ麺のレベルが高いメーカーなんですけど、久々に透明感あふれるタイプに遭遇しました。

せっかく行ったことがあるラーメン屋さんの再現カップ麺だったのに、味の記憶はないし実際に食べたのは再現もとのメニューと違うし超ローカル販売だしw だけど、もしかしたら「名店の味」シリーズから全国展開されるかもしれませんし、高安のカップ麺が2018年にも発売された、という情報を知っていただけるだけでもブロガー冥利に尽きますので、気を取り直して実際に食べてみた感想をもとにレビューします。

製品情報と購入価格

製品名:サッポロ一番 京都一乗寺 中華そば 高安 豚骨らーめん
販売者:サンヨー食品
製造所:太平食品工業
内容量:93g(めん60g)
発売日:2018年8月27日(月)
JANコード:4901734035329
店頭表示価格:198円(税抜)

発売地域:ニチリウグループ限定
購入価格:213円(税込)
取得店舗:スーパー(フレッシュバザール)

麺の種類:ノンフライ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:430ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(特製スープ / 液体スープ / かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
めん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵、大豆食物繊維)、スープ(チキンエキス、ポークエキス、糖類、豚脂、食塩、植物油脂、鶏脂、しょうゆ、ゼラチン、油脂加工品、酵母エキス、香辛料)、かやく(チャーシュー、ねぎ、メンマ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、レシチン、かんすい、増粘剤(キサンタン)、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】
小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

実食開始

1食(93g)当たり

カロリー:370kcal
たん白質:10.9g
脂  質:13.0g
炭水化物:52.3g
食塩相当量:6.6g
(めん・かやく:1.3g)
(スープ:5.3g)

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:370kcal(めん・かやく:251kcal)(スープ:119kcal)

めん

しっとりとした透明感のある麺

あまりに麺が綺麗だったので、思わずスープを入れる前に撮影してしまったのですが、とても繊細で上品なノンフライ麺ですね。形状は厚みのない平打ちストレート麺で、幅は3mm弱。それでいてコシが強く、しなやかさも兼ね備えています。やや加水率は高めで、しっとりと優しい口当たりの女性的なノンフライ麺ですね。

あまりにも滑らかで喉越しがよかったので、平打ちでもスープの掴みがベストとは言えませんが、ほんのりと漂う小麦の香りが思慮深く、単純に麺のレベルは高いです。しかし、お店の麺は丸刃でカットされた加水率低めの中細ストレート麺だったと思うので、再現性に関しては怪しいかもしれません。麺量は60gだったんですけど、麺が美味しかっただけにアッという間に無くなっちゃいました。

スープ

ライト豚骨×癖のない鶏白湯

タイトルは「豚骨らーめん」ですが、体感的には鶏が先行し、でも鶏白湯にしては豚骨のコクが蛇足、豚骨スープにしては中途半端‥なんですけど、比率は鶏6:豚4くらいだったので、こだわらなければバランスは整っています。豚骨も鶏も臭みは抑えられていて、スープの粘性も低くサラサラとしているのですが、乳製品を使わずに打ち出した乳化感は店の個性なのかなと思いました。

しかしながら “あの” 一乗寺で行列のできる有名なラーメン屋さんのスープにしては大人しく、やや軸のなさが気になったりもしたのですが、お店のクチコミを読んでいると体感的には鶏が優勢、という意見も多かったので、ポイントは突いているのかもしれません。あ、ちょっと塩気は強めです。

かやく

チャーシュー・メンマ・ねぎ

かなりシンプルな構成ですが、チャーシューは昔の寿がきや食品に匹敵する職人レベルの薄切りで、食感も風味もイマイチ。反面、メンマは多めに入っていて厚みがあり、自然なコリコリとした歯触りと発酵感が好印象。で、ねぎ多いですw これでもか!ってくらい入ってます。その絶大な存在感は少し個性の薄かったスープの中で効果的でした。それに、一般的にも京都のラーメン=ネギのイメージは強いですもんね。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)

とにかくノンフライ麺は秀逸なんですけど、それ以外あんまり記憶に残らないかもしれません。一応、スープにおける豚と鶏の比率に口コミと同じような雰囲気を感じたりもしたのですが、たしかにクリーミーといえばクリーミーではあったんですけど、そんなにコクは深くないというか‥けっしてイマイチではないけれど、上出来は即決できなかったです。

加えて具材も汎用的なものだったので、結果的には可も無く不可も無しでした。やっぱり人気の「スジラーメン」をカップ麺でも食べてみたいので、ぜひ次回は定価を上げてでもレトルト調理品を採用し、がっつり本格的な一杯を作っていただきたです。実際のラーメンを食べたことがない人でもイッパツで個性を掴めるようなインパクトがあったり、無条件で唸ってしまうような味だったら、たとえ300円クラスでも安いもんですからね。いろいろ制約があることは承知していますが、いつかの日を楽しみにしています。

  1. この麺だけでご飯3杯はいけるわぁ(いかないけどw)本当に綺麗な麺だ(((uдu*)ゥンゥン 豚骨よりも鶏白湯が好きだから、これ食べてみようかなぁ・・胡椒を大量トッピングしようかなぁ・・この麺は食べなければっ!!

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