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ノブロックTVのカップ麺「スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV キーマカレー味ラーメン」が個性的すぎた!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2025年11月3日(月)新発売、エースコックのカップ麺「スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV キーマカレー味ラーメン」(298円+税)の実食レビューです。

『NOBROCK TV』のサブチャンネル『BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団』で生まれた “佐久間特製カツカレーラーメン„ をカップラーメンに!? 佐久間Pの “いかれファン„ こと「なるめん」店主が考案した伝説の味わいを本気再現!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV

NOBROCK TV(のぶろっくてぃーぶい)とは、2021年(令和3年)7月10日にスタートしたYouTubeチャンネルで、仕掛け人はテレビ東京に入社後、わずか3年という異例の早さでプロデューサーに抜擢され『ゴッドタン 〜The God Tongue 神の舌〜』『あちこちオードリー』『考えすぎちゃん』など、数々の人気バラエティ番組を手掛けてきた佐久間宣行(さくま のぶゆき)氏その人。

テレビ的な完成度の高さとYouTubeならではの自由さを兼ね備えた佐久間Pならではの企画構成で人気を博し、2025年11月現在のチャンネル登録者数は295万人を突破。さらに『NOBROCK TV』を地上波に見立て、2024年(令和6年)6月10日に始動したサブチャンネル『BSノブロック~新橋ヘロヘロ団~』のチャンネル登録者数も40万人達成を目前に控えるなど、破竹の活躍を続けているのですが‥‥

このページでレビューする「スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV キーマカレー味ラーメン」は、佐久間Pが率いる『NOBROCK TV』史上初の即席カップめん企画で、1988年(昭和63年)7月25日の発売以来、大型カップめんのパイオニアとして現在も重要なポジションに位置しているエースコックのブランド「スーパーカップ1.5倍」の新作として商品化。

【超飯テロ】佐久間Pのいかれファンラーメン店主が独自に開発した「佐久間特製 カツカレーラーメン」を食べたら、信じられないくらいうまかった

カップラーメンの元ネタは『NOBROCK TV』のサブチャンネル『BSノブロック~新橋ヘロヘロ団~』の動画内(2024年10月14日配信)において、佐久間Pの “いかれファン„ として紹介された、東京都大田区の人気ラーメン店「なるめん」(旧・ナルトもメンマもないけれど)の店主・道理大樹(どうり だいき)氏が勝手に考案した「佐久間特製 カツカレーラーメン」で、その味わいをベースに開発がスタート。

【緊急発表】ヤバいカップラーメンが爆誕しました

「佐久間特製 カツカレーラーメン」の詳細やカップラーメンの開発秘話は『BSノブロック~新橋ヘロヘロ団~』の動画(上記)に収まっているため活字での解説は割愛しますが、モデルになった「カツカレーラーメン」は佐久間Pが愛してやまない「とんかつ」と「カレー」を融合させたワンパクすぎるラーメン。

片やエースコックの「スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV キーマカレー味ラーメン」は、そのタイトルから伝わってくる印象だったり、該当のニュースリリースに記載されている “チキン、ポーク、いりこなどをベースに、トマトのコクや胡椒のアクセントを加えたカレースープです。別添の調味油によって辛みやトマトの風味が更に加わり、食欲をそそる一杯に仕上げました„ との商品特徴だったり、だいぶかけ離れているのではないかと。

しかし、先ほど差し込んだ動画内において、佐久間Pが “実際のカツカレーラーメンを食べている人は魚介ベースのキーマカレーってわかる„ と発言しているように、モデルとなった「カツカレーラーメン」から逸脱しているわけではありません。残念ながらカツを模した具材は入っていないようですが、完成品を試食した「新橋ヘロヘロ団」の皆様は絶賛。

「スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV」パッケージ

エースコックの社内でも “めちゃくちゃ評価高い„ とのお墨付きで、同社は世界で初めてカレー味のカップラーメンを発売したメーカーでもあることから、群雄割拠の即席カップめん業界でもカレーの扱いに長けている企業。かくして期待値は鰻登りの実食前、心していただきます。

開封

3種の小袋を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」と「粉末スープ」に、後入れの「調味油」を組み合わせた定番のテンプレなんですけど、ひとつ触れておかなければいけないのがメーカー希望小売価格。2025年11月現在「スーパーカップ1.5倍」に設定されている定番商品のメーカー希望小売価格は「鶏コク醤油」「濃厚味噌」「博多とんこつ」「野菜タンメン」「豚キムチ」各240円(税別)

麺は縮れの少ないストレート状

コンビニ限定の「ブタキム」は271円(税別)となっているのですが、ノブロックTVのカップ麺は「超大盛りスーパーカップ 濃厚豚醤油ラーメン」及び「同 横浜家系醤油ラーメン」と同じ298円(税別)に設定されているため、事実上の標準を大幅に上回る値。原因はロイヤリティの上乗せ分か、それともコストの天井を上げたのか、いずれにせよハイエンド製品に迫る価格設定であることは間違いありません。

ちなみにSNSでは「どこにも売ってない」「どこで売ってる?」「3時間探し回ってやっと見つけた」などの投稿がチラホラと目立っていたのですが、大手コンビニ各社の中ではセブンイレブンとファミリーマートでの取り扱いを確認済み。またスーパーマーケットやドラッグストア、ディスカウントストアなども販売店の対象に含まれるため、コンビニ以外でも手に入るNB(ナショナルブランド)商品です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:スーパーカップ1.5倍×NOBROCK TV キーマカレー味ラーメン
製造者:エースコック株式会社
製造所:+W 関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816−175)
内容量:108g(めん90g)
商品コード:4901071408626(JAN)
発売日:2025年11月3日(月)
実食日:2025年11月5日(水)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:298円(税別)
購入価格:321.84円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛りバケツ型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:500ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(粉末スープ・調味油・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(砂糖、食塩、カレー粉、植物油脂、ポークエキス、魚介パウダー、豚脂、ポーク調味料、香辛料、チキン調味料、粉末しょうゆ、酵母エキス、トマトパウダー、香味油、たん白加水分解物、コンブエキス、香味調味料)、かやく(鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ、玉ねぎ、唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、増粘剤(キサンタンガム)、カラメル色素、かんすい、香料、酸味料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

出たよ‥‥

別添の小袋は「かやく」と「粉末スープ」も先入れで、さっそく香辛料のアプローチが食欲をビシバシと刺激してくるのですが、この歪な形をした “程良く味付けした肉そぼろ„ は確実にハズレ。これとは別に、まともな肉そぼろも持っているエースコックですが、今回は質よりも量を優先しています。

見た目は普通だけど‥‥

あとは内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で「調味油」を温めながら待つこと3分。時間になったら「調味油」を加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり。ちなみに粉末スープの小袋に “スープをよく溶かしてください„ との記載があったので、調理の際はスープの溶け残りに留意してください。

さて、引き続きカレーの香りはエースコックらしいベクトルを歩んでいるけれど、調味油を入れた途端にトマトの香りが押し寄せてくる、なかなか個性的なファーストインプレッション。引き続きノブロックTVコラボならではのオリジナリティはもちろん、コストパフォーマンスや念のため辛味の強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(108g)あたり
カロリー:466kcal
たん白質:11.2g
脂  質:16.3g
炭水化物:68.5g
食塩相当量:6.4g
(めん・かやく:2.0g)
   (スープ:4.4g)
ビタミンB1:0.42mg
ビタミンB2:0.58mg
カルシウム:383mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:466kcal(めん・かやく:396kcal)(スープ:70kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

けっこうハイクオリティだった

5.0

とろみ成分の影響か食べ始めは部分的な戻りムラが目立っていたけれど、それが気になるのも最初の2、3口だけ。比較的に加水率は低めの設定かつ細めのサイズでありながら、コリッとした噛み応えが心地好く、耐久性についてもバッチリ。とろみによって保温性が高まっているスープの中に浸された状態でも、きちんと最後まで適度な弾力が楽しめます。

縮れは弱くともスープの絡みに問題はない

それは大盛りサイズ(めん90g)の商品において重要な強みでもあり、またエースコックといえばの揚げ油に由来するニオイが悪目立ちすることもなく、むしろ後述する独特のスープに油揚げ麺ならではの芳ばしさが絶妙にフィット。

近年稀に見るほどの高品質でもなければ、新開発と思しき要素にハッとするようなこともなかったけれど、エースコックが保有している油揚げ麺の中でもハイレベル。メーカー希望小売価格を思うと斬新な個性が欲しかった気持ちもありますが、これ以上に太くても細くても釣り合わない、結果的にベストな取り合わせだと感じました。

スープ

これまでに経験したことのないテイスト

5.0

まずは「粉末スープ」だけの状態で味を確認してみたところ、いかにもエースコックらしい香辛料の配合に、魚粉を程よく溶け込ませた魚介系のカレー味だったので、定期的に登場する「ココイチ」(カレーハウスCoCo壱番屋)とのコラボ商品で触れたことがあるような、ぶっちゃけ新鮮味の欠片も感じない味わいだったんですけど、別添の「調味油」が実に面白くて。

それを入れた途端に動物系の芳ばしさがグワッと押し寄せてくるのですが、あわせてフレッシュなトマトの香りが個性を加速。それらは香りだけに留まらず、味覚に対しても動物系のコクやホールトマトを思わせる酸味がハッキリと。粉末スープだけの状態では在り来りだったのに、少量の「調味油」から放たれる効果たるや。

動物系のコクとトマトの風味がポイント

かなり濃いめの味わいですが、残ったスープに追い飯かましたくなるストロングさは「スーパーカップ1.5倍」のイメージにピッタリで、前述の麺がしっかりとしていたことも功を奏し、全体のバランスにも問題を感じることはありません。

エースコックのカップラーメンは数えきれないほど食べてきましたけど、これまでに経験したことのない味わいでした。ちなみに辛さレベルはピリ辛の枠を出なかったので、辛い食べ物が極端に苦手じゃなければ大丈夫。

かやく

うん、まぁ‥‥うん

3.0

今回の “程良く味付けした肉そぼろ„ は、スポンジよろしくスッカスカ食感のポンコツ肉そぼろなので、個人的には何の価値も見出せない具材なのですが、ここまで入っていたらなんかもう清々しいw それにスープとの相性が良かったのか、これはこれで悪くないかも‥‥などと不覚にも。

もちろん値段を思うとポンコツ肉そぼろは不釣り合いな存在ではあるけれど、シャキシャキの玉ねぎは効果的。ネギや赤唐辛子も細かく刻まれていたので、キーマ(Keema=細かい物)の定義は体現されていました。

総評

4.0

メーカー希望小売価格を踏まえると驚きを覚えたのは「調味油」の効果だけだったので、コストパフォーマンス的にはイマイチかもしれません。しかし、スープの完成度は想像以上。めちゃくちゃ奇を衒った味ではないけれど、これまでに経験したことがない配合で、つい次の一口に手を出してしまうような後引く味わいから、ごはん片手にカップラーメンいっちゃう勢にとっても朗報の一杯。

コンビニで購入した場合の税込価格は1食あたり321円なので、コスパ重視の方にはオススメできない商品になりますが、この個性的なカレー味は一見の価値あり。話題性に感けた浅いカップラーメンではないので、とりあえず一度は食べてみても損はないでしょう。【author・taka :a(大石敬之)】

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