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凄麺の革命「うどんの逸品 豆腐チゲうどん」が引くほど本格的だった

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ヤマダイ

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年9月9日(月)新発売、ヤマダイのカップ麺「ニュータッチ 凄麺 うどんの逸品 豆腐チゲうどん」(255円+税)の実食レビューです。

国産小麦を100%使用した “業界最高峰のノンフライうどん„ 搭載「うどんの逸品」3代目は本場のコチュジャン入りチゲうどん!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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凄麺 うどんの逸品 豆腐チゲうどん

凄麺(すごめん)とは、ニュータッチのヤマダイが展開しているノンフライ即席カップめんブランドで、同カテゴリーの全国売上No.1(※)に君臨する絶対王者。2001年(平成13年)10月29日発売の「これが煮玉子らーめん」を皮切りに、現在は「ご当地シリーズ」や「逸品シリーズ」「期間限定」など、多種多様なフレーバーを展開しています。

※インテージSRI+(全国小売店パネル調査)カップ麺ノンフライ市場 2023年4月〜2024年3月累計販売金額ベース(全国)

ゆでたての旨さ、再現!

10年以上の歳月を費やし完成させた、特許製法の独自技術「凄麺ノンフライ製法」を武器に、今年で発売23周年を迎える「凄麺」なのですが、ブランド初のノンフライうどん「肉汁うどんの逸品」がリリースされたのは2年前、2022年9月12日と比較的に最近の話。その後、2023年9月4日に「旨だしうどんの逸品」を発売しているのですが‥‥

このページでレビューする「ニュータッチ 凄麺 うどんの逸品 豆腐チゲうどん」は、3代目に該当する「うどんの逸品」で、第1弾は “鰹だしと豚肉の風味が効いた濃いめで甘口の上品な味わいの関東風„ の味わいを、第2弾は “昆布、鰹をはじめ5種のだしを合わせた関西風„ の味わいをコンセプトにしていましたが、まさかの第3弾は “本場韓国のコチュジャンを使用した辛旨なつゆ„ にシフトチェンジ。

そもそも韓国風の凄麺が激レア‥‥っていうか初!?

近年の韓国ブームに便乗したのか、単純に味の方向性をガラッと変えたかったのか、そこまでの開発経緯は公表されていませんが、逸品シリーズは “麺・スープ・具材 全てを極める„ ことをコンセプトに掲げており、ノンフライうどんのクオリティについては業界最高峰といっても過言ではなく、それに関しては2年前、このブログで「★8」を叩き出した正に逸品。

もしかすると当時から配合を変えている可能性もありますが、うどんについての懸念は皆無に等しく、具材は “ふんわりとした大きめカットの豆腐入り„ ということで、そちらも期待できそうなポイント。あとはチゲ(鍋)らしい深みのある味わいかどうか、そういった部分にも注目しながらレビューします。

開封

「液体スープ」と「かやく」2袋を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」2パックに、後入れ「液体スープ」の組み合わせで、豆腐のみ個包装にされている気合の入れ様。豆腐を使った「凄麺」といえば、2020年10月に「さいたま豆腐ラーメン」は終売になりましたけど、現在は「中華の逸品 酸辣湯麺」や「茨城けんちんそば」にも使われています。ただ、いずれにせよ「凄麺」ではレアな具材。

微妙に変わった‥‥?

麺は油で揚げずに乾燥させたノンフライうどんで、湯戻し時間は長めの5分。このブログでは昨年の「旨だしうどんの逸品」をレビューしていないため、それとの比較はできないのですが、調理前の見た目は2年前と同じ——いや、微妙に厚みが増しているような、そうでもないような‥‥。

ちなみにメーカー希望小売価格は255円(税別)ということで、凄麺ブランドにおける標準値に設定されているのですが、完全にバグってるんですよ。というのも日清食品の「ラ王」は285円(税別)、東洋水産の「マルちゃん正麺(せいめん)カップ」は278円(税別)、それらに匹敵する立ち位置のブランドなのに、ほんと頭おかsいつもありがとうございます!

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ニュータッチ 凄麺 うどんの逸品 豆腐チゲうどん
製造者:ヤマダイ株式会社
製造所:本社工場(茨城県結城郡八千代町平塚4828)
内容量:107g(めん65g)
商品コード:4903088017501(JAN)
発売日:2024年09月09日(月)
実食日:2024年09月24日(火)
発売地域:全国
取得店舗:ウエルシア薬局
小売価格:255円(税別)
購入価格:246.24円(税込)
麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく2袋)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物性たん白、大豆食物繊維)、スープ(コチュジャン、糖類、食塩、しょうゆ、みそ、動物油脂、ニンニクペースト、植物油脂、貝エキス、魚醤(魚介類)、ポークエキス、白菜エキス、香辛料、でん粉)、かやく(豆腐、ねぎ、ニラ、唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、乳化剤、パプリカ色素、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、トレハロース、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・ごま・大豆・豚肉・魚醤(魚介類)を含む)※本品製造工場では、そばを含む製品を製造しています。

実食開始

かやくは2袋とも先入れ

別添の「液体スープ」は後入れですが、2袋の「かやく」は先入で、片方には豆腐のみ、もう片方にはニラ、ネギ、赤唐辛子を充填。いずれもフリーズドライ加工(凍結乾燥)なので、エアドライ(熱風乾燥)よりも自然な戻り具合に期待できるのと、メイン具材の豆腐はサイズが大きく、量も気持ち程度ではありません。

めっちゃチゲっぽい

「液体スープ」は後入れなので、かやく2袋を空けてから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で「液体スープ」を温めながら待つこと5分。時間になったら “めんをよくほぐし„ と調理方法に記載されているのですが、さすが天下の凄麺ブランド。ノンフライうどんの表面に施されたオブラート状の大豆食物繊維が功を奏し、ノンストレスでスルッとほぐれます。そして、甘辛つゆの香りも本格的。

口径が広い大判どんぶり型の容器を採用していますが、それでも見劣りしない具材のボリューム感にも配慮が行き届いたファーストインプレッション。ちなみに公式ウェブサイトに記載されていた辛さレベルは唐辛子3本(MAX)だったので、念のため辛味の強さにも注目しつつ「めん」「つゆ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(107g)あたり
カロリー:333kcal
たん白質:8.9g
脂  質:3.1g
炭水化物:67.4g
食塩相当量:6.4g
(めん・かやく:1.5g)
   (スープ:4.9g)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

あいかわらず圧巻の高品質

7.0

2年前に感動したノンフライうどんは手元に存在しないため、ブログに書き残した感想と記憶を頼りにしての比較になりますが、乾麺を茹で上げたようなベクトルに極めて近い質感は踏襲しつつ、従来品よりもコシを強めに感じる仕上がり。やはり若干ながら厚みが増しているように思えたので、そこに違いを感じたけれど、劇的な変化は生じておらず、つまりは凄まじいクオリティの高さ。

小麦の甘さにも注目

単体としての存在感が凄まじいので、鍋の〆に煮込んだような雰囲気こそ楽しめないけれど、その強靭なコシと即席カップ麺らしからぬ臨場感は圧巻。また国内産小麦100%使用の恩恵か、実に芳醇な小麦感も特筆すべき水準に達しており、後述する辛旨つゆと対比を描く小麦の甘さがクセになる、いやはや韓国風でも遠慮なくやってくれましたね。

先にノンストレスでほぐれると触れたように、食べ始めは強靭なコシでインパクトを与えつつ、部分的な戻りムラを感じさせないのもスゴいところ。逆に “伸びなさ過ぎる„ のでw そこに生うどんとの決定的な違いが生じているのですが、そんじょそこらのフライうどんでは太刀打ちできません。もちろん油揚げ麺にも特有の魅力が備わっていますけど、本格さにおいては間違いなくコイツが最強です。

つゆ

ガチやん

6.0

パッケージでは “本場のコチュジャン入り辛旨つゆ„ をアピールしていますが、コチュジャンよりも印象的だったのが二枚貝の旨みと魚醤のアクセント。舌の脇をキュッと締め付けてくるコハク酸の刺激が印象に残るくらい、しっかりと貝エキスの滋味を効かせながら、魚醤で奥行きを持たせたフレームワーク。さらに白菜エキスで鍋っぽさを演出するなど、しっかりチゲ。そして、コチュジャンの使い方も凄い。

醤油や味噌で脇を固めているけれど、原材料名の筆頭に「コチュジャン」の記載がある液体スープは珍しく‥‥というか、普通は逆(日本の味噌をメインに、コチュジャンで後押しするパターン)なんですよ。そこにも強いこだわりを感じたし、ガーリックペーストのキレも心地よく、動物油脂でコクについても申し分ない、かなり本格的な味わいでした。ちなみに辛さは中辛〜それ以上だったので、地味に辛いです。

かやく

上等です

5.0

チゲの豆腐といえば「スンドゥブ(純豆腐)」のイメージが強いので、それを模したカップ麺は商品名に「スンドゥブチゲ」の文字を入れる傾向があるのに、ヤマダイは馬鹿正直に「豆腐チゲ」って‥‥そういうとこやぞ(大好き)。おかげで「スンドゥブちゃうやんけ」というツッコミは掠りもしませんし、加工された豆腐に懸念される酸味が気になることもなく、むしろ大豆の甘さをハッキリと感じるクオリティ。

乱暴に混ぜると散り散りになりますが、そこさえ気を付けると箸で持ち上げられるくらいの強度を備え、なおかつ滑らかな舌触り。斜め切りにされた大きめのネギからは特有の甘さが感じられ、ニラは全体のパンチを強めてくれている、シンプルながらも効果的なラインナップでした。さらにアサリや白菜キムチが入っていると最高だったんですけど、そんなこと言ったらバチが当たりますね。

総評

6.0

業界最高峰のノンフライうどんも然る事乍ら、コチュジャンと貝の旨みを効かせた辛旨つゆもガチすぎる味わいで、具材の豆腐も印象に残るクオリティを実現。ぶっちゃけ「うどんの逸品」だから間違いないだろうと高を括っていた部分もありますけど、いやはや軽々と想像を超えてきやがったヤマダイ。開発部の底力どうなってんだよ本当にw

「フタの裏ばなし」No.チ-3

しかもメーカー希望小売価格は255円(税別)とか、本気で赤字を心配してしまうレベル。ノンフライうどんの完成度が異次元なので、それだけでも★5確定みたいなシリーズなのに、甘んじた素振りを見せることはなく、しっかりと作り込まれた逸品でした。

コンビニよりもスーパーマーケットやドラッグストアでの取り扱いがメインになるため、最寄りの販売店が気になる方はヤマダイに問い合わせてください(教えてくれます)【author・taka :a(大石敬之)】

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