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19代目は “冬のHOTトッピング付„ 冬の風物詩「凄麺 冬の塩らーめん」で冬バテ対策!!

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ヤマダイ

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年11月4日(月)新発売、ヤマダイのカップ麺「ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん」(255円+税)の実食レビューです。

10通り以上のアイディアから発売を勝ち取った一杯!? 19年目の冬季限定は旨辛い “冬のHOT(ホット)トッピング„ で冬バテ対策!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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凄麺 冬の塩らーめん 19代目

凄麺(すごめん)とは “ゆでたての旨さ、再現„ をコンセプトに、ニュータッチのヤマダイが展開しているブランドで、2001年(平成13年)10月29日発売の「これが煮玉子らーめん」を皮切りに発足。妥協を許さない作り込みで多くのファンを獲得し、現在は「ご当地シリーズ」や「逸品シリーズ」のほか「期間限定」にも力を入れ、数々の名作を生み出しています。

19年目の冬はHOTトッピング付き

このページでレビューする「凄麺 冬の塩らーめん」は、2003年(平成15年)12月に発売された「冬の塩らぁめん」以降、ほぼ毎年恒例となっている冬季限定商品で、2024年の冬は19作目に該当する一杯。昨年は “ホットひと手間、湯切り機能„ を搭載し、お湯を注いでから4分後に湯切りして熱湯を入れ直すアイディアを採用していましたが、今年は “冬のHOTトッピング付„ にリニューアル。

昨年のアプローチが斬新だった分、ちょっとインパクト不足というか、ふつうだなーって。そのように感じていたのですが、開発担当者曰く “歴代商品たちを振り返りながら、冬から連想される新たな案を考え、10通り以上のアイデアをトライアンドエラー! そんな強者たち相手に発売を勝ち取った„ のが「冬のHOTトッピング」ということで、かなりのエリート。

「冬のHOTトッピング」の訴求

内容はフライドガーリックと唐辛子なので、けっきょく珍しい組み合わせではないんですけど、昨年の「辛ダレ」からは大きな変化。他にも違いが生じているのかどうか、昨年からの進化や共通点に注目しながらレビューします。

開封

3種の小袋を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」に、後入れ「液体スープ」と「冬のHOTトッピング」の合計3パックで、冬のHOTトッピングは専用のデザイン。ただ、液体スープは昨年と同じ小袋かつ “20„ の識別番号も一致。かやくの小袋も変わっていないため、もしや辛ダレをスパイスに変更しただけ‥‥?

安心と信頼のノンフライ麺

麺は “ゆでたての旨さ、再現„ を標榜しているノンフライ麺で、ごりっごりのビジュアルが「凄麺」らしい佇まい。昨年はホットひと手間(湯切り)調理だと熱湯4分、通常調理だと熱湯5分に設定されていましたが、今年のフタに湯切り口は搭載されていないため、湯戻し時間は5分です。不評だったのかな? お湯の注ぎ直し。

ちなみにメーカー希望小売価格は255円(税別)ということで、ご当地シリーズや逸品シリーズを含む凄麺ブランド共通の値段。大手メーカーのノンフライめん商品を例に挙げると、日清ラ王は285円(税別)、マルちゃん正麺カップは278円(税別)を基準にしているため、かなりの企業努力を感じるポイント。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:ニュータッチ 凄麺 冬の塩らーめん
製造者:ヤマダイ株式会社
製造所:本社工場(茨城県結城郡八千代町平塚4828)
内容量:117g(めん65g)
商品コード:4903088017600(JAN)
発売日:2024年11月04日(月)
実食日:2024年11月16日(土)
発売地域:全国
取得店舗:ミニスーパー
小売価格:255円(税別)
購入価格:246円(税込)
麺の種類:ノンフライ麺
スタイル:大判どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:430ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく・冬のHOTトッピング)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】めん(小麦粉(国内製造)、食塩、大豆食物繊維)、スープ(動物油脂、たん白加水分解物、食塩、糖類、ポークエキス、チキンエキス、でん粉、ローストガーリックペースト、ローストベジタブルペースト、白菜エキス、香辛料)、かやく(白菜、フライドガーリック、唐辛子、ニラ、ゼラチン、でん粉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

ここだけ切り抜くと昨年から区別が付かないw

別添の小袋は「かやく」のみ先入れで、ブロック状に固められたFD(フリーズドライ)の白菜とニラは昨年と完全に同じ代物。以前は輪切り唐辛子も入っていたのですが、凄麺ご当地シリーズの「奈良天理スタミナラーメン」と同様に、輪切り唐辛子なしが現在の標準仕様。

けっこうスパイスが多かったw

かやくを空けたら内側の線まで(やけどに注意しつつ、FDブロックを狙いながら)熱湯を注ぎ、フタの上で「液体スープ」を温めながら待つこと5分。時間になったら「液体スープ」を加えて混ぜ合わせ、仕上げに「冬のHOTトッピング」を入れたら出来上がり。

——なんですけど、冬のHOTトッピングについては “お好みにより„ となっているため、それを入れる前の味わいにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(117g)あたり
カロリー:367kcal
たん白質:8.9g
脂  質:10.2g
炭水化物:60.0g
食塩相当量:7.0g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:5.3g)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

小麦の風味めっちゃ強い

5.5

かなりゴリゴリした見た目を体現するかの如く、食べ始めは太めのノンフライ麺にありがちなゴリゴリとした歯応えと若干のゴムっぽさを伴う質感で、やや旧世代チック。しかし、それが気になるのも最初だけ。2、3分でカドが取れるため、ちょっと待てばナチュラルに。

とはいえ強靭すぎるほど強靭なので、時間が経っても伸びないところはノンフライ麺であることを決定付けるポイントになるけれど、昨年の “ホットひと手間、湯切り機能„ で調理したノンフライ麺は伸びやすいと感じたのに対し、こちらの伸びにくさは(ある意味)不自然でも最後までコシの強さが楽しめるところはメリット。

またスープとの兼ね合いか、鼻に抜ける香りや口いっぱいに広がる甘みなど、異様なまでに小麦の風味を強めに感じたので、そこも印象に残ったポイント。凄麺には絶対的な信頼を置いている筆者ですが、こんなに美味しかったっけ!? などと、あらためて魅力を再認識。いやほんとに、めちゃくちゃスープと相性よかったです。

スープ

昨年と同じ‥‥?

6.0

パッケージではスープの味について “ガーリックの効いた白湯„ と表現されているように、ローストガーリックペーストのパンチが強く、それと合わせてローストベジタブルペーストも使っているため、やや鼈甲(べっこう)色のコクも印象的。

白湯(ぱいたん)については、いわゆる鶏白湯や白濁とんこつスープとも違う、比較的にアッサリとした系統でありながら、特有のクセを抑えつつも丁寧な炊き出し感を打ち出し、表面に浮かぶ背脂のコッテリ感と芳ばしさも特筆すべき要素。そして麺の小麦感を引き立ててくれる、ちょっと強めの塩気が‥‥あ、これが絶妙なのか。

ちなみに原材料名の構成は前回発売品(18代目)と完全に一致し、なおかつ小袋の識別番号も変わっていないことから、まったく調整していない可能性もありますけど、昨年以上に深みを感じる味わいだったので、熱湯2度がけ調理ほどアッツアツではなかったことが理由かもしれません。

かやく

白菜あいかわらず凄いしスパイスも効果的

5.5

FD白菜は業界最高峰といっても過言ではないほど肉厚で、特有の甘味や風味も強く、背脂入りの白湯しおスープにマッチ。ニラは少量のため目立ちませんが、とにもかくにも白菜の存在が圧巻。さらに「冬のHOTトッピング」も効果的な内容で、思っていた以上に量が多く、ザクザクとしたフライドガーリックの食感とホロ苦いテイストがアクセントに効果的。

また辛味の強い品種ではないけれど、唐辛子の効果で身体もポカポカ。実食前に “ふつうだなー„ なんて書きましたけど、けっこうインパクトのあるアイテムです。ただ、スープ単体の繊細さだったり、みずみずしい白菜の風味を確かめるため、まずは「冬のHOTトッピング」を入れずに食べてみてください。

総評

5.5

実態としては「めん」「液体スープ」「かやく」は昨年(18代目)からの使い回しで、仕上げの辛ダレを「冬のHOTトッピング」に変えました、かもしれません。しかし、調理方法の違いでノンフライ麺の耐久力が高くなっていたこと、さらに温度の関係かスープの深みも増しているような、まったく調整なしとは思えないような仕上がり。

フタの裏ばなし(No.冬-5)

かやくのデカギリ白菜は完全に使い回しだと思いますけど、これを超える白菜具材は他にないほどのクオリティですし、多めの「冬のHOTトッピング」もインパクトを感じたポイント。これで255円(税別)ですから、コストパフォーマンスの高さも評価できる良品です。個人的には、すこし麺を休ませるのと、HOTトッピングの途中入れをオススメします。【author・taka :a(大石敬之)】

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